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地方財政ダッシュボード

熊本県湯前町の財政状況(最新・2024年度)

熊本県湯前町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

湯前町水道事業末端給水事業下水道事業特定環境保全公共下水道

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

本町は農林業が主体の町であり、自主財源となる地方税の伸びは、少子高齢化に伴う人口減少に押され、今後も減少していく見込みである。歳入に占める地方交付税の割合が36.8%であり、交付税・補助金など国からの支出金に大きく依存した財政状況である。少しでも自主財源を確保できるよう、町税等の滞納整理、住環境の整備による子育て世帯の定住、湯前町農業公社による遊休地の活用や農産物の流通拡大などを目標に、町内の経済活動を活発化させていく。

経常収支比率の分析欄

人件費をはじめ物件費、補助費等、公債費が増となり、昨年度と比較して3.8%減少した。財政力指数0.17の本町は人口減少と相まり、地方税の収入が類似団体と比較して大きく下回っているため、普通交付税等に依存せざるを得ない状況である。人件費や物価高騰の影響による物件費の増加、各種補助費等の増加が見込まれるため、地方税の徴収率を上げる取組みを強化し財源を確保するほか、優先度の低い事務事業について見直しを行うなどして、経常費用の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費について類似団体平均値を下回っている。ただし、物価高騰の影響により今後物件費等の経費については上昇が予想されるため、DXをはじめ事務手法の工夫により、効率的で無駄を省いた行政運営に努める。また、人件費については、定員管理計画に沿った人員配置により原則退職者の補充採用のみ行うよう努めているが、実際に業務に携わる職員は定員を下回っている状況である。

ラスパイレス指数の分析欄

本町では、管理職手当の定額化、住居手当の廃止など、人事院勧告に準拠した給与体系を継続してきた。類似団体平均との比較で0.9ポイント、全国町村平均との比較で1.7ポイント低くなっている。今後も適正な昇給・昇格管理を行い、住民に理解を得られる給与体系を維持していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本町は、定員管理目標に基づき職員の採用調整を行っているが、権限委譲や令和2年7月豪雨災害からの復旧に伴う事務量の増加、くま川鉄道出向や休職等により一人当たりの業務量は増加している。住民からのニーズも多種多様なものへと日々変化しているため、少ない人数で効率よく業務を遂行することを目標に、今後も適正な定員管理を行っていく。

実質公債費比率の分析欄

公債費は、投資事業について地方債借入の抑制を行ってきたため、類似団体平均を下回っている。しかし現在、公共施設の老朽化が進んでおり、改修等に合わせて地方債を起こしているため、近年増加傾向にある。公共施設等総合管理計画の適宜見直しを行いながら、計画に基づいた具体的な個別計画を策定しつつ事業を行うことで、借入についても、抑制・平準化を図る。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、0%で推移している。減債基金やその他特定目的基金の積み立てにより、充当可能財源等が昨年度よりも増加した。今後も、歳出削減努力により、決算において歳計余剰金が生じた場合には、少子高齢化に伴う町税の減少や社会保障費の増加等、将来のために必要に応じて積み立てていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

類似団体平均と比較すると職員数が少ないため、人件費決算額では住民1人あたりのコストが93,584円少なくなっている。ただし、人件費は全国的に上昇しており、これからも上昇していくことが予想される。またラスパイレス指数は類似団体平均を0.9ポイント下回っており、給与体系的には全国平均を下回っている。今後も経常一般財源を確保しつつ、適正な給与体系を継続していく。

物件費の分析欄

類似団体平均と比較し、経常収支比率に占める割合は2.9%高くなっているが、主な要因はふるさと納税関連経費であり、歳出以上に歳入が増えている。ただし、物価高騰の影響により、物件費の全体が増加傾向にあるため、DXをはじめ事務手法の工夫により、効率的で無駄を省いた行政運営に努めていく。

