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地方財政ダッシュボード

静岡県裾野市の財政状況(2021年度)

静岡県裾野市の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

3カ年平均の財政力指数は1.00であるが、単年度の財政力指数は令和元年度は1.047、令和2年度は0.990、令和3年度は0.957と下落傾向にある。企業の堅調な業績に支えられ良好な財政力を維持し、昭和58年度から平成22年度まで連続して普通交付税の不交付団体であったが、リーマンショック以降の経済状況の悪化及び税制改正により法人市民税の大幅な減収となり、平成23・24・26・30年度は普通交付税の交付団体となった。令和2年度以降も普通交付税の交付団体となり、今後も交付団体を見込んでいる。

経常収支比率の分析欄

分母分子別の経年比較をすると、まず分母となる歳入については令和2年度から令和3年度にかけて291百万円増加している。増加要因としては普通交付税の追加交付等が挙げられる。この増額を当市の経常収支比率に当てはめると概ね2.2%数値が減少する。次に分子となる歳出については157百万円増加している。増加要因としては公債費の73百万円増加等が挙げられる。公債費は令和9年度まで現在の水準で推移することが見込まれるため、歳出全体の数値も現在の水準で推移することを見込んでいる。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

決算額の経年比較をすると、物件費は前年度から7百万円増加している。人件費は前年度から70百万円増加している。要因は会計年度任用職員の共済費の増や育児休業者等の復職による増が挙げられる。人件費は平成29年度に給料表の独自改正を行い給与水準の抑制に取り組んでいる。また物件費は現在着手中の行財政構造改革により、事業費の適正化に取り組んでいる。

ラスパイレス指数の分析欄

前年比1.3ポイント低下した主因は、寄与率の高い高校卒職員の退職によるものである。平成29年度から給料表改定等の給与体系の独自見直しを実施し給与水準の適正化を行っているため、今後は減少を見込んでいる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成28年度に近隣市町との消防広域組合を設立し、平成29年度から職員数が減少したことや、平成30年度から一部保育園で指定管理制度を導入したことにより、類似団体平均を下回っている状況にあると考えられる。今後、類似団体等を参考に、職員数の適正化に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

分母となる標準財政規模は普通交付税の追加交付等により増加したが、分子となる地方債の元利償還金が前年度から218百万円増加したことが、数値上昇の要因となっている。行財政構造改革による地方債の計画的発行に努めているが、元利償還金は令和9年度まで現在の水準で推移することが見込まれるため実質公債費比率の数値への反映は時間を要する。このため元利償還金が減少に転じるまでは、実質公債費比率は現在の水準で推移することを見込んでいる。

将来負担比率の分析欄

分母となる標準財政規模は普通交付税の追加交付により増加し、数値減少の一因となった。また分子の地方債現在高も前年度から減少している。一方、充当可能財源である充当可能基金及び基準財政需要額算入見込額も減少傾向にあるため、地方債現在高の減少幅ほど数値への影響は少ないものとなっている。今後も普通交付税の交付団体を見込んでいるため、標準財政規模は一定水準を維持できるものと見込んでいる。行財政構造改革による地方債の計画的発行に伴い地方債現在高は減少傾向にあり、その影響額が数値に反映されれば将来負担比率は減少するものと見込んでいる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

令和2年度に会計年度任用職員に係る経費の性質区分変更が行われたが、令和3年度においても人件費はほぼ横ばいで推移している。平成29年度に給料表の独自改正及び各種手当の適正化の推進により給与水準の上昇を抑制している。

物件費の分析欄

公立保育園の民営化により、これまで支出してきた指定管理料が減少したことが数値減少の要因となっている。一方、給食センター調理業務委託、文化スポーツ施設の指定管理料及び公共施設の土地借地料などが類似団体平均や県内平均を上回っている要因と考えている。今後、委託業務や指定管理者制度における費用対効果を検証し、事業経費の適正化に努める。

扶助費の分析欄

令和3年度に公立保育園の民営化を行ったことにより私立保育園に対する扶助費が増加したことが、扶助費の上昇要因である。また、こども医療費助成事業費や新制度私立幼稚園施設型給付の増加も数値上昇の要因となっている。行財政構造改革により単独事業としての扶助費は減少傾向にあるが、今後は県内平均や類似団体平均の数値に近似していくと見込んでいる。

その他の分析欄

その他の内、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計に対する繰出金が前年度から40百万円増額となった。民生費に係る繰出金は県内平均と比較して住民一人当たりのコストは低い水準で推移ししているものの、繰出金そのものは上昇傾向にあるため、今後は県内平均や類似団体平均に近似していくものと見込んでいる。

