地域の概況
普通会計の構造(2024年度)
総額373億円
総額373億円
総額384億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額373億円
総額373億円
総額384億円
新港地域を中心とする企業の設備投資の増加等により、近年固定資産税をはじめとする市税が堅調に推移していることから、財政力指数が増傾向となっている。一方、類似団体との比較においてはその平均を依然として下回っている。今後も更なる市税収入の確保等、安定的な財政運営の維持に努める。
前年度に比べ0.1%減少した。要因としては、市税や普通交付税等の経常一般財源が増加したこと等により、比率として改善したものである。しかしながら近年は社会保障費の増加や、除排雪費用を含む公共施設の維持補修費など、経常的経費の増加により比率が高止まりしていることから、更なる自主財源の確保や歳出構造の適正化など、弾力性のある財政運営に努める。
前年度に引き続き増加となった。職員給与費の増等による人件費の増加、物価高騰・賃金上昇に伴う委託経費や光熱費等の増による物件費の増加が主な要因である。今後も更なる増加が見込まれるところであるが、各種事業において効率的な執行に努めていく。
給与については、人事院勧告及び国に準拠しており、今後も引き続き適正な給与水準の維持に努める。
令和6年度は前年度より類似団体平均との差が広がっており、依然として類似団体の平均を上回っている状態である。社会情勢のめまぐるしい変化や複雑・多様化する行政ニーズに対応した住民サービスを実施していくためにも、業務の効率化を図ったうえで、定員適正化に努める。
前年度に比べ、0.1%増加した。市債発行の抑制や償還終了等により、比率は改善傾向にあるが、未だ他市と比較して高い水準であることから、今後も財政運営指針に基づき、市債発行を適正規模に留め、公債費の抑制を図る。
前年度に比べ5.0%増加した。要因としては退職手当負担見込額の増加と充当可能基金の減少によるところが大きい。退職手当負担見込額は定年延長にともない今後も増加傾向がある。今後、基金残高の確保を図りながら、将来負担比率の改善に努めていく。
類似団体平均と比較して経常収支比率における人件費の比率が低くなっている要因として、消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。今後も人件費の適切な執行に努める。
依然、公共施設の光熱費は増加傾向にあるが、ふるさと応援寄附に係る費用の見直しにより、前年度に比べ0.4%減少した。また類似団体平均を上回る水準で推移していることから、事務事業の点検を行い適正な歳出削減に努める。
少子高齢化や障がい者福祉向上の各種施策の展開等により、前年度比0.6%の増加となった。今後も少子高齢化の進行等により扶助費の増加が予想されることから、事業の必要性や効果の検証を重ねたうえで事業内容の精査を行い、適切な執行に努める。
ふるさと応援積立金等による積立金の減や、水道事業会計出資金による投資及び出資金・貸付金の減等により前年度に比べて0.6%の減少となった。類似団体平均に比べ乖離は小さくなっている。今後も老朽化した施設の維持補修費増加が見込まれるため、公共施設等総合管理計画に基づき、計画的な維持管理に努める。
生活保護事業費及び新型コロナウイルス感染症予防接種事業費の過年度返還金の減により補助費等は減少したものの、経常経費に占める割合はほぼ横ばいの0.1%減となった。類似団体平均を下回っているが、補助金等の有効性・必要性を検証したうえで見直しを行う等、今後も適切な執行に努める。
前年度比0.5%の減少となったが、類似団体と比較しても、依然として平均を上回る水準で推移しているため、今後も公債費の適正化に努める。
前年度比0.4%の増であるが、類似団体平均の比率を下回っている。扶助費や物件費が増加基調にあり、老朽化した施設の維持補修費も更に増加すると見込まれることから、将来にわたって収支バランスを確保するため、財政の硬直化を招かないよう義務的経費をはじめとした歳出の適正化に努める。
類似団体平均と比較して数値が高い主な要因については以下のとおり民生費については障がい者自立支援事業等の扶助費の増加、衛生費については北石狩衛生センターの改良工事のため増加、土木費については除排雪経費の増加、教育費については義務教育学校の新設のため増加。類似団体平均を上回る項目が多い一方で、消防費を除く項目においては北海道平均は下回る結果となっている。今後も安定的な財政運営を維持できる構造を確立するため、限られた財源の効率的な運用を図り、単年度財政収支の黒字化と財政基盤の強化に努める。
