大阪府藤井寺市の財政状況(最新・2024年度)
大阪府藤井寺市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
藤井寺市
末端給水事業
市立藤井寺市民病院
藤井寺市立藤井寺駅南駐車場
公共下水道
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
令和6年度は、高齢者保健福祉費等の増額により基準財政需要額は増額となっているが、市民税等の減収により基準財政収入額が減額したため、前年度から0.01ポイント下落して0.59となっている。依然として類似団体内平均値を下回っており、本市歳入においては依存財源が約6割を占める状況であることからも、今後依存財源の動向に左右されないような財政構造の確立に努める。
経常収支比率の分析欄
経常一般財源充当経費は、物件費、維持補修費、補助費等、公債費が減少したことにより対前年度比で36百万円減額したのに対し、経常一般財源は、地方特例交付金や地方交付税の増額により対前年度比で490百万円増加したため、経常収支比率が96.8%となり、前年度から3.4ポイント改善した。しかし、依然として類似団体内平均値より高いため、今後も自主財源の確保及び経常的な経費の全体的な圧縮を進めていく必要がある。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
令和5年度から9,124円増加し133,235円となったが、類似団体内平均値を下回っている。これは、学校給食、消防、ごみ処理業務をそれぞれ一部事務組合で実施しているためである。しかし、維持補修費については、施設の老朽化が進行しており、今後増加することが予想されるため、人件費、物件費も含めた歳出経費の精査に努めていく必要がある。
ラスパイレス指数の分析欄
本市独自の措置として平成26年度から等級に応じた給料の削減を実施しており、類似団体内の平均値より低く、令和4年度までほぼ横ばいの数値で推移している。令和5年度は経験年数階層の変動等により前年度と比較し減少したが、令和6年度は市民病院の廃院に伴う職員の職種変更等により、増加へ転じた。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
令和5年度と比較して職員数が増加している要因は、市民病院廃院に伴い病院職員を普通会計に受け入れたことによるものである。従来より類似団体と比較して職員数が多くなっていることも踏まえると、今後より一層職員数の適正化を図っていく必要がある。
実質公債費比率の分析欄
令和5年度から0.8ポイント下落し2.4%となり、類似団体内平均値と比較しても低い数値となっている。減少の要因としては、過去に借入した市債の一部の償還が終了したことや、普通交付税額が増加したことなどが挙げられる。投資的事業については、今後も公共施設等の改修事業が予想されており、各年度の事業費の平準化を図るとともに、後年度負担を考慮して慎重に検討していく必要がある。
将来負担比率の分析欄
令和5年度から23.1ポイント改善し19.9%となったものの、依然として類似団体内平均値を大きく上回っている。改善した要因としては、一般会計等の地方債現在高が減少し、充当可能基金が増加したことがなど挙げられる。しかし、今後も公共施設等の改修事業に係る地方債借入が予想されるため、指標の動向に注視し、将来的な事業の実施に当たっては、慎重に内容の精査等を行う必要がある。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
令和5年度から1.5ポイント上昇して27.2%となり、類似団体内平均値を上回っている。主に、職員数や退職手当が増加したことや、会計年度任用職員への勤勉手当の支給が開始されたことが要因である。また、小規模な市でありながら、公立保育所が5か所、公立こども園が1か所、公立幼稚園が3か所あることも要因の一つとして挙げられる。人件費は経常収支比率に占める割合が大きい部分であり、事務の効率化や民間委託の検討など、引き続き人件費の抑制を図っていく。
物件費の分析欄
令和5年度から0.9ポイント下落して12.4%となった。類似団体内平均値を依然として下回っており、行財政改革の取り組み等により経費の抑制基調に努めてきたことが要因である。今後も引き続き委託料の見直し等を行い、経費の抑制に努めていく。
扶助費の分析欄
令和5年度から0.1ポイント下落して15.6%となったが、依然として類似団体内平均値と比較すると高い数値にある。障害福祉サービス費や障害児通所給付費等が増加傾向にある。扶助費は、義務的経費のため抑制は困難であるが、単独扶助費の見直しなど引き続き検討していく必要がある。
その他の分析欄
令和5年度から0.6ポイント下落して14.4%となったが、依然として類似団体内平均値を上回っている。繰出金における、介護保険や後期高齢者医療への繰出の増加が要因となっている。他会計への基準外繰出のあり方や、受益と負担の公平性などについて、引き続き検討していく必要がある。
補助費等の分析欄
令和5年度から1.8ポイント下落して18.0%となったが、類似団体内平均値を依然として上回っている。これは学校給食、ごみ処理業務を一部事務組合で処理していることに伴う負担金や公共下水道事業への繰出金に係る経費が要因である。引き続き、公営企業への基準外繰出や一部事務組合への負担金の精査を行い、経費の抑制に努める。
公債費の分析欄
令和5年度から1.5ポイント下落して9.2%となった。下落の要因としては、過去に借入した市債の一部の償還が終了したことが挙げられる。類似団体内平均値を下回っているが、今後も公共施設等の改修事業が予想されており、指標の動向に注視したうえ、慎重に内容の精査等を行い、新発債発行の抑制に努めていく。
公債費以外の分析欄
令和5年度から1.9ポイント下落して87.6%となった。類似団体内順位が低く、物件費以外で類似団体を大きく上回っていることが大きく影響している。今後とも、行財政改革に粘り強く取り組み、経常的経費の全体的な圧縮を進め、安定的な運営が可能な財政構造の構築に取り組んでいく必要がある。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