補助費等の分析欄

分母である経常歳入決算額の上昇により昨年度と同数値となっているが、補助費等の決算額では前年度から35百万円の増額となっている。増額要因は近隣団体と共同で構成する夜間救急センターへの負担金や児童福祉施設等補助金の増が挙げられる。今後、行財政構造改革の一環として各種補助金の見直しに着手予定である。

公債費の分析欄

学校エアコン設置事業債、深良小学校・富岡第一小学校耐震補強事業債及び新火葬施設建設事業債の元金償還の開始による元利償還金の増加が数値上昇の要因となっている。公債費は令和9年度まで現在の水準を維持することが見込まれているため、今後も数値は現在の水準で推移することを見込んでいる。

公債費以外の分析欄

公債費以外の項目で数値上昇の要因となっているものは物件費である。特に民生費や教育費に係る経費が県内及び類似団体平均を上回っている。教育費に関しては過年度全体として給食センター調理業務委託や文化スポーツ施設等の指定管理料及び公共施設の土地借地料などが数値上昇の要因と考えている。今後、指定管理者制度の見直しを行い、経費の適正化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

平成30年度に策定した行財政構造改革の実施により、歳出額を抑制し財政調整基金からの繰入金の減少を図り、実質単年度収支の赤字減少に努めているが、それでもなお実質単年度収支の赤字が見込まれることから、令和3年2月に財政非常事態宣言を行った。令和3年度において、歳出は普通建設事業費等の抑制に努めたが、実質単年度収支の前年度からの数値回復は普通交付税の追加交付等による歳入側の要因が主であるため、今後においても普通建設事業費をはじめとした歳出構造の適正化に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

令和3年度決算は、全会計において黒字であり前年度より黒字比率が上昇している。一般会計においては、平成22年度から法人市民税の減収を財政調整基金からの繰入金で補てんする状況が続いているが、市内企業において12月決算の法人があるため、歳入予算額に対し歳入決算額が未確定の状態であり、また令和3年度は地方消費税交付金や株式等譲渡所得割交付金が予算現額に対し収入額が上回ったため実質収支及び黒字比率を上昇させる要因となった。国民健康保険特別会計においては、国民健康保険税の収入額は前年度並であったが、対象者の高齢化等により一人当たりの療養給付費等が上昇傾向にあるため今後も黒字要素は減少傾向であると見込んでいる。水道事業については、令和3年度より企業債償還分を内部留保資金である減債積立金を取り崩して償還することとしたため、減債積立金を取り崩した分黒字幅が増加した。下水道事業については、接続件数の増加に伴う有収水量の増加及び令和3年1月に行った使用料改定により収益が増加し、黒字幅は微増となった。また、それに伴い一般会計からの基準外繰入が大幅に減少した。簡易水道事業については、収益は前年度並みだが、修繕箇所が少なかったことによる営業費用の減少により、黒字幅が微増となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

過年度の地方債発行により元利償還金は今後も増加傾向にある。また算入公債費等は減少傾向にあり、実質公債費比率(分子)の上昇要因となっている。一方、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は概ね一定水準で推移している。令和元年度から取り組んでいる行財政構造改革により起債対象事業が歳出抑制の対象となっている。また令和3年2月の財政非常事態宣言では今まで以上に地方債発行額を抑制することとしており、実質公債費比率の分子の上昇抑制につながるものである。令和3年度においては道路事業等の普通建設事業費の抑制を行ったことにより地方債発行額も減少した。また普通交付税の追加交付分に含まれる臨時財政対策債償還基金費について、同額相当にあたる10年債の地方道路等整備事業債等の発行を行わず20年債の臨時財政対策債を従来通り発行したため、後年度における単年度毎の元利償還金の平準化につながり実質公債費比率(分子)の上昇を抑えた。ただし、地方債発行の抑制による数値への反映は数年を要するものであり、今後も実質公債費比率(分子)は上昇傾向にあると見込む。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度の将来負担額は25,189百万円で前年度から797百万円減少している。一般会計等に係る地方債の現在高が835百万円減少しており、今後も地方債の元利償還金が地方債発行額を上回ると見込んでいるため、地方債の現在高は減少傾向にある。一方、基準財政需要額に算入される地方債の現在高も減少しており、基準財政需要額算入見込額は減少傾向にある。また、充当可能基金である財政調整基金等を毎年度取崩していることから、充当可能財源等は全体として減少傾向にある。このため、地方債の現在高の減少額ほど将来負担比率(分子)への影響は少ないものと見込んでいる。今後、行財政構造改革により歳出の抑制を行い財政調整基金の残高を確保することで、将来負担比率の分子の上昇抑制に努める。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は一般財源不足の補てんのために取崩し、前年度より151百万円の減少となった。その他特定目的基金の内、裾野市都市施設建設基金は裾野駅西土地区画整理事業に230百万円充当したことにより、前年度より229百万円の減少となった。また、裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金の新設により966百万円、裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金のソフト事業充当に伴い150百万円、裾野市土地開発基金廃止により新設した公共施設等マネジメント基金へ566百万円それぞれ積立を行ったため、基金全体では1,144百万円の増加となった。(今後の方針)平成22年度以降、多額の財政調整基金の取崩しが続いているため、行財政構造改革の取り組みを推進し取崩し額の減少に努める。また、公共施設の大規模改修が計画されているため、基金の使途の明確化のために裾野市都市施設建設基金や裾野市学校教育施設整備基金へ積立てていくことを予定している。