類似団体内順位33位/ 108団体
類似団体内順位60位/ 108団体
類似団体内順位16位/ 108団体
類似団体内順位7位/ 108団体
類似団体内順位22位/ 108団体
類似団体内順位18位/ 108団体
類似団体内順位14位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
類似団体内順位16位/ 108団体
類似団体内順位26位/ 108団体
類似団体内順位49位/ 108団体
類似団体内順位10位/ 108団体
類似団体内順位2位/ 108団体
類似団体内順位12位/ 108団体
歳出決算総額は住民1人当たり653,166円、令和5年度の638,364円に比べ増加となった。補助費については、生活保護事業費の返還金の減などにより減少傾向にあるが、消防業務などを一部事務組合が担っていることから、負担金の支出により団体に比べ高い水準にある。投資及び出資金は前年度に比べて減少しているが、石狩西部広域水道企業団が実施する第2期創設事業に係る水道事業会計への出資金による影響により、類似団体内の平均を大きく上回っている。物件費が減少している主な要因は、ふるさと応援寄附に係る費用と新型コロナウイルス感染症予防接種事業費の減少である。委託人件費の増加、電気料金高騰は引き続き見込まれるため事業内容の精査を行い、適切な執行に努める。維持補修費は、除排雪に要するコストが他団体に比べ高い水準である。道路橋梁や老朽化に伴う公共施設の維持補修費の増加も見込まれることから、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の統廃合や長寿命化を図りながら維持補修費の縮減に努める。繰出金は、介護保険事業特別会計や国民健康保険事業特別会計への繰出金が多いことなどから、依然として類似団体内平均よりも高い数値となっている。扶助費については、児童手当支給事業や、障がい者自立支援事業等の増加となった。扶助費については少子高齢化の進行等により上昇傾向にあることから、事業の必要性や効果の検証を重ねた上で事業内容の精査を行うなど、適切な執行に努める。普通建設事業費については、新規整備、更新整備ともに前年に比べ増加した。引き続き、計画的かつ効率的な運用に努める。その他の経費については、事務事業の総点検による評価検証に基づいた再構築など、更なる歳出の効率化に努める。
類似団体内順位49位/ 108団体
類似団体内順位18位/ 108団体
類似団体内順位49位/ 108団体
類似団体内順位2位/ 108団体
類似団体内順位5位/ 108団体
類似団体内順位25位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
類似団体内順位87位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
類似団体内順位53位/ 108団体
類似団体内順位12位/ 108団体
類似団体内順位10位/ 108団体
類似団体内順位16位/ 108団体
類似団体内順位42位/ 108団体
類似団体内順位1位/ 108団体
令和2年度以降、実質収支については一定規模を確保しているが、財政調整基金については大きく取崩しを行い標準財政規模比で比率が悪化している。将来に持続可能な安定した財政基盤を構築するためにも、歳入・歳出両面における見直し・効率化等の取組を進め、石狩市財政運営指針を遵守した財政基盤の強化に努める。
R6年度は前年度に引き続き経費節減に努めた結果、全ての会計において黒字となっており、今後も引き続き健全な財政運営に努める。
近年建設事業債の発行抑制に努めていることにより、元利償還金や算入公債費等は減少傾向にあった。その中で、令和5年度は義務教育学校建設等に係る起債償還が開始となり、元利償還金の増加となった。今後も児童福祉施設整備事業や公営住宅建設事業等に係る地方債の償還開始が予定されており、元金償還が増加する要素が見込まれるため、石狩市財政運営指針に沿った適正規模の地方債発行や地方債残高の縮減を図り、健全な財政運営の維持に努める。
当市では満期一括償還地方債を活用していない。
