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地方財政ダッシュボード

福井県勝山市の財政状況(2021年度)

福井県勝山市の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

勝山市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

3ヵ年平均値の財政力指数は、平成25年度以降6ヵ年連続で0.45、令和元年度以降2ヵ年連続で0.44、令和3年度は0.42と、減少傾向で推移している。単年度数値で比較すると、平成28年度は0.467と指数が上昇したものの、令和元年度は0.426と減少し、令和3年度は昭和48年以降過去2番目に低い0.400の指数となった。令和3年度に大きく減額となった理由は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、個人・法人市民税が大幅に減額となったこと等から、基準財政収入額全体が大きく減額となったことが主な要因である。特に、財政力指数に大きな影響を与える市税の動向は、人口減少も相まって減少傾向であり、市政運営における財政需要額も同様に減少傾向である見込であり、財政力指数は横ばいで推移するものと見込まれる。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率が大きく落ち込んだ平成28年度以降、職員数の減少に加え、平成30年度、令和元年度は降雪量が少なかったこと等により改善。令和3年度は普通交付税(臨時財政対策債を含む)が国の補正の影響もあり大幅に増額となったこと、消費税率アップの影響から地方消費税交付金が増額となったこと等により経常一般財源等総額が大幅に増額となった。また、廃棄物処理施設ビュークリーンの建設時に借入れた地方債の償還が令和2年度で終了し皆減となったこと等により経常経費充当一般財源等が減少し、前年度比較7.5%と大きく改善する結果となった。しかしながら、人口減少等により経常一般財源等総額は減少する見込であることから、引き続き経常的経費の削減をする必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成29年度及び令和2年度に人口一人あたり決算額が大きく増額となった要因は、平成30年2月、令和3年1月の大雪により除排雪に要する経費が多額となり、維持補修費が大幅な増額となったためである。令和3年度がさらに増額となった要因は平年以上の降雪があったことに加え、新型コロナウイルスワクチン接種が本格的に開始となったことや、新型コロナウイルス感染症の影響で実施した各種経済対策の影響等により物件費が増額となった。なお、性質別に比較すると、人件費、物件費、維持補修費のうち、特に人件費が1人当たり類似団体平均値を超えて数値を押し上げていることから、厳格な職員定数管理を進めていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は直近5ヶ年を通して類似団体平均値を下回っており、適正な給与水準が維持されているものと思われる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

全ての項目のうち、類似団体比較で最も指標の悪いものが人件費であり、その原因となっているのが職員数の多さである。また、人口減少ペースに比して職員数の削減数が少ない状態にある。現在は、第2次勝山市行財政改革実施計画に職員数の削減を実施項目として掲げ取り組んでおり、令和3年度末時点では普通会計職員数は、前年度から8名減少して230名となったが、人口千人当たり職員数は10.39に悪化しているため、依然として類似団体と比較すると相当高い水準にあることから、引き続き厳格な定数管理を進めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

3ヶ年平均値は前年度から0.1%改善となり、単年度で比較すると前年度から0.8ポイント改善した。これは、大野・勝山地区広域行政事務組合に対する公債費負担が令和2年度で終了し皆減となったことにより公債費全体で減となったこと、算定の分母となる標準財政規模が増額になったことにより標準財政規模に占める実質公債費の割合が減少したことが主な要因である。実質的な公債費の額は、今後しばらくは増額傾向となることが見込まれており、それらに充てる一般財源等の額が増えない限り、厳しい数値となると想定されることから、中長期的な視点をもって地方債の発行に頼らない財政運営を進めることが重要である。

将来負担比率の分析欄

平成29年度以降、過去に借入れた地方債の償還が終了したこと等により徐々に改善されてきたが、令和3年度については将来負担額は職員数の減を要因とした退職手当負担見込額の減額や、将来負担額に充てる充当可能財源等について、財政調整基金や減債基金等の充当可能基金残高の増、算定の分母となる標準財政規模の増により、21.8%と大きく改善された。将来負担すべき額のうち交付税措置される額を控除して算定することから、毎年度の予算編成における地方債の発行について、交付税措置のない地方債の発行を抑制するよう努めなければならない。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

