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地方財政ダッシュボード

岩手県久慈市の財政状況(2022年度)

岩手県久慈市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

久慈市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

基準財政収入額は、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の軽減措置により固定資産税が前年度比1.2億円の減、令和4年度は前年度比0.6億円の増となったが、市民税所得割が0.3億円の減、法人税割が0.8億円の減となり、市税全体として前年度比0.4億円、0.9%の減となった。財政力指数としては、前年度比0.01ポイントの減となっているが、今後も少子高齢化・労働人口の減少等の影響により、減少していくと見込まれる。また、当市は、将来負担比率の値が高いことから、投資的経費の抑制等、歳出の徹底的案見直しにより、行財政改革を進め、財政の健全化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

経常一般財源については、市税が前年度比0.4億円、地方交付税が2.8億円の減となり、全体でも3.6億円の減となった。また、経常経費充当一般財源のうち、補助費等が1.2億円、物件費が0.7億円、繰出金が0.1億円の増となり、全体でも2.1億円の増となったため、経常収支比率は5.6%の増となった。類似団体比較でも4.5ポイント上回っており、今後も高い値で推移する見込まれる。そのため、投資的事業の計画的な実施により公債費を減少させるなど、経常経費の抑制を図っていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費は、前年度と比較し、任期の定めのない常用職員の基本給が0.3億円、その他手当てが0.2億円、退職手当組合負担金0.3億円の減となり、人件費全体で0.4億円、1.1%の減となった。一方で、物件費は、新型コロナウイルスワクチン接種の関連事業の影響により、対前年度比1.1億円、3.5%の増となり、人口一人当たりの人件費・物件費等決算額も増額となった。類似団体と比較すると、16,710円下回ってはいるが、依然として高い値で推移している。これは人口規模に対する公共施設の数が多いことが主な要因と考えられる。公共施設の統廃合などにより効率的な施設運営を推進し、管理費の削減に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

当市は、6級制を採用していることに加え、給与構造改革に伴う昇給抑制を実施していることがラスパイレス指数が、国等より低い原因になっていると考えられる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年度比較では0.02人減少、類似団体との比較では1.29人下回っている。当市は面積が大きく、支所等に職員を配置することにより行政機能を維持してきた側面があるが、今後支所等のあり方について検討し、職員の適正配置に取り組んでいく。なお、市政改革プログラムや定員適正化計画に基づき職員を削減しており、令和3年度からは第4次定員適正化計画に基づき職員の適正配置を推進している。

実質公債費比率の分析欄

分子は、プライマリーバランスを堅持してきたことにより、元利償還金の額が前年度比0.4億円、1.5%の減。一方、分母は、普通交付税額2.8億円、臨時財政対策債発行可能額4億円の減となったが、標準税収入額等が2億円の増となり、3カ年平均の実質公債費比率は、前年度比0.9%の減少となった。ただし、類似団体比較では、2.7ポイント上回っており、起債の新規発行につながる大型事業の計画については慎重に検討することとし、引き続きプライマリーバランスを堅持しながら、公債費を抑制していく。

将来負担比率の分析欄

分子はプライマリーバランスを堅持していることにより、将来負担額が前年度比25億円、7.9%の減となり、分子全体で前年度比22.9億円、21.7%の減となった。また、分母は標準財政規模、歳入公債費の減により、前年度比3.4億円、3.3%の減となり、将来負担比率は前年度比19.9ポイントの減となった。依然として、類似団体比較で68.9%上回っているため、起債の新規発行を要する大型事業等については計画的に実施することとし、財政の健全化を推進していく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

人件費は、令和3年度は選挙等の影響により大きくなっていたが、令和4年度は、前年度比較1.1%、0.4億円の減となった。一方、市税等の経常収入の減少により、人件費の経常収支比率は23.7%となり、前年度比較0.8%の増となった。類似団体比較では1.3ポイント下回っている。今後も歳入の減少は続く見込みであり、引き続き、職員の適正配置や勤務時間の適正化に努めていく。