地方債残高は、石狩市財政運営指針に沿った適正規模の地方債発行に努めた結果、近年は減少傾向にあったが、令和6年度は118百万円増加している。令和6年度については、将来負担額全体で前年度に比べ約184百万円増加している。さらに充当可能財源のうち、充当可能基金については財政調整基金などの取り崩しにより前年度に比べ約889百万円の減少となった。その結果、将来負担比率の分子は約1,100百万円増加した。今後は事業の見直しや歳出の適正化を進めることで基金残高の充実を図り、将来負担比率の改善に努める。
(増減理由)主な増減要素財政調整基金651百万円の取崩(R5決算剰余金406百万円の積立)ふるさと応援基金1,157百万円の取崩(寄附953百万円の積立)(今後の方針)今後も適正規模となるよう計画的な積立を行っていく。財政運営指針に則り、公共施設修繕基金の充実を図る。剰余金を活用した財政調整基金への積立を行う。
(増減理由)令和5年度における決算剰余金406百万円を財政調整基金へ積み立てたが、歳入の伸びに対して物価高騰の影響による歳出が増大したため、651百万円の取り崩しを行った。その結果、令和6年度末残高は前年度比245百万円減の601百万円となった。(今後の方針)財政運営指針の目標(令和8年度末9億円)に向け、決算剰余金等を活用して積み増しを図る。
(増減理由)普通交付税の再算定に伴う基金積立により、102百万円を減債基金に積み立てた。(今後の方針)基準財政需要額に算入されない臨財債相当分を適切に繰り入れるとともに今後も剰余金等を活用しながら、計画的な積立を行っていく。
(基金の使途)その他特定目的基金として、12の基金を設けている。代表的なものとして、合併時に設置された厚田地域づくり基金及び浜益地域づくり基金があり、使途は各区内における市民の意思を反映した特色ある事業である。その他、環境保全・自然保護に関する施策の推進に係る事業に充てるための環境まちづくり基金や、森林の整備及びその促進に関する施策に要する経費の財源に充てるための森づくり基金等を設置している。(増減理由)主なものとして、ふるさと応援基金については、953百万円を積み立てるとともに、事業への充当及び事務経費について1,157百万円の取崩しを行ったことにより、特定目的基金全体では214百万円の減少となった。(今後の方針)今後も基金の充実を図るとともに、基金の目的を踏まえた適正な活用に努めていく。
本市では公共施設等総合管理計画において、公共施設等の全体面積を20%縮減するという目標を掲げ、公共施設の集約化・複合化や除却を進めている。令和5年度においても施設の更新や除却を進めたが、H17年の合併以前に建設した公営住宅や集会所等、耐用年数を超過した施設が多くあることから、本指標は引き続き類似団体平均を上回る推移となっている。将来世代に必要な資産を的確に引き継ぐよう、確実な点検と優先度を踏まえた、計画的かつ持続可能な公共施設の在り方を検討していく。
類似団体内順位71位/ 106団体
市制施行時の公共施設・インフラ施設整備に係る市債の償還が進んだことや、地方債の発行抑制等により、地方債残高は減少傾向にあったものの、大型建設事業の実施や建設コストの増嵩に伴い、今後市債発行額の増加が見込まれる。また、経常収支比率が高水準にあり償還財源を圧迫していること、充当可能基金が不十分であるため、本指標は類似団体平均を上回っている。引き続き、計画的な基金への積み立て、適正規模の市債発行及び償還年数の見直し等、安定的かつ持続可能な財政運営に努める。
類似団体内順位82位/ 108団体
有形固定資産減価償却率については、令和元年度以降、類似団体を超えた推移が見られる。将来負担比率は、地方債残高の減少や、計画的な基金積立による充当可能基金残高の増加により、改善傾向が見られるるものの、依然として類似団体平均を上回る水準にある。将来負担比率の推移から、財政運営指針に基づく取組みの成果は一定程度みられるものの、今後予定される大規模建設事業費や建設コストの高騰により、市債発行額の増加による地方債残高の増により、将来負担比率の悪化が想定される。引き続き、公共施設等総合管理計画に則した公共施設の機能集約による統廃合や除却を進め、将来世代に対して持続可能な有形固定資産の管理に努めるとともに、より一層規律のある財政運営を図る。