職員数が類似団体と比較して多いために、経常収支比率の人件費分が高くなっており、改善を図っていく。具体的には部課の統廃合や新規採用抑制による職員数の減など行財政改革への取組を通じて人件費の削減に努める。部門ごとの比較では、広域化が図られていない消防職や、小中学校をはじめとした教育関係職員の比率が特に高いことが要因となっている。

物件費の分析欄

物件費については、類似団体平均値を下回っており適正な水準にあると言える。しかしながら、商工費、消防費は類似団体平均値を大きく超過している状態である。備品購入費部門では、新型コロナウイルス感染症対策で整備した各種感染症対策用備品、委託料部門では各公共施設の指定管理料が影響しているものと思われる。観光関連の公共施設について、民間が運営することでより良くなると見込まれる施設については、積極的に民間へ売却を進めていく。

扶助費の分析欄

5ヶ年で最も悪化した平成29年度からは1.6ポイント改善しており、類似団体平均を下回る結果となった。これは経常経費が減額、経常経費に充当される特定財源が増額となった結果、一般財源等の額が減額となったためである。園児数の減少や、新型コロナウイルス感染症による受診控えの影響等により、助成事業費等が減額になったことが主な要因である。

その他の分析欄

下水道事業特別会計においては、使用料、受益者負担金が増額となったことに加え、雨水排水路整備事業が大幅に増額となり、下水道事業債の対象となる事業費支弁人件費も大幅に増額となったこと、また非適債事業が減額となったことにより、繰出金が減額となった。公営企業会計においては、経費の削減に加え、独立採算の原則を踏まえ料金等の適正化を図るなど、一般会計による負担を低減させるよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均値が年々高くなる一方、当市における数値は改善傾向にある。平成28年度には行財政改革実施計画における事務事業の見直しを図り、補助事業の廃止・縮減を進めたことにより、比率は改善されてきている。しかしながら、過去から経常的に継続事業としている補助事業や、類似事業の整理統合といった課題が残っており、コロナ禍で実施していなかった事業等についても必要性を再確認のうえ効果検証し、さらなる見直しを進める必要がある。

公債費の分析欄

臨時財政対策債分の増額に加え、公共事業等債等の償還元金が増額となり、公債費全体でも増額となった。令和4年度以降について、平成28年度以降地方財政措置がされるようになった公共施設の長寿命化工事、自然災害対策として実施する改良工事等の発行額が増額する見込みであるため、元金償還が増額となり、比率は悪化していく見込みである。

公債費以外の分析欄

比率は7.1%改善された結果となったが、経常経費に充当される一般財源等の総額が増額となった他、職員数の減少等により、必要となる経常一般財源が減額となったためである。人口減少等により市税等の一般財源は減少傾向にあることから、市民のニーズに見合った政策経費の財源に有効活用し、地方創生やふるさと回帰といった喫緊の課題解決に向けた施策の充実を図るためにも、恒常的に高い水準にある経常収支の抜本的な見直しを図る。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金残高は、適切な財源の確保と歳出の精査により、増額となっている。また、実質収支額は国補正予算により普通交付税が増額されたこと、平年以上の降雪により特別交付税が増額になったことなどが大きく影響し、普通会計の実質収支額は前年度比1億3千7百万円の増、標準財政規模に占める割合では1.71ポイントの増となった。実質単年度収支は前年度比3千9百万円の増となり、標準財政規模に占める割合では0.41ポイントの増となった。今後も事務事業の見直し・統合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

一般会計では引き続き実質収支額が増額となり、国民健康保険特別会計や介護保険特別会計などについては、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えが徐々に回復傾向であること等から、実質収支額が前年度から減額となった。これらのことにより、全体でも0.83ポイントの増となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度について、普通会計元利償還金は増額となったが、大野・勝山地区広域行政事務組合に対する公債費負担が令和2年度で終了し皆減となったため準元利償還金が大幅に減額となり、合計でも前年度比4千4百万円の減額となった。また、償還のための特定財源や普通交付税の基準財政需要額に算入された額は、前年度比1千4百万円の減額となったため、実質的な公債費にかかる一般財源の額は前年度比3千万円の減額となった。なお、算定の分母となる標準財政規模(普通交付税の基準財政需要額に算入される額の控除後)は前年度比2億8千6百万円の増額となった。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担額は、公営企業債等繰入見込額の減額に加え、職員数の減を要因とした退職手当負担見込額の減額により、前年度比2億5千万円の減額となった。一方で、この将来負担額に充てる充当可能財源等は、財政調整基金や減債基金等の充当可能基金残高の増により前年度比9億1千3百万円の増額となったことが大きく影響し、将来負担額にかかる一般財源の額は前年度比11億6千4百万円が減額となった。さらに、算定の分母となる標準財政規模(普通交付税の基準財政需要額に算入される額の控除後)は前年度比2億8千6百万円の増額となった。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)減債基金へ多額の積立を行った影響が大きく、基金全体では12億6千7百万円増加した。(今後の方針)

