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地方財政ダッシュボード

新潟県湯沢町の財政状況(2023年度)

新潟県湯沢町の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

湯沢町水道事業末端給水事業病院事業湯沢病院下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

湯沢町は水力発電施設が所在し、またリゾートマンションが多数立地するなど固定資産税収に恵まれ、財政力指数は類似団体の中でも比較的高水準となっています。しかし、これらは経年により償却するため、固定資産税収は長期的には下落基調にあります。もっとも、近年では建設資材の高騰等により家屋の評価額の下落は限定的であり、過去5年間で財政力指数が悪化した主因は、行政に求められる役割が多様化し、財政需要が増大していることにあります。いずれにせよ、基準財政需要額に算入されないような支出を縮小・整理することが必要です。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は類似団体に近い水準で推移してきたものの、令和5年度に大きく悪化しています。これは、短期的には交付税の減少や南魚沼市委託業務の増大などの影響が重なったことによるものですが、根本的には歳入構造の転換が影響しています。税収は年々減少している一方で、公債費や病院事業会計補助金が増大しており、その結果としてふるさと納税という臨時的な収入で歳出を賄う状態となっています。このような財政構造の転換期にあることを認識し、公共施設の再編など経常経費を抑制する取り組みを進める必要があります。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費と物件費等の合計は類似団体とほぼ同程度ですが、内訳を見ると、人件費が低く物件費が高い傾向にあります。物件費の中には、公共施設の運営に要する費用等が含まれており、特に観光関連施設については、町民を対象とした施設ではないため、類似団体に比べ人口1人当たりの物件費が増大していると考えられます。これらの費用は、公共施設の不断の見直しにより、財政状況に対し過大でないかを注視しながら見直しを図っていく必要があります。

ラスパイレス指数の分析欄

湯沢町の給与水準は一貫して低い傾向にあります。これは、小規模自治体であるために職員採用の方法が限られるなど多面的な要因が考えられますが、上述の人材確保においても悪影響を与えている可能性があります。人手不足の中、業務委託を活用するなど様々な対応をとっていますが、それによりすべての問題が解消されるものではなく、将来にわたって行政機能を維持していくための課題です。財政上も、人材不足が潜在的な財政需要となっていることが考えられ、このことも踏まえた財政的余力を確保することが必要となります。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は一貫して低い傾向にありますが、これは離職者の増大や職員採用の難航により、適正な定員を確保できていない現状によるものです。これが財政運営に与える影響としては、現在のところは人件費を抑制することができているということになりますが、一方で業務の外部委託が増大するなどの面もあり、多面的にとらえる必要があります。また、職員不足の要因が解消されれば、職員数が適正な水準に戻り、更に財政を圧迫することも考えられることから、そのことも踏まえた上で、ある程度の財政的余力を確保する必要があります。

実質公債費比率の分析欄

湯沢町は、平成中期までは固定資産税収に恵まれていたことから、町債の発行を抑制しながら投資的事業を行うことができていたため、実質公債費比率は低い水準にありました。しかし、現在では可能な限り町債を活用して事業を行う必要があることから、年々類似団体の平均的な水準に近付きつつあります。豪雪地帯であり、インフラ整備等に要する費用も比較的高いものと考えられるため、将来的には実質公債費比率が類似団体よりも高い水準となることも想定されます。このような事情を鑑み、交付税措置率の低い起債を抑制する財政運営を行う必要があります。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、類似団体と比較すれば高い水準にあるものの、およそ30%の水準で安定しており、現在のところ直ちに問題となるものではありません。ただし、この均衡を維持するためには、元利償還金等の内訳の推移に合わせて適正な基金残高を確保していく必要があります。将来負担が過大とならないよう、交付税措置率の低い起債を抑制することを前提に、経常的な支出を見直し、毎年の収支を改善することで基金への積み立てを行うことが求められています。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

経常収支比率のうち、人件費が占める割合は、類似団体と比較すると一貫して低い傾向にあります。これは、隣接する南魚沼市へ消防業務等を委託しているなど、様々な要因が考えられますが、職員数の不足やラスパイレス指数が低いことが表れている結果とも考えられます。職員不足の問題は様々な方策により解消すべき課題であり、潜在的な財政需要を表しているものとして認識する必要があります。

物件費の分析欄

塵芥処理費のような町民生活に不可欠な費用や、情報化推進費のような業務の効率化に必要な費用が含まれ、多くが削減の難しいものです。一方で、湯沢町特有の事情として、公衆浴場費や観光施設管理費といった公共施設の運営に要する費用が一定の割合を占めており、これらが類似団体に比べて高い水準となっている要因である可能性があります。これらの費用については、公共施設の見直し等により圧縮する必要があります。

扶助費の分析欄

扶助費が占める割合はやや上昇傾向にあるものの、類似団体と大きな差はなく、湯沢町では経常収支比率を押し上げる特徴的な要因ではありません。経常的に一般財源から支出している経費としては、認定こども園に要する経費の他、障害者支援に要する経費や、母子健康事業費などが計上されています。