R5年度の実質公債費比率は前年度比0.4ポイント減となった。主な要因として、事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費が前年度比29百万円増となったこと、標準税収入額等の分母値が523百円増となったことがあげられる。地方債借入時の事業精査や市税増収に向けた取組の成果が、一定程度表れていると考えられる。将来負担比率は前年度比3.2ポイント減となった。主な要因は、地方債残高が前年度比770百万円減となったこと、充当可能基金が前年度比416百万円増となったこと等があげられる。両比率とも改善基調にあるが、依然として類似団体平均を上回っている。また、今後は市債発行額の増により、指標が悪化傾向になることも想定されることから、より一層の財政規律の遵守に努め、将来世代へ過度な負担を強いることがないよう、健全かつ明確で柔軟性のある財政運営に努める。
道路について、減価償却率は概ね類似団体平均と同水準であり、平均的な更新を進めているものと分析できるが、一人当たりの延長は、本市特有の地理的要因から、類似団体平均を大きく上回っている。認定こども園・幼稚園・保育所は減価償却が進んでいることから施設の老朽化が読み取れる。本市の運営する保育所は過疎地域のみに所在をしており、絶対数が少ないことから、一人当たりの面積が類似団体平均を下回っている。公営住宅については、R3年度に新規公営住宅の供用が開始となったことから、減価償却率が改善されるとともに、各年度の老朽施設の計画的な除却により類似団体平均値を下回った。なお、一人当たりの面積については、本市の公営住宅需要を的確に検討した建替えを行っていることから大きな変化はない。児童館については、R4年度に「ふれあいの杜子ども館」が供用開始となり減価償却率が大きく改善した。一人当たりの面積についても、類似団体平均を上回っており、子どもや保護者の居場所づくりの推進を掲げている本市の施策の特色が顕著に表れているものと分析できる。今後、新規施設の減価償却が進むため、適切な施設管理を図る。公民館については、施設の集約化・複合化に伴う新施設への移転により、R4年度に減価償却率の改善がみられているものの、R5年度は減価償却が進んでおり、今後も減価償却率が上昇する見込みである。依然として類似団体平均との乖離が大きい状況であることから、今後の適切な施設の在り方を検討していく。類型ごとに相違はあるものの、有形固定資産償却率が類似団体平均を大きく上回っている類型については、H17年の合併以前に建設され、耐用年数を超えた施設が含まれている。今後も公共施設の機能集約による統廃合や除却を検討し、持続可能な有形固定資産の管理に努める。
類似団体内順位68位/ 106団体
類似団体内順位56位/ 103団体
類似団体内順位34位/ 90団体
類似団体内順位20位/ 21団体
類似団体内順位91位/ 99団体
類似団体内順位69位/ 106団体
類似団体内順位6位/ 68団体
類似団体内順位81位/ 91団体
図書館については、減価償却率が類似団体平均を下回っており、一人当たりの面積は類似団体平均を大きく上回っている。本市の図書館が類似団体と比べ充実していることが伺えるものの、供用開始から約20年が経過し施設の効果的な保全・更新について検証する時期にある。一般廃棄物処理施設については、減価償却率が類似団体平均を21.2ポイント上回っている。施設の老朽化に伴い、R5年度から複数年の基幹改良事業を実施するものの、機能集約や広域処理化の検討等、今後の施設の在り方を検討する段階にあることが伺える。体育館・プール及び庁舎については、令和3年度より減価償却率が類似団体平均を上回り、令和5年度についても類似団体との差が拡大している。プールについては特に老朽化が著しいことから、効果的な維持管理と今後の施設更新に向けた早期検証が求められる。市民会館については、減価償却率・一人当たりの面積ともに類似団体平均を上回っている。これは、市民会館自体は他自治体と比較し充足しているものの、老朽施設が多いことを示しており、中長期的な施設集約化の検討等が必要である。庁舎については、厚田・浜益両地区にある支所が庁舎面積に含まれているため、一人当たりの面積が類似団体平均を上回っている。いずれの類型においても、既存施設の減価償却は今後も進行するため、中長期的な視点から公共施設の在り方を再検討するとともに、公共施設の集約化・複合化や老朽施設の除却を計画的に進め、持続可能な有形固定資産管理に努める。
類似団体内順位30位/ 104団体