総務費については、住民一人当たり60,162円となっており、前年度と比較して47.4%の増となった。これは、職員数や退職手当が増加したことや、会計年度任用職員への勤勉手当の支給が開始されたことにより職員人件費が増加したことが要因である。民生費については、住民一人当たり231,505円となっており、前年度と比較して4.1%の増となった。これは、国施策である定額減税補足給付金事業を実施したことや、障害福祉サービス費や障害児通所給付費についても増加傾向にあることが要因である。公債費については、住民一人当たり24,258円であり、過去に借入した市債の一部の償還が終了したことにより前年度より減少した。類似団体内平均値を下回っているが、今後の公債費の動向に注視していく必要がある。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり433,988円となっており、主な構成項目は扶助費(147,134円)、人件費(83,982円)、補助費等(54,514円)となっている。扶助費については、国施策である定額減税補足給付金事業を実施したことや、児童手当給付費において制度改正により、支給対象年齢が拡充等されたことから増加している。障害福祉サービス費や障害児通所給付費についても増加傾向にあるため、類似団体内平均値を上回っており、今後もこの傾向は続くと見込まれる。人件費については、職員数や退職手当が増加したことや、会計年度任用職員への勤勉手当の支給が開始されたことにより増加し、依然として類似団体内平均値を上回っている。公立保育所が5か所、公立こども園が1か所、公立幼稚園が3か所あることもコスト増の要因と考えられるが、事務の効率化や民間委託の検討など今後も引き続き人件費の抑制に努めていく。補助費等については類似団体内平均値を下回ったが、その内訳は、整備途上である公共下水道事業会計への繰出しが大きく占めているため、今後も引き続き、一部事務組合への負担金も含めて経費の抑制に努めていく。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
一般会計において、令和5年度決算では、令和元年度以来4年ぶりに財政調整基金を取り崩しての決算となったが、令和6年度決算では基金を取り崩すことなく実質収支黒字の確保ができた。しかし、依然として地方交付税などの依存財源に頼る脆弱な財政構造は続いており、安定的な財政運営に向けて引き続き行財政改革の推進が必要である。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
一般会計においては、令和5年度は財政調整基金を取り崩しての黒字となったため、標準財政規模比は0.10%であったが、令和6年度は基金を取り崩すことなく黒字を確保できたため、標準財政規模比は1.41ポイント増加し1.51%となった。公共下水道事業会計や特別会計においても黒字は維持しているものの、厳しい経営状態であることは変わらず、今後も連結実質収支の黒字を維持していくため、引き続き健全な財政運営に努めていかなければならない。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
一般会計の元利償還金については令和4年度まで増加傾向にあったが、臨時財政対策債に係る元利償還金が減になったことに伴い、令和5年度より減少に転じ、令和6年度も引き続き減少している。また、公営企業について、元利償還金に対する繰入金は減少傾向にあり、令和6年度は374百万円と大幅な減少となった。今後も引き続き、事業の精査や過度な後年度負担が生じないように考慮する必要がある。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
一般会計等の市債残高については、令和5年度から259百万円減少し、15,920百万円となった。近年は減少傾向にあるが、今後も公共施設等の改修事業等において、起債発行が予想され、事業の実施に当たっては、慎重に内容の精査等を行う必要がある。また、本市においては公営企業債等繰入見込額が多くを占めているが、その大部分は下水道事業債となっており、減少傾向にある。今後も指標の推移に注視しつつ、安定した財政運営に努めていく必要がある。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)・令和6年度決算は、地方交付税や各種交付金が想定を上回る増加となったことや、旧市民病院の廃院による府支出金や諸収入の受入があったことから、財政調整基金に積み立てを行ったため基金残高が増加した。・公共施設の老朽化による改修が今後も想定され、財源となる基金を確保するため、公共施設整備基金に19百万円積み立てたことなどによって、その他特定目的基金が84百万円増となった。(今後の方針)・歳出の抑制と財源の確保により、基金を取り崩さない財政運営をめざす。
財政調整基金
(増減理由)・歳計剰余金及び一般財源を563百万円積み立てたことにより増加した。(今後の方針)・引き続き財政調整基金を取り崩すことなく黒字確保できるよう、自主財源の確保や新規事業の抑制に努め、計画的に財政調整基金への積み立てが可能な運営をめざす。
減債基金
(増減理由)・一般財源を93百万円積み立てたことにより増加した。(今後の方針)・老朽化した公共施設の改修に係る市債残高の増に備え、積み立てと運用の検討が必要である。
その他特定目的基金
