北海道黒松内町の財政状況(2020年度)
北海道黒松内町の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
黒松内町
簡易水道事業
簡易水道事業
黒松内町国民健康保険病院
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収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2020年度)
財政比較分析表(2020年度)
財政力指数の分析欄
■財政力指数:0.15指数は前年度と同数値であり、人口の減少、少子高齢化に加え、本町の基幹産業である農業経営も低迷するなど、財政基盤が弱く、類似団体平均である0.24を下回っている。事務事業等歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
経常収支比率の分析欄
■経常収支比率:84.2%指数の変動はほぼ横ばいであり、類似団体平均である85.2%を下回っている。今後も、事務事業等歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、全ての事務事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を進め、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
■人口1人当たり人件費・物件費決算額:577,382円類似団体平均である515,397円と比較して若干上回っている。昨年度と比較すると人口1人当たり人件費・物件費等決算額は高くなっている。要因としては人口減少により1人当たりの決算額が高くなったと考えられる。人件費・物件費については類似団体の平均を上回っており、今後も行政の効率化に努め財政力の健全化を図る。
ラスパイレス指数の分析欄
ここ3年間は指数の変動はほぼ横ばいで推移している。東日本大震災復興財源のための国家公務員給与の減額に応じ、本町でも平成25年7月から4.8~5%の削減を行っていたが、平成26年3月で独自削減を終了したことにより類似団体平均94.3%をわずかながら上回っている。今後将来に渡って類似団体平均を大きく上回ることがないよう、効率的な組織機構の検討と併せて給与制度の改善を図っていく。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
■人口千人当たりの職員数:23.40人退職者不補充(新規採用の抑制)により、類似団体平均である24.56人を下回っている。今後においても職員数の適切な定員管理に務める。
実質公債費比率の分析欄
■実質公債費比率:11.6%指数の変動は前年度より1.8ポイント増加し、11.6%となった。これは、地方債償還額が増えたことによることが主な要因となっている。今後、給食センター建設事業等の大型建設事業を予定しているため、新規地方債の発行額を抑制しながら、適切な事業実施により引き続き比率を抑えるように努める。
将来負担比率の分析欄
■将来負担比率:47.9%前年度と比較すると7.4ポイント減少している。これは、地方債の現在高や第3セクターの負債額等負担見込額が減少したことが主な要因となっている。今後も、後世への負担を少しでも軽減するよう、緊急度、住民ニーズを的確に把握した事業選択を行い、財政の健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費の分析欄
■人件費:21.6%類似団体平均である27.4%と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっており、退職者不補充による人員削減のほかごみ収集業務や公共施設の管理等を民間に委託で実施している事により人件費を抑制している。今後についても、職員の適正化を図り、人件費の抑制に努める。また、類似団体平均を大きく上回ることがないよう、効率的な組織機構の検討と併せて給与制度の改善を図っていく。
物件費の分析欄
■物件費:13.3%類似団体平均である13.7%と比較すると、ほぼ同率となっている。今後も管理的経費の削減を徹底し、効率的な行政運営を行い、コスト削減に努める。
扶助費の分析欄
■扶助費:4.9%類似団体平均である3.0%と比較すると、扶助費に係る経常収支比率は大きく上回っている。要因としては、平成17年度から養護老人ホームの施設措置費が一般財源化されたためであり、今後も施設措置費の増加は避けられないが、財政を圧迫するような上昇には歯止めを掛けるように努める。
その他の分析欄
■その他:10.8%その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金が主な要因である。これまでに整備してきた下水道施設の維持管理経費として、公営企業会計への繰出金が必要となっているためである。今後、下水道事業については経費を節減するとともに、独立採算の原則に立ち返った料金の見直しを図ることなどにより、税収を主な財源とする普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
補助費等の分析欄
■補助費等:10.5%類似団体平均である12.3%と比較すると、補助費に係る経常収支比率は下回っている。要因として、28年度に国保病院が診療所化され民間へ指定管理となり繰出金(補助費分)が減額となったことが挙げられる。今後も各種団体への補助金の見直し等を進め、経費の削減を図る。
公債費の分析欄
■公債費:23.1%類似団体平均18.7%と比較すると上回っているおり、昨年度と比較すると6.2ポイント増加している。これは、体育館整備事業の償還が開始されたことによる増加によるものであり、今後、さらに診療所建替え事業など地方債の元利償還金が膨らむ見込みであることから、非常に厳しい財政運営となることが予想される。そのため、地方債の新規発行を伴う普通建設事業の抑制に努める。
