仙北市:特定環境保全公共下水道
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05:秋田県
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仙北市:特定環境保全公共下水道
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経営比較分析表(2014年度)
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率総費用と地方債償還金にしめる総収益の比率近年は65~70%の間で数値が移行している。区域内に宿泊施設が多く使用料収益にはばらつきがある。④企業債残高対事業規模比較率料金収入に対する企業債残高の割合。整備は終了しており、事業に使用した起債の返済が進む毎に数値が下がっている。⑤経費回収率使用料で賄うべき経費の比率現在は61.98%。経費の大きい割合を占める起債償還額の減少に伴い経費も下がり、回収率は上昇していくと思われる。⑥汚水処理原価1㎥当たり汚水処理に要した費用。近年は類似団体と近い値で推移したが、今回は平均を上回る値になった。今後も改善に努める。⑦施設利用率施設の処理能力(一日)に対する日平均の処理水量の割合。処理場である田沢湖浄化センターでの一括処理のためこちらの数値はなし。⑧水洗化率処理区域内汚水処理人口割合。高い水準で推移していて接続率は100%に近くなっている。
老朽化の状況について
整備が始まった昭和55年から35年以上が経過し、管路更正など必要となっている。長い距離の基幹管路を抱えているため大規模な修繕・更正は事業経営にも影響が大きいので、細やかな補修などで不明水の解消などへ対策していきたい。
全体総括
使用料金は県内特環事業15市町村の平均を下回っており、今後、市民の理解を得られる範囲で段階的な料金改定により、収入の増加を図りたい。事業経営に対して建設工事に要した起債元利償還金に大きな負担となっているが、整備は終了しているので、今後は施設運営など見直し、掛かる経費の削減に努める。維持管理費、資本費を使用料金で賄う事が公営企業会計の原則であるが、現在は維持管理費の一部充当となっている。適正な料金価格設定、経費の見直しによる削減で各経営指標の向上を目指していく。