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地方財政ダッシュボード

秋田県上小阿仁村の財政状況(2023年度)

秋田県上小阿仁村の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全県一の高齢化率(令和6年1月末54.9%)に加え村の中心産業である農林業の不振により、自主財源である村税の決算構成比率が4.7%と財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。今後は農林業分野の振興作物等の助成による経営基盤の強化と所得向上を図るほか、指定管理者制度の更なる推進による歳出の見直しと定員適正化計画(令和3年4月改定)に基づいた職員採用等に取り組み、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

類似団体平均を大幅に上回っており、前年度から4.2%増加した。分母の変動要因となる歳入経常一般財源の変動は少なかったが、歳出経常経費充当の一般財源が大きく増加したことから経常収支比率は大きく上昇した。分子については、物件費、維持補修費、扶助費が大きく増加した。物件費については、保育園建設による備品の入れ替えにより備品購入費等が増加した。維持補修費については、老朽化等により各施設の修繕費が増加した。扶助費については、物価高騰対策等に関する事業の実施により一般財源も増加した。今後は指定管理者制度等の更なる推進による全体的な経常経費の削減、村営林の収入間伐事業等の推進による自主財源の確保に努め、財政の健全化を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費においては、退職により職員が4名減少したが、給与額の改定により前年度を上回った。物件費等についても、大型除雪機の購入やシステム導入に関する委託料等により増加した。今後も、住民に行政情報等の配信を行うIP告知システムの更新により関連経費の増加が予想されるため、指定管理者制度の更なる推進や経常的な経費の節減に努めコストの低減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均、全国町村平均のいずれをも下回っている。これは、中途採用者や定年前退職職員が多いこと、前歴換算率が低いことが主な要因である。引き続き給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

全国平均及び秋田県平均のいずれをも上回っているが類似団体平均は下回った。退職により職員が減少したが新規職員の採用はなかったためである。今後も、定員適正化計画に基づき、職員数の適正化を図っていく。

実質公債費比率の分析欄

比率の分母について、臨時財政対策債発行可能額の減少に伴い、標準財政規模は僅かに減少した。比率の分子についても、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が減少したため、前年度に比べ減少している。また、今後は農業集落排水事業と下水道事業の統合等新規事業による地方債の発行がされ、簡易水道事業についても新規事業による地方債が発行されたが、定時償還も進むため、同程度で推移していくと見込んでいる。今後も新規事業の抑制や、繰上償還財源の確保による公債費負担の軽減により、比率の改善を図る。

将来負担比率の分析欄

人件費においては、退職により職員が4名減少したため前年度を下回った。物件費等においては、今後、住民に行政情報等の配信を行うIP告知システムの更新により関連経費の増加が予想されるが、指定管理者制度の更なる推進や定員適正化計画に基づいた職員採用により、コストの低減を図る。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費においては、25.4%となり、前年度から0.1%減少し、類似団体平均、全国平均を下回っていが、秋田県平均については上回った。今後も、定員適正化計画に基づいた職員採用等に取り組み、職員数の適正化を図る。

物件費の分析欄

物件費においては、13.4%となり、前年度から0.5%増加したが、類似団体平均、全国平均及び秋田県平均のいずれも下回った。主な要因は大型備品購入等によるものである。今後も事務事業の検証等により物件費等の削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費においては、6.1%となり、前年度から3.6%増加し、類似団体平均を大きく上回った。増加の要因は物価高騰対策に対する給付金等によるものである。少子化により児童手当等は今後も減少していくと思われるが、障害者自立支援給付費については、横ばいとなっており、今後も増減を繰り返しながら同程度で推移していくものと見込まれる。

その他の分析欄

その他においては、12.4%となり、前年度から7.4%と大きく減少し、類似団体平均は上回っているが、全国平均及び秋田県平均を下回った。主な要因は、国民健康保険診療施設勘定特別会計及び介護保険事業勘定特別会計への繰出金が減少したためである。今後は、公営企業会計の事業実施について計画を再検証しながら経費の節減をし、普通会計の負担を軽減するよう努める。

補助費等の分析欄

補助費においては、23.6%となり、前年度から7.5%増加しており、類似団体平均を依然として上回っている。主な要因は、物価高騰に対する給付金や各種補助事業等の実施である。今後は、新設補助等の抑制に加え、必要性の低い補助金については見直しや廃止を検討する。

