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地方財政ダッシュボード

岩手県遠野市の財政状況(2021年度)

岩手県遠野市の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

遠野市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

令和3年度は、前年度と同値となり、類似団体平均値を0.1ポイント下回った。基準財政収入額において、メガソーラー投資により固定資産税(償却資産)が増となったものの、税率改正により法人市民税が減などの影響から、前年度比40,756千円減となり、単年度の財政力としては前年度比0.01ポイント減の0.30となった。

経常収支比率の分析欄

分子である経常経費充当一般財源は、道路除排雪業務が減少したことにより維持補修費は減したものの、介護保険特別会計への繰出基準の見直しに係る繰出金の増加などにより、前年度比396,537千円の増(+4.2ポイント)となった。分母である経常一般財源額等は、市町村民税の法人税割及び固定資産税の償却資産の増加による地方税の増、地方交付税の増などにより、前年度比604,386千円の増(+5.6ポイント)となった。結果として、経常収支比率は前年度比1.2ポイント減の87.2%となり、類似団体平均値を0.2ポイント上回った。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たり人件費・物件費等決算額は、前年度と比較し、人件費で506円の増、物件費で20,423円の増、維持補修費で6,446円の減となり、合計で14,483円の増となった。類似団体平均値を86,692円上回っている。物件費での新型コロナウイルスワクチン接種に係る委託料等の増、各地区センターの運営を地域への指定管理及び業務委託に移行したことによる委託料の増などが要因として挙げられる。類似団体平均と比較しても高くなっているため、今後もさらなる経常経費削減に努める必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体の平均ラスパイレス指数である97.3を下回る97.2となった。今後も定員管理計画による職員数の縮減、一般行政職採用の制限や給与改定など、組織体制を含め、給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

第4次遠野市定員管理計画(令和3年度~令和7年度)の確実な実行により、目標を上回る職員数の削減となっているが、それを上回るペースで人口減少が進んでおり、人口当たりの職員数は前年度比0.22ポイント増の11.91人となった。今後も厳しい財政事情が続くと推測されることから、事務事業の見直しを継続するとともに職員数の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、令和2年度に借入した同報系デジタル防災行政無線整備事業に係る緊急防災・減災事業債やホストタウン会場整備事業に係る過疎対策事業債の償還が開始されたことなどにより元利償還金の額が増加したが、基準財政需要額の臨時費目として、地域デジタル社会推進費、臨時経済対策費及び臨時財政対策債償還基金費が新設されたことなどにより普通交付税が増加したことから、0.3ポイント減の10.8%となった。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、公債費に充当可能な基金が増加したものの、ケーブルテレビFTTH化整備事業に係る過疎対策事業債の発行により市債残高が増加したことや水道事業会計及び下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加したことから、対前年度比5.6ポイント増の65.9%となった。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、前年度比2.1ポイント減少した。各地区センターの運営を地域への指定管理及び業務委託に移行したことに伴う公民館職員人件費の皆減などが要因に挙げられる。類似団体平均値との比較では、令和2年度より下回っており、今後も定員管理計画に基づく職員数の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、前年度比0.2ポイント減少した。各地区センターの運営を地域への指定管理及び業務委託に移行したことによる委託料の増などにより経常経費は増額となったものの、分母となる経常一般財源額等の増額により同比率は微減となった。類似団体平均値と比較し高い値にあることから、施設の集約化などを視野に一層の経費削減に努めていく。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、前年度比0.2ポイント増加した。障害者自立支援介護給付費の増などが要因に挙げられる。類似団体平均値と比較し下回っているものの、当市では高齢化率が高いほか、子育て支援施策を積極的に推進しているため、今後も扶助費の適正化に努めていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、前年度比2.0ポイント増加した。除排雪業務に係る維持補修費は減少したものの、特別会計への繰出基準の見直しによる経常経費への配分の増額などが要因に挙げられる。類似団体平均値との比較では下回った値で推移している。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、前年度比0.3ポイント減少した。各種団体等(公営企業・一部事務組合を含む)への補助金・負担金が大半を占めており前年度に対し経常経費は微増となったものの、分母となる経常一般財源額等の増額により同比率は微減となった。類似団体平均値との比較では下回っているが、今後も各種団体等への補助金・負担金について、健全財政計画に基づき終期の設定や定期的な見直しを行い、さらなる健全化に努めていく。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、前年度比0.8ポイント減少した。健全財政計画に基づくプライマリーバランス黒字化堅持の取組から、公債費の縮減に努めていることが要因に挙げられる。一方、類似団体平均値との比較では依然として上回っているが年々減少傾向にある。今後も健全財政計画に基づき普通建設事業費の圧縮を図りながら、公債費の縮減に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、前年度比0.4ポイントの減少となった。扶助費などで同比率の増加があったものの、全体的には分母となる経常一般財源額等の増額により同比率は総じて微減となった。類似団体平均値との比較では下回っており、減少傾向で推移してきているため、引き続き経常経費の抑制に努めていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

