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地方財政ダッシュボード

青森県風間浦村の財政状況(2018年度)

🏠風間浦村

地方公営企業の一覧

簡易水道事業


収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

長引く景気低迷による個人・法人関係税の減収などから財政力指数は0.10と類似団体を下回っている。村税の徴収率は99.2%と比較的高いため、今後も高い徴収率を維持できるよう努める。人件費については職員数が定員管理計画を下回っていることから、今以上の抑制は難しいため、行財政改革による組織の見直しを推進し歳出の抑制を図る。

経常収支比率の分析欄

平成30年度の経常収支比率は類似団体とほぼ同じ水準にある。前年度81.9から84.7に増加した要因としては扶助費と特別会計への操出金に係る経常一般財源が増額になったことに加え、普通交付税が減額となったためである。今後は公債費の増加に伴い経常収支比率の上昇が予想されるため、実施事業の点検を行う事で、事業の廃止・縮小などを計画的に進め経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費等の合計額に人口1人当たりの金額が類似団体平均を下回っているのは、職員数が定員管理計画を下回っているためである。しかしながら、安定した行政運営を行うためにも職員数の確保は必要であるため、人件費に係る決算額は上昇する見込みである。物件費においては行政システム等に係る賃借料が前年度に比べ減額となった事が影響しているが、行政システムも翌年度から更新作業に入るため物件費においても今後上昇する見込みである。なお、指定管理制度は既に導入しているが、受託を希望する事業者が少ないため期待通りの競争が生まれず歳出抑制効果がないので、指定管理の在り方については今後も検討を続ける。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は職員手当等の見直しにより類似団体平均を2.1ポイント下回っている。今後も定年退職者が控えているため、国の給与水準次第ではあるが減少していく見込みである。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数については、定員管理計画どおりの新規職員採用ができず、退職者数が上回ってしまったことから類似団体平均を下回っている。行政サービスの維持の観点から職員数の確保に努め適正化を図る。

実質公債費比率の分析欄

平成8年度から平成11年度にかけて実施した漁港整備事業や、平成17年度実施した保育所整備事業等に借入れた地方債の元利償還が終了したことに伴い、実質公債費比率は減少したが、類似団体の平均を5.1ポイント上回っている。しかしながら、平成25年度から平成27年度にかけて実施された小学校建設事業の元金償還が始まっており、しばらく実質公債費比率は上昇傾向となるため、地方債の新規発行についてはより一層抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、職員の退職により退職手当見込額減少したことから全体としての比率が減少した。しかしながら、今年度より大規模事業に着手したため、今後の地方債現在高増加に伴い将来負担比率の数値においても上昇が見込まれることから、事業実施の適正化を図り財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

職員数や手当の水準が類似団体と比較して低いため、経常収支比率の人件費分が低くなっている。具体的には時間外勤務手当の抑制を図ったことによる効果である。現段階で職員数に不足を生じているため、新規採用の抑制は難しいことから行財政改革への取組みを通じた人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は類似団体平均に比べると-2.5%下回っているが、昨年度に比べると上昇している。主な要因は、業務の民間委託化によるものである。職員数の不足もあり民間業者に対する業務委託へのシフトがおきているためである。

扶助費の分析欄

扶助費については類似団体の平均を0.8ポイント下回っており、その要因は児童数減少による児童手当の減及び老人措置入所者の減少によるものである。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率が類似団体を上回っているのは、操出金の増加が主な要因である。国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計にて医療費の増加が進み一般会計からの繰入額が増加となたため、今後保険料の適正化を図るなど普通会計の負担額を減らすよう努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は類似団体の平均を1.5ポイント上回っている。その要因は近隣市町村で構成する一部事務組合への負担金額が大きいためである。一部事務組合への補助費は本村補助費の67.8%を占めているため、経常収支比率の抑制を図るためにも近隣市町村との協議を図り、一部事務組合事業の見直し等の検討が必要である。

