地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額343億円
総額343億円
総額351億円
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額343億円
総額343億円
総額351億円
R6年度は類似団体内平均値を大きく上回ったものの、前年度から0.02ポイント減の0.78となった。生活保護や高齢者保健福祉費の増による基準財政需要額の増加が主な要因である。安定した財政運営を行うためには、税収等の自主財源確保は必要不可欠であり、引き続き現役世代の転入促進や徴収率の向上などを図っていきたい。また、歳出面ではデジタル化を始めとした行政の効率化等を進めコスト削減等に取り組んでいきたい。
R6年度は、前年度から0.7増の94.3となっており、類似団体平均と比較して0.2ポイント高くなっている。これは、普通交付税の増額等により、分母の経常一般財源等が6億67百万円増額となったものの、人件費や扶助費、公債費といった義務的経費や物価高騰による物件費等において経常経費充当一般財源が7億51百万円増額となったことが大きな要因である。今後とも社会の変化やニーズを的確にとらえ、すべての事業においてその必要性や効果、効率について検証を行い、事業の廃止や新たな事業手法等を踏まえながら見直しを行い、経常経費削減に取り組む。
人件費は対前年度比3億39百万円の増額、物件費は新型コロナウイルス予防接種の大きな減額があったものの、おくの義務教育学校一体型校舎供用準備に係る経費やふるさと寄附返礼経費、子宮頸がんワクチン接種の増額などにより、対前年度比3億28百万円の増額となり、人口減少も併せて、人口一人当たりの人件費・物件費等決算額は増額となった。昨今の物価や人件費の高騰等を踏まえ、デジタル化の推進による効率化を図る等、管理経費の削減等を継続的に行っていく必要がある。
職員の給与については、勤務評定に基づいた能力給を導入していること等により、類似団体内平均値と比較して低値で推移しており、R6年度においては、3.4ポイント低くなっている。今後も、職員の能力に応じ、適正な評価を行い、適正な給与の支給を行っていく。
本市では、正職員を抑制し、会計年度任用職員の配置により、行政運営していた経緯があり、当該値には会計年度任用職員を含んでいないことから、全国の市町村及び類似団体平均と比較しても低値で推移している。定員数については、正職員の抑制に捉われすぎることなく、市民満足度と実際の運営状況を勘案しながら、適正な数になるよう管理していく。
これまで公債費の抑制に重点をおいた財政運営に取り組んできた結果、類似団体内平均値と比較して2.3ポイント低くなっている。R6年度は、R2年度借入臨時財政対策債やR2年度中学校施設整備事業債の元金償還開始等により、前年度比0.4ポイント増加している。今後は下根中学校や中央生涯学習センターの長寿命化改修や小中学校体育館空調設置により、市債残高および元利償還金の増加が見込まれるが、基金の確保や繰上償還の実施、経常経費の圧縮などに取り組み、実質交際費率の上昇を抑えていく。
R5年度に続き、R6年度も数値なしとなっている。R7年度以降は下根中学校や中央生涯学習センターの長寿命化改修や小中学校体育館空調設置などで、地方債の発行が見込まれ、地方債残高の増加が見込まれる。将来世代にただ負担を先送りにするのではなく、繰上償還の実施や財政措置のある事業債の選択など、将来的な財源の確保に努めていく。
近年は業務の継続性や行政サービスの安定化を図るため、年齢構成の是正を念頭においた計画的な職員採用を進めている。R6年度は、分母である経常一般財源が増額になったものの、人事院勧告による給与改定や経験年数階層の変動により一般職給等が増額となったため、1.0ポイント増となった。今後も人件費抑制に取り組む一方で、市民サービス向上を第一に考え、職員数の適正管理、並びに正職員、会計年度任用職員のバランスについても考えた組織づくりに取り組む。
クリーンセンター及び自校式給食を市直営で実施しているため、物件費は平均より高い数値で推移している。R6年度については、クリーンセンター維持管理経費の増により、経常経費充当一般財源が増加したものの、地方交付税や地方消費税交付金の増による経常一般財源収入が増加したことにより、前年度比0.2ポイント減となった。今後は、施設の運営経費、維持管理経費等も含め経常的な物件費を削減できるよう進めていく。
児童手当の減額等により近年減少傾向にあったが、R6年度はR5年度に続き、障害者・障害児給付費などの増により、前年度から0.5ポイント増となった。全国平均、類似団体と比べて低値で推移しているが、高齢化に伴い加速度的に伸びる恐れがあるため、健康増進策等、今後も扶助費抑制に積極的に取り組んでいく必要がある。