類似団体内順位43位/ 105団体
類似団体内順位42位/ 89団体
類似団体内順位58位/ 91団体
類似団体内順位88位/ 98団体
類似団体内順位45位/ 106団体
一般会計等の資産総額は、前年度比655百万円減の77,852百万円となった。固定資産の減少は87百万円にとどまる一方、現金預金の425百万円減少などにより、流動資産は569百万円減少した。また、固定資産及び流動資産に計上する基金は合計424百万円減少しており、財政運営に活用する資金の余力が縮小している。負債総額は472百万円増の31,775百万円となり、退職手当引当金の296百万円増加、翌年度償還予定分を含む地方債残高の118百万円増加などが影響した。全体では、資産総額が1,601百万円減少し、負債総額は81百万円減少した。有形固定資産や現金預金等の減少が大きく、地方債残高の減少によっても資産の減少を補えず、純資産は1,521百万円減少した。連結では、固定資産が641百万円増加した一方、流動資産が740百万円減少し、資産総額は100百万円減少した。負債総額は退職手当引当金や地方債等の増加により797百万円増加し、純資産は896百万円減少した。各区分とも純資産が減少しているが、全体では資産減少、連結では負債増加の影響が相対的に大きい。資産総額だけでなく、現金預金基金と固定資産の構成、負債の種類及び支出時期を把握し、施設整備と将来負担、資金確保のバランスを管理し、健全な財政運営を図る。
純行政コストは、物価高騰の折もあり、各区分とも令和4年度を底に2年連続で増加した。令和6年度は、一般会計等で前年度比778百万円増の32,545百万円、全体で1,270百万円増の43,902百万円、連結で2,434百万円増の52,342百万円となり、連結では過去5年間で最も高い水準となった。一般会計等では、維持補修費637百万円、人件費585百万円、社会保障給付500百万円の増加が主な要因である。物件費や補助金等は減少したが、増加分を補うには至らなかった。全体では、一般会計等で減少した補助金等が337百万円増加し、移転費用全体では874百万円増加した。連結では補助金等が1,533百万円増加し、社会保障給付の増加と合わせ、移転費用が2,070百万円増加したことがコスト増加の中心となっている。一方、経常収益の増加は全体で29百万円、連結で12百万円にとどまった。引き続き、物価高騰により維持補修費や社会保障給付等の増、人件費の増などにより、純行政コストが増加傾向は継続することが想定されるため、事業の見直しや公共施設の適正管理に努め、効率的な財政運営を図る。
分析:一般会計等の本年度差額は、前年度の477百万円からマイナス1,209百万円となり、純資産残高は1,128百万円減少して46,076百万円となった。純行政コストが778百万円増加する一方、財源が907百万円減少したことが要因である。財源の内訳では、国県等補助金が809百万円、税収等が100百万円減少しており、主に補助金の減少が大きく影響した。全体では、純行政コストが1,270百万円増加し、財源が539百万円減少した結果、本年度差額はマイナス1,228百万円となった。さらに、純資産変動計算書の「その他」に374百万円の減少が計上され、無償所管換等の増加を含めた純資産変動額はマイナス1,521百万円となった。連結では、税収等の増加により財源が511百万円増加したものの、純行政コストが2,434百万円増加し、本年度差額はマイナス1,214百万円となった。一般会計等・全体とは異なり、財源増加を上回るコスト増加が悪化の主因である。一方、資産評価差額564百万円等の増加により、純資産の減少額は896百万円となった。各区分とも当年度の財源で純行政コストを賄えず、純資産残高が減少へ転じた。事業の再点検により効率的かつ効果的な財政運営を図りたい。
