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地方財政ダッシュボード

福井県勝山市の財政状況(2023年度)

福井県勝山市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

勝山市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

3ヵ年平均値の財政力指数は、平成25年度以降6ヵ年連続で0.45、令和元年度以降2ヵ年連続で0.44、令和3年度以降は0.42と、減少傾向で推移している。一方、単年度数値で比較すると、令和3年度は過去2番目に低い0.400の指数となったものの、令和4年度は0.415、令和5年度は0.441と増加傾向である。令和3年度から令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、個人・法人市民税が大幅に減額となったこと等から、基準財政収入額全体が大きく減額となったことが主な要因である。その一方、令和5年度では主に法人税収で増額算定されたことにより基準財政収入額が大きく増額となったことから、指数そのものは若干増加したものの、財政力指数は今後は横ばいで推移するものと見込まれる。

経常収支比率の分析欄

令和3年度は普通交付税(臨時財政対策債を含む)が大幅に増額となったため経常一般財源等総額も大幅に増額となった。また、廃棄物処理施設ビュークリーン建設債の償還が終了したこと等により経常経費充当一般財源等が減少し、前年度比較7.5ポイントと大きく改善した。令和4年度は、地方税が大幅に増加となったが、普通交付税の国補正分が皆減となったこと等により経常一般財源等総額が減額となったことや、原油価格の高騰等の影響により経常経費充当一般財源等が増加し3.9ポイント悪化した。令和5年度も同様に地方税及び普通交付税が減額となり、経常経費充当一般財源等が減少したことから比率は大きく悪化した。人口減少等により経常一般財源等総額は減少する見込であることから、経常的経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和2年度は、令和3年1月の大雪により除排雪に要する経費が多額となり、維持補修費が大幅な増額となったため人口一人あたり決算額が大きく増額となった。令和3年度及び令和4年度は、平年以上の降雪があったことに加え、新型コロナウイルスワクチン接種が本格的に開始となったことや、新型コロナウイルス感染症の影響で実施した各種経済対策等により物件費が増額となった。その反面、令和5年度は降雪量が少なく除排雪経費が減額となったことから、人口一人あたり決算額は減額となった。性質別に比較すると、人件費、物件費、維持補修費のうち、特に維持補修費が1人当たり類似団体平均値を超えて数値を押し上げている状況である。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は直近5ヶ年を通して類似団体平均値を下回っており、適正な給与水準が維持されているものと思われる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体比較より悪い原因となっているのが職員数の多さである。また、人口減少ペースに比して職員数の削減数が少ない状態にある。現在は、第2次勝山市行財政改革実施計画に職員数の削減を実施項目として掲げ取り組んでおり、令和4年度末時点では普通会計職員数は、前年度から7名減少して214名となったため、人口千人当たり職員数は9.96に改善しているが、依然として類似団体と比較すると相当高い水準にあることから、引き続き厳格な定数管理を進めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

令和4年度に3ヶ年平均値が前年度から0.4ポイント悪化し、単年度で比較すると前年度から2.2ポイント悪化した。これは、下水道事業会計にて適債性のない事業の実施により、元利償還金に対する繰出金が増加したため準元利償還金が大幅に増額した他、算定の分母となる標準財政規模が国補正による普通交付税の増額がなかったこと等により減額となり、標準財政規模に占める実質公債費の割合が減少したことが主な要因である。実質的な公債費の額は、今後しばらくは増額傾向となることが見込まれており、それらに充てる一般財源等の額が増えない限り、厳しい数値となると想定されることから、中長期的な視点をもって地方債の発行に頼らない財政運営を進めることが重要である。

将来負担比率の分析欄

平成30年度以降、過去に借入れた地方債の償還が終了したこと等により徐々に改善されてきており、将来負担額は職員数の減を要因とした退職手当負担見込額の減額や、将来負担額に充てる充当可能財源等について、財政調整基金や減債基金等の充当可能基金残高の増、算定の分母となる標準財政規模の増等により、令和3年度から令和5年度にかけて大きく改善した。しかしながら、令和6年度以降は新中学校建設事業やビュークリーンおくえつ基幹改良工事等の大型建設事業が控えており、地方債の発行額が大幅に増加し、将来負担比率は今後悪化していく見通しである。将来負担比率は将来負担すべき額のうち交付税措置される額を控除して算定することから、交付税措置のない地方債の発行の抑制及びより財源措置の高い地方債の確保に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

類似団体と比較して職員数が多いことから、経常収支比率に占める人件費の構成割合が高くなっており、改善を図っていく必要がある。具体的には組織の統廃合や新規採用抑制による職員数の減など行財政改革への取組を通じて人件費の削減に努めていく。部門ごとの比較では、広域化が図られていない消防職や、小中学校をはじめとした教育関係職員の比率が特に高いことが要因となっている。