公債費の分析欄

平成25年度から平成27年度にかけて実施した小学校建設事業により地方債残高が増加した影響で地方債元利償還金も膨らんでおり公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を4.4ポイント上回っている。公債費のピークは令和元年度となり、その後しばらく同じ水準が続くと見込まれている。事業の見直しなどにより地方債の新規発行の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外については類似団体平均に比べ4.6ポイント下回っている。本村の数値でみると前年度に比べ2.3ポイント上昇しており、人件費、扶助費、物件費、補助費、その他すべての経常収支比率が上昇している。普通交付税の減額により経常一般財源が減少したためすべての数値が上昇したと考えられる。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

議会費は、住民一人当たり24,175円となっており、平成26年度より25,000円前後で推移している。総務費は住民一人当たり419,381円となっており、類似団体平均を上回っている。その主な要因は温泉施設整備事業への着手による普通建設事業費の増額によるものである。民生費については住民一人当たり216,836円であり、類似団体平均を上回っている。主な要因は国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計への操出金の増加によるものである。農林水産業費は住民一人当たり92,637円となっており、類似団体平均に比べ低い水準になっているが、本村の前年度数値から比べると増加している。その主な要因は県からの代行事業を受託し実施したためである。消防費は住民一人当たり145,100円であり、類似団体平均を大きく上回っている。その主な要因は高規格救急自動車整備に係る一部事務組合への負担金増によるものである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり1,381,218円となっている。主な構成項目である人件費においては、住民一人当たり164,166円となっており、平成27年度から減額傾向で類似団体平均に比べて低い水準にある。物件費は住民一人当たり205,491円であり、平成28年度より205,000円程度で推移し類似団体平均に比べて低い水準にある。補助費等は住民一人当たり290,009円となっており、類似団体平均に比べ大きく上回っている。その要因は一部事務組合への負担金が多額であるためである。普通建設事業費は住民一人当たり209,547円と類似団体平均を下回っているが、平成30年度から温泉施設整備事業が開始となり、完成が令和2年度となることから普通建設事業費は今後も上昇する見込みである。公債費は住民一人当たり161,640円と類似団体平均に比べ高い水準にある。平成25年度から平成27年度にかけて実施した小学校建設事業の元金償還が始まったことが主な要因である。

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金残高は、平成30年度より大規模事業に着手していることから一般財源の不足額を補うため中長期的な見通しのもと決算剰余金を中心に積立てており、最低水準の取崩しに努めている。実質収支額については、財政健全化の取組みのもと平成29年度から横ばいに推移している。実質単年度収支は単年度収支の赤字に加え、財政調整基金の積立額が取崩し額を上回ったため-1.17%の赤字となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

連結実質赤字比率は現状で全会計とも赤字はでていないが、いずれの会計も一般会計から多額の操出がある。特に簡易水道特別会計は水道料金の徴収率は上がっているものの、水道料金自体が本来の必要額より低い水準となっているため、それを補うため一般会計からの繰越金が年々増加傾向にある。今後は水道料金の見直しなど受益者負担の適正化を図る。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

実質公債費比率の分子については、元利償還金は既発債の償還終了に伴い減少傾向にあるが、平成25年度から平成27年度に実施した小学校建設事業で借入れた地方債元利償還金のピークが令和元年度から数年間つづくため、確実に上昇する見込みであるが、活用した地方債が過疎対策事業債であるため、その70%が算入公債費等に加算される見込みである。組合が起こした地方債元利償還金に対する負担金等も既発債の償還終了に伴い傾向にあるが、現在塵芥処理施設の新設計画が進んでいるため、こちらも今後上昇する見込みである。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

