白鷹町：個別排水処理施設【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2021年度）

経営の健全性・効率性について

地方公営企業法適用に伴う委託業務を収益的支出に計上しているため、①収益的収支比率は100％を下回っているが、地方債を活用しているため実質的にはほぼ収支均衡となっている。⑤経費回収率については、使用料収入がほぼ横ばいの状況の中で、修繕や法適用関係の費用の増に伴い汚水処理費が上昇したことから、前年度対比約7.7%の減となった。⑥汚水処理原価についても。有収水量がほぼ横ばいで推移している状況の中で、汚水処理費が増となったため、前年度より高い値となった。

老朽化の状況について

本事業は平成14年から開始し、現在19年目である。合併浄化槽本体の故障はないが、近年、付属機器（ブロワ等）の修繕が増加しており、今後さらに修繕に費用を要することが想定される。定期的かつ適切な保守点検を行うことにより、維持管理費の抑制に努めていく。

全体総括

本事業はすでに整備が終了し、整備に係る地方債の償還も完了している。今後は経年劣化による修繕費の増加が見込まれるが、人口減少により使用料収入は減少していくことが想定されるため、適切な保守点検を行うことにより、維持管理費の努め、安定的な経営を目指す。

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