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地方財政ダッシュボード

福井県勝山市の財政状況(2020年度)

福井県勝山市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

勝山市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

3ヶ年平均値の財政力指数は、平成25年度以降6ヶ年連続で0.45、令和元年度以降は0.44と横ばいで推移している。単年度数値で比較すると、平成28年度は0.467と指数が上昇し、令和元年度は0.426と減少したものの、令和2年度は0.439と上昇した。令和元年度に減少した理由は、法人市民税が大幅に減額算定されたためである。令和2年度に上昇した理由は、市税全体では昭和62年度以来33年ぶりに2,800百万円を下回る決算となったが、消費税率アップの影響から地方消費税交付金が増加、新たに創設された法人事業税交付金、森林環境譲与税が増額されたこと等が主な要因である。特に、財政力指数の算定に大きな影響を与える市税の動向は、人口減少も相まって減少傾向であるが、市政運営における財政需要額も同様に少しずつ減少していく見込みであり、財政力指数は横ばいで推移するものと見込まれる。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率が大きく落ち込んだ平成28年度は、法人市民税の減収により市税が大きな減収となったこと、また、普通交付税の算定上適用される国勢調査人口が、5年に1度の調査により最新の数値に置き換えられた事により減額算定となったことが大きな要因であった。平成29年度以降は職員数の減少に加え、平成30年度、令和元年度は降雪量が少なかったこと、令和2年度は会計年度任用職員制度への移行の影響もあったが、消費税率アップの影響から地方消費税交付金の増額等の影響が大きく、0.2%の改善となった。しかしながら、人口減少等により経常一般財源等総額が減少する見込みであることから、引き続き、経常的な経費の削減をする必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成29年度及び令和2年度は人口1人当たり決算額が大きく増える結果となった。これは、平成30年2月、令和3年1月の大雪により除排雪に要する経費が多額となり、維持補修費が大幅な増額となったためである。なお、性質別に比較すると、人件費、物件費、維持補修費のうち、特に人件費が1人当たり類似団体平均値を超えて数値を押し上げており、これだけで約15千円多くなっている。大雪という特殊要因がある平成29年度、令和2年度を除くと、類似団体決算額との差はこの人件費による影響が大部分であることから、厳格な職員定数管理を進めていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は直近5ヶ年を通して類似団体平均値を下回っており、適正な給与水準が維持されているものと思われる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

全ての項目のうち、類似団体比較で最も指標の悪いものが人件費であり、その原因となっているのが職員数の多さである。また、人口減少ペースに比して職員数の削減数が少ない状態にある。現在は、第2次勝山市行財政改革実施計画に職員数の削減を実施項目として掲げ取り組んでおり、令和2年度末時点では普通会計職員数は、前年度から8名減少して230名となったため、人口千人当たり職員数は10.19に改善した。しかしながら、依然として類似団体と比較すると相当高い水準にあることから、引き続き厳格な定数管理を進めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

3ヶ年平均値は前年度同様8.5%となり、単年度で比較すると前年度から0.3ポイント改善した。これは、大野・勝山地区広域行政事務組合に対する公債費負担が平成17年度債の元金償還終了により大幅な減額となったこと等により公債費全体で減となったこと、算定上の分母となる標準財政規模が増額となったことにより、標準財政規模に占める実質公債費の割合が減少したためである。実質的な公債費の額は、今後しばらくは増額傾向となることが見込まれており、それらに充てる一般財源等の額が増えない限り、厳しい数値となると想定されることから、中長期的な視点をもって地方債の発行に頼らない財政運営を進めることが重要である。

将来負担比率の分析欄

平成30年度、令和元年度に引き続き、令和2年度は公共用建物の長寿命化の財源として発行した地方債の増額等により将来負担額は増額となったものの、算定上の分母となる標準財政規模の増額や、標準財政規模から控除する算入公債費等の額が、過去に借入れた地方債の償還が終了したことにより減少し、前年度より0.4ポイント改善する結果となった。将来負担比率は、将来負担すべき額のうち交付税措置される額を控除して算定することから、毎年度の予算編成における地方債の発行について、交付税措置のない地方債の発行を抑制するよう努めなければならない。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

