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地方財政ダッシュボード

沖縄県南大東村の財政状況(2013年度)

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

類似団体の平均をやや下回り、安定している。地方税の徴収率も高い値となっているので、今後も現在の徴収率を維持しつつ、島内の経済基盤の強化に取り組む。

経常収支比率の分析欄

昨年度と比較して1.3ポイント増加しているが、類似団体平均は下回っている。今後も類似団体平均以下を維持できるよう、義務的経費の適正化に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較して34,994円減少しているが、類似団体平均と比較すると依然として高コスト団体となっている。一島一村の離島であり、各種の業務に対応するための職員の確保や島外への旅費等でコストが高くなる傾向にある。今後も職員の定数管理や適正配置に取り組み、物件費の精査、抑制に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

国家公務員の給与削減措置(平均7.8%の減額)が平成25年度末で終了したことにより、昨年度と比較して大きく減少しているが、類似団体平均を大きく下回っている。今後も国や県の給与改定等の同行に注視し、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている。一島一村である為に、特殊な事業(港湾荷役業務・空港管理業務等)を行っていることが主な要因となっている。今後も適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は減少傾向が続き、類似団体平均を下回っている。今後も起債発行額の抑制ならびに交付税措置のある有利な起債の積極的な活用に取り組み、健全な財政運営の維持を目指す。

将来負担比率の分析欄

地方債の現在高は増加が続いているが、充当可能基金の安定的な積立により、将来負担比率はマイナス値が続いている。今後も現在の水準を維持し、将来負担の低減に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

前年度と比較して0.5ポイント減少しているが、類似団体平均を上回っている。ラスパイレス指数は類似団体平均を下回っているが、一島一村の離島で各種業務に対応するため、人口千人当たりの職員数は類似団体平均を上回っている。業務量を勘案した適正配置を検討し、定員の適正管理に努める。

物件費の分析欄

経常収支比率では前年度と比較して0.2ポイント減少しているが、類似団体平均を上回っている。委託費が物件費全体の約34%と高い割合を占めているため、業務の民間委託の際の委託料の適正化に努める。

扶助費の分析欄

類似団体平均を下回る状態が継続されており、良好である。現在は増加傾向が認められていないが、今後は高齢者人口の増加に伴い、老人福祉費が増加する可能性もあるため、現在の水準の維持に努める。

その他の分析欄

昨年度と比較して0.1ポイント減少しており、類似団体平均を下回っている。引き続き現在の水準を維持できるよう、特別会計の徴収率の安定化に取り組み、一般会計からの繰出金の抑制を図る。

補助費等の分析欄

経常収支比率で昨年度と比較して1.2ポイント増加しているが、類似団体平均は下回っている。各種補助団体の事業内容の精査や、補助金額の検討に取り組み、補助費等の抑制に努める。

公債費の分析欄

前年度に比べて0.9ポイント増加しており、類似団体平均を上回った。過疎債・辺地債等有効な制度を積極的に活用し、公債費の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

前年度と比べて0.4ポイント増加しているが、類似団体平均を下回っている。今後も義務的経費の抑制に取り組み、現状の維持に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

財政調整基金の安定的、継続的な積立により、残高は年々増加している。今後も不測の事態に備えて適宜積立を進める。実質収支額はプラスが続いているが、平成25年度は前年度と比較して約1.8倍となった。現在の水準を維持し、適切な歳入・歳出予算の計上に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

一般会計、特別会計ともに赤字は出ておらず、良好である。今後も適切な財政運営を行い、現在の水準を維持できるよう努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は前年度と比較して増加しているが、実質公債費比率は減少が続いており、良好である。今後も有利な起債制度の積極的な活用に努め、現在の水準が維持できるよう努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

一般会計に係る地方債の現在高は増加が続いているが、充当可能基金の安定的な積立により平成23年度以降は充当可能基金額が一般会計等に係る地方債の現在高を上回っている。また、公営企業債等繰入見込額は継続的な減少が続いている。今後は地方債現在高を注視しつつ、現在の水準の維持に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,