財政調整基金残高は、決算剰余金及び運用益の積立等により増加したが、標準財政規模の増加が上回った結果、前年度比0.12ポイント減少した。実質収支額は、令和2年度に黒字減少に転じたが、令和3年度は歳入の地方税や地方交付税の増加の影響により、前年度比3.52ポイント増加した。実質単年度収支は、普通交付税が当初の見込みより増額となり財政調整基金の取崩しを抑制できたことから、前年度比6.66ポイント増加し黒字に転じた。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

全ての会計において中期財政計画に基づき財政運営の健全化に努めたことから、連結実質赤字比率は前年度に引き続き黒字となった。今後も健全財政5カ年計画に基づき、歳入確保と歳出抑制を図り、持続可能な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

元利償還金等は、前年度と比較して2百万円減少した。元利償還金等のうち元利償還金では、繰上償還を行ったものの前年度比19百万円増加したが、債務負担行為に基づく支出額では前年度比12百万円減少している状況である。交付税参入率の高い有利な地方債を優先的に借入しているが、地方債に大きく依存しない財政運営に努めていく必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担比率の分子は、前年度と比較して723百万円増加した。将来負担額のうち一般会計等に係る地方債の現在高では、健全財政計画に基づくプライマリーバランス黒字化堅持の取組から年々減少して推移していたが、令和3年度はケーブルテレビFTTH化整備事業の実施により前年度比276百万円の増加となった。一方、充当可能財源等は、基金へ積立をしたことから充当可能基金は前年度比383百万円の増加となったものの、充当可能特定歳入及び基準財政需要額参入見込額は年々減少して推移している状況である。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)令和3年度末の基金残高は、普通会計で3,071百万円となっており、前年度比454百万円の増加となった。主な要因として、減債基金で263百万円の増加、公共施設等整備基金の増加などによるその他特定目的基金で164百万円の増加となったことから、基金残高は増加した。(今後の方針)基金の運用については、今後も一層の健全化に努め、足腰の強い財政基盤の構築を目指していく。

財政調整基金

(増減理由)令和3年度末の基金残高は、1,521百万円となっており、前年度比27百万円の増加となった。主な要因として、積立は決算剰余金及び運用益により281百万円(前年度比61百万円減)となり、取崩しは新型コロナウイルス感染症の影響での事業中止等による事業費の減額や普通交付税が当初の見込みより増額となり254百万円(前年度比193百万円減)となったことから、基金残高は増加した。(今後の方針)財政調整基金は、災害の応急対応策その他特別の事件に要する経費の財源に充てるために設置したもので、旧遠野市では昭和39年に、旧宮守村では昭和51年にそれぞれ設置しており、現在は予算を組み立てる際の調整用財源として活用しているが、当初予算で繰入金として計上した後、地方交付税などの確定に合わせて減額補正を行っており、今後とも適正な積立となるよう努める。

