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地方財政ダッシュボード

静岡県裾野市の財政状況(2023年度)

静岡県裾野市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

令和5年度の財政力指数は0.95となっており、令和5年度の単年度の財政力指数は、法人税収の増加もあり0.974と過去2年の単年度の指数よりは上昇したが令和2年度が0.990であったため、3ヶ年の財力指数としては下降した。令和元年度の法人税率改正によりこれまでの水準を維持できなくなってきており、今後においても1.00を下回る想定をしているため普通交付税の交付団体を見込む。

経常収支比率の分析欄

分母分子別に経年比較すると、まず分母側では前年度の法人税収の増加等に伴い、地方交付税、臨時財政対策債の大幅な減により全体で1,036百万円減少したことが数値が上昇した要因である。また分子側の歳出についても扶助費、繰出金、補助費等の増加により全体で185百万円増加している。そのため前年度から9.2%悪化しているが、前述の分母側の税収等の影響が強いため、今後は90.0%前後で推移すると見込んでいる。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

物件費は前年度に対し、物価高騰により光熱水費等が上昇したものの新型コロナウイルスワクチン接種事業費等が減少したため全体としては25百万円の減少となった。人件費は前年度に普通退職による職員数の減少等で大幅に減少となったが、職員数の復元に加え人事院勧告による増加もあり259百万円増加した。人件費は民生費や教育費の分野で県平均より高い傾向にあることを把握している。今後、小中学校や幼稚園・保育園の再編を実施する予定のため、施設数の減少に合わせて人件費や物件費も適正化していく見込みである。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度からの数値の変動は学卒区分による寄与率の高い職員の人員配置によるものである。また、採用者数と退職者数による割合の変動が影響している。平成29年度に給料表改定等の給与体系の独自見直しを実施し給与水準の適正化を図っているが、経験年数等の各階層別では数値に差があり、職員の階層の切り替わりによって数値が増減する可能性もあるため、毎年度の指数の変動には注視する必要がある。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成28年度に近隣市町と消防広域組合を設立し、平成29年度から消防職員が身分切替により組合職員となったため、類似団体平均を下回っている要因と考える。一方、人件費及び人件費に準ずる費用の分析においては類似団体平均を上回っている状況にある。これは定員管理の職員数には計上されていない前述の消防職員や会計年度任用職員の人件費が影響していると考えられる。今後は小中学校や幼稚園・保育園の再編事業に着手し、職員数を含めた人件費全体の適正化に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

単年度の数値では令和3年度は12.9%、令和4年度は12.2%、令和5年度は11.8%と年々下降傾向にある。公債費は過年度発行分の償還予定により令和11年度まで現在の水準で高止まりする見込みである。地方債については数年間は元利償還金に対し発行予定額が上回らないように制御する方針であるため将来的には公債費は減少する見込みであるが、実質公債費比率への影響は数年を要する。元利償還金が減少するまでは今後しばらく実質公債費比率に大きな変動はなく、緩やかに下降していくと見込んでいる。

将来負担比率の分析欄

分母となる標準財政規模が前年度から増加していることに加え、分子側の地方債現在高が1,615百万円、公営企業債等繰入見込額が311百万円減少しているため、前年度から9.6%減少した。地方債については今後の元利償還金に対し発行予定額が上回らないように制御する方針であり、地方債残高は減少する見込みである。また、分子側の充当可能基金は前年度から増加したものの、今後学校教育施設整備基金や都市施設建設基金をはじめとするその他特定目的基金の取崩を予定しているため、分子側の控除額も減少していくものと見込んでいる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費は前年度に普通退職による職員数の減少等により経常経費充当一般財源等が減少したが、今年度は元の水準に戻っている。今後は幼稚園・保育園の再編等を含めた施設の適正化により職員数や人件費にも影響があると考えられる。また、業務の効率化による時間外勤務手当の縮減等により、人件費全体の一層の適正化を図っていく。

物件費の分析欄

物価高騰による増額があったものの、物件費全体としてはほぼ前年度同額であった。文化スポーツ施設の指定管理料や公共施設の土地借地料が類似団体平均を上回っている要因と考えている。数値の上昇は分母である経常一般財源が776百万円減少していることが要因である。今後、包括管理委託の導入や指定管理者制度における費用対効果を検証し、経費の適正化に努める。

扶助費の分析欄

経常経費充当一般財源等は前年度から79百万円増加している。事業費基準では自立支援給付費が前年度から95百万円、こども医療助成費が25百万円増加している。それぞれ対象者の増加によるものである。令和元年度に着手した行財政構造改革により単独事業としての扶助費は減少したが、今後扶助費全体の経費としては県平均や類似団体平均の水準に近似していくものと推計する。