(基金の使途)・公共施設整備基金:公共施設の整備に係る財源を確保する。・ふるさとまちづくり応援基金:ふるさと納税等による寄附金を積み立て、各事業の財源として充当する。・古代史料整備基金:市立図書館における古代史料の整備を図る資金に充てる。・森林環境譲与税基金:森林の整備及びその促進に関する施策の資金に充てる。・福祉基金:福祉事業の推進を図る資金に充てる。(増減理由)・公共施設整備基金:一般財源を19百万円積み立てたことによる増加となっている。・ふるさとまちづくり応援基金:寄附対象事業へ179百万円取り崩した一方、247百万円を積み立てたことによる増加となっている。・森林環境譲与税基金:一般財源を7百万円積み立てた一方、対象事業に10百万円取り崩したことによる減少となっている。(今後の方針)・公共施設整備基金:公共施設の老朽化による改修が今後も想定されることから、財源となる基金を確保する。・ふるさとまちづくり応援基金:ふるさと納税の受入れを増加させ、積み立てを行うことで財源確保をめざす。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
当市では、平成27年度に策定(令和3年度追補)した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の施設保有量(延床面積)を30年間で15%削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率は前年度より1.8ポイント悪化し、類似団体内平均値を上回っているため、当該計画に基づき、老朽化施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、引き続き公共施設等の適正管理に努めていく。
債務償還比率の分析欄
将来負担額は地方債残高の減により減少となったものの、本市は類似団体と比較して職員数が多く、人件費が高い水準にあるため、類似団体内平均値を上回っている。令和2年度に策定した藤井寺市定員適正化計画に基づき、職員の年齢構成の平準化や適正な職員配置に取り組みながら、人件費の削減に努めている。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
地方債残高が減少したことにより、将来負担比率は低下している。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、図書館や体育館をはじめ、公共施設の老朽化が進んでいるため、上昇傾向にある。施設の耐震化や老朽化への対応等により、一定の地方債の発行が見込まれるが、今後も事業の精査等を通じて発行残高の抑制をしつつ、公共施設等総合管理計画に基づき施設の老朽化対策も適切に進めていく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率については地方債残高が減少したことにより低下したが、依然として類似団体平均値よりも高い数値で推移している。一方、実質公債費比率は過去に借り入れた市債の償還開始により元利償還金が増加したことで悪化したものの、類似団体と比較して低い水準を保っている。市債の償還は減少していくと想定されるが、引き続き新規借入を抑制しながら公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
認定こども園・幼稚園・保育所については、保育所の外壁等改修を実施したことで有形固定資産減価償却率が1.3ポイント低下している。公営住宅については、市営住宅の1棟を廃止したことにより、有形固定資産減価償却率が2.9ポイント低下している。一人当たり面積は施設の規模も狭小であることから、類似団体と比較して小さくなっている。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
図書館、体育館及び一般廃棄物処理施設については、藤井寺市公共施設再編基本計画に基づき他施設との複合化を検討しており、計画保全を行わない方針であるため、類似団体と比較し、有形固定減価償却率が高い状況で推移している。保健センターについては、施設内設備改修を実施したことから、有形固定資産減価償却率が1.5ポイント低下している。各施設の一人当たりの面積及び有形固定資産(償却資産)額は、緩やかな人口減少により若干の増加傾向となっている。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から1,195百万円の減少(△2.1%)となった。これは現金預金が減となり、資産残高が減少したことが要因である。資産総額のうち有形固定資産の割合が93.7%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新等)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。病院事業会計、公共下水事業会計等を加えた全体では、資産総額は前年度末から2,464百万円減少(△2.6%)し、負債総額は前年度末から2,180百万円減少(△4.0%)した。資産総額は下水道管等のインフラ資産を計上していること等より、一般会計等に比べて37,251百万円多くなるが、負債総額も下水道管等の長寿命化対策事業に地方債(固定負債)を充当したこと等から、31,576百万円多くなっている。藤井寺市柏原市学校給食組合や柏原羽曳野藤井寺消防組合、柏羽藤環境事業組合等を加えた連結では、資産総額は前年度末から1,948百万円減少(△1.9%)し、負債総額は前年度末から1,636百万円減少(△2.9%)した。資産総額は、組合等が保有している施設に係る資産を計上していること等により、一般会計等に比べて44,429百万円多くなるが、負債総額も組合等の借入金等があることから、35,084百万円多くなっている。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は24,724百万円となり、前年度比561百万円の増加(2.3%)となった。この要因として、人件費が増加したものの物件費が減少したことにより業務費用としては減少した一方で、補助金等や社会保障給付を含む移転費用が増加したためである。今後も引き続き、行財政改革を推進し、経費の縮減に努めるとともに、純行政コストに占める割合が高い移転費用の一部である他会計への繰出金における基準外繰出の精査等、経費の縮減を図る。