減債基金

(増減理由)令和3年度末の基金残高は、567百万円となっており、前年度比263百万円の増加となった。主な要因として、積立は令和3年度の臨時財政対策債を償還するための基金の積立に要する経費として普通交付税措置された臨時財政対策債償還基金費分と事業費精査などにより313百万円(前年度比263百万円増)となり、取崩しは償還計画充当分などにより50百万円(前年度比50百万円減)となったことから、基金残高は増加した。(今後の方針)健全財政計画において当該年度の公債費償還額の10~20%の保有額を適正額と位置付けているこから、公債費の償還に充てる一般財源額の平準化を図りながら運用する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・公共施設等整備基金市が行う公共施設、その他の施設の整備に要する経費に充てる。・永遠の日本のふるさと遠野基金行政課題に対応する施策に要する経費の財源を確保し、市民協働の推進、地域振興等を図るための経費に充てる。・産業振興基金地域産業資源を有効に活用し、地域の特性をいかした産業の振興並びに多様な就業機会の創出及び人材の確保に要する経費に充てる。・市有林造成基金産業の振興、学校施設の整備充実、災害復旧その他特別の事件に要する経費に充てる。・森林環境譲与税基金林業に携わる人材の育成及び担い手の確保並びに間伐、木材利用の促進、普及啓発等の森林整備に要する経費に充てる。(増減理由)・公共施設等整備基金こども本の森構想推進事業などのため取崩したが、将来の施設整備分に充てるための財源として積立したことから前年度比190百万円の増加となった。・永遠の日本のふるさと遠野基金ケーブルテレビ事業特別会計の整備事業などのため取崩したことから前年度比24百万円の減少となった。・産業振興基金ふるさと納税分、企業版ふるさと納税分を積立したことから前年度比23百万円の増加となった。(今後の方針)・重要施策を中心とした事業を推進するための財源として、今後とも適正な運用となるよう努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、H29時点で類似団体平均値を8.5ポイント下回る47.6%となっているが、年々緩やかに上昇し、R3時点では類似団体平均値を9.5ポイント下回る51.9%となった。R4.3月に公共施設等総合管理計画を改定しており、施設整備及び更新等については、長期的な視点での進行管理を基本方針としている。施設の約5割が築30年を超え、施設の老朽化による維持管理経費の増額が見込まれることから適切な維持管理及び修繕を実施し、トータルコストの縮減及び平準化を図っていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、R3時点で類似団体平均値を45.3ポイント上回る539.7%となり、前年度比16.3ポイント減少となった。分子は、将来負担額において、ケーブルテレビFTTH化整備事業に係る過疎対策事業債の発行による市債残高の増加、水道・下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加し、前年度より増加となった。分母は、経常一般財源等において、地方税及び地方交付税が増加し、前年度より増加となった。分母が分子の増加率を上回ったことが、同比率の主な減要因である。市健全財政計画に定める市債発行・償還計画に沿った財政運営を行うことで、指標の抑制に努めたい。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は、R1は遠野東工業団地整備に係る市債を発行したことにより同比率が増加、R2は遠野東工業団地整備に係る市債を造成地の売却益で全額償還したことにより同比率は減少、R3はケーブルテレビFTTH化整備事業に係る市債の発行及び水道・下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加したことにより、同比率は前年度比5.6ポイント増加した。有形固定資産減価償却率は、年々緩やかに上昇しているが、R3時点で類似団体平均値より低い水準となっている。今後、両指標の推移を適切に捉えながら、児童福祉施設、公民館及び体育施設などについて、長期的視点をもった計画的な管理を行う必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は、R1は遠野東工業団地整備に係る市債を発行したことにより同比率が増加、R2は遠野東工業団地整備に係る市債を造成地の売却益で全額償還したことにより同比率は減少、R3はケーブルテレビFTTH化整備事業に係る市債の発行及び水道・下水道事業会計の公営企業債等繰入見込額が増加したことにより、同比率は前年度比5.6ポイント増加した。実質公債費比率は、R2に借入した同報系デジタル防災行政無線整備事業及びホストタウン会場整備事業に係る市債の償還が開始されたことにより元利償還金が増加したものの、基準財政需要額の臨時費目が追加されたことにより普通交付税が増加したことから、前年度比0.3ポイント減少した。両指標とも類似団体平均値との比較では、いずれも高い水準にあるため、市健全財政計画に定める市債発行・償還計画に沿った財政運営を行うことで改善に努めたい。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岩手県遠野市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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