職員数が類似団体と比較して多いために、経常収支比率の人件費分が高くなっており、改善を図っていく。具体的には部課の統廃合や新規採用抑制による職員数の減など行財政改革への取組を通じて人件費の削減に努める。部門ごとの比較では、広域化が図られていない消防職や、小中学校をはじめとした教育関係職員の比率が特に高いことが要因となっている。

物件費の分析欄

物件費については、類似団体平均値を下回っており適正な水準にあると言える。備品購入費部門では類似団体平均値を大きく超過しており、なかでも議会費、商工費、消防費で高い水準となっている。これは、新型コロナウイルス感染症対策で整備したペーパーレス会議システムや、コロナ対応消耗品、施設用備品等の整備が影響しているものと思われる。一方、委託料部門では類似団体平均値を下回っており、前述の学校施設業務や給食調理の分野で民間委託が進んでいないことが表れてきている。

扶助費の分析欄

5ヶ年で最も悪化した平成28年度からは1.4ポイント改善しており、類似団体平均を下回る結果となった。これは経常経費が減額、経常経費に充当される特定財源が増額となった結果、一般財源等の額が減額となったためである。園児数の減少や、新型コロナウイルス感染症による受診控えの影響等により、助成事業費等が減額になったことが主な要因である。

その他の分析欄

下水道事業特別会計においては人口減少等により受益者負担金、使用料収入が減額となったことに加え、浄化センター修繕料、管渠維持補修費が増額となったことにより下水道事業特別会計への繰出金が増額、介護保険特別会計繰出金においては低所得者対策の拡充等により介護保険特別会計への繰出金が増額となったことなどにより比率は悪化した。公営企業会計においては、経費の削減に加え、独立採算の原則を踏まえ料金等の適正化を図るなど、一般会計による負担を低減させるよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均値が年々高くなる一方、当市における数値は改善傾向にある。平成28年度には行財政改革実施計画における事務事業の見直しを図り、補助事業の廃止・縮減を進めたことにより、比率は改善されてきている。しかしながら、過去から経常的に継続事業としている補助事業や、類似事業の整理統合といった課題が残っており、効果検証したうえでさらなる見直しを進める必要がある。

公債費の分析欄

臨時財政対策債分の増額に加え、勝山市体育館建設事業債の元金償還が順次開始となったこと等により、公債費全体でも増額となった。令和3年度以降も平成28年度以降地方財政措置がされるようになった公共施設の長寿命化工事、自然災害対策として実施する改良工事等の発行額が増額する見込みであるため、元金償還が増額となり、比率は悪化していく見込みである。

公債費以外の分析欄

比率は0.3%改善された結果となったが、経常経費に充当される一般財源等の総額が増額となった他、職員数の減少等により、必要となる経常一般財源が減額となったためである。人口減少等により市税等の一般財源は減少傾向にあることから、市民のニーズに見合った政策経費の財源に有効活用し、地方創生やふるさと回帰といった喫緊の課題解決に向けた施策の充実を図るためにも、恒常的に高い水準にある経常収支の抜本的な見直しを図る。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

財政調整基金残高は、適切な財源の確保と歳出の精査により、増額となっている。また、実質収支額は新型コロナウイルス感染症に対する国庫支出金等や1月の大雪による特別交付税の増額などが大きく影響し、普通会計の実質収支額は前年度比47百万円の増、標準財政規模に占める割合では0.56ポイントの増となった。実質単年度収支も黒字となったが、財政調整基金からの繰入額が前年度比で増となったことから、単年度収支の前年度比は72百万円の減となり、標準財政規模に占める割合では1.14ポイントの減となっている。今後も事務事業の見直し・統合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