将来負担比率の分子については、一般会計地方債残高は温泉施設整備事業への着手により地方債の新規発行を行ったため平成29年度より増加となった。公営企業債等繰入見込額は簡易水道事業における地方債残高の減少により減額となっている。組合等負担見込み額についても、塵芥処理施設に係る既発債が減額となったため減少となった。退職手当負担金見込額は定年退職により減少した。充当可能基金については、財政調整基金及び庁舎建設基金の積立てにより増加となった。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)基金全体の金額としては24百万円の増額となった。財政調整基金77百万円を取崩し一般財源の不足に充当したが、事業費等の再精査等により69百万円の積立てと前年度決算剰余金35百万円を積立てた。また今後予定される庁舎建設事業に向けて庁舎建設基金69百万円を積立てたことにより基金全体が増加となった。(今後の方針)財政調整基金については、基金の使途の明確化を図るため必要に応じて特定目的基金に積立てていく予定としているが、令和元年度から数年間は地方債元利償還金が増加することに加え、公共施設の建替え等大規模事業が控えていることから多くの一般財源を必要とするため、財源不足にならないよう一定額を確保していく予定としている。しかし、その他特定目的基金については年次計画に沿って事業に充当されるため基金全体としてみた時は減少となる見込みである。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金は、69百万円の積立金と決算剰余金35百万円を積立てたことにより、一般財源の不足額として繰入れた77百万円を除いても27百万円の増額となった。(今後の方針)今後の方針としては、令和元年度より地方債元利償還金が増額となることに加え、大規模事業の実施に要する一般財源の確保の観点から標準財政規模の20%程度程度を確保したいと考えているが、令和2年度末以降は大きく減少していく見込みである。

減債基金

(増減理由)減債基金は積立金利息のみの増となるため増減はなかった。(今後の方針)今後も新規積立ての予定はない。

その他特定目的基金

(基金の使途)・水産業振興基金:漁業協同組合における水産業振興を図るための事業に要する経費に充てる資金。・庁舎建設基金:風間浦村役場庁舎建設事業に充てるための資金。・電源立地地域対策事業基金:公共用の施設整備や住民生活の利便性の向上及び産業の振興に寄与するための事業に要する経費の財源充てるための資金。・地域活性化基金:地域振興策及び防災安全対策に要する経費の財源に充てるための資金。・過疎地域自立促進特別事業基金:塵芥処理施設の解体に要する経費の財源にあてるための資金。(増減理由)・水産業振興基金:漁業協同組合補助金への財源とし-59百万円を取崩した。・庁舎建設基金:役場庁舎建設事業に向けて69百万円を積立てた。・電源立地地域対策事業基金:消防人件費負担金の財源に充当するため100百万円取崩したが、61百万円の積立を行ったため-39百万円減少した。・地域活性化基金:塵芥処理費等負担金の財源に充当するため65百万円取崩したが、89百万円の積立を行ったため24百万円の増となった。・過疎地域自立促進特別事業基金:利子のみの積立のため増減はなかった。(今後の方針)・水産業振興基金:漁業協同組合補助金の財源として毎年-90百万程度ずつ減少する見込み。・庁舎建設基金:役場庁舎建設事業が終了する令和6年を目途に使い切る見込み。・電源立地地域対策事業基金:毎年-40百万円程度減少していく見込み。・地域活性化基金:積立金の原資を普通建設事業の財源とするため、積立額の減少に伴い残高も減少する。・過疎地域自立促進特別事業基金:塵芥処理施設解体事業のスケジュールが決まっていないため、しばらく現状のまま推移する。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当村の有形固定資産減価償却率は類似団体平均を5.5ポイント下回っているものの上昇傾向にあり、伸び率については類似団体平均よりも高くなっている。施設の老朽化等により今後も上昇が見込まれるが、現在策定中の個別施設計画に基づき適切に維持管理等を行っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均を141.1ポイント上回っている。主な要因としては、平成29年度から実施している下風呂温泉整備事業に係る地方債の発行、景気低迷による税収の減少等が考えられる。今後も、基金残高や税収が減少することが見込まれるため、税徴収率の向上・維持及び事業の見直し等により債務償還比率の上昇を抑えられるよう取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、充当可能財源である基金の積立等により年々減少しており、H29からは類似団体平均と同水準となっている。有形固定資産減価償却率は、取得価格の大きい風間浦小学校が建設後数年しか経過していないことから減価償却率が低く、類似団体よりも低い水準となっている。今後は、公共施設の更新等により将来負担比率は上昇し、有形固定資産減価償却率は減少する見込みである。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率はどちらも減少傾向にあるが、類似団体平均と比較すると将来負担比率は同水準、実質公債費比率は高い水準にある。今後は、平成27年度に借入れた風間浦小学校建設等の元金償還が開始となることから実質公債費比率は上昇する見込みである。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