公債費以外の分析欄
■維持補修費ここ数年はほぼ同率で推移している。類似団体平均である22,931円と比較すると57,378円となっており大幅に上回っている。今後、経費の削減を徹底し、効率的な行政運営を行い、コスト削減に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
公債費の住民1人当たりが244,342円となっており、昨年度の195,722円と比較すると増加している。町民体育館整備事業の償還開始のためと考えられる。他の科目については大幅に上昇しているものはないが、類似団体平均よりも上回っているものがあることから、今後は緊急度、住民ニーズを的確に把握した事業選択を行い、経費節減に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民1人当たり1,811,321円となっている。主な構成項目である普通建設事業費は、住民1人当たり143,283円となっており、昨年度は185,863円であったため減額となった。その要因としては、国民健康保険診療所建替事業が完了したためと考えられる。今後、給食センター建替事業など大型公共事業が予定されているため、公共施設等総合管理計画に基づき、事業の取捨選択を徹底していくことで、事業費の減少を目指すこととしている。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄
令和2年度についても,実質単年度収支は黒字が続いており,また財政調整基金の取崩しにより,実質収支は黒字となっている。なお,令和2年度の財政調整基金残高については,前年度決算剰余金の積立等に伴い増加し、標準財政規模比は、34.04%となっている。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄
平成28年度から令和2年度の5年間は全会計が黒字である。今後も財源確保の厳しい状況が見込まれるなか、事務事業等歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択を行い、財政の健全化に努めていく。
実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
体育館新設事業の償還が開始され、元利償還金が増加している。今後も、診療所建替え事業、白井川地区コミュニティセンター改修事業などの大型事業の償還が開始されることから、償還金は増加傾向になると考えられる。過疎対策事業債や辺地対策事業債などの交付税算入率の高い起債の借入れにより、実質公債比率を抑えるとともに、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることなく財政運営に努めて行く。
将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
将来負担比率の減少については、新規借入額の減少などにより将来負担額が減少しているためなどが考えられる。今後も後世へ過大な財政負担になることのないように、行財政改革に積極的に取り組み、財政の健全化を図る。
基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金全体
(増減理由)前年度剰余金等を財政調整基金に1億7,300万円積み立てた一方、起債償還に充てるため減債基金から1億4,000万円、白井川団地建替事業などに伴い公共施設等整備基金を2,000万円取り崩したことなどにより、基金全体では、4,700万円の増となった。(今後の方針)短期的には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業による単独事業の振替え実施により、基金の取崩しを抑えることができるが、厳しい財政状況が続いていることから、今後、積立額以上に取崩し額が大きくなることが予想され、基金が減少する見込みである。
財政調整基金
(増減理由)前年度決算剰余金を中心に1億7,300万円積み立てた一方、最低水準の取崩しにとどめたことにより、8,900万円の増となった。(今後の方針)厳しい財政状況が続くことが予想されることから、今後は基金残高が減少する見込み。
減債基金
(増減理由)起債償還のため1億4,000万円を取り崩したことによる減少(今後の方針)起債償還が令和6年度にピークを迎えるが、償還額が年々増加しているため、それに充てるため減少する見込み。
その他特定目的基金
(基金の使途)・公共施設等整備基金:公共施設の整備及び解体に要する資金・ブナ北限の里づくり基金:自然環境の保全、優良景観の保全及び創造、子どもの健全な育成、高齢者及び障がい者の支援並びに協同のまちづくりの推進、交流・定住・移住及び2地域居住に関する事業の推進、医療、保健及び福祉を担う職員の養成及び確保(増減理由)・ブナ北限の里づくり基金:ふるさと納税1億1,900万円を積み立て、学校給食費補助事業、交流施設指定管理料などに9,000万円を充当したことにより、3,000万円増加(今後の方針)・公共施設等整備基金:学校給食センター改修事業、町民センター改修事業などに充てるため、減少する見込み
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は類似団体とほぼ同水準にあるが、令和元年度に比べ令和2年度は上昇している。今後は、各施設の老朽化の度合いについて確認し、個別施設計画に基づき、適切に施設の維持管理に努めることとする。
債務償還比率の分析欄