R6年度は介護特会や国保特会、後期高齢特会への繰出金の増により、0.2ポイント増となった。今後は高齢化や公共施設の老朽化に伴い、繰出金や維持補修費の増が懸念されるため、引き続き医療費削減につながる健康増進の取り組みや公共施設等総合管理計画に基づく計画的な改修を実施することで経費の削減に取り組んでいく。
市民の活動を推進するためには、補助金の支出は必要で、これまでも全国平均、類似団体の平均値と同水準で推移している。R6年度については、稲敷広域市町村圏事務組合負担金の増により、経常経費充当一般財源が増加したものの、地方交付税や地方消費税交付金の増による経常一般財源収入が増加したことにより、前年度比0.7ポイント減となった。補助費については、その金額が適正か否かを適正に判断し、不必要な支出の抑制に努めていきたい。
これまで地方債残高抑制に取り組んできた結果、全国平均、類似団体平均と比して低値で推移している。R6年度については、R2借入債償還開始による増があったものの、経常一般財源収入が増加となったため、前年度比0.1ポイント減になった。今後は下根中学校、中央生涯学習センター長寿命化改修など大型事業が計画されているが、引き続き地方債残高抑制に努めるとともに、毎年の償還額平準化に取り組んでいく。
R6年度は前年度と比較し0.8ポイントの増加となった。地方交付税や地方消費税交付金の増により経常一般財源収入が増加したものの、障害者給付費や障害児給付費などの扶助費や、福祉関連特別会計への繰出金が増加したことによる影響が大きい。今後も、扶助費や繰出金、施設の維持補修費は増加が見込まれるが、経常収支比率の増は財政運営に大きな影響を及ぼすものであることから、経常経費全体の圧縮に努めていきたい。
R5年度と比較して大きな増減があった項目としては、まず民生費で、低所得者支援及び定額減税を補足する給付金の実施や、人事院勧告による保育士等の給与改定に伴う民間保育園運営費負担金の増の影響から、住民一人当たり13,373円の増となった。次に教育費は、おくの義務教育学校一体型校舎建設工事等により、対前年度比12,765円の増となった。公債費は、ひたち野うしく中学校建設事業債を含む令和2年度借入債の元金償還が始まったことや、繰上償還を実施した影響から4,326円の増となった。一方で、衛生費は、新型コロナウイルス感染症予防接種費や出産・子育て応援交付金の減により916円、土木費は、下水道事業会計負担金の減により1,685円、それぞれ減額となった。今後、高齢化の影響が加速度的に進むことが見込まれることから、医療費をはじめとした扶助費抑制施策を継続し、動向を注視していく必要がある。また、総合福祉センターや下根中学校等公共施設の長寿命化が予定されていることから、民生費や教育費が増加する見込みである。投資的事業に伴う公債費の増加に対応するため、徹底した事業の取捨選択や繰上償還等の実施により、財政負担の平準化や公債費残高の抑制に取り組んでいかなければならない。
類似団体内順位98位/ 108団体
類似団体内順位89位/ 108団体
類似団体内順位57位/ 108団体
類似団体内順位7位/ 108団体
類似団体内順位32位/ 108団体
類似団体内順位68位/ 108団体
類似団体内順位15位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
類似団体内順位108位/ 108団体
類似団体内順位48位/ 108団体
類似団体内順位36位/ 108団体
類似団体内順位79位/ 108団体
類似団体内順位97位/ 108団体
類似団体内順位57位/ 108団体
歳出決算総額は、住民一人当たり408,967円となっている。主な構成費目である扶助費について、定額減税補足給付金や低所得者支援給付金の皆増のほか、障害児・障害者給付費や民間保育園運営費負担金の増の影響により、前年度決算と比較すると13,056円の増となっている。類似団体と比較すると低い水準で推移しているが、今後加速度的に伸びる恐れがあり、介護・医療費をはじめとした扶助費抑制施策を継続していく必要がある。他項目において大きな増減があったものは普通建設事業費で、住民一人当たり42,036円となり、対前年度比11,088円(35.8%)の増となった。おくの義務教育学校一体型校舎建設工事や庁舎非常用電源装置整備工事、小中学校空調更新工事によるものである。牛久市は昭和後期からベッドタウンとして施設やインフラ等を大規模に整備しており、近年は公共施設総合管理計画等に基づいた施設改修を見込んでいるため、施設整備の老朽化による維持管理費の増に伴う物件費及び維持補修費が今後増加していくと考えられる。また、公債費については、類似団体と比較すると依然として低い水準であるものの増加傾向にあり、前述の施設更新や、ひたち野うしく中学校建設事業等の大型投資事業の影響で、今後もある程度の増加が見込まれる。財政負担の平準化や、公債費残高の抑制に取り組む必要がある。