その他の分析欄

その他のうち、後期高齢者医療事業特別会計や介護保険特別会計への繰出金は上昇傾向にあり、繰出金に係る経常経費充当一般財源等は前年度から71百万円増加している。民生費に係る繰出金全体としては県内の住民一人当たりコストで比較すると低い水準にあると把握しているが、繰出金は上昇傾向にあるため、今後は県平均や類似団体平均に近い数値に推移すると見込んでいる。

補助費等の分析欄

経常経費充当一般財源等は前年度から65百万円増加している。一部事務組合に対するものが増加しているが、特に裾野市長泉町衛生施設組合に対する負担金が物価高騰による光熱水費の上昇の影響により45百万円増加となった。補助費等は一部事務組合に対するものや近隣団体で構成する夜間救急センター運営負担金が大部分を占めるため、今後一部事務組合等の事業規模によって変動があるものと想定している。

公債費の分析欄

公債費は過年度発行分の償還予定により令和11年度まで現在の水準で高止まりする見込みである。地方債については今後数年間は元利償還金に対し発行予定額が上回らないように制御する方針であるため将来的には公債費は減少する見込みである。今年度の数値の上昇は、分母である経常一般財源が776百万円減少していることが要因である。

公債費以外の分析欄

分母となる経常一般財源等が前年度から776百万円減少しているため、経常収支比率そのものが前年度から増加している。さらに個別の性質別経費で比較すると人件費や扶助費の増加も数値増加の一因である。ただし、一時的な要因による増加であるものもあるため、公債費以外の経常収支比率の数値は今後減少することが見込まれる。物件費も含め、全体の経費の適正化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

令和4年度は為替変動による市内企業の営業収益増収により市税が増加したが、令和5年度は市税全体で224百万円減少した。また、前年度の法人市民税の増加に伴い普通交付税が522百万円、臨時財政対策債が261百万円減少した。歳出においても扶助費、繰出金、補助費等の増により185百万円増加していることから財源不足となり、財政調整基金を1,025百万円取崩しため財政調整基金残高は減少し、実質単年度収支は大幅に下降することとなった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

令和5年度決算は標準財政規模が前年度から311百万円増加しており、会計全体としては黒字比率が減少している。一般会計は市税が前年度から224百万円減少した影響により実質収支が前年度から減少し黒字比率を下降させる要因となった。国民健康保険特別会計においては被保険者数の減少により国民健康保険税も減少している。一方、歳出については対象者の高齢化等の影響により医療費全体が前年度から上昇しているため、今後も黒字幅は減少する見込みである。介護保険特別会計においては、対象者の増加により歳入・歳出ともに増加しているが、65歳以上第1号被保険者数が微増なのに対し要介護・要支援認定者が増加したため、歳出の増加が歳入の増加を上回り黒字幅が減少している。水道事業会計については、現金預金が増加したことにより流動資産が213百万円増加したことが黒字比率上昇の要因である。下水道事業会計については、積立金の取崩による現金預金の減少により流動資産が34百万円減少したことが黒字比率減少の要因である。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

元利償還金等については現状概ね横ばいであるが、地方債発行の抑制に取り組んでいるため、将来的には地方債の元利償還金は減少する見込みである。ただし、過年度の地方債発行により元利償還金は令和11年度まで現在の水準が維持される見込みである。一方、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は減少傾向であるため、実質公債費比率の分子の上昇を抑制する一因となっている。算入公債費の増加については、令和5年度は地方債償還に充当した都市計画税の増加によるものである。実質公債費比率の分子については、令和11年度までは現在の水準が継続されるものの緩やかに減少すると見込んでいる。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度の将来負担額は21,553百万円で前年度から1,955百万円減少している。一般会計等に係る地方債の現在高が1,615百万円減少しており、今後も地方債の元利償還金が地方債発行額を上回ると見込んでいるため、地方債の現在高は減少傾向にある。一方、基準財政需要額に算入される地方債の現在高も減少しており、基準財政需要額算入見込額は減少傾向にある。また、充当可能基金である財政調整基金やその他特定目的基金を毎年度取崩していることから、充当可能財源等は全体として減少傾向にある。このため、地方債の現在高の減少額ほど将来負担比率(分子)への影響は少ないものと見込んでいる。今後、行財政構造改革により歳出の抑制を行い財政調整基金の残高を確保することで、将来負担比率の分子の上昇抑制に努める。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は市税等の歳入の減少により前年度より435百万円の減少となった。その他特定目的基金の内、裾野市都市施設建設基金は裾野駅周辺整理事業に128百万円充当したことにより前年度より98百万円の減少となった。また、裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金は岩波駅周辺整備事業の継続実施により171百万円減少し、裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金は予防接種事業やこども医療費助成事業への充当と積立に伴い5百万円減少した。基金全体では630百万円の減少となった。(今後の方針)令和4年度は財政調整基金の取崩はなかったが、令和5年度は1,025百万円の取崩を行っており、今後の財政見通しにおいては今後も財政調整基金の取崩しが想定されるため、行財政構造改革の取り組みを推進し取崩し額の減少に努める。また、公共施設の大規模改修事業実施のため、裾野市都市施設建設基金や裾野市学校教育施設整備基金は当該事業の財源として活用することを見込んでいる。

