村上市:特定環境保全公共下水道

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

・経常収支比率は100%を下回っているが、災害共済保険金等の特別利益により欠損金は生じていない。経費回収率は、67.07%であり、汚水処理費を使用料で賄えていない状況にある。また、新型コロナウイルスの経済支援対策として、料金値上げの延期を継続したことにより、使用料が減収となったことも起因している。今後も効率的な施設運営を行い維持管理コストの削減に努めていく必要がある。・処理場施設の老朽化が進んでおり、今後、計画的に更新事業を行っていくこととしている。令和3年度の企業債残高対事業規模比率が大幅に上昇しているのは、一般会計負担率が減少したことによるものであり、企業債残高は減少傾向にある。・施設利用率が類似団体平均と比較して低い水準であり、維持管理の効率化を図っていく必要がある。集落排水事業との統合を検討している施設もあり、適正な施設規模となるよう、着実に計画を進めて行く必要がある。・水洗化率については、令和2年度に比べ0.81%の増加となった。人口減少や高齢化の進行などの影響により接続戸数の大幅な増加は見込めない状況であるが、引続き、普及・啓発活動に取り組んでいく必要がある。

老朽化の状況について

・類似団体、全国平均と比較し老朽化が進んでいないように見えるが、これは、令和2年度の法適用時に固定資産償却未済高を事業開始時の取得資産としたことによるものである。実態も法定耐用年数を経過した管渠はなく、老朽化に伴う更新対象工事は実施していない現状である。各施設を整備した年度が同時期のため更新時期も重なることが予想されるため、村上市下水道ストックマネジメント計画に基づき、リスクに対応する最小限の改築更新を行う方針である。

全体総括

・令和2年度から、地方公営企業法適用事業へ移行し2年目となり経営課題が見えてきている現状である。経営戦略については平成28年度に策定した後、見直しを行っていないことから、上下水道事業審議会での議論を踏まえて見直しを図る必要がある。・先送りしていた料金改定については、令和4年6月から実施しているが、災害の影響もあり厳しい経営状況となっている。一般会計からの基準外操入金の割合も高く繰入金に頼った経営となっているため、適正な料金水準の算定を行い、経営の健全化を図る必要がある。

類似団体【D1】

釧路市 網走市 伊達市 七飯町 京極町 沼田町 当麻町 比布町 愛別町 上川町 占冠村 和寒町 枝幸町 津別町 豊浦町 日高町 士幌町 別海町 標津町 青森県 弘前市 十和田市 仙台市 蔵王町 七ヶ宿町 加美町 秋田県 秋田市 大仙市 小坂町 井川町 大潟村 山形市 鶴岡市 大蔵村 南相馬市 つくば市 かすみがうら市 神栖市 宇都宮市 日光市 前橋市 高崎市 沼田市 吉岡町 中之条町 みなかみ町 玉村町 新座市 富士見市 三芳町 佐倉市 我孫子市 酒々井町 新潟市 長岡市 新発田市 村上市 糸魚川市 妙高市 魚沼市 南魚沼市 弥彦村 田上町 富山市 魚津市 滑川市 黒部市 南砺市 白山市 永平寺町 越前町 北杜市 早川町 小菅村 丹波山村 松本市 上田市 飯山市 茅野市 原村 高山市 可児市 浜松市 沼津市 磐田市 伊豆市 函南町 豊橋市 豊川市 知多市 長浜市 近江八幡市 草津市 野洲市 米原市 竜王町 舞鶴市 池田市 豊能町 神戸市 豊岡市 赤穂市 三木市 宍粟市 香美町 奈良市 大和郡山市 天理市 桜井市 生駒市 川西町 三宅町 田原本町 広陵町 河合町 倉吉市 三朝町 北栄町 大山町 南部町 松江市 出雲市 瀬戸内市 和気町 今治市 香南市 筑紫野市 雲仙市 長与町 合志市 氷川町 名護市