類似団体内順位102位/ 108団体
類似団体内順位90位/ 108団体
類似団体内順位36位/ 108団体
類似団体内順位45位/ 108団体
類似団体内順位25位/ 108団体
類似団体内順位62位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
類似団体内順位59位/ 108団体
類似団体内順位44位/ 108団体
類似団体内順位38位/ 108団体
類似団体内順位58位/ 108団体
類似団体内順位91位/ 108団体
類似団体内順位56位/ 108団体
類似団体内順位30位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
R6年度は財政調整基金からの繰入を行わなかったため、財政調整基金残高の標準財政規模比が高くなっている。一方、繰越となった「低所得者支援及び定額減税を補足する給付金を支給する」事業における未収入特定財源が令和5年度中に収入され、令和6年度に見込んだ特定財源の収入が減少したことに伴い、実質収支比率が低下しており、併せて実質単年度収支もマイナスとなっている。複数年にわたり実質単年度収支がマイナスとならないようにするとともに、事務事業の見直し・統廃合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。
R6年度は国民健康保険事業特別会計において、国民健康保険税の延滞金や第3者納付金の減額等により赤字に転じており、また、一般会計において、繰越となった「低所得者支援及び定額減税を補足する給付金を支給する」事業における未収入特定財源が令和5年度中に収入され、令和6年度に見込んだ特定財源の収入が減少したことに伴い、実質収支比率が低下している。複数年にわたり赤字や大幅な比率の低下等とならないようにするとともに、今後も高齢化はますます進むことが懸念されており、特に介護保険事業や、後期高齢者医療事業において、現状と今後の見込を正確に把握し、適正な財政運営が行えるよう管理していく。
元利償還金について、平成27年度以降は平成24以降分臨時財政対策債の償還開始等により増加傾向にある。今後、下根中学校長寿命化や中央生涯学習センター改修(第2期)の実施により、市債の増加が見込まれ、それに伴い償還額の増が見込まれる。今後も残高と各年度の償還額の両面から考えた市債管理を行っていく。
満期一括償還地方債の利用がないため、積立を行っていない。
将来負担額については、地方債残高が公共施設の長寿命化等により令和3年度まで増加していたが、令和6年度については、繰上償還の実施や、臨時財政対策債の減額により前年度比で減となった。充当可能基金については市税や普通交付税の増による財政調整基金及び公共施設等総合管理基金の増などにより、6億47百万円の増となった。今後は、下根中学校長寿命化や中央生涯学習センター改修(第2期)の実施により、地方債残高は増加が懸念される。地方債残高の抑制や、基金残高の確保など、引き続き将来負担を抑えられるよう取り組んでいく。
(増減理由)R6年度は、市税や普通交付税の増等による財政調整基金や公共施設等総合管理基金の積立などにより、基金全体で2億74百万円の増加となった。(今後の方針)これまでも、大きな財政需要に対して、他の行政サービスを制限することなく、安定した対応をすることができるよう、計画的な財政運営を進めてきたが、しっかりとした計画の基にまちづくりに取り組む姿勢については、引き続き固持するとともに、少子超高齢化により市税等の歳入の減収が見込まれるが、このような社会情勢の変化に注視し、健全な財政運営が行えるよう管理していく。
(増減理由)R6年度は、市税や普通交付税の増等の積立により3億3百万円増加した。(今後の方針)自然災害や感染症対応などの緊急時や、原油価格・物価高騰による影響などに対応できるよう、適正に管理していく。
(増減理由)繰上償還の実施により、1億88百万円減少した。(今後の方針)今後、下根中学校長寿命化改修や中央生涯学習センター改修(第2期)の実施により、市債残高の増加が見込まれるため、財政状況を踏まえ、繰上償還や、償還に備えた積立を検討していく。
(基金の使途)・公共施設等総合管理基金:公共施設等の計画的な保全及び更新等に必要な経費並びに災害により公共施設等に生じた経費に活用。・借地取得基金:公の施設等の存する借地の取得。・地域福祉基金:地域における福祉の推進及び民間福祉活動に対する助成等に活用。・ふるさと基金:ふるさと寄附金の積立及び寄附の目的への活用。・奨学基金:市内有為の児童、生徒の育英を図る。(増減理由)・公共施設等総合管理基金:前年度繰越金及び税収増等の積立により1億40百万円の増加。・借地取得基金:利子分の増加・地域福祉基金:増減なし・ふるさと基金:ふるさと寄附のうちR7年度以降事業充当分11百万円の増加。・奨学基金:増減なし(今後の方針)・公共施設等総合管理基金:公共施設等総合管理計画に基づく更新計画や、災害対応に備え適正な残高管理を行っていく。・借地取得基金:公の施設等の存する借地を把握し買取要望に対応できるよう、同程度の残高を確保していきたい。・地域福祉基金:福祉施設の整備改修等に活用していく。