その他の分析欄

類似団体を大きく上回っているのは、除排雪に要する維持費や、下水道特別会計への繰出金の影響が考えられます。豪雪地帯特有の事情として、除排雪に要する費用が経常的な維持費として高止まりしやすい傾向にあり、降雪量等により左右されやすい不安定な側面もあります。また下水道特別会計への繰出金も財政状況を圧迫する要因となっており、料金の見直しなど、財政負担の軽減に取り組む必要があります。

補助費等の分析欄

類似団体と比較し一貫して高い傾向にあり、これが経常収支比率を押し上げる主な要因の一つとなっています。考えられることとしては、隣接する南魚沼市への消防業務やごみ処理業務等の事務委託や、病院事業会計への補助金が考えられます。前者については義務的な性質が強く、然るべき負担と言えますが、病院事業会計については経営改善などにより一般会計の負担を抑制する必要があります。

公債費の分析欄

類似団体と比較すると低い傾向にありますが、これは現在よりも税収が多かった時期に起債を抑制していたためです。しかし、現在では一般会計における公債費は一貫して上昇しており注意が必要です。起債により賄っている事業は、インフラ整備など義務的なものが大半で抑制が難しいため、将来的に公債費が財政を圧迫することも想定したうえで、現在の収支を改善し基金に積み立てを行うなど予防的な財政運営が必要となります。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率が高いことから、公債費が比較的低い水準にあるにも関わらず、他の要因により経常収支比率が高い実態が読み取れます。公債費は一貫して上昇傾向にあるため、今後ますます財政の弾力性が失われていく可能性が示唆されていると言えます。そのことを踏まえ、現在のうちから財政構造を見直すことが必要となります。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

実質単年度収支は、新型コロナウイルス感染症等の影響もあり、令和2年度に悪化し、令和3年度に大きく回復した事情があります。それを踏まえると、年度間で多少の増減はあるものの、一定の水準で安定してきたと評価できます。また、実質収支と財政調整基金残高の合計額が標準財政規模の40%を上回っており、ある程度の余力を維持できている評価できます。ただし、これらはふるさと納税による増収や、町債の発行等により将来へ負担を先送りして実現している側面があるため、公共施設や事業の見直しを進め、基金残高を増やすなど収支を改善する必要があります。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

病院事業会計について黒字を達成できているのは、実態として一般会計補助金に支えられているためです。これまでは、減価償却費などの現金を伴わない支出に対しても一般会計が補助しており、また繰出基準外の町債の償還についてもすべて一般会計から支出してきました。そのため、病院事業会計内には留保資金が蓄えられている状況であり、このバランスについては再検討する必要があります。一般会計においては、今後ますます収支を保つのが難しくなることが想定されており、会計間で連結したうえで、病院事業会計の真の負担を把握する必要があります。長期的な病院事業の維持可能性について検討する必要があるとともに、今後も病院事業を持続可能なものにするためにも、一般会計の収支を改善する必要があります。そのためには公共施設の見直しや、継続的な事務事業の精査などの歳出抑制に取り組む必要があります。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

公営企業債の元利償還金に対する繰入金は一貫して減少傾向にあり、これは下水道整備に際し発行した町債の償還が進んでいることを意味しています。一方で、一般会計の元利償還金は増大しており、元利償還金等全体としては横這いを示してきました。これは、下水道整備に際し発行した町債の償還が終わるとともに、この均衡が崩れることを意味しており、近い将来、元利償還金等が右肩上がりに増大することが懸念されます。また、このような元利償還金の構成比の変遷に伴い、算入公債費等が減少しており、実質公債費比率が悪化することが見込まれます。令和5年度に実質公債費比率が悪化したのは、令和4年度に算入公債費に計上されない町債を発行したことも要因の一つであり、このような事業は厳に抑制する必要があることも示しています。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

将来負担比率は、過去5年において30%前後で推移しており、ある程度安定した水準を維持してきました。しかし、将来負担額の内訳を見ると、下水道特別会計の元利償還が進んでいる一方、一般会計の地方債残高は一貫して増え続けており、今後将来負担額が増大していくことが懸念されます。また、このような構成比の変化により、基準財政需要額算入見込額が年々減少しており、実質的な負担が増大しつつあります。この状況に対応するためには、交付税措置率の低い起債を抑制したうえで、将来負担に対応できるだけの十分な基金残高を確保する必要があります。そのためには、さらなる収支の改善に取り組む必要があり、経常経費として財政を圧迫している公共施設の見直しや、既存事業の再編に取り組む必要があります。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)基金全体に大きな影響を与えているのは、財政調整基金と湯沢こころのふるさと基金となります。個別の増減要因は後述するとして、全体としてはふるさと納税の影響により基金残高は増加傾向にあります。もっとも、年度間における財政調整基金の残高変動を打ち消すほどではなく、依然として財政調整基金の増減が財政的余力に大きく影響する状態となっています。(今後の方針)一般会計がふるさと納税に依存している現状があり、寄附という不安定な財源からの依存脱却を図ること、また将来負担に備えるために、収支を見直し、基金残高を高めることが必要です。そのためには、ふるさと納税による寄附を積み立てる湯沢こころのふるさと基金からの繰入を抑制し、その基金残高を高めることにより、年度間の寄附額の増減に耐えうる仕組みを構築する方針です。具体的には、令和11年度末までに、湯沢こころのふるさと基金からの繰入額を、基金残高の1/2に抑制することを目標としています。

