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地方財政ダッシュボード

岩手県遠野市の財政状況(2022年度)

岩手県遠野市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

遠野市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

令和4年度は、前年度と同値となり、類似団体平均値を0.1ポイント下回った。基準財政収入額では、コロナ禍からの業績回復が影響し市町村税(法人税割)の増加などにより、前年度費171,374千円増となった。一方、基準財政需要額では、臨時財政対策債発行可能額の減少などにより、前年度比145,380千円減となり、単年度の財政力としては前年度比0.02ポイント増の0.32となった。

経常収支比率の分析欄

分子である経常経費充当一般財源は、保育士等処遇改善に係る特定財源の増加による扶助費充当一般財源の減少などにより、前年度比74,400千円減(-0.7ポイント)となった。分母である経常一般財源は、市町村民税(法人税割)及び固定資産税の家屋分・償却資産分の増加により地方税は増加したものの、地方交付税及び臨時財政対策債の減少などにより、前年度比471,016千円減(-4.1ポイント)となった。結果として、経常収支比率は前年度比3.1ポイント増の90.3%となり、類似団体平均値を0.6ポイント下回った。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たり人件費・物件費等決算額は、前年度と比較し、人件費で2,690円増、物件費で3,179円増、維持補修費で652円減となり、合計で5,217円増となった。類似団体平均値を84,811円上回っている。人口一人当たりの決算額が増加しているのに対し、人件費は減少、物件費は微増であるため、人口の減少が要因として挙げられる。類似団体平均と比較して高くなっているため、今後もさらなる経常経費削減に努める必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体の平均ラスパイレス指数である97.2を下回る96.8となった。今後も定員管理計画による職員数の縮減、一般行政職採用の制限や給与改定など、組織体制を含め、給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

第4次遠野市定員管理計画(令和3年度~令和7年度)の確実な実行により、目標を上回る職員数の削減となっているが、それを上回るペースで人口減少が進んでおり、人口1,000人当たりの職員数は前年度比0.06ポイント増の11.97人となった。今後も厳しい財政事情が続くと推測されることから、事務事業の見直しを継続するとともに職員数の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、令和3年度に借入したケーブルテレビFTTH整備事業に係る過疎対策事業債の償還が開始されたことなどにより元利償還金が増加したことに加え、市民税の増加などにより標準税収入額等が増加したものの、基準財政需要額における臨時財政対策債償還基金費の廃止や高齢者保健福祉費及び包括算定経費の単位費用の減額などにより普通交付税が減少、臨時財政対策債発行可能額が減少したことから、0.3ポイント増の11.1%となった。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、平成17年度及び平成18年度に借入した下水道事業債の繰上償還などにより年度末市債残高が減少したことに加え、公債費に充当可能な基金が増加したことから、前年度比8.7ポイント減の57.2%となった。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、前年度比0.6ポイント増加した。定員管理計画に基づく職員数の削減に伴う退職負担金の減少などにより人件費は減少しているものの、分母となる経常一般財源の大幅な減少により同比率は増加となった。類似団体平均値との比較では、令和2年度より下回っており、今後も定員管理計画に基づく職員数の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、前年度比0.7ポイント増加した。行政事務包括業務委託の廃止に向けた縮小などに伴い充当一般財源が減少となったものの、分母となる経常一般財源の大幅な減少により同比率は増加となった。類似団体平均値と比較し高い値にあることから、施設の集約化などを視野に一層の経費削減に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、前年度比0.5ポイント減少した。障害者自立支援介護給付費に係る特定財源充当額の増加などが要因に挙げられる。類似団体平均値と比較し下回っているものの、当市では高齢化率が高いほか、子育て支援施策を積極的に推進しているため、今後も扶助費の適正化に努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、前年度比0.8ポイント増加した。維持補修費において、道路除排雪業務にかかる特定財源の皆減などが要因に挙げられる。類似団体平均値との比較では下回っているが、増加傾向で推移してきているため、引き続き経常経費の抑制に努めていく。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、前年度比0.5ポイント増加した。各種団体等(公営企業・一部事務組合を含む)への補助金・負担金が大半を占めており前年度に対し経常経費は微減となったものの、分母となる経常一般財源の大幅な減少により同比率は増加となった。類似団体平均値との比較では下回っているが、今後も各種団体等への補助金・負担金について、健全財政計画に基づき終期の設定や定期的な見直しを行い、さらなる健全化に努めていく。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、前年度比1.0ポイント増加した。令和3年度に借入したケーブルテレビFTTH整備事業に係る過疎対策事業債の償還が開始されたことなどにより元利償還金が増加したことが要因に挙げられる。類似団体平均値との比較では上回っているものの、令和3年度までは減少傾向で推移してきており、令和4年度は分母となる経常一般財源の大幅な減少により同比率は増加に転じた。今後も健全財政計画に基づき普通建設事業費の圧縮を図りながら、公債費の縮減に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、前年度比2.1ポイント増加した。物件費、補助費等などで同比率の増加が見られるものの、経常経費に伴い特定財源も増加しており、全体的に見ても分母となる経常一般財源の大幅な減少により同比率は総じて増加となった。類似団体平均値との比較では下回っているが、増加傾向で推移してきているため、引き続き経常経費の抑制に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高は、決算剰余金及び運用益の積立などにより増加し、標準財政規模も減少したため、前年度比1.37ポイント増加した。実質収支額は、令和2年度の単年度収支で赤字となったものの、令和3年度には歳入の地方税や地方交付税の増加の影響により黒字に転じて増加傾向となっており、前年度比1.43ポイント増加した。実質単年度収支は、財政調整基金への積立が増加、繰上償還金が増加したものの、単年度収支が減少したことから、前年度比1.78ポイント減少した。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

