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地方財政ダッシュボード

奈良県宇陀市の財政状況(最新・2024年度)

奈良県宇陀市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

単年度の財政力指数は前年度から0.01減少し、0.27であった。3ヵ年平均の数値はR3年度以降横ばいとなっている。当市は中山間地域に位置し、確固たる基幹産業や企業がないため財政基盤が脆弱である。ベッドタウンでもあるが住み替えや世代交代が進まず、主たる税収である個人市民税はH19年度以降逓減している。今後はさらに高齢化が進み、人口減による過疎化も進行することが見込まれる。第4次行政改革大綱(R3.3月策定:R3年度からR7年度)、第2次宇陀市総合計画に基づき、転入増加と収入の増加を図りつつ、組織体制の見直しや持続可能な財政運営に努める。

経常収支比率の分析欄

R6年度は前年度と比べて1.8ポイント減少した。これは、普通交付税が大きく増加したことが主な要因である。物価高騰による影響で物件費等の経常経費は増加傾向にある。また、今後、就学前施設建設事業や新学校給食センター建設事業等に係る地方債の元利償還が予定されており、公債費の増加による比率上昇も見込まれる。組織体制の見直しや業務効率化による人件費・物件費等の削減に引き続き取り組み、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較して人件費・物件費ともに増加し、人口が減少傾向にあることから、人口1人当たりの金額は増加している。職員数削減の取り組みを続けているものの業務の多様化等により業務量は増加しており、会計年度任用職員に係る人件費が増加傾向にある。物件費においても、物価高騰等による影響で委託料や光熱水費が増となっている。今後、更なる業務効率化に努め、雇用と委託化のバランスを取りながら人件費・物件費の削減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

H19年4月から5%、H22年4月から2.5%の職員給減額を実施してきたことにより類似団体平均を下回っていたが、H30年4月より職員給与の減額を取りやめた。これにより、ラスパイレス指数は上昇し、類似団体平均を上回る状況が続いている。国に準じた給与制度設計を実施し適正化に取り組んでいく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

地理的要因及び合併前の職員や施設を引き継いでいることから、類似団体と比較して総枠的に多い。定員の適正化を図るため、H22年度からH26年度において、第2次宇陀市行政改革大綱に基づき職員数の削減を行った(普通会計職員91人削減)。その後も職員数の削減に向けた取り組みを実施してきたが、依然として類似団体平均より1.67人多い。業務の効率化等を引き続き進め、適切な定員管理に努める。また、職員平均年齢の高年齢化も課題であるため、第4次宇陀市行政改革大綱に基づき、年齢構成のバランスを意識した定員管理に取り組む。

実質公債費比率の分析欄

第4次宇陀市行政改革大綱に基づき地方債の発行を抑制していること等により実質公債費比率は低下傾向にあるが、依然として類似団体平均を上回っている。今後、新学校給食センター建設事業や就学前施設建設事業等の大型投資事業による公債費負担が控えており、比率の上昇が見込まれる。起債の新規発行抑制に引き続き取り組み、健全な財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

昨年に引き続き前年度と比較して減少(2.3ポイント減少)したものの、依然として類似団体平均を上回っている。比率が減少した主な要因は、標準財政規模が増加したこと及び、公営企業債等の償還に係る繰出見込額が減少したことである。新学校給食センター建設事業等の大型投資事業により地方債残高は増加しており、今後は就学前施設建設事業等により更なる地方債残高の増加が見込まれる。この影響で比率が上昇することが想定されるため、義務的経費の削減に引き続き取り組み、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

職員数削減の取り組み等により、前年度と比較して1.3ポイントの減となった。今後は業務の多様化等により、職員数については横ばいの状況が続く見込みである。業務の委託化等を適切に進め、第4次宇陀市行政改革大綱に基づいて引き続き適正な定員管理を行い、人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

物価高騰による影響で委託料や光熱水費が増加したため、前年度と比較して1.4ポイント増加した。特に委託料は委託先の人件費も増加していることから大きく増加している。また、保有する公共施設数が多いため、維持管理に係る経費も増加傾向にある。事業の合理化及び公共施設の適正管理を進め、経費削減に努める。

扶助費の分析欄

類似団体平均を下回っているものの、障害者福祉関係経費の増等により、扶助費に係る経常収支比率は増加傾向にある。資格審査の適正化等を進め、財政を圧迫することのないよう努める。

その他の分析欄

市道の維持補修費に係る費用が前年度と比較して減となったため、0.3ポイント減少した。しかし、高齢化の進行により、介護保険事業会計及び後期高齢者医療事業会計への繰出金の額は年々増加している。各特別会計において適正かつ安定的な運営を図り、普通会計の負担減となるよう努める。