公債費の分析欄

公債費においては、15.3%となり、前年度から0.1%増加したが、類似団体平均、全国平均及び秋田県平均のいずれも下回っている。今後も施設建築や簡易水道の更新事業を実施予定であることから、後年度負担が集中しないよう計画を再検証しながら事業実施する。

公債費以外の分析欄

公債費以外においては、80.9%となり、前年度から4.1%と大きく増加し、類似団体平均、全国平均及び秋田県平均のいずれも上回っている。要因は、各種補助金等の増加によるものである。物価高騰により物件費等が増加していることから、今後も、補助費等の見直しや物件費等の削減による適正化を図る。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

◎財政調整基金残高、実質単年度収支地方交付税の動向が大きく関係しているが、交付税措置の有利な地方債の優先的活用や新規事業の抑制により、一般財源が確保され、基金取り崩しに頼らない財政運営を行っている。今後も同様の取組を継続することにより一般財源を確保し、財政調整基金及び地域振興基金等特定目的基金への積立を行っていく。歳入歳出差引額が増加したこと、翌年度に繰り越すべき財源が大きく減少したことにより、実質収支は大きく増加した。実質単年度収支についても大きく増加した。基金残高に大きな変動はないため、今後も同程度の水準で推移するものと見込んでいる。◎実質収支額実質収支額については、多少の増減は考えられるが、投資的経費等について適正化を図っていくことから、今後も同程度の水準で推移するものと見込んでいる。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

◎一般会計一般会計については、村税が歳入総額の4.7%と極めて低く、地方交付税と臨時財政対策債を合わせた割合が49.4%を占めており、地方交付税の動向が村の財政事情に大きく影響している。今後も自主財源の確保に努め、基金繰入や地方債に頼らない予算編成を基本として財政の健全化を図る。◎特別会計介護保険事業については、令和6年1月末現在の高齢化率が54.9%と全県一であることから、介護保険給付費の増加に大きく影響している。今後も要介護認定者や介護保険給付費の増加が見込まれることから、引き続き保険料の適正化について検討し、より安定的な運営を図る。◎企業会計料金収入等のほか一般会計からの繰入金の占める割合が大きく、水道料金や下水道料金等の適正化に向け、料金体系のあり方について検討する。また施設整備は終了しているが、簡易水道の統合事業が実施されたほか、農業集落排水事業と公共下水道事業の統合事業が予定されていることから、今後の新たな負担についても考慮していく。◎全体一般会計をはじめ、すべての特別会計で赤字が生じていない。今後も各会計で適正な財政運営を図っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

◎元利償還金前年度から増減はなくほぼ同額となった。今後は舗装・橋梁等の社会資本整備事業の財源として発行した地方債の償還開始により増加する見込みである。◎公営企業債の元利償還金に対する繰入金令和2年度から公営企業債の償還開始により元利償還金に対する繰入を行っている。繰入金は一時的に減少しているが、簡易水道の更新事業を実施しており、今後、農業集落排水事業と下水道事業の統合事業の実施も見込まれることから、後年度負担が集中しないよう計画的な事業実施を行うとともに、一般会計等からの繰入金の減少を図る。◎今後の対応今後も地方債の発行を伴う事業について総点検をし、新規事業の抑制や、繰上償還財源の確保による公債費負担の軽減に努め、比率の更なる改善を図りながら、後年度負担が集中しないよう計画的な実施に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

◎一般会計等に係る地方債の現在高保育園建設事業等により、前年度より356百万円増加した。新規事業に伴う地方債については、後年度負担が集中しないよう計画的な事業実施を行う。◎公営企業債等繰入見込額特別会計として運用してきた、公営企業3会計が企業会計へ移行したことにより、り繰入額は増加した。今後は簡易水道の更新事業の償還が開始されることから、後年度負担が集中しないよう計画的な事業実施を行う。◎充当可能基金交付税措置の有利な地方債の優先的活用や新規事業の抑制等により、一般財源を確保しているが、前年度から3百万円減少した。今後、充当可能基金は増加していくと予想されるが、地域振興基金等特定目的基金を活用した事業により地域振興を推進する。◎将来負担比率の分子基準財政需要額参入見込額の減少により、比率の分子は増加している。◎今後の対応今後も、投資的経費等の適正化による地方債借入の抑制や、基金積立を基本とし、財政の健全化を図る。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)基金全体としては前年度から14百万円の増加となっている。前年度繰越金の1/2を財政調整基金に積み立てた一方、財源不足分として54百万円、介護サービス事業償還金の財源として1百万円、ふるさと納税経費として3百万円を取り崩した。また、地域振興基金に積み立てた結果、残高4,840百万円(前年比0.3%増加)となった。(今後の方針)公共施設の老朽化による施設の更新等の財源を確保するために財政調整基金への積立を行うとともに、基金の使途の明確化を図るため特定目的基金への積み立てを行い、基金を有効活用しながら地域振興を図るものとする。