ほとんどの累計において、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているものの、橋りょう・トンネル及び公民館については、類似団体平均を上回っている。橋りょう・トンネルについては、多くが昭和50年代に建設され耐用年数を経過しつつあり、現在は定期的な診断や維持補修に努め長寿命化を図っている。公民館については耐用年数を経過したものがほとんどであるため、施設の集約化や他の機能の施設との複合化等の検討を進めている。

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

有形固定資産減価償却率を類似団体平均と比較したとき大きくなっているのは、一般廃棄物処理施設、消防施設及び庁舎である。一般廃棄物処理施設については、平成元年度に建設し現在は休止中であり、今後も利用予定はないため除却を検討している。消防施設及び庁舎については、消防施設の有形固定資産減価償却率は76.7%、庁舎は98.7%となっており、庁舎の有形固定資産減価償却率が高くなっている。また、耐用年数も大幅に経過し防災等の観点からも新庁舎への建て替えを予定している。

財務書類に関する情報①(2018年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から125百万円減少(-1.0%)となり、金額の変動が大きいものは事業用資産とインフラ資産であった。事業用資産の建物が公営住宅建設により35百万円の増加、インフラ資産の土地が温泉施設建設に係る土地の取得により28百万円増加したが、事業用資産の建物及びインフラ資産の工作物の減価償却による資産の減少が上回ったことから減少した。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は2,320百万円となり、前年度比170百万円の増加(+7.9%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は1,310百万円、補助金や社会保障費等の移転費用は1,010百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。最も金額が大きいのは物件費等(977百万円、前年度比-4百万円)、次いで補助金等(631百万円、前年度比+47百万円)であり、純行政コストの44.4%を占めている。施設の集約化や複合化等に着手するなど、公共施設の適正管理に努め経費の縮減を図る。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(1,513百万円)が純行政コスト(2,198百万円)を下回っており、本年度差額は△315百万円となり、純資産残高は9,067百万円となった。固定資産への適正課税に向けた調査等を実施し、税収等の増加に努める。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動経費が88百万円、投資活動収支が△145百万円、財務活動収支が地方債償還額を地方債発行額が上回ったことから△56百万円となり、本年度資金収支差額は△2百万円となった。経常的な活動に係る経費は税収等収入で賄えているが、地方債の発行収入により資金を確保している状況であるため行財政改革等を推進する必要がある。

財務書類に関する情報②(2018年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

計は減少し、歳入額対資産比率は0.11年減少した。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は、類似団体平均を下回っており、純行政コストが税収等の財源を上回ったことから純資産が減少し、昨年度から1.8%減少している。純資産の減少は、将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が消費して便益を享受したことを意味しているため、行財政改革等により行政コストの削減に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人あたり行政コストは、類似団体平均と同程度で年々増加している。純行政コストのうち13.8%を占める人件費や物件費等の増加が、住民一人当たり行政コストが高くなる要因と考えられるため、定員管理計画に基づいた適正な定員管理の実施や行財政改革等により行政コストの削減に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は類似団体平均を大きく上回っており、前年度から189百万円増加している。これは温泉整備事業等により地方債を347百万円発行したことにより、償還額を上回ったためである。今後は庁舎移転事業等の実施が予定されているため、財源を確保し少しでも地方債の発行額を減らすよう努める。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっているが、前年から1.8%増加している。公共施設等の使用料見直しの実施や利用回数を上げるための取組を行うなど受益者負担の適正化に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,