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地方財政ダッシュボード

奈良県宇陀市の財政状況(2022年度)

奈良県宇陀市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

宇陀市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業病院事業宇陀市立病院観光施設事業保養センター美榛苑下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

単年度の財政力指数は前年度から0.01増加し、0.28であった。単年度では増加したものの、3ヵ年平均の数値はH26年度以降減少し続けている。当市は中山間地域に位置し、確固たる基幹産業や企業がないため財政基盤が脆弱である。大阪等のベッドタウンでもあるが、住み替えや世代交代が進まず、勤労世代の退職・高齢化により主たる税収である個人市民税はH19年度以降逓減している。今後はさらに高齢化が進み、人口の減少による過疎化も進行することが見込まれる。第4次行政改革大綱(R3.3月策定:R3年度からR7年度)、第2次宇陀市総合計画に基づき、転入増加と収入の増加を図りつつ、組織体制の見直しや持続可能な財政運営に努める。

経常収支比率の分析欄

R4年度は前年度と比べて1.8ポイント増加した。これは、普通交付税の減少及び物件費の増加が主な要因である。全国平均及び奈良県平均も増加しているが、依然として各平均値よりも高い数値となっている。今後、新学校給食センター建設事業等に係る地方債の元利償還が予定されており、公債費の増加による比率上昇が見込まれる。組織体制の見直しや業務効率化による人件費の削減等に引き続き取り組み、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較して人件費は減少したものの、物件費は増加した。人口減少(前年度比649人減)に伴い、人口1人当たりの金額は増加傾向にある。物件費増加の主な要因は、光熱水費や燃料費及び委託料が増加したことによるものである。物価上昇の影響もあることから、今後も更なる業務の効率化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

H19年4月から5%、H22年4月から2.5%の職員給減額を実施してきたことにより類似団体平均を下回っていたが、H30年4月より職員給与の減額を取りやめた。これにより、ラスパイレス指数は上昇し、類似団体平均を上回る状況が続いている。国に準じた給与制度設計を実施し適正化に取り組んでいく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

地理的要因及び合併前の職員や施設を引き継いでいることから、類似団体と比較して総枠的に多い。H22年度からH26年度において、第2次宇陀市行政改革大綱に基づき定員の適正化を図るため、早期勧奨退職制度の導入等により普通会計職員48人の削減を目標としていたところ、結果91人の減となり目標を大幅に超えた。その後も職員数の削減に向けた取り組みを実施してきたが、依然として類似団体平均より1.41人多い。職員平均年齢の高年齢化も課題となっていることから、第4次宇陀市行政改革大綱に基づき、年齢構成のバランスを意識した定員管理に取り組む。

実質公債費比率の分析欄

合併以前より財源を地方債に求めてきたため、旧町村での過疎対策事業債や公住債、合併特例債等の償還により高い水準で推移してきた。近年は新規発行額の抑制及び普通交付税算入率の高い起債発行により年々改善しており、前年度と比較して1.7ポイント改善した。主な要因は公債費の減少である。新学校給食センター建設事業等の大型投資事業による公債費負担が控えているため、中長期的には上昇に転じる恐れがある。新規発行抑制等に引き続き取り組み、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

昨年に引き続き前年度と比較して減少(1.9ポイント減少)したものの、依然として類似団体平均を上回っている。比率が減少した主な要因は、地方債残高が減少したこと及び、公営企業債等の償還に係る繰出見込額が減少したことである。今後、新学校給食センター建設等の大規模事業により地方債残高が増加し、比率が上昇することが見込まれる。義務的経費の削減に引き続き取り組み、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

R3年度と比較して0.6ポイント減少した。類似団体平均は0.6ポイント増加しており、類似団体平均を0.8ポイント下回る結果となった。第2次宇陀市行政改革大綱において、H22年度からH26年度の5年間で普通会計職員数を48人削減することを目標としていたが、早期勧奨退職制度の導入等により91人削減することができた。その後も人員削減等に努めており、年度によるばらつきはあるものの人件費は減少傾向である。第4次宇陀市行政改革大綱に基づき、引き続き適正な定員管理に努める。

物件費の分析欄

経常的経費となる光熱水費や燃料費が増加したため、前年度と比較して0.8ポイント上昇した。人件費に係る経常収支比率は低下傾向にあるため、民間委託等をバランス良く進め、経費の縮減に努めていく。

扶助費の分析欄

児童手当等が減少したものの、障害者福祉関係が増加しており、扶助費総額としては前年度より増加した。適正な資格審査等を行い、財政を圧迫することのないよう努める。

その他の分析欄

R2年度は下水道事業会計が法適化されたことにより繰出金から補助費等へ移行となったため、大きく減少している。R4年度においては、前年度と比較して維持補修費はほぼ横ばいだったものの、繰出金が増加したため0.7ポイント上昇した。住民の高齢化により介護保険事業会計及び、後期高齢者医療事業会計への繰出金が年々増加しているため、各特別会計の安定運営を推進し、普通会計の負担減となるよう努める。

