深川市:個別排水処理施設

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は100%未満で推移しており、使用料収入は横ばいとなっているが、支出の維持管理費と地方債償還金は年々増加しており、その大半は使用料収入で賄うことはできず、一般会計からの繰入金で補っている。地方債は一般会計からの繰入金で賄っているため、使用料に対する企業債残高はなく、企業債残高対事業規模比率は0%となっている。昨年度同様使用料以外の収入により汚水処理経費に対する使用料負担が小さく、使用料の経費回収率が若干高くなってはいるが、依然60-70%台であり、類似団体平均値よりは高い数値となっている。また、同じく使用料以外の収入により繰入額が減り汚水処理費(公費負担除く)が高く、有収水量に対する経費が増え、汚水処理原価は類似団体平均とほぼ同程度となっています。合併処理浄化槽は年間10基程度を設置し増加傾向にあるが、使用者人口の減少により処理水量が減っているため、施設利用率は30%半ばとなっている。水洗化率は、希望者に対し合併処理浄化槽の設置をおこなっているため100%となっている。

老朽化の状況について

地方公営企業法非適用のため、減価償却の状況や施設等の老朽化・改善状況は示されませんが、深川市の個別排水処理施設整備事業は平成7年より実施しており、設置年数の経過とともに老朽化・浄化槽の修繕も目立つことから、計画的に改修を行う必要があります。

全体総括

下水道事業及び農業集落排水事業、個別排水処理施設整備事業は利用者の受益が同じであることから使用料水準を同一にしています。その水準としては、3つの事業の汚水に係る総費用を回収できる水準を設定しているものの、収益的収支比率が100%に至っていない状況にあります。公共下水道及び農業集落排水事業との均衡を考慮しての使用料設定が、経営にも影響を及ぼしていますが、周辺用水の水環境保全の側面から継続的な事業展開が必要です。このため経営戦略に基づきながら、他会計との経費負担の在り方や業務の効率化・経費の縮減に向けた見直しを検討するとともに、さらなる収益の増加に努めます。

類似団体【L2】

帯広市 網走市 美唄市 士別市 名寄市 千歳市 滝川市 砂川市 深川市 登別市 恵庭市 石狩市 奈井江町 妹背牛町 北竜町 沼田町 占冠村 下川町 美深町 幌加内町 初山別村 遠別町 猿払村 枝幸町 幌延町 美幌町 津別町 訓子府町 遠軽町 湧別町 西興部村 大空町 豊浦町 音更町 上士幌町 鹿追町 芽室町 更別村 大樹町 広尾町 幕別町 本別町 浦幌町 一戸町 登米市 栗原市 色麻町 秋田市 由利本荘市 仙北市 上小阿仁村 鶴岡市 酒田市 鮭川村 白鷹町 西会津町 三春町 渋川市 中之条町 嬬恋村 利島村 長岡市 十日町市 村上市 魚沼市 南魚沼市 阿賀町 刈羽村 砺波市 南砺市 七尾市 宝達志水町 中能登町 能登町 南越前町 おおい町 道志村 長野市 南牧村 御代田町 長和町 木祖村 筑北村 信濃町 飯綱町 高山市 中津川市 恵那市 飛騨市 揖斐川町 七宗町 白川村 長浜市 宇治田原町 豊能町 相生市 豊岡市 養父市 たつの市 福崎町 佐用町 香美町 高野町 印南町 岩美町 八頭町 松江市 浜田市 出雲市 安来市 江津市 雲南市 飯南町 美郷町 邑南町 西ノ島町 新見市 備前市 美作市 和気町 安芸太田町 萩市 今治市 愛南町 八女市 糸島市 佐賀市 伊万里市 嬉野市 江北町 山鹿市 菊池市 天草市 長洲町 小国町 氷川町