財政調整基金

(増減理由)市税収入及び普通交付税の減少により、1,025百万円取崩を行ったが、決算積立てにより590百万円積立てを行ったことにより前年度より435百万円の減少となった。(今後の方針)今後の財政見通しにおいて財政調整基金の取崩しを見込んでいるが、行財政構造改革の集中取組期間を定めており、期間中に歳出抑制に取組み財政調整基金の取崩額を減少させる方針である。また、災害時に必要となる財政出動を考え標準財政規模の10%程度は残高を確保する。

減債基金

(増減理由)増減なし。(運用益76千円の増加のみ)(今後の方針)運用益以外の積立ては予定していないが、普通交付税の追加交付等、減債基金への積立てについての検討を行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金:企業版ふるさと納税を活用した地方創生事業の推進裾野市都市施設建設基金:都市施設建設事業の推進裾野市公共施設マネジメント基金:裾野市公共施設等総合管理計画に定められた公共施設等マネジメントの推進裾野市学校教育施設整備基金:学校教育施設の建設、取得、改修その他の整備裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金:防衛施設周辺整備調整交付金を財源とした公共施設の整備または事業の実施(増減理由)裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金:企業版ふるさと納税による寄附金を2,082百万円積立て、2,266百万円取崩し等による減裾野市都市施設設建設基金:寄附金を30百万円積立て、裾野駅周辺整備事業へ128百万円充当したことによる減裾野市公共施設マネジメント基金:運用益を0.5百万円積立てたことによる増裾野市学校教育施設整備基金:寄附金を20百万円積立て、小学校・中学校高圧電気設備修繕事業等に5百万円充当したことによる増裾野市特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金:予防接種事業やこども医療費助成事業へ137百万円、文化センター改修工事へ18百万円充当し、次年度の同事業への財源として防衛9条交付金を150百万円積立したこと等による減(今後の方針)現在、法人市民税減少に伴い一般財源が不足しており定期的な積み立ては難しい状況にあるが、遊休地の売却等を行い積み立て可能な財源を確保する。特に、その財源の性質や経緯などを勘案し、今後も継続実施される裾野駅周辺整備事業や学校教育施設再編事業に充当するため、裾野市都市施設建設基金及び裾野市学校教育施設整備基金並びに裾野市公共施設マネジメント基金について優先的に積み立てを行う。また、企業版ふるさと納税を活用して岩波駅周辺整備を行うため、裾野市企業版ふるさと納税地方創生基金に計画的に積み立てを行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については、類似団体平均より低いが、年々数値が上昇している状況である。また、公営住宅など高い数値を示している施設もある。公共施設等総合管理計画において2016年度から2045年度の30年間で公共施設全体の延べ床面積を30%削減することとしており、今後策定の個別管理計画を基に施設の適正化を推進していく。

債務償還比率の分析欄

公共施設の大規模改修等により市債発行額は増加傾向であったが、R3年度より市債発行額を抑制したことによりR4年度は低下した。R5においてはまた上昇したが、要因としては、R4と比較して分母である経常一般財源が減少したことが挙げられる。今後、分子側のコントロールで上昇を抑制していく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

充当可能基金残高の低下に対し、小中学校校舎の大規模改修や土地区画整理事業、道路橋梁事業などのインフラ整備に係る市債発行により地方債残高は上昇傾向にあり、将来負担比率も上昇傾向にあったが、R3年度より地方債の発行額が償還額を下回るよう発行を計画的に行うことで地方債残高が減少したことから将来負担比率は今後も一定期間は低下傾向となる見込みである。また、小中学校校舎を含む公共施設は大規模改修を実施しているが、類似団体に比べ有形固定資産減価償却率の上昇を抑制できていない状況である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

毎年度の財源不足を財政調整基金等からの繰入で補填していたため、将来負担比率は年々上昇傾向にあったが、R3年度より地方債の発行を抑える政策をとっていることから地方債残高が減少し、分母である標準財政規模が増加したことで、将来負担比率は低下した。また、実質公債費比率は、元利償還金額は変化ないものの、特定財源の増や、標準財政規模増により前年度比で低下した。今後は、公債費も低下傾向にあるため、当比率も低下していく見込み。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

静岡県裾野市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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