扶助費の分析欄

財政規模の小さい本町にとって、扶助費の占める割合は例年大きく、類似団体平均を大きく上回っている。要因としては、毎年上昇する介護費用や、子ども医療費など、福祉政策に対する費用の増加が考えられる。住民福祉の向上や、安定した福祉サービスの提供ができるよう努めなければならないが、限られた一般財源の中でコントロールしなければならないため、介護予防、健康管理等の徹底を促すための事業を推進していく必要がある。

その他の分析欄

本町の場合、繰出金が大きなウエイトを占めているが、下水道事業会計が法適となったため、繰出金については昨年度から4.4ポイントの減である。主な要因は後期高齢者医療特別会計への事務費繰出金(広域連合事務費負担金及び療養給付費負担金)である。高齢化により介護保険、後期高齢者医療の伸びは今後も増加していくため、予防介護事業を充実させ、介護保険及び後期高齢者医療費を抑制するよう努める。

補助費等の分析欄

平成27年度の総合戦略策定以降、移住・定住事業等の事業が実施されたため、類似団体平均の伸びより大きく増加することとなった。令和2年1月に補助金見直しガイドラインを策定し見直しや廃止等の方針を定めたことで、効果が少ない補助を廃止し、効果が見込める補助に切り替え無駄を省くことに努めているが、一部事務組合等の負担金増や補助制度の拡充などにより増加傾向にあるため、今後は見直しも検討していく。

公債費の分析欄

類似団体平均の住民1人あたりのコストと比較して、本町の公債費は82,249円少なくなっている。借入の抑制や、交付税措置率が高い過疎対策事業債での事業を中心に借入を行ってきたことの影響が大きい。しかし、各公共施設の老朽化も進んでいるため起債額は年々増加し、償還額も増えている状況である。各種計画をもとに今後の財政の見通しを立てたうえで、計画的な事業の実施及び適正な借り入れを行い、負担の抑制・平準化を図る。

公債費以外の分析欄

本町の場合、公債費の割合が低いため、そのほかの費目においては例年、類似団体平均を大きく上回っている。特に扶助費においては3.9%上回っている。財源の約36%を普通交付税で賄っている現状から見て、硬直しないよう、人事の適正な管理、事務手法の工夫などにより無駄のない財政運営に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

令和2年7月豪雨をはじめとした災害復旧事業など臨時財政需要があったため、実質単年度収支は、赤字となっているが、財政調整基金の取り崩しにより実質収支は黒字となっている。黒字となっているが、災害復旧事業の進捗が思うようにいかず、事業を繰り延べしたことや町事業の進捗が想定よりも低かったことなどマイナス要因も含まれる。今後は、事務事業の見直しや統廃合など、歳出の合理化・行財政改革を推進し、健全な行財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

連結実質赤字比率は、各会計が黒字を維持し、赤字を生じなかったため発生しなかった。また、一般会計で実質収支額が5年度より減少しているが、5年度は財政調整基金の取り崩しのほか、町事業の進捗が想定よりも低く、歳出額が伸びなかったことなどの要因があったが、6年度については例年並みとなっている。また、6年度からは下水道事業会計が法適となったため一般会計から変更となっており、その他の会計についても黒字となったが、実際には、一般会計からの繰入金に依存した運営を行っている。今後は独立採算が基本の企業経営を目指し、徴収率の向上を図り、健全な経営ができるよう努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

令和2年7月豪雨災害分に加え、各種公共施設の長寿命化改修、防災対策事業、情報通信施設整備事業など大規模な事業を数年間で立て続けに行ってきたため、据置期間終了後、公債費については増額していくことが見込まれる。各種計画をもとに今後の財政の見通しを立てたうえで、計画的な事業の実施及び適正な借り入れを行い、負担の抑制・平準化を図る。水道事業については現在、事業の平準化を図りながら管渠の耐震化を進めている。下水道事業については元利償還金のピークを過ぎたため償還額は減少するものと思われる。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