財政調整基金

(増減理由)税制改正及び市内企業移転に伴う法人市民税の減少により、不足する一般財源を補てんするために取崩している。(今後の方針)行財政構造改革の集中取組期間を定めており、歳出構造の健全化を推進し基金取崩し額の減少を図り、災害等に備えるため2,000百万円程度の残高を維持するよう努める。

減債基金

(増減理由)過年度に発行した市債について、任意繰上償還を145百万円行ったことや運用益の0.2百万円により前年度より145百万円の減少となった。(今後の方針)運用益以外の積み立ては予定していない。

その他特定目的基金

(基金の使途)裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金:企業版ふるさと納税を活用した地方創生事業の推進裾野市都市施設建設基金:都市施設建設事業の推進裾野市公共施設マネジメント基金:裾野市公共施設等総合管理計画に定められた公共施設等マネジメントの推進裾野市学校教育施設整備基金:学校教育施設の建設、取得、改修その他の整備裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金:防衛施設周辺整備調整交付金を財源とした公共施設の整備または事業の実施(増減理由)裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金:基金の新設による積立を966百万円行ったことによる増裾野市都市施設建設基金:裾野駅周辺整備事業へ230百万円充当したことによる減裾野市公共施設マネジメント基金:土地開発基金廃止による当該基金へ積立を566百万円行ったことによる増裾野市学校教育施設整備基金:東小学校・東中学校高圧電気設備修繕事業等へ10百万円、西幼稚園の塗装工事等に3百万円充当したことによる減裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金:防衛9条交付金を150百万円積立したこと等による増(今後の方針)現在、法人市民税減少に伴い財源が不足しており定期的な積み立ては難しい状況にあるが、遊休地の売却等を行い積み立て可能な財源を確保する。特に、その財源の性質や経緯などを勘案し、継続実施される裾野駅周辺整備事業や学校教育施設再編事業に充当するため、裾野市都市施設建設基金及び裾野市学校教育施設整備基金並びに裾野市公共施設マネジメント基金について優先的に積み立てを行う。また、企業版ふるさと納税を活用して岩波駅周辺整備を行うため、裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金に計画的に積み立てを行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については、類似団体平均より低いが、公営住宅など高い数値を示している施設もあり、対応が急がれる施設が存在する。公共施設等総合管理計画において2016年度から2045年度の30年間で公共施設全体での延べ床面積を30%削減することとしており、今後策定の個別管理計画を基に施設の適正化を推進していく。

債務償還比率の分析欄

公共施設の大規模改修等により市債発行額は増加傾向であったが、R3より市債発行額を抑制したことにより将来負担率が低下したため、R2年度からR3年度にかけ債務償還費率が低下した。今後も市債発行額を抑えることにより、持続可能な財政運営に努めたい。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

充当可能基金残高の低下に対し、小中学校校舎の大規模改修や土地区画整理事業、道路橋梁事業などのインフラ整備に係る市債発行により地方債残高は上昇傾向にあり、将来負担比率も上昇傾向にあったが、R3より地方債の発行額が償還額を下回るよう発行を計画的に行うことで地方債残高が減少したことから将来負担比率は今後も低下傾向となる見込みである。また、小中学校校舎を含む公共施設は大規模改修の実施により、類似団体に比べ有形固定資産減価償却率の上昇を抑制している状況である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

毎年度の財源不足を財政調整基金等からの繰入で補填しているため、将来負担比率は年々上昇傾向にあったが、R3年度より地方債の発行を抑える政策をとっていることから地方債残高が減少し将来負担比率は低下した。また、実質公債費比率は、基準財政需要額算入見込額(公債費等)の減等により、充当可能財源等が減少したため、前年度に比べ実質公債費比率の上昇の一因となっている。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

静岡県裾野市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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