全ての会計において中期財政計画に基づき財政運営の健全化に努めたことから、連結実質赤字比率は前年度に引き続き黒字となった。今後も健全財政5カ年計画に基づき、歳入確保と歳出抑制を図り、持続可能な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金等は、前年度と比較して7百万円増加した。元利償還金において、令和3年度に借入したケーブルテレビFTTH整備事業に係る過疎対策事業債の償還が開始されたことなどにより17百万円増加となっている。算入公債費等は、前年度と比較して81百万円減少した。災害復旧費等に係る基準財政需要額において、92百万円減少となっている。実質公債費比率の分子は、前年度と比較して88百万円増加した。令和2年度から増加傾向にある。交付税算入率の高い有利な地方債を優先的に借入しているが、地方債に大きく依存しない財政運営に努めていく必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

将来負担額は、前年度と比較して1,504百万円減少した。一般会計等に係る地方債の現在高において、平成17年度及び平成18年度に借入した下水道事業債の繰上償還などにより1,057百万円減少となっている。充当可能財源等は、前年度と比較し531百万円減少した。充当可能基金において、公債費への充当などにより、323百万円増加となっている。将来負担比率の分子は、前年度と比較して972百万円減少した。令和元年度をピークに減少傾向にある。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)令和4年度末の基金残高は、普通会計で4,448百万円となっており、前年度比1,377百万円の増加となった。主な要因として、財政調整基金で91百万円の増加、産業振興基金で1,247百万円の増加、公共施設等整備基金で32百万円の増加となったことから、基金残高は増加した。(今後の方針)基金の運用については、今後も一層の健全化に努め、足腰の強い財政基盤の構築を目指していく。

財政調整基金

(増減理由)令和4年度末の基金残高は、1,612百万円となっており、前年度比91百万円の増加となった。主な要因として、積立は決算剰余金及び運用益により441百万円(前年度比160百万円増)となり、取崩しは当初予算で臨時財政対策債の減額や新規事業を実施するため400百万円を見込んだものの、最終的には事業費精査や市税・ふるさと納税の増収などにより350百万円(前年度比96百万円増)となったことから、基金残高は増加した。(今後の方針)財政調整基金は、災害の応急対応策その他特別の事件に要する経費の財源に充てるために設置したもので、旧遠野市では昭和39年に、旧宮守村では昭和51年にそれぞれ設置しており、現在は予算を組み立てる際の調整用財源として活用しているが、当初予算で繰入金として計上した後、地方交付税などの確定に合わせて減額補正を行っており、今後とも適正な積立となるよう努める。