補助費等の分析欄

前年度に比べて0.5ポイント増加し、類似団体平均より5.8ポイント高い比率となっている。主な要因は、消防業務やごみ収集処理業務、し尿処理などを一部事務組合において運営しているためである。一部事務組合への負担金額は地理的要因などから類似団体と比較して大きい傾向にある。また、繰出基準に基づく法適用公営企業への繰出金額はR3年度と比較して14,933千円増加した。特に病院事業特別会計への繰出金額が大きく、比率が高くなる要因の一つとなっている。各企業の事業効率化等により、縮減に努めていく。

公債費の分析欄

R1年度の比率が大きくなっているのは償還期限の到来による満期一括償還があったためである。その後はほぼ横ばいの状態が続いている。自主財源に乏しいため、合併以前は地総債、過疎対策事業債、公住債等に、合併後は特に合併特例債に財源を求めてきた。公債費比率の抑制に努めているところであり、第4次宇陀市行政改革大綱(R3年3月策定)においては、臨時財政対策債を除いた地方債発行額を10年間で200億円以内に抑えることとしている。

公債費以外の分析欄

R3年度から1.9ポイント増加したものの、類似団体平均がそれ以上に増加したため平均を下回った。経常収支比率が増加した主な要因は物件費の増である。今後も業務の効率化に取り組むと共に、高止まりしている補助費等の縮減を推進するため各公営企業会計の健全化を図る。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

実質収支額は継続して黒字を確保しており、実質単年度収支についてもR3年度以降黒字となっている。R3年度においては財政調整基金の取崩しを行わなかったが、R4年度は前年度に引き続き積立て(335百万円)を行いつつもほぼ同額の取崩し(330百万円)を行ったことなどから実質単年度収支額が減少し、標準財政規模比は4.56ポイント減少した。今後は各施設改修等により歳出額の増が見込まれることから、第4次宇陀市行政改革大綱に基づいて行財政改革に取り組み、持続可能な財政運営の確立に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

赤字となっている事業会計は、住宅新築資金等貸付事業特別会計である。住宅新築資金等貸付事業特別会計については、合併以前に公住債を財源に運営されていたもので、現在は新規貸付を行わずに、元利償還を行っていることから、年々起債残高は減少しているものの貸付先からの償還の一部で滞納が生じているため、毎年赤字が発生している状況にある。現在は、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合において、貸付金の回収事務を行っているが、回収業務が滞りなく進められるよう努力していく。また、左表においてその他会計に含まれる保養センター事業特別会計については、市直営で実施している観光事業でS56年の開設以来事業規模を拡大していたが、近隣での類似施設の整備や施設の老朽化などが要因となり年々累積赤字が拡大していった。そのため民間事業者による指定管理者制度を導入し、H22年度から運営全般を指定管理者に委託して事業を実施するとともに、それまで勤務していた職員を普通会計に引き上げて事業を行い、R2年度までに赤字を解消する「保養センター事業特別会計経営健全化計画」を策定した。計画に沿って赤字解消を進めてきた結果、計画ではR2年度での赤字解消を目指していたが、1年前倒しでR1年度に目標を達成した。土地取得事業特別会計は令和2年度末をもって廃止となった。市全体として特別会計の安定運営に向けて推進するよう努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

R1年度は満期一括償還があったため元利償還金が大きくなっている。R3年度についてはH29年の台風被害による災害復旧事業債の元金償還が開始されたこと等により、R2年度と比較して元利償還金が増加した。公営企業債の元利償還金に対する繰入金についても、病院事業特別会計における建設改良に要した経費への公営企業債借入金について元金償還が開始となるものがあったこと等から増加している。R4年度は公営企業債の元利償還金に対する繰入金は継続して高い数値となっているものの、元利償還金は減少した。これは、R4年度は繰上償還が無かったこと及び、H21年度に発行した消防施設整備事業等に係る過疎対策事業債の償還が終了したこと等が主な要因である。今後も第4次宇陀市行政改革に基づき、地方債の新規発行抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

