経営の状況について
令和2年度においては、小水力発電施設の突発的な故障があり、年度末まで発電を停止ししており、売電益については、令和元年度と比較すると約40%の減である。売電益については、小水力発電施設・付帯施設の夏子ダム施設の維持管理費に充当しているが、売電収益では不足しているため、一般会計からの繰入金で補っている。{歳入}事業収入22,089千円{歳出}発電所管理費等21,285千円翌年度繰越金(積立金)804千円
経営のリスクについて
水力を使用した発電ということで、発電量については比較的安定しているものの、発電施設の突発的な故障により、長期の機器等修繕が発生すれば売電収益が大幅に減少する恐れがある。また、当該施設は徳島県により設置され、その後美馬市へ譲与された経緯より、初期投資に要する経費については企業債を活用していないため、企業債残高対料金収入比率は算出されない。なお、電気収益の全収入がFITで占められており、FIT適用期間終了(H46)後は、収入が大きく変動するリスクを抱えている。
全体総括
特殊な施設であることから、適切な日常管理や定期的な施設機能診断を的確に実施し、長期的に発電機器の機能保全が図れるよう、計画的な施策を検討し実施する。また、5年、10年を節目とし、機器のオーバーホール等の大規模な修繕が必要となるため、売電益余剰金の有効活用や、ストックマネジメント事業等の補助事業も視野に入れた、管理運営を図る。FIT適用終了(H46)後の事業のあり方については、FIT終了による電力料収入の変動リスクも踏まえ検討することとしている。