地方債現在高や退職手当負担見込額が昨年度よりも高くなっているが、財政調整基金など特定目的金の積み立てによる充当可能特定歳入の増加により、数値が低下した。数値を健全な状態に保つには、各種計画をもとに今後の財政の見通しを立てたうえで、計画的な事業の実施及び適正な借り入れをはじめ、適正な人事管理、将来を見据えた基金の活用・積み立てを行っていかなけれなならない。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)公共施設等整備基金、ふるさと応援基金、情報通信関連事業整備基金、宅地分譲等基金及び熊本地震復興基金を各事業のために取り崩したが、財政調整基金に2億4200万円、ふるさと応援基金に8300万円、情報通信関連事業整備基金に6500万円など、各種事業のために特定目的基金の積み立てを行った結果、昨年度と比較して約2億700万円の増となった。(今後の方針)財政調整基金については一定の目途を定め、それ以上に基金額が増える場合には、基金の使途の明確化を図るため、取り崩しを行い、特定目的基金へ積み立てていくことを予定している。また、現在作成中の個別計画により、施設の長寿命化等に財源不足が生じると見込まれるため、財政調整基金や公共施設等整備基金を活用する予定であるほか、臨時的に情報通信関連事業整備基金等を活用する計画があるため、中長期的には減少していくと思われる。

財政調整基金

(増減理由)実質収支額の1/2以上を2億4200万円積み立てを行ったため増加している。(今後の方針)災害等への備えるため、決算額の20%となる8億円程度を目途に積み立てを行うこととしている。歳計剰余金の処分により基金額が増える場合には、基金の使途の明確化を図るため、取り崩しを行い、特定目的基金へ積み立てていくことを予定している。

減債基金

(増減理由)減債基金については、基金利子及び臨時財政対策債償還分を積み立てたため、約950万円の増となった。(今後の方針)後年度の対象事業償還の際に適正に活用するために随時積み立て・取り崩しを行っていく。

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさと応援基金:ふるさと納税寄附金を財源として町の活性化を図る事業へ活用するための基金。情報通信関連事業整備基金:情報通信関連事業にかかる財源を確保するための基金。(増減理由)ふるさと応援基金:今後の事業を実施するために、8300万円の積み立てを行った。情報通信関連事業整備基金:光インターネット関連事業を実施するため、6500万円の積み立てを行った。(今後の方針)情報通信関連事業整備基金:光インターネット関連事業のため約2億円をR6~R8年度程度で積立て、その後取崩予定。施設の長寿命化等のため公共施設等整備基金を活用することが想定されるため、公共施設等整備基金を中心に積み立てを行う予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

老朽化した建物が多く一部は公会計制度上の耐用年数を超えている資産もあるため、類似団体と比較し、高い状況で推移している。公共施設等総合管理計画の定期的な見直しと併せ、各施設の個別計画の作成を進めるなどして、統廃合、長寿命化などを進めていかなければならない。

債務償還比率の分析欄

本町は財政力の低い自治体であり、地方債の借り入れについては抑制を図ってきた。全国平均や熊本県平均より低い値となっているが、老朽化施設の長寿命化対策、防災、観光施設整備事業の実施などにより、地方債残高は増加しているため類似団体と比較して値が高くなっているが、災害関連事業の減等により前年度よりは値が低くなったと考える。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、老朽化した施設が多いため、今後、施設の更新費用等の増加によって増加することが見込まれる。減価償却率については類似団体よりも値が高くなっている。本町は合併経験のない自治体であるため保有施設数自体は少ないが、各施設の老朽化が進んでいる状態である。個別計画の策定を進め、老朽化施設について長寿命化を図るとともに、統・廃合や除却等を検討しなければならない。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

従来活用していた過疎対策事業債(実額算入)などの起債に加え、自然災害に対応するための緊急防災減災事業(理論償還)などの活用が増えてきているため、実質公債費率については今後数年間は増えると見込んでいる。借入額の増加も要因として大きいが、避難所の空調整備などは機器の対応年数に併せて償還年限が短くなり、元利償還金額と算入額に差が生じることも実質公債費率の増加につながっている。将来負担比率については上記に記載。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県湯前町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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