平成27年度から令和元年度にかけて、役場庁舎耐震改修事業、総合体育館建設事業、交流施設改修事業、国民健康保険診療所新設事業を実施し、町債も増加傾向にあったが、過去の起債償還が進んだため、令和元年度と比べ減少した。しかし、依然として類似団体と比較すると、債務償還比率が高くなっている。今後は、個別施設計画を策定した上で、適切な施設管理を行う。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和2年度は、地方債の残高が減少したことにより、将来負担比率が減少した。一方で、有形固定資産減価償却率は、類似団体の水準をやや上回っている。公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化対策に取り組んでいく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
令和2年度は、地方債の残高が減少したことにより、将来負担比率が減少した。一方で、実質公債費比率は、類似団体の水準を上回っている。今後は、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、児童館であり、特に低くなっている施設は、公営住宅である。児童館については、有形固定資産減価償却率96.5%であり、平成9年に建設している。公営住宅については、50.5%と低くなっているが、これは平成16年から平成18年に熱郛団地、平成22年から平成27年にかけて朱太団地を計画的に建て替えたことによるものである。今後は、個別施設計画の策定を行い、施設の老朽化対策に努めることとする。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率について、すべての施設で類似団体を下回っている。これは、平成27年に庁舎、平成29年に総合体育館を耐震改修しており、保健センターについては、平成10年に建設したためである。今後、維持管理にかかる経費の増加に留意しつつ、引き続き、適切な施設管理に努めることとする。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
資産総額において、前年末対比、一般会計等で635百万円の減、全体で780百万円の減、連結で586百万円の減となった。固定資産において、各種改修等があったものの、公共施設等の減価償却が大きかったことが要因として揚げられる。公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の適正管理に努める。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は4,629百万円となり、前年度比634千円の増加となった。移転費用(主に新型コロナウイルス感染症対策関係の補助金等)が前年度より、436百万円増加となったことが、一番の増加要因である。令和3年度の新型コロナウイルス感染症対策関連の補助金等は、令和2年度と比較すると縮小することから、純行政コストは減少する見込みである。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(3,912百万円)が純行政コスト(4,221百万円)を下回っており、本年度は、309百万円の減となった。結果、純資産残高は、22,381百万円となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は国県等補助金収入が前年度対比551百万円増加したことが主な要因で、480百万円となった。投資活動収支は、公共施設等整備費が前年度対比52百万円減少したことが主な要因で、△84百万円。財務活動収支は、地方債等償還支出が前年度対比128千円増加したことが主な要因320百万円となった。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は、1,066万9千円と、類似団体平均を上回っている。これは、平成26年度に終了した役場庁舎耐震改修事業やコミュニティ防災センター整備事業の終了が主な要因である。今後は、平成3年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均とほぼ同じ値となった。今後は、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均を上回っている。社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っている。今後も、慎重な行財政運営により、将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
純行政コストは、移転費用(特に補助金等)が、前年度対比39,100万円増加しており、422,071万円となった。また、人口は年々減少しており、2,735人となった。住民一人当たり行政コストは、154.3万円で、依然として類似団体平均を上回っている。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額248.6万円であり、類似団体平均より上回っている。依然として起債償還予定額が高いことを示しているが、起債残高が減少していることから、減少傾向となる見込みである。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は前年度より0.9ポイントマイナスとなっており、減少傾向であることから、経常費用を経常収益で賄っている割合が低くなっていることを示している。今後、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、経常費用の削減に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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