物件費の分析欄

物件費は、前年度比1.4%の増となり、類似団体比較でも2.9ポイント上回っている。主に物価高騰の影響や固定遺産税評価替に係る経費の増が要因と捉えている。今後も財政運営の効率化のため、適正な規模の公共施設の保有に努め、指定管理制度への移行を推進していく。

扶助費の分析欄

扶助費は、前年度比0.1%の増となった。類似団体と比較すると1.3ポイント上回っているが、その差は年々減少傾向にある。人口減少の影響はあるものの、社会保障費について高止まりする見込みであり、今後においても対象者の範囲や給付の見直しなど、適正な支出に努めていく。

その他の分析欄

その他は、前年度比0.7%増となったが、主な要因としては、新型コロナウイルスワクチン接種の関連事業の影響により物件費充当の経常一般財源が1億円の増となったこと、国保特別会計直営診療施設勘定への繰出金の増が挙げられる。物件費、繰出金については、今後、人口規模に応じた予算規模になるように計画的に抑制していきたい。

補助費等の分析欄

補助費等は、し尿処理施設整備事業(久慈広域連合)の完了の影響等により、対前年度比11.6億円の大幅減となったが、経常一般財源の充当額が1.2億円増となっていることから、補助費等の経常収支比率は14.8%となり前年度比1.8%となり、類似団体比較でも1.8ポイント上回った。一部事務組合の施設の老朽化対応による負担金の増大も予想されるため、適正な規模となるよう縮減に努めていく。

公債費の分析欄

公債費は、プライマリーバランスを堅持していることにより、前年度比0.4億円の減となった。一方、市税等の経常収入の減少により、公債費の経常収支比率は22.8%となり、前年度比0.8%の増となった。類似団体と比較すると3.2ポイント上回っている状況である。プライマリーバランスを堅持していることから、今後も公債費は減少する見込みであるが、急激な減少は見込めず、投資的事業については、計画的に実施していく必要がある。

公債費以外の分析欄

全体の経常収支比率では類似団体を4.5ポイント上回っているが、公債費以外の経常収支比率は1.3ポイントとその差は小さくなっている。一方、公債費以外の経常収支比率は令和3年度まで類似団体を下回っていたが、令和4年度は逆転しており、経常収入の減少とともに、公債費以外の経費の増加についても抑制に努めていく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

令和4年度は、久慈広域道の駅整備事業や指定管理費の増や市税等の減少により、実質単年度収支は赤字になったが、前年度繰越金等により、実質収支は黒字となっている。財政調整基金は、久慈広域道の駅整備事業等の増により、歳入調整のため、取り崩したことから、前年度比0.54ポイント減少となった。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

国民健康保険特別会計(事業勘定)においては、東日本大震災以降、国民健康保険料の改定を実施してこなかったことから、平成25年度以降、毎年、赤字が発生。しかし、平成30年度から国民健康保険の財政運営の県単位一元化により、赤字は解消された。また、令和4年度は、一般会計の実質単年度収支が赤字になったことに伴い、実質収支の黒字額も縮小したため、連結の黒字額についても縮小している。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

一般会計においては、プライマリーバランスを堅持していたことにより、元利償還金が減少傾向にある。しかし、内水氾濫対策として整備を進めている雨水排水ポンプ場が令和5年度に完成予定であり、今後、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が増加する見込みとなっている。当市は、類似団体と比較して、公債費が高い値で推移しており、地方債の新規発行については慎重に検討していきたい。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

基準財政需要額算入見込額は減少したことにより充当可能財源等は微減となっているものの、地方債の新規発行を抑制していることから、地方債の現在高は年々減少し、将来負担比率の分子は減少した。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)久慈広域道の駅整備事業等の実施により予算規模が増増加した影響等により、財政調整基金は、前年度比119百万円の減となった。一方減債基金は、令和3年度繰越金を積立したことにより、前年度比213百万円の増額。その他特定目的基金も、森林環境整備基金の積み立てを行ったことや、ふるさと納税の一部を公共施設整備基金に積立したことにより、84百万円の増額となった。(今後の方針)災害復旧関連事業債等の償還により、減債基金は減少していく見込み。