一般会計では引き続き実質収支額が増加し、国民健康保険特別会計においても、コロナ禍による受診控え等による医療費負担の減などが影響し、18百万円の大幅な増額となり、標準財政規模に占める割合では0.25ポイントの増となった。これにより、全体でも0.47ポイントの増となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金の額については、防災行政無線整備事業の財源として借り入れた地方債の償還が終了したが、平成28年度に勝山市体育館建設事業の財源として借り入れた地方債の償還が始まったため、前年度から7百万円の増額となった。公営企業債の元利償還金に対する繰入金においては、下水道事業特別会計に対する繰入金が増えて25百万円の増額となった。普通交付税の事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費が大野・勝山地区広域行政事務組合が借り入れた起債の元金償還が終了したことなどから、32百万円の減額となった。算定上の分子となる実質的な公債費にかかる一般財源の額は、4百万円の増となった。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担額は、大野・勝山地区広域行政事務組合に対する公債費負担が64百万円の減額となったが、公営企業の地方債償還にかかる一般会計からの繰入見込額が218百万円の増額となったことや、普通会計地方債残高が95百万円増額となったことから、前年度から160百万円の増額となった。一方、この将来負担額に充てる充当可能財源等では、財政調整基金や減債基金残高の増加等により、充当可能基金額は234百万円増額したものの、全体ではほぼ横ばいの結果となった。このため、算定上の分子となる実質的な将来負担額は、160百万円の増額となった。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金へ多額の積立を行った影響が大きく、基金全体では234百万円増加した。(今後の方針)以下のとおり

財政調整基金

(増減理由)決算剰余金が前年度と比較し14百万円の増額となったこと、また、大雪の影響による除排雪経費が大幅に増額となったこと、国庫補助並びに特別交付税等による財政措置があったこと等が要因となり、前年度比99百万円増の486百万円を積み立てたため。(今後の方針)財政調整基金の残高が、標準財政規模の10%の水準を持続的に確保できるように努めることとしている。

減債基金

(増減理由)将来の市債償還に備え100百万円積み立てたため。(今後の方針)財政調整基金の残高について、一定水準の額を維持しつつ、将来の大型建設事業に備え100百万円/年の積み立てを行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)勝山市育英資金については、経済的理由により修学困難な者の育英資金に充てるために基金を設置している。勝山市市有林造成事業基金は、市有林造成事業の円滑な推進を図り、市有財産の造成に資するため基金を設置している。(増減理由)勝山市育英資金については、令和2年度に新型コロナウイルス感染症対応経済対策として特別奨学金の貸付を行ったため、55百万円の取り崩しを行った。(今後の方針)特定目的基金については、基金管理等の点から極力廃止をしていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較し高い水準にある。「勝山市公共施設個別施設計画」に基づき、公共施設ごとの経過年数や利用状況等に応じた今後の方針に沿って、集約化や統廃合、更新などを計画的に行っていく必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は前年度比で同水準となったが、類似団体は少し改善した。実質公債費比率は比較的良好な結果となっていることから、引き続き健全な財政運営に努めていきたい。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は公共施設適正管理推進事業債や緊急防災・減災事業債などの地方債を発行しているため高い水準にある。同様に有形固定資産減価償却率も高い水準にあるため、今後は、「勝山市公共施設個別施設計画」の見直しを検討し、経過年数や利用状況等を踏まえた今後の方針を立てて、公共施設等適正管理推進事業債を有効活用しつつ施設の長寿命化を図り、建替え費用などの抑制をする一方、極端に将来負担額が増加することのないよう、健全な財政運営に取り組む必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

類似団体は、実質公債費比率、将来負担比率ともに改善傾向にある一方、当市では実質公債費比率は低いものの、ここ数年は停滞している。また、将来負担比率も高い水準のまま推移している。今後、中学校再編による建設事業など大型プロジェクトが想定されるため、元金償還が本格化しますます公債費負担が増大し、実質公債費比率、将来負担比率ともに数値の悪化が懸念されている。そのため、今後の公債費負担が大きく膨らまないよう、地方債の発行と公共施設の長寿命化、集約化のバランスを検討していきたい。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福井県勝山市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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