全体では、一般会計等に比べて、下水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が1,838百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が10,820百万円多くなり、純行政コストは13,259百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、組合等の事業収益を計上し、経常収益が2,388百万円多くなっている一方、人件費が2,233百万円多くなっている等、経常費用が23,512百万円多くなり、純行政コストは21,679百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等や国県等補助金の財源(24,419百万円)が純行政コスト(24,202百万円)を上回っており、本年度差額は218百万円となり、純資産残高は241百万円の増加となった。今後も国県等補助金を活用しながら事業を実施する等、財源の確保に努める。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険料や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が4,911百万円多くなっている。本年度差額は△779百万円となり、純資産残高は284百万円の減少となった。連結では、大阪府後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が20,679百万円多くなっている。本年度差額は△783百万円となり、純資産残高は312百万円の減少となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は1,195百万円であったが、投資活動収支は庁舎トップライト改修工事等を行ったことから、△100百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1,456百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から361百万円減少し、34百万円となった。過去に借入した地方債の一部が償還終了予定であるため、財務活動収支の減少傾向は抑制される見込みであるが、引き続き資金収支が悪化しないよう注視していく。全体では、国民健康保険料や介護保険料が税収等収入に含まれており、業務活動収支は1,614百万円となっている。投資活動収支では、下水道管の新規整備事業を実施したため、△324百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1,710百万円となり、本年度末資金残高は前年度から420百万円減少し、2,142百万円となった。連結では、大阪府後期高齢者医療広域連合等の事業による収入が業務収入に含まれ、業務活動収支は1,981百万円となっている。投資活動収支では、組合等が消防防災設備の整備等を行ったため、△1,030百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1,225百万円となり、本年度末資金残高は前年度から274百万円減少し、2,842百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額が類似団体平均を大きく下回っているが、当団体では、道路等の敷地のうち、取得価額が不明であり、備忘価額1円で評価しているものが大半を占めているためである。令和5年度資産額は現金預金が減となり、資産残高が減少したことで、前年度から119,516万円減少している。有形固定資産減価償却率は類似団体平均を上回っているため、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。
2.資産と負債の比率
純資産比率は類似団体平均を下回っているが、負債の大半を占めているのは、地方交付税の不足を補うために特例的に発行している臨時財政対策債である。このため、臨時財政対策債等の特例的な地方債を除いた地方債残高を分子として社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体平均を下回る13.0%となっている。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは昨年度から増加(1.3万円)し、類似団体平均を下回っている。増加した主な要因は人件費や物件費などの業務費用は減少したが、補助金等や社会保障給付を含む移転費用が増加したことがあげられる。今後も引き続き、純行政コストに占める割合が高い他会計への繰出金における基準外繰出の精査に努め、人件費や物件費などの業務費用についても行財政改革を引き続き推進し、経費の縮減に努める。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均を下回っており、前年度から1.9万円減少している。主な理由としては地方債償還の増加による地方債残高の減少があげられる。また、負債額の大半を占める地方債については、臨時財政対策債の残高が9,299百万円となっており、地方債残高全体の57.5%と高い割合を占めている。公共施設の耐震化や老朽化への対応等により、今後も一定の地方債の発行が見込まれるため、事業の精査等を通じて発行残高の抑制に努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は経常費用が増加し、使用料及び手数料を含む経常収益が減少したことにより、0.2ポイント減少している。依然として類似団体平均を大きく下回っている。今後も引き続き、公共施設等の使用料見直しの検討を行うなど、受益者負担の適正化に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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