北村山公立病院
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地域において担っている役割当院は、北村山地域唯一の急性期医療を担う基幹病院であり、３６５日２４時間体制で救急医療への対応を行っています。当院の特色でもある人工透析や温泉を活用したリハビリテーション医療等の機能を強化しながら、急性期医療と回復期医療の充実を図っています。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について令和５年度は、特に泌尿器科の常勤医師が前年度末に退職した影響が大きく、外来患者数が減少したこと、また、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ５類に移行し、関連する補助金が減少したことなどから、収益が大幅に減少した一方で、人件費等の費用が増加したところです。その結果、「①経常収支比率」、「③修正医業収支比率」、「⑨累積欠損金比率」等の指標が近年にないほど悪化しました。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について東棟が築51年、西棟が築33年を経過し、特に東棟の老朽化が著しい状況です。「①有形固定資産減価償却率」が類似病院平均を大きく上回っていることからも見て取れます。「②器械備品減価償却率」においても、令和４年度と令和５年度に高額な医療機器等の更新を行ったことに伴い一時的に下がってきたものの、今後はまた類似病院平均を上回ることが予想され、老朽化が進んでいます。 |
全体総括近年の経営状況については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に大きく影響を受けており分かりづらい面がありますが、医師が減少傾向にあるため患者数が減少し、その結果医業収益が減収傾向にあることが大きな問題です。最重要課題としてあらゆる機会をとらえて医師の確保に努め、患者数の増加と医業収益の増加に結び付けられるように努めてまいります。また、老朽化の状況については、施設の老朽化が著しいため新病院建設に向けた検討を行っています。今後も、新病院建設に向けた検討を重ねながら、地域住民が求める医療を安定的に継続して提供していけるよう努めてまいります。 |
出典：
経営比較分析表
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