昭和から平成にかけて多くのインフラや公共施設が建設されており、増加傾向にある。令和5年度は、令和4年度に牛久クリーンセンターリサイクルプラザ空調改修等を実施したものの、2.2ポイントの増となった。類似団体平均を1.3ポイント上回っている。公共施設等総合管理計画や各施設の長寿命化計画に基づき、引き続き施設の適正化や計画的な施設の保全に努める。
類似団体内順位59位/ 106団体
令和3年度は公共施設等総合管理基金等の充当可能基金が増加したことにより、減少となったが、令和4年度、令和5年度は臨時財政対策債発行可能額の減により増加となり、令和5年度は11.5ポイント増加となった。類似団体は17.8ポイント増で、その差は124.7ポイントと広がっている。地方債残高が過大とならないよう、基金残高とのバランスを注視していく。
類似団体内順位30位/ 108団体
他団体と同様、昭和から平成にかけて多くのインフラや公共施設を建設しており、減価償却率は増加傾向にある。令和5年度は、令和4年度に牛久クリーンセンターリサイクルプラザ空調改修等を実施したものの、2.2ポイントの増となり、類似団体平均を1.3ポイント上回った。投資について、現状将来負担比率は数値なしであるが、公共施設等総合管理計画に基づき、計画的に施設の修繕を行い、将来負担比率の管理を行っていく必要がある。
令和元年度臨時財政対策債の元金償還開始や臨時財政対策債発行可能額の減により、実質公債費率は、0.4ポイントの増となったが、類似団体平均を2.8ポイント引き続き下回っている。今後は令和2年度臨時財政対策債の元金償還開始やおくの義務教育学校建設等の大型事業の実施により、公債費の増額が見込まれている。今後も引き続き起債残高や公債費の伸びを抑えるとともに、起債については基準財政需要額算入の事業債を優先的に活用し、さらに基金再編により令和2年度に新設した公共施設等総合管理基金を活用しながら、将来負担比率や実質公債費率が悪化しすぎないよう注視する。
有形固定資産減価償却率は、公営住宅を除き、類似団体と比較して同程度の水準もしくは下回っており、特に学校施設や公民館において大きく下回っている。公営住宅については、1960年代から1980年代に建築した公営住宅が全体の約80%と多くを占めていることが有形固定資産減価償却率が類似団体内の平均値と比較して高い水準を保っている理由と考えられる。学校施設については、計画的な大規模改修や令和2年4月開校のひたち野うしく中学校建設の影響で有形固定資産減価償却率が低くなっており、今後もおくの義務教育学校建設の影響により、当面低値で推移する見込みである。公民館については、前年度比3.2%の増となっているが、類似団体平均は8.1ポイント下回っている。なお、昭和60年度前後に整備された奥野生涯学習センター及び三日月橋生涯学習センターについては減価償却がほぼ完了している。今後もすべての施設において、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、計画的な修繕および長寿命化対策について適正な管理、改修を実施していく。
類似団体内順位37位/ 106団体
類似団体内順位63位/ 103団体
類似団体内順位60位/ 90団体
類似団体内順位44位/ 99団体
類似団体内順位15位/ 106団体
類似団体内順位21位/ 91団体
※【体育館・プール】有形固定資産減価償却率については、グラフ上72.2%となっているが、報告数値の誤りのため、正しくは56.3%となる。類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、庁舎、市民会館、消防施設、図書館であり、低くなっている施設は、一般廃棄物処理施設、体育館・プール、保健センター・保健所、福祉施設である。また、当市は施設数が少ないため、総じて一人当たり面積は類似団体と比べて低値となっている。一般廃棄物処理施設については、令和元年度に清掃工場長寿命化事業(主に焼却設備更新)完了により一度比率が減少したが、償却期間が短いため比率の増加ペースが速く、令和5年度は4.0ポイント増となっている。体育館・プールについては、令和元年度の運動公園武道場建設と令和2年度運動公園体育館空調更新工事の影響で、類似団体と比較して8.8ポイント減となっている。市の施設全体で整備から長期間が経過しており(市役所本庁舎が昭和49年整備等)、有形固定資産減価償却率が高くなっている。公共施設等総合管理計画や個別施設計画に基づき、今後も計画的な修繕・補修、長寿命化に取り組み、適正な維持管理に努めていく。