分析:一般会計等の業務活動収支は、前年度の2,895百万円から860百万円へ減少した。国県等補助金収入の減少などにより業務収入が1,499百万円減少する一方、人件費や社会保障給付等により業務支出が536百万円増加したことが主な要因であり、投資や償還に充てる資金余力が縮小した。投資活動収支はマイナス1,407百万円へ改善したが、公共施設等整備費支出は865百万円増加している。改善には、基金積立金支出の849百万円減少や国県等補助金収入の596百万円増加等が影響しており、施設整備の縮小によるものではない。基金は積立額に対して取崩額が424百万円上回った。財務活動収支も地方債発行収入の増加等により118百万円のプラスとなったが、本年度資金収支額はマイナス430百万円となった。全体では、業務収入の974百万円減少と業務支出の1,215百万円増加等により、業務活動収支が4,109百万円から1,930百万円へ減少した。投資活動収支はマイナス1,748百万円へ改善したものの、財務活動収支はマイナス694百万円となり、本年度資金収支額はマイナス512百万円となった。一般会計等と異なり、全体では地方債等の償還額が発行額を342百万円上回っている。今後も物価人件費高騰による収支マイナスは継続するものと想定され、「財政運営指針」に基づき、歳入歳出の両面から健全な財政運営に向けた取り組みを継続する。
住民一人当たり資産額は136.2万円で前年度と同水準だが、類似団体平均150.5万円を14.3万円下回った。資産総額が0.8%減少する一方、人口も0.9%減少したため、一人当たり額が横ばいとなったものであり、資産規模が維持されたとはいえない。歳入額対資産比率は2.01年で、類似団体平均2.93年を下回ったが、歳入や減価償却の年度間変動を受けるため、この指標だけで資産保有の適否は判断できない。有形固定資産減価償却率は68.3%へ上昇し、類似団体平均66.0%を上回っており、資産の償却が進んでいる。今後は固定資産台帳を適切に更新し、施設ごとの劣化状況、利用状況、維持管理費及び更新時期を確認した上で、長寿命化や集約化等の優先順位を検討し、公共施設等の適正管理に努める。
純資産比率は前年度の60.1%から59.2%へ低下し、類似団体平均74.0%を14.8ポイント下回った。資産が655百万円減少する一方、負債が472百万円増加し、純資産が1,128百万円減少したことが要因であり、資産に対する負債の割合が高まっている。将来世代負担比率も32.9%から35.0%へ上昇し、類似団体平均16.3%を大きく上回った。特例地方債控除後の地方債残高が約1,077百万円増加したことに加え、固定資産の減少も比率を押し上げている。地方債残高全体の増加は118百万円であるため、特例地方債とそれ以外の構成変化にも注意が必要である。地方債の抑制のみを目的とせず、施設の必要性、将来の便益、種類別残高及び償還見通しを踏まえ、資産形成と将来負担の均衡を図る。
住民一人当たり行政コストは、令和4年度を底に2年連続で増加し、令和6年度は前年度比1.9万円増の57.0万円となった。類似団体平均41.4万円を15.6万円、約38%上回っている。上昇の主因は純行政コストの778百万円増加であり、人口が502人減少したことも一人当たり額を押し上げた。費用の内訳では、維持補修費、人件費及び社会保障給付の増加が大きい。依然として類似団体平均値と比較し、高い水準ん位あることから引き続き行財政改革への取り組みを通じて、効率的かつ効果的な行政運営の推進を図る。
住民一人当たり負債額は、令和5年度の54.3万円から55.6万円へ増加し、類似団体平均39.1万円を16.5万円上回った。負債総額が472百万円増加したことに加え、人口減少も一人当たり額を押し上げている。負債増加の中心は退職手当引当金の296百万円増加で、翌年度償還予定分を含む地方債残高も118百万円増加した。支払利息及び基金取引の影響を除いた業務・投資活動収支は、前年度の1,392百万円からマイナス842百万円へ悪化し、過去5年間で初めてマイナスとなった。特に、業務活動収支の減少が大きい。単年度の数値には施設整備の時期等も影響するが、資金余力の低下が続けば、基金の減少や地方債への依存が進む可能性があるため、業務活動収支のバランスを注視しながら資産形成に向けた投資活動を実施していく必要がある。
受益者負担比率は前年度の3.4%から3.3%へ低下し、類似団体平均4.5%を1.2ポイント下回った。経常収益が1,103百万円とほぼ横ばいである一方、経常費用が772百万円増加して33,652百万円となったことが主因である。経常収益のうち使用料・手数料は14百万円増加しており、今回の低下は使用料等の減収によるものではない。類似団体平均まで受益者負担率を引き上げるためには費用の縮減と収入の増加両面から取組みを行う必要があり、受益者負担の適正化により、税負担の公平性の担保に努める。
北海道石狩市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。