池田町:電気事業

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

2018201920202021100%150%200%250%300%350%400%450%営業収支比率

経営の状況について

収益的収支比率及び営業収支比率は、平均値と目標値を上回っている。供給原価は数年間概ね一定である。また基金積立を行うことで、設備更新等の財源の確保もできている。昨年度以前と比較すると、各指標に若干の推移が見られるが、降水量の多寡による発電電力量に伴うものである。以上より小水力発電施設を運営するにあたり健全な経営状況であるといえる。
2018201920202021-0.01%-0%0.01%0.02%0.03%0.04%0.05%0.06%0.07%0.08%0.09%0.1%0.11%設備利用率
20182019202020210%20%40%60%80%100%120%140%修繕費比率
2018201920202021-10%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%FIT収入割合

経営のリスクについて

設備利用率は57.3%で、前年度より9.1%増えている。これは降水量や取水施設の維持管理の改善により発電量が昨年度より増加したことに起因している。平均値の55.4%を上回ってはいるが、取水施設等の維持管理を徹底しより高い発電量を確保するために施設利用率の改善を図る必要がある。現在FIT収入割合は100%であるが、固定価格買取制度の契約期間終了後の買取価格の下落を考慮し設備更新等の経営方針を検討していく必要がある。

全体総括

経営状況は収益的収支率を100%以上維持し、計画的な基金積立をしており、健全性が保たれているといえる。今後の設備更新において各設備の耐用年数や固定価格買取制度の契約期間終了後の買取価格の下落に伴う収入の減少を考慮して更新を行う必要がある。