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金は、地方財政法で規定されている決算剰余金の1/2と条例で規定している利子分のみを積み立てた結果、1億4千7百万円の増額となった。(今後の方針)財政調整基金の残高が、標準財政規模の10%の水準を持続的に確保できるように努めることとしている。

減債基金

(増減理由)普通交付税の算定において、各種補正係数、単位費用の拡充により減額されなかった2億5千万円、国の補正により令和3年度発行の臨時財政対策債の後年度償還に備えるため普通交付税基準財政需要額に創設された臨時財政対策債償還基金費1億2百万円の他、今後の中学校再編、公共施設の集約化及び跡地利用等の大規模プロジェクト等に備えるため、令和3年度より歳計収支余剰額については減債基金に積み立てを行うこととしたため、9億8千4百万円の増額となった。(今後の方針)令和5年度から令和8年度にかけ、中学校の再編、浄化センターでのし尿受入施設整備、ビュークリーンおくえつの基幹改良事業など、大型公共事業が予定されており多額の財政需要が見込まれるため、歳計収支余剰額については減債基金に積立てを行い、健全な財政運営に務める。

その他特定目的基金

(基金の使途)勝山市育英資金については、経済的理由により修学困難な者の育英資金に充てるために基金を設置している。勝山市市有林造成事業基金は、市有林造成事業の円滑な推進を図り、市有財産の造成に資するため基金を設置している。(増減理由)育英基金は歳入歳出の余剰金について積み立てを行った。ふるさとルネッサンス基金については、恐竜化石発掘地の用地取得に伴い取り崩しを行った。(今後の方針)特定目的基金については、基金管理等の点から極力廃止をしていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較し高い水準にある。「勝山市公共施設個別施設計画」に基づき、公共施設ごとの経過年数や利用状況等を勘案し、集約化や統廃合、更新などを計画的に行っていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体とともに大きく改善した。実質公債費比率は比較的良好な結果となっていることから、引き続き健全な財政運営に努めていきたい。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は公共施設適正管理推進事業債や緊急防災・減災事業債などの地方債を発行しているため高い水準にあるが、令和3年度は国による地方交付税措置を手厚くしていただいたこと等により減債基金への積立ができたため、大きく改善することができた。しかしながら、今後中学校再編をはじめとした大型プロジェクトが予定されていることから、地方債の発行額は大きく増加するとともに将来負担比率も同様に悪化する見込である。現状、類似団体と比較しても有形固定資産減価償却率も高い水準にあることから、今後は、「勝山市公共施設個別施設計画」の見直しを検討し、経過年数や利用状況等を踏まえた今後の方針を立てて、公共施設等適正管理推進事業債を有効活用しつつ施設の長寿命化を図り建替え費用などの抑制をする一方、極端に将来負担額が増加することのないよう、健全な財政運営に取り組む必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

類似団体は、将来負担比率、実質公債費比率ともに改善傾向にある一方、当市では将来負担比率は改善傾向にあるものの、実質公債費比率はここ数年停滞している。また、類似団体と比較し将来負担比率は依然高い水準のまま推移しており、今後、中学校再編をはじめとした大型プロジェクトが予定されており、元金償還が本格化し、ますます公債費負担が増大し、実質公債費比率、将来負担比率ともに数値の悪化が懸念されている。そのため、今後の公債費負担が大きく膨らまないよう、地方債の発行と公共施設の長寿命化、集約化のバランスを検討していきたい。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福井県勝山市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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