物件費の分析欄

物件費については、類似団体平均値を大きく下回っており適正な水準にあると言えるが、その反面、行政サービスの民営化(委託化)が進んでいないということも言える。今後、燃料高騰や物価高騰が行政サービスに適正に転嫁されていくものと見込まれており、急激に指標が悪化することも考えられることから、効率的な行政運営に努める。

扶助費の分析欄

類似団体平均値と比較して、ここ数年は経常収支比率に占める扶助費の割合が高まっている。令和5年度は、こども・子育て給付費や障害福祉サービス給付費が増額となった影響から経常収支比率に占める扶助費の割合も高まった。今後、少子化対策として児童福祉分野に係る施策を拡充していくことも見込まれることから、比率は高まっていくものと思われる。

その他の分析欄

下水道事業特別会計への繰出金が大きく減少し、経常的に特別会計等へ繰出す経費が減額となったものの、経常経費充当一般財源等が大きく減少していることから、比率は高止まりしている。公営企業会計においては、経費の削減に加え、独立採算の原則を踏まえ料金等の適正化を図るなど、一般会計による負担を低減させるよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均値が年々高くなる一方、当市における数値は改善傾向にある。平成28年度に行財政改革実施計画における事務事業の見直しを図り、補助事業の廃止・縮減を進めたことにより、比率は改善されてきている。しかしながら、過去から経常的に継続事業としている補助事業や、類似事業の整理統合といった課題が残っており、見直しを図っていく必要がある。

公債費の分析欄

公債費決算額は増額となっていないものの、経常経費充当一般財源等が減少傾向にあることから、相対的に比率が高まってきている。今後は、新中学校建設事業やビュークリーンおくえつ基幹改良工事等の大型建設事業が控えており、地方債の発行額が大幅に増加していく見込である。また、令和4年度に過疎地域に指定され、過疎対策事業債の発行が可能となったことから、その償還が始まる令和7年度以降はさらに悪化が見込まれる。

公債費以外の分析欄

人口減少等により市税等の一般財源は減少傾向にあることから、市民のニーズに見合った政策経費の財源に有効活用し、地方創生やふるさと回帰といった喫緊の課題解決に向けた施策の充実を図るためにも、恒常的に高い水準にある経常収支の抜本的な見直しを図る必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

財政調整基金残高は、令和5年度当初予算編成で生じた財源不足への対応に加え、令和5年7月の大雨により農林水産施設や土木施設等の災害復旧費への対応として基金から取り崩して対応したことから、前年度から4億62百万円減額となったことが大きく影響した。また、普通会計の実質収支額は、前年度比30百万円の減となったことから、標準財政規模に占める割合では0.47ポイントの減となった。今後、事務事業の見直し・統合など歳出の合理化等行財政改革を推進し、健全な財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

一般会計については、実質収支額が前年度から減額となったことから、標準財政規模比が減少した。下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計については、令和6年度から公営企業会計を適用することに伴い、令和5年度は打ち切り決算としたことなどから、資金剰余額が発生したため黒字となっている。過半を占める水道事業会計については、利益積立金及び建設改良積立金といった利益剰余金が適正に維持されており、全体の黒字額を押し上げる要因となっている。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度について、普通会計元利償還金が微減となったことに加え、下水道事業への元利償還金に対する繰出し金が前年度を大きく下回ったことから準元利償還金が減額となったことから、元利償還金等合計は、前年度比74百万円の減額となった。償還のための特定財源や普通交付税の基準財政需要額に算入された額は、前年度比13百万円の減額となったため、実質的な公債費にかかる一般財源の額は、前年度比61百万円の減額となった。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

将来負担額は、一般会計等に係る地方債現在高が臨時財政対策債の償還が進んだことにより減額となったほか、主に下水道事業特別会計における公営企業債等繰入見込額が大きく減額となったことが影響し、全体では4億59百万円の大幅な減額となった。また、この将来負担額に充てる充当可能財源等は、令和5年度に新設した公共施設等環境整備基金に10億円以上を積み増しできたことが要因となり、1億45百万円の増額となった。これらの結果、将来負担額から充当可能財源等を控除した実質的な将来負担額は、前年度から6億5百万円減額し20億60百万円となった。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金及び減債基金の残高が減額となったものの、新たに設置した公共施設等環境整備基金に10億50百万円を積み立てたことが大きく影響し、基金全体では3億20百万円の増額となった。(今後の方針)各基金の方針については下記のとおり