補助費等の分析欄

公営企業への繰出金の減等により前年度から0.9ポイント減少したが、依然として類似団体平均よりも高い比率となっている。主な要因は、消防業務やごみ収集処理業務、し尿処理などを一部事務組合において運営しているが、その負担金額が地理的要因などから類似団体と比較して大きいためである。公営企業への繰出金についても割合としては大きく、比率が高くなる要因となっているため、各企業の事業効率化等により経費縮減に努めていく。

公債費の分析欄

第4次宇陀市行政改革大綱(R3年3月策定)において、臨時財政対策債を除いた地方債発行額を、10年間で200億円以内に抑えることとしている。この取り組み等により、R4年度以降は減少傾向にある。今後、就学前施設建設事業や新学校給食センター建設事業等に係る地方債の元利償還を予定しており、比率の上昇が見込まれる。事業の適切な取捨選択を行う等、新規発行抑制に引き続き取り組み、公債費の縮減に努めていく。

公債費以外の分析欄

前年度から0.9ポイント減少し、引き続き類似団体平均を下回った。要因としては、分母となる普通交付税の増によるところが大きい。物価高騰による影響で物件費等は増加傾向にあるため、今後も業務の効率化に引き続き取り組み、経常経費の縮減を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

実質収支額は継続して黒字を確保しているが、R6年度の実質単年度収支については前年度に引き続き赤字となった。赤字となった主な要因は、介護老人保健施設事業特別会計への貸付(200百万円)を行ったこと等である。各公営企業について事務効率化等による経営の安定化を図るとともに、第4次宇陀市行政改革大綱に基づいて行政改革に引き続き取り組み、持続可能な財政運営の確立に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

赤字となっている事業会計は、住宅新築資金等貸付事業特別会計である。住宅新築資金等貸付事業特別会計については、合併以前に公住債を財源に運営されていたもので、現在は新規貸付を行わずに、元利償還を行っていることから、年々起債残高は減少しているものの貸付先からの償還の一部で滞納が生じているため、毎年赤字が発生している状況にある。現在は、奈良県住宅新築資金等貸付金回収管理組合において貸付金の回収事務を行っているが、組合解散後は市で回収業務が滞りなく進められるよう努力していく。介護老人保健施設特別会計は、コロナ禍による利用率低下の影響などでR5年度は赤字となっていたが、経営の安定化に取り組みつつ一般会計からの貸付金を活用したこと等により、R6年度は黒字に転じた。また、保養センター事業特別会計については、市直営で実施している観光事業でS56年の開設以来事業規模を拡大していたが、近隣での類似施設の整備や施設の老朽化などが要因となり年々累積赤字が拡大していった。そのため民間事業者による指定管理者制度を導入し、H22年度から運営全般を指定管理者に委託して事業を実施するとともに、それまで勤務していた職員を普通会計に引き上げて事業を行い、R2年度までに赤字を解消する「保養センター事業特別会計経営健全化計画」を策定した。計画に沿って赤字解消を進めてきた結果、計画ではR2年度での赤字解消を目指していたが、1年前倒しでR1年度に目標を達成した。物価高騰による影響等で、継続して黒字である会計についても標準財政規模比は減少傾向にある。市全体として各会計の財政健全化の取り組みを推進していく。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金はR4年度以降逓減している。R6年度の主な減少理由は、H25年度に発行した小中学校体育館耐震改修事業等に係る緊急防災・減災事業債や、H15年度に発行した公営住宅建設事業債の償還が終了したこと等である。公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、下水道事業特別会計における資本費平準化債の活用等により減少した。今後、就学前施設建設事業等の大型投資事業による公債費負担が控えているため、比率の上昇が見込まれる。事業の適切な取捨選択や公共施設の適正管理等に引き続き取り組み、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

R6年度の将来負担比率は対前年度比で2.3ポイント減少した。減となった主な要因は、分母となる標準財政規模が増加したこと及び、公営企業債等繰入見込額が減少したこと等である。一般会計等に係る地方債の現在高について、R6年度は新学校給食センター建設事業及び就学前施設建設事業等の大型投資事業により、前年度と比較して1,029百万円増加した。組合等負担等見込額は奈良県広域消防組合によるものとなっている。充当可能基金が減少したのは、財政調整基金(212百万円減)及びふるさと応援基金(223百万円減)等の基金残高が減となったためである。今後、就学前施設建設事業等の大型投資事業や公共施設の老朽化対策により、地方債の残高増加が見込まれる。引き続き適正な基金管理及び公債費の抑制に取り組み、持続可能な財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)R6年度は前年度と比較して517百万円減少した。主な減少理由は、財政調整基金及びふるさと応援基金の取崩額(1,041百万円)が積立額(606百万円)を上回ったためである。(今後の方針)物価高騰による影響等で事業費が増加し、それにより基金取り崩し額も増加傾向にある。また、公共施設が多く老朽化対策が必要となってくるため、今後も基金残高の減少が見込まれる。業務効率化及び公共施設の適正管理を進め、それぞれの基金の使途に沿った事業計画を立て、適切な基金管理に努める。