減債基金

(増減理由)令和4年度末の基金残高は、567百万円となっており、前年度と同額となった。主な要因として、積立は事業費精査及び運用益により50百万円(前年度比263百万円減)となり、取崩しは償還計画充当分などにより50百万円(前年度同額)となったことから、基金残高は前年度同額となった。(今後の方針)健全財政計画において当該年度の公債費償還額の10~20%の保有額を適正額と位置付けているこから、公債費の償還に充てる一般財源額の平準化を図りながら運用する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・産業振興基金地域産業資源を有効に活用し、地域の特性をいかした産業の振興並びに多様な就業機会の創出及び人材の確保に要する経費に充てる。・公共施設等整備基金市が行う公共施設、その他の施設の整備に要する経費に充てる。・永遠の日本のふるさと遠野基金行政課題に対応する施策に要する経費の財源を確保し、市民協働の推進、地域振興等を図るための経費に充てる。・市有林造成基金産業の振興、学校施設の整備充実、災害復旧その他特別の事件に要する経費に充てる。・森林環境譲与税基金林業に携わる人材の育成及び担い手の確保並びに間伐、木材利用の促進、普及啓発等の森林整備に要する経費に充てる。(増減理由)・産業振興基金ふるさと納税分、企業版ふるさと納税分を積立したことから前年度比1,247百万円の増加となった。特にも企業版ふるさと納税において、大幅な増額が主な要因となっている。・公共施設等整備基金小さな拠点改修整備事業(小友地区センター及び達曽部地区センター改修工事)のため取崩したが、将来の施設整備の財源として積立し、前年度比32百万円の増加となった。・永遠の日本のふるさと遠野基金ケーブルテレビ事業特別会計の整備事業、まつり振興事業などのため取崩したことから前年度比29百万円の減少となった。(今後の方針)・重要施策を中心とした事業を推進するための財源として、今後とも適正な運用となるよう努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、H30時点で類似団体平均値を8.2ポイント下回る49.3%となっているが、年々緩やかに上昇し、R4時点では類似団体平均値を8.6ポイント下回る53.7%となった。R4.3月に公共施設等総合管理計画を改定しており、施設整備及び更新等については、長期的な視点での進行管理を基本方針としている。施設の約5割が築30年を超え、施設の老朽化による維持管理経費の増額が見込まれることから適切な維持管理及び修繕を実施し、トータルコストの縮減及び平準化を図る。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、R4時点で類似団体平均値を19.3ポイント上回る543.7%となり、前年度比4.0ポイント増加となった。分子は、将来負担額において、平成17年度・平成18年度に借入した下水道事業債の繰上償還などにより、前年度より減少となった。分母は、経常一般財源等において、臨時財政対策債特例発行可能額が減少し、前年度より減少となった。分子より分母の方が減少割合が多かったことが、同比率の増要因である。市健全財政計画に定める市債発行・償還計画に沿った財政運営を行うことで、指標の抑制に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、R1は遠野東工業団地整備に係る市債を発行したことにより同比率が増加、R2は遠野東工業団地整備に係る市債を造成地の売却益で全額償還したことにより同比率は減少、R3はケーブルテレビFTTH化整備事業に係る市債の発行及び水道・下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加により推移しており、R4は平成17年度・平成18年度に借入した下水道事業債の繰上償還などにより前年度比8.7ポイント減少した。有形固定資産減価償却率は、年々緩やかに上昇しているが、R4時点で類似団体平均値より低い水準となっている。今後、両指標の推移を適切に捉えながら、児童福祉施設、学校施設及び公民館などについて、長期的視点をもった計画的な管理を行う必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は、R1は遠野東工業団地整備に係る市債を発行したことにより同比率が増加、R2は遠野東工業団地整備に係る市債を造成地の売却益で全額償還したことにより同比率は減少、R3はケーブルテレビFTTH化整備事業に係る市債の発行及び水道・下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加により推移しており、R4は平成17年度・平成18年度に借入した下水道事業債の繰上償還などにより前年度比8.7ポイント減少した。実質公債費比率は、R3は分母において基準財政需要額の臨時費目が追加されたことにより普通交付税が増加したことから減少していたが、R4は分母において基準財政需要額の臨時財政対策債償還基金費の廃止や高齢者保健福祉費及び包括算定経費の単位費用の減額などにより普通交付税が減少、並びに臨時財政対策債発行可能額が減少したことなどにより、前年度比0.3ポイント増加した。両指標とも類似団体平均値との比較では、いずれも高い水準にあるため、市健全財政計画に定める市債発行・償還計画に沿った財政運営を行うことで改善に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岩手県遠野市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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