類似団体内順位37位/ 104団体
類似団体内順位57位/ 105団体
類似団体内順位25位/ 89団体
類似団体内順位78位/ 91団体
類似団体内順位17位/ 98団体
類似団体内順位15位/ 88団体
類似団体内順位90位/ 104団体
類似団体内順位94位/ 106団体
分析:一般会計等においては、資産合計が前年度から338百万円減少の68,130百万円となった。事業用資産において、減価償却より資産の取得が上回ったことにより、73百万円の増額となったものの、インフラ資産は資産の取得より減価償却による減少分が上回ったことにより、547百万円の減少となり、有形固定資産としては全体で497百万円の減少となった。投資その他の資産は、基金において、公共施設等総合管理基金が増加(208百万円)したため、全体として345百万円増加となった。流動資産は、財政調整基金(733百万円)や減債基金(85百万円)の増加により、全体で635百万円の増加となった。一方で負債は、515百万円減少の26,107百万円となった。おくの義務教育学校整備事業債(934百万円)や臨時財政対策債(90百万円)の起債があったものの、償還額が起債額を上回り地方債等が665百万円減少していることが要因となっている。全体会計においては、有形固定資産が37百万円減少、無形固定資産が109百万円減少、投資その他の資産が508百万円増加、流動資産が1,154百万円減少し、資産合計として792百万円減少の94,423百万円となった。有形固定資産は、下水道事業会計のインフラ資産取得(195百万円)があったが、減価償却による減少が取得額を上回り全体として減少している。負債は下水道事業会計の地方債償還が進み、902百万円減少の43,896百万円となった。連結においては、有形固定資産が373百万円増加、投資その他の資産が722百万円増加、流動資産が1,207百万円減少したため、資産合計として226百万円減少の114,724百万円となった。負債は744百万円減少の52,080百万円となった。
一般会計等においては、純行政コストが前年度から1,665百万円増加の28,287百万円となった。人件費の職員給与費や退職手当引当金繰入額の増加による510百万円増加により、業務費用が501百万円増加した。また、補助金等は電力・ガス食料品等価格高騰重点支援給付金が減少(△559百万円)し、定額減税補足給付金(607百万円)や低所得者支援給付金(311百万円)の増加より643百万円増加した。社会保障給付は障害者扶助費(154百万円)や児童手当(147百万円)の増加により329百万円増加、、介護保険事業特別会計等への繰出金の増加により、他会計への繰出金が180百万円増加し、移転費用が1,120百万円増加している。全体会計においては、経常費用は2,043百万円増加し44,634百万円となった。介護保険事業特別会計の施設介護サービス給付費(111百万円)や居宅介護サービス給付費(71百万円)の増加、後期高齢者医療事業特別会計の保険料納付金(217百万円)や後期高齢者医療費(71百万円)の増加により補助金等が増加したため、一般会計等と比較して、移転費用の増加幅がさらに拡大し、臨時損益を含めた純行政コストは1,894百万円増加の42,214百万円となった。連結においては、経常費用は2,580百万円増加の57,653百万円となった。茨城県後期高齢者医療広域連合における補助金等が増加(796百万円)し、全体会計に比べてさらに増加した。また、牛久市社会福祉協議会における保育事業収益や障害福祉サービス等事業収入の増収等により、経常収益は439百万円増加の5,452百万円となり、臨時損益を含めた純行政コストは2,261百万円増加の52,326百万円となった。
一般会計等においては、税収等及び国・県等補助金が28,496百万円であり、本年度差額として209百万円の純資産が増加、また無償所管換等を含めると、純資産変動額は177百万円増、純資産残高は42,024百万円となった。税収等は普通交付税(187百万円)固定資産税(144百万円)、寄附金(121百万円)の増加により919百万円増加、また、国県等補助金は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(△1,098百万円)や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(△393百万円)が減少したが、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金(837百万円)や学校施設環境改善交付金(275百万円)の増加により21百万円増加している。全体会計においては、純行政コスト42,214百万円に対し財源が42,254百万円となり、本年度差額として40百万円の純資産が増加、また無償所管換等を含めると、純資産変動額は110百万円の増加となった。税収等は介護保険事業特別会計の支払基金交付金(84百万円)や後期高齢者医療事業特別会計の保険料(214百万円)が増加している。連結においては、純行政コスト52,326百万円に対し財源が52,540百万円となり、比例連結割合変更に伴う差額を含め、純資産変動額は518百万円の増加となった。茨城県後期高齢者医療広域連合において税収等・国県等補助金がともに増加(計855百万円)したため、前年度と比べて財源全体として1,918百万円増加し、全体会計より大幅に増加となっている。