財政調整基金

(増減理由)R6年度は、R5年度を超える368百万円の積み立てを行ったものの、介護老人保健施設事業特別会計への貸付金(200百万円)等により580百万円を取り崩したため、212百万円の減となった。(今後の方針)決算剰余金の1/2を積み立てることとしており、適正とされている標準財政規模に対する基金残高割合10%は維持している。今後、人口減少による税収の減や物価高騰による歳出の増等、厳しい財政状況が続くことが見込まれる。各公営企業の運営状況を注視しつつ、必要に応じて適切に調整財源として取り崩しを行う。また、災害への備え等の予期せぬ歳入不足を補う必要があるため、引き続き可能な限りの積み立てを行っていく。

減債基金

(増減理由)普通交付税のうち臨時財政対策債償還基金費として交付された62百万円を積み立てたため、前年度と比較して増となった。(今後の方針)地方債の償還計画に基づき、必要に応じて積み立てを行っていく。また、積み立てを行った臨時財政対策債償還基金費分については、対応する年度において適切に取り崩しを行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域づくり推進基金:宇陀市の地域づくりの推進に要する経費の財源にできる。新市まちづくり計画に示されている事業等を推進するための基金。ふるさと応援基金:宇陀市に貢献したいと思う個人、団体等からの寄附金を財源として宇陀市の発展に資することを目的とする。医療又は福祉の充実、観光の振興、教育の振興、歴史、文化の保存活用に関する事業を推進するための基金。(増減理由)地域づくり推進基金:過疎地域自立促進に向けた事業の財源等として166百万円積み立て、事業推進の財源として302百万円取り崩したことにより136百万円の減。ふるさと応援基金:ふるさと寄附金を238百万円積み立て、事業推進の財源として461百万円を取り崩したことにより223百万円の減。(今後の方針)地域づくり推進基金:引き続き過疎地域の自立促進に向けた事業の財源として積み立てを行っていく。新市まちづくりを推進するための財源として取り崩しも行うが、事業を適切に取捨選択し計画的に行う。ふるさと応援基金:R6年度は寄附者の意向を基に積極的に各事業へ活用したことで、取崩額が積立額を大きく上回ることとなった。寄附額増加を目的とした施策を引き続き行い、市の発展に資する事業を中心に活用していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和5年度決算において、全国平均より7.6ポイント、類似団体平均より7.7ポイント、県平均より3.1ポイント高い割合となっている。令和5年度には建物や道路について固定資産台帳の精緻化を行った結果、有形固定資産減価償却率は前年度の77.7%から5.3ポイント低減した。体育館や公営住宅等、有形固定資産減価償却率の高い物が依然として多いため、人口減少に合わせた公共施設の統廃合による資産更新費用の削減に努め、公共施設等総合管理計画・個別施設計画に基づき、施設の維持管理を適切に進める。

債務償還比率の分析欄

令和5年度は、前年度と比較して35.0ポイント増加した。財政健全化の取組として地方債の新規発行抑制に努めており、債務償還に充当可能な財源も増加しているが、対前年度比で経常一般財源等が50百万円減少していること等により増となっている。類似団体等と比べ高い数値であり、その要因としては企業会計に対する繰出金及び一部事務組合への負担金が大きいことが挙げられる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

令和3年度と令和5年度を比較すると将来負担比率は6.2ポイント減少しており、有形固定資産減価償却率は4.2ポイント減少している。債務が減少し、充当可能財源が増加傾向にあることに加えて、特に令和5年度は固定資産台帳の精緻化により既存の固定資産を正しく評価し直したことで、有形固定資産減価償却率は低減した。ただし、類似団体内平均値と比較すると、将来負担比率と有形固定資産減価償却率はいずれも高い状況にある。引き続き適切な公共施設への投資を行うと共に公共施設の統廃合を進め、有形固定資産減価償却率及び将来負担比率の軽減に努める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和元年度と令和5年度を比較すると将来負担比率は44.8ポイント減少しており、実質公債費率は3.4ポイント減少している。令和元年度から令和4年度にかけては地方債の償還が進んだことで、将来負担比率、実質公債費比率ともに減少傾向にあったが、令和5年度は地方債の発行額が償還額を上回り、地方債の残高が増えたことで実質公債費比率は、令和4年度と同じく11%に留まった。依然として類似団体内平均値と比較すると高値であるため、公共施設の適正な管理等を進め、地方債の新規発行抑制に取り組んでいく。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県宇陀市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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