財政調整基金

(増減理由)久慈広域道の駅整備事業等の増により、財政調整基金を取り崩ししたため減少した。(今後の方針)財政調整基金の規模は、標準財政規模の10%程度と想定人口減少・少子高齢化に伴い歳入が減少していく見込みのため、人口規模に応じた行政運営に努め、財政調整基金を確保していく。

減債基金

(増減理由)令和3年度繰越金のうち、4億円を市債管理基金に積み立てしたことにより増加した。(今後の方針)大型災害の起債償還により減少していく見込みのため、新規債は適正な規模に抑制し、基金残高を確保していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域コミュニティ振興基金:合併特例債を原資として積み立て、市民の一体感の醸成と個性豊かな地域の振興及び発展を図る。・久慈市奨学金貸付基金:奨学金の貸し付け。・公共施設整備基金:公共施設の必要な整備経費に充てるため。・森林環境整備基金:森林環境の整備及びその促進に関する施策に充てるため。・新型コロナウイルス感染症対策中小企業者利子等補給事業基金:新型コロナウイルス感染症の影響により経営が悪化した市内の中小企業者に対する利子等補給事業の実施に要する経費の財源に充てるため(増減理由)・公共施設整備基金:公共施設の老朽化対策経費に充当しているが、毎年、ふるさと納税寄附金の10%相当額を積み立てているため、前年度比17百万円の増となった。・森林環境整備基金について、積立額は森林環境譲与税を原資としているため、毎年一定額を積み立てているが、取崩額は、年度間で事業費が大きく異なるため、前年度比20百万円の増となった。・新型コロナウイルス感染症対策中小企業者利子等補給事業基金について、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症の影響により経営が悪化した市内の中小企業者に対して行った利子補給等に対する後年の補助経費に充てるための基金積立を行ったため、前年度比52百万円の増となった。(今後の方針)・公共施設整備基金については、公共施設の老朽化対策として財源が必要となるため、毎年一定額を積み立て、基金残高を確保していきたい。・全体としては、有利な管理(運用)方法を検討して、基金残高を確保していきたい。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産の減価償却率は、±0.0ポイントの66.7%となり、類似団体内平均値との比較では1.7ポイント上回っている状況である。児童館の施設廃止や消防屯所の新設等により横ばいとなったが、全体的には老朽化が進んでいる状況である。そのため、今後については、施設の統廃合を更に進めるとともに、公共施設等総合管理計画に基づき、計画的な修繕を行い公共施設の管理に努めていく。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、対前年度比+103.2ポイントの787.8%となり、類似団体内平均値との比較では233.1ポイント上回っている。プライマリーバランスの黒字を堅持しているため、公債費は減少傾向にあり、実質公債費比率、将来負担比率ともに減少しているが、物価高騰等の影響により経常収支が上昇しており、今後、債務償還比率は高い傾向が続く見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

近年はプライマリーバランスの黒字化を堅持しているため、将来負担比率は減少傾向にある。しかし、類似団体内平均値と比較すると、68.7ポイント上回っているため、施設の統廃合や基金の積み増しなどによる財政の健全化に向けた取り組みを推進していく。また、有形固定資産比率については、対前年度比±0.0ポイントの66.7%となり、類似団体内平均値と比較すると1.7ポイント上回っている状況であるため、施設の統廃合と併せて、老朽化施設の改修を進めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

プライマリーバランスの黒字化の堅持により、将来負担比率及び実質公債費比率はともに減少傾向にあるが、依然として類似団体内平均値と比較すると、将来負担比率は+68.7ポイントの84.4%、実質公債費比率は+2.7ポイントの11.6%となっているため、今後も財政の健全化に向けて公共事業の抑制に取組み、公債費の削減を進めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

岩手県久慈市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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