一般会計等において、業務活動収支が2,211百万円、投資活動収支が△2,506百万円、財務活動収支は△685百万円となった。結果として資金収支のトータルは△980百万円となり、当年度末資金残高は811百万円となった。業務活動収支は、地方交付税や寄付金等の税収等収入の増加(895百万円)により業務収入が683百万円増加したが、業務費用支出や移転費用支出の増加により業務支出が1,648百万円増加し、939百万円の減少となった。投資活動収支は公基金取崩収入や国県等補助金収入の増加による投資活動収入の増加(824百万円)が、公共施設等整備費支出等の増加による投資活動支出の増加(636百万円)を上回ったため187百万円増加、財務活動収支は、地方債の発行額が318百円増加したが、地方債の償還額が361百万円増加したため、46百万円減少となっている。全体会計においては、業務活動収支2,389百万円、投資活動収支△2,595百万円、財務活動収支△1,165百万円となり、資金収支は△1,372百万円、当年度末資金残高は1,407百万円となった。連結においては、業務活動収支3,361百万円、投資活動収支△3,695百万円、財務活動収支△1,102百万円となり、資金収支は△1,436百万円、比例連結割合変更に伴う差額を含めて、当年度末資金残高は3,911百万円となった。
住民一人当たりの資産額は、一般会計等で81.3万円と前年度と比較して、0.1万円の減少となっている。資産・人口がともに減少していることが要因となっている。類似団体平均値と比較すると約5割程度と低い水準となっている。歳入額対資産比率は、現在形成された資産について一般会計等で1.94年の歳入が充当されている。資産規模が相対的に低いため、平均値より低めの数値となってるい有形固定資産減価償却率は、一般会計等で66.1%と前年度と比較して増加となっており、平均値を上回る結果となっており、将来の更新投資予定額を念頭に、財源の平準化のためにも計画的に基金の積み立てを行っていく必要がある。
純資産比率は、一般会計等において61.7%となっており、地方債の償還が進んだ影響で負債が減少したことにより、前年度と比較して増加している。平均値と比較すると低い水準だが、資産規模が相対的に少ないことが影響している。将来世代負担比率は、一般会計等において23.7%と前年度比0.4%の増となった。前年度に比べ特例地方債を除外した地方債残高が増加していることが要因と考えられる。平均値と比較すると高い水準にあるが、純資産比率が低めの水準であること、また住民一人当たりの資産額が低い水準であることを踏まえると、相対的に資産が少ないことが要因となっていることが考えられるが、増加傾向にならないように留意が必要である。
前年度と比較すると、一般会計等は職員給与費等の人件費や定額減税補足給付金等の補助金等の増加、社会保障給付の増加など各項目において全体的に増加している。平均値については、行政サービスの一部を一部事務組合が実施していることもあり、全体的に低い傾向にある。また、減価償却費については、資産額が比較的少ないことも相まって将来の更新費用について現状では比較的負担が少ないと考えられるが、将来必要となる更新費用等への財源の確保を意識した行政運営を行う必要がある。
住民一人当たりの負債額は、一般会計等で31.1万円と減少しており、地方債の償還が進み、負債合計が減少(66,496万円)したことが要因となっている。本市は、純資産比率が平均値よりも低いため、資産額に対する負債額の割合が高いにもかかわらず、負債額が平均値と比較すると約8割にとどまっているのは、資産額の水準が低いことが影響している。基礎的財政収支は、前年度に引き続き黒字になっているが、移転費用支出の増加等により、業務活動収支が減少したため、数値は減少している。
一般会計等においては、前年度と同じ比率となった。平均値と比較すると以前高い水準となっているが、一部事務組合(消防・斎場など)への加入により、経常費用が類似団体に比べて抑えられていることが要因として考えられる。今後も適正な受益者負担となるよう、引き続き公共施設等の適正な使用料などについて検討を行っていく。
茨城県牛久市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。