経営の状況について
森の金太郎発電の運営については、売電開始時期に大幅な遅延を生じたが、現在は売電を開始し現在は安定稼働している。平成31年3月23日に発電を開始したため、平成30年度決算の売電はなく、比較分析する情報が不足している。今年度は売電しており、令和元年度決算にて経営状況が比較できるようになるためその際に分析する。
経営のリスクについて
環境と経済の好循環を図り地域の活性化と林業の発展に寄与するため、未利用間伐材による木質ペレットを発電資源とした「森の金太郎発電所」木質バイオマス発電事業を開始した。国の固定価格買取制度を活用した20年間におよぶ事業であるため、発電資源となる小山町産の木材(木質ペレット)を安定的に供給していく必要がある。経営のリスクは安定稼働できない場合に発電(売電)が少なくなる事であるため、稼働率を目標に管理する必要がある。経営リスク回避①発電事業の運営は業務委託しており、安定稼働に不可欠な木質ペレットの品質向上及び安定供給を委託業者に依頼する。経営リスク回避②毎月・毎年の稼働状況に応じて、想定試算をするなど収支計画を更新し経営方針について検証する。
全体総括
森の金太郎発電の運営については、売電開始時期に大幅な遅延を生じたが、平成31年3月23日からようやく売電を開始し現在は安定稼働している。今後、今年度の収支計画を更新し経営方針について検証する。