財政調整基金

(増減理由)湯沢町の財政運営上、財政調整基金の残年度末高は、実質収支の多寡により実態なく変動します。そのため、一見すると令和4年度に財政調整基金の残高が増加しているように見えますが、実質収支の増減を加味すると、令和3年度から令和5年度まで実態としてはほぼ横ばいで推移していることとなります。(今後の方針)当面の間、財政調整基金の残高は、実質収支と合計して標準財政規模の40%を上回ることを目標値として設定しており、現段階でそれは達成することができているため、これを維持する必要があります。しかし、将来負担を踏まえると、基金全体として残高を増やす必要があります。なお、これについては、後述する湯沢こころのふるさと基金の残高を増大させることと合わせて対応する方針です。いずれにせよ、財政調整基金残高を維持しふるさと納税への依存から脱却するためには、収支の見直しを欠かすことはできず、公共施設の料金見直しをはじめとする実践的な取り組みが求められています。

減債基金

(増減理由)令和5年度は、臨時財政対策債の償還に要する積立のみ行いました。(今後の方針)減債基金を必要としない財政運営を行う方針です。

その他特定目的基金

(基金の使途)・湯沢こころのふるさと基金:ふるさとの税寄附者への謝礼及び寄附者の指定する事業へ充てる・美実館建設基金:美術館の建設資金に充てる・ふるさと基金:南魚沼市広域計画協議会における広域的な事業に充てる・旧学校施設等解体撤去基金:旧学校施設、旧保育園施設の解体及び撤去の費用に充てる・公共事業基金:各旧村の公共事業費に充てる(増減理由)実質的な増減があるのは湯沢こころのふるさと基金です。湯沢こころのふるさと基金は、令和5年度現在、積み立てた寄附額のほぼ全額を翌年度に繰り入れているため、その残高は、単年度の寄付額の推移により変動しています。よって、ここ数年で安定して寄附額が伸びていることから、基金残高も増加していることとなります。(今後の方針)湯沢こころのふるさと基金について、今後寄附額の増額が頭打ちになる可能性を考慮し、数年かけて段階的に繰入額を抑制する方針です。具体的な目標としては、令和11年度末までに繰入額を残高の1/2程度の水準とすることを目指しています。これにより、年度により寄附額に増減があっても、基金の中で調整することができるようになり、一般会計へ与える影響を緩和することが期待されます。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

平成26年度に小中一貫校の開校、平成28年度に認定こども園が開園したこと等により、全体の減価償却率が押し下げられ、類似団体よりも若干低い値で推移してきましたが、令和4年度に類似団体平均とほぼ同等値となりました。多くの施設で老朽化が進んでおり、今後の維持管理にかかる費用がより一層増大していくことが見込まれます。

債務償還比率の分析欄

令和4年度頃から類似団体平均値との差が広がっていますが、これは主に経常経費の上昇によるもので、消防業務やごみ処理業務などの南魚沼市への事務委託の増、病院事業会計補助金の増、給食費無償化事業の開始など様々な要因から成っています。経常経費が増加する中、それをふるさと納税等の臨時的な収入により賄っている構造あり、今後の財源構成に注意が必要です。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は概ね横ばいで推移しています。これは、一般会計における地方債現在高の増加と、下水道特別会計の地方債の元金償還に充てる繰出金の減少が打ち消し合っていることが主な要因です。また、将来負担額の構成が変化するにつれ、基準財政需要額算入見込額が減少しておりますが、ふるさと納税の増収により基金残高が増加するなどして、将来充当可能な財源の額も横這いとなっています。そのような中、有形固定資産減価償却率が一貫して上昇していることから、将来負担比率に表れていない潜在的な財政需要に備える必要があります。長期的な視点に立ち、収支を改善して将来負担額に充当可能な基金残高を確保することがなどが求められています。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率が概ね横這いなのに対し、実質公債費比率は一貫して増加傾向にあります。これは、下水道特別会計の元金償還が進み、償還に充てていた一般会計からの繰出金が減少しているのに対し、一般会計の元利償還金が増加したことにより、償還費の内訳が変化し、基準財政需要額に算入される割合が減少していることが主な要因となっています。この影響は、将来負担比率においては充当可能財源としてふるさと納税の増収に伴う基金残高の増加などの要因により打ち消されていますが、実質公債費比率においては顕著に表れています。交付税措置率の低い起債を抑制し実質公債費比率を抑えるとともに、毎年の収支を改善し基金に積み立てるなどして将来負担に備えることが必要です。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

新潟県湯沢町の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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