財政調整基金

(増減理由)地方財政法で規定されている決算剰余金の2分の1と条例で規定している基金運用で生じた利子収入分の2億91百万円を積み立てたが、当初予算編成で生じた財源不足額2億80百万円に加え、令和4年及び令和5年大雨災害の対応として4億73百万円を取り崩した結果、基金残高は前年度から4億62百万円の減額となり12億59百万円となった。(今後の方針)今後は、過疎対策事業債の元金償還開始などにより公債費が増額となっていくことが見込まれているものの、予算編成において多額の所要一般財源不足が見込まれるとは想定しておらず、一定程度は基金残高が維持されるものと考えている。適正な行財政運営を進めていくためにも、財政調整基金残高が標準財政規模の10%の水準を持続的に確保できるよう努める。

減債基金

(増減理由)基金残高の定期運用による利子収入と補正予算編成で生じた資金剰余額の一部に加え、国補正予算により措置された臨時財政対策債償還基金費の合計34百万円を積み立てた。一方、基金残高のうち2億90百万円を新設した公共施設等環境整備基金に積み替えしたことから、基金残高は2億56百万円減額となり20億33百万円となった。(今後の方針)現在、学校再編に伴い新中学校校舎等の建設を進めており、これら建設費の財源として発行する過疎対策事業債の元金償還が始まる頃には市全体の公債費がピークを迎えることから、現在の基金残高を少しでも積み増しできるよう努める。

その他特定目的基金

(基金の使途)①公共施設等環境整備基金公用施設及び公共用施設の環境整備等に要する経費に充てる②育英基金経済的理由により修学困難な者に対し奨学資金を貸与する事業に充てる③にこにこ地域づくり基金市内10地区において地域が主体となったまちの活性化を図る事業に充てる④市有林造成事業基金市有林造成事業の円滑な推進を図り、市有財産の造成に資する事業に充てる⑤ふるさと水と土保全基金地域住民が共同して行う土地改良施設の多様な機能の維持及び強化に係る活動に充てる(増減理由)令和5年度は、今後の公共施設等の環境整備(用地取得を含む)の財源に充てるため、新たに公共施設等環境整備基金を設置し、10億50百万円を積み立てた。また育英基金については、過去に貸与した資金の償還の一部を積み立てた。にこにこ地域づくり事業基金については、地域が主体となったまちの活性化を図る事業の財源に充てるため、25百万円を取り崩した。これらの結果、その他特定目的基金全体の残高は、10億38百万円増額の17億4百万円となった。(今後の方針)限られた財源を有効活用し、それぞれの基金が設置された本旨に沿うよう努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

本市の公共施設は、市制施行となった昭和29年頃に整備された施設が多く更新時期を迎えているなどから、類似団体と比べて有形固定資産減価償却率が高い水準にある。公共施設等総合管理計画に基づき、今後も必要となる施設の長寿命化や集約化、譲渡等を計画的に進めるとともに、人口減少を踏まえ最適な施設保有量を的確に捉え、長期的なビジョンのもと再編集約化を進めることが重要となっている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、将来負担額から控除する基金残高等の充当可能財源が近年増加していることにより比率が改善されてきていたが、令和5年度は普通交付税など経常一般財源等の額が大きく減少したことから、債務償還比率は悪化した。類似団体平均値と比較し平均より指数が高めとなっており、今後は令和4年度から発行可能となった過疎対策事業債の借入により地方債残高が相当程度増えていくことから、債務償還比率の悪化が見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、普通会計地方債残高及び公営企業債等繰入見込額などの将来負担額が同水準で推移しており、基金残高の増加に伴い充当可能財源が増えた結果、将来負担比率が低下している状況となっている。一方、有形固定資産減価償却率は、公共施設等の長寿命化を進めているものの、それ以上に現有施設等の減価償却が進んでいることから、年々償却率が高まっている。類似団体平均値と比較すると、有形固定資産減価償却率が高く、かつ、住民一人当たり資産が少ないことから、保有施設数は少ないものの老朽化した施設を保有している割合が高い状態となっている。公共施設等適正管理推進事業債などの地方債を有効活用しつつ、これまで以上に施設の長寿命化を図るべきであるが、将来負担比率の極端な悪化を招かないようバランスを保ちながら適正化を進めることが必要である。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は近年大きく改善されてきているものの、実質公債費比率は同水準で推移しており、どちらも類似団体内平均値と比較し若干ではあるが高い状態となっている。今後は、令和4年度から過疎地域に指定され発行可能となった過疎対策事業債の借り入れが増えることが想定されるとともに、中学校再編に伴う新校舎建設や一般廃棄物処理施設の基幹的設備改良事業などの大型建設事業が見込まれており、どちらの比率も悪化していくことが想定される。そのため、将来の公債費負担を軽減するべく、歳計剰余金を減債基金等に計画的に積み立てることが重要である。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福井県勝山市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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