財政調整基金

(増減理由)前年度繰越金の1/2を財政調整基金に積み立てた一方、財源不足分として54百万円、介護サービス事業償還金の財源として1百万円を取り崩しており、減少している。(今後の方針)これまで地方交付税の動向が大きく影響していることから、歳出を抑制し、一般財源等を確保してきたことで基金取り崩しを回避してきた。今後も災害復旧等の不測の事態に備え財源を確保する必要があることから、同水準で推移していくものと見込んでいる。

減債基金

(増減理由)地方交付税の動向が大きく影響しているが、歳出を抑制し、一般財源を確保してきたことで基金取り崩しを回避し、運用益を積み立てしている。(今後の方針)過疎対策事業債の償還開始により、公債費の増加が考えられることから、今後は計画的な基金取り崩しにより減少するものと見込んでいる。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域振興基金:個性豊かな地域づくりを推進する地域福祉基金:地域における福祉の増進を図るため、民間団体の行う在宅福祉の向上、健康づくり等の事業を支援人材育成基金:地域文化の振興及び未来を拓く人材育成と確保い樹い樹かみこあに応援基金:豊かな森林と文化を次世代に引き継ぎ人々が活き活きと暮らすことができる社会の実現村営住宅基金:村営住宅の整備及び管理に要する費用への充当(増減理由)地域振興基金:歳入余剰金のうち33百万円を積み立てた。人材育成基金:資格取得支援事業等に充当し取り崩している。い樹い樹かみこあに応援基金:ふるさと納税分を積み立てた一方、経費として3百万円を取り崩した。村営住宅基金:住宅使用料の内から、9百万円を積み立てた。(今後の方針)地域振興基金については、幅広く活用が可能であることから、積み立てをしながら新規事業や既存事業の拡充財源として充当し、地域振興の推進を図るものとする。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率については、令和5年度において83.5%で、類似団体内平均値を21.0ポイント上回る水準になっている。これは、公営企業の法適用化により資産が計上され、減価償却率も大きく推移したためである。当村では、平成28年度に策定し、令和3年度に改定した上小阿仁村公共施設等総合管理計画において、保有する公共建築物の延床面積を10%縮減するという目標を掲げている。今後、当該計画及び個別施設計画に基づき、老朽化した施設の除却や統合・複合化等の老朽化対策に適切に取り組んでいく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率については、地方債残高等将来負担額に対して、基金等充当可能額が上回っていることから、比率なしとなっている。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は令和4年度において類似団体内平均値を上回る83.5%となっている。また、将来負担比率は地方債残高等将来負担額に対して、基金等充当可能額が上回っていることから、比率なしとなっている。庁舎や公営住宅など多くの公共施設等で老朽化が進んでいるが、上小阿仁村公共施設等総合管理計画に基づき、後年度に負担が集中しないよう、老朽化した施設の除却及び統合・複合化等の老朽化対策に計画的に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は、前年度に比べ0.6ポイント増加しているが、大きな変動はなく同水準で推移しており、類似団体内平均値と比較してもほぼ同水準となっている。また、将来負担比率は比率なしとなっている。これまで、地方債の発行を伴う事業については、後年度に負担が集中しないよう計画的に実施してきたほか、充当可能基金である財政調整基金及び減債基金の積増しを行ってきた。今後も、新規事業の実施等について総点検を行うことに加え、施設の老朽化対策が課題であることから、上小阿仁村公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等に係る各種費用の縮減と財政負担の平準化を図っていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県上小阿仁村の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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