合併以後、地方債の新規発行の抑制により普通会計に係る地方債残高は年々減少している。組合等負担等見込額は奈良県広域消防組合によるものである。将来負担比率は対前年度で1.9ポイント減少した。これは、分母となる標準財政規模が減少したものの、分子である地方債残高及び公営企業債等の償還に係る繰出見込額等がそれ以上に減少したためである。充当可能基金額については、R4年度においてふるさと応援基金の積みたて額(281百万円)が取崩し額(186百万円)を大きく上回ったこと等により前年度と比較して251百万円増加した。今後、公営企業等も含めた公共施設等の老朽化対策が必要となってくることから、引き続き適正な基金及び公債費管理に取り組み、持続可能な財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)H22年度から基金全体の残高は増加し続けていたが、H29年度に減少に転じた。財政調整基金の取り崩しが主な要因である。R2年度からは再び増加に転じ、R4年度は前年度と比較して51百万円増加した。増加の主な要因は、ふるさと応援基金の積立て額(281百万円)が取崩し額(186百万円)を上回ったためである。(今後の方針)前年度に引き続き基金残高は増となったものの、老朽化した施設の改修等が控えることから中長期的には減少していくと見込んでいる。今後も業務効率化により歳出削減を図るとともに、それぞれの基金の使途に沿った事業計画を立てて適切な基金管理を行っていく。

財政調整基金

(増減理由)R3年度は取崩しを行わなかったため大きく増となったが、R4年度は積立て額(335百万円)とほぼ同額の取崩し(330百万円)を行ったため、前年度と比較すると微増にとどまった。人件費は減少したものの物件費等が増加したことが要因である。(今後の方針)決算剰余金の1/2を積み立てることとしており、適正とされている標準財政規模に対する基金残高割合10%は維持しているものの、生産年齢人口の減少による税収の減等、今後厳しい財政状況が続くことが見込まれる。必要に応じて調整財源として取り崩しを行う。また、災害への備え等予期せぬ歳入不足を補う必要があるため、引き続き可能な限りの積み立てを行っていく。

減債基金

(増減理由)1百万円の取り崩しを行い、積み立ては基金利子分のみであったため、1百万円の減となった。(今後の方針)地方債の償還計画を踏まえ、必要に応じて積み立てを行っていく

その他特定目的基金

(基金の使途)地域づくり推進基金:宇陀市の地域づくりの推進に要する経費の財源にできる。新市まちづくり計画に示されている事業を推進するための基金。ふるさと応援基金:宇陀市に貢献したいと思う個人、団体等からの寄附金を財源として宇陀市の発展に資することを目的とする。医療又は福祉の充実、観光の振興、教育の振興、歴史、文化の保存活用に関する事業を推進するための基金。(増減理由)地域づくり推進基金:過疎地域自立促進に向けた事業の財源等として178百万円積み立て、事業推進の財源として235百万円取崩したことにより57百万円の減。ふるさと応援基金:ふるさと寄附金を281百万円積み立て、事業推進の財源として186百万円を取崩したことにより95百万円の増。(今後の方針)地域づくり推進基金:引き続き過疎地域の自立促進に向けた事業の財源として積み増ししていく。一方で新市まちづくりを推進するための財源として取り崩しも行うが、事業の取捨選択を行いながら計画的に行うこととする。ふるさと応援基金:現状は取り崩し額より積立額の方が多いため一時的に増加しているが、寄附者の意向に沿った事業の財源として充当していく。善意により寄附された資金であるため、市の発展に資する事業を中心に活用していく。その他の目的基金:必要に応じて積み立て、取り崩しを行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和4年度決算において、全国平均より12.6%、類似団体平均より12.7%、県平均より8.8%高い割合となっている。体育館や道路等、有形固定資産減価償却率の高い物が多いため、人口減少に合わせた公共施設の統廃合による資産更新費用の削減に努め、公共施設等総合管理計画・個別施設計画に基づき、施設の維持管理を適切に進める。

債務償還比率の分析欄

令和4年度は、前年度と比較すると55.4%増加し、数値に低下がみられた。財政健全化の取組として地方債の新規発行の抑制や債務償還に充当可能な財源は増加しているが、対前年度比で経常一般財源等が586百万円減少していることが要因である。類似団体等と比べ高い数値であり、その要因として企業会計に対する繰出金及び一部事務組合への負担金が大きいことが挙げられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

平成30年度と令和4年度を比較すると将来負担比率は38.9ポイント減少しており、有形固定資産減価償却率は7.8ポイント増加している。債務の減少、充当可能財源が増加した一方で、公共施設が老朽化したといえる。引き続き適切な公共施設への投資を行うと共に公共施設の統廃合を進め、有形固定資産減価償却率及び将来負担比率の軽減に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

平成30年度と令和4年度を比較すると将来負担比率は38.9ポイント減少しており、実質公債費率は3.1ポイント減少している。令和元年度は地方債の満期一括償還があったことから実質公債費比率が上昇したが、その後は地方債残高が減少したことにより将来負担比率は減少し、実質公債費比率も減少に転じている。依然として類似団体と比較すると高値であるため、今後も引き続き地方債の新規発行抑制等に取り組んでいく。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県宇陀市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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