飯田市:飯田市立病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

当院は地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、救命救急センター、地域周産期母子医療センター等の指定を受けており、飯伊医療圏における中核病院として、救急医療、周産期医療、高度医療などを中心に、地域の皆さんに安全・安心で質の高い医療を提供する役割を担っている。

経営の健全性・効率性について

平成28年度に引き続き、赤字決算となった。入院及び外来収益は対前年2億8,300万円増加したが、医業費用は5億4,700万円増加した。主なものとしては、給与費が職員及び退職給付費の増により3億1,700万円増加、材料費は高額な薬品の増加により2億1,400万円の増加、経費については委託料及び賃借料等が増加した。職員給与費対医業収益比率の割合が平均より高いことから、今あるマンパワーを最大限活用し、収益を増加させる。具体的には、救急車の受入れ件数増、各種指導料や加算の算定、リハビリテーションの充実、ベッドコントロールの最適化などにより、収益を改善する。

老朽化の状況について

左記の有形固定資産減価償却率をみてもわかるように、当院の資産は平均よりやや老朽化が進んでいる状況にある。本館は平成4年に建築され、建築後、25年が経過していることから、配管等の設備が老朽化している。地域包括ケア病棟の整備後、病棟の長寿命化工事を行う予定である。平成29年度にはリニアック棟の整備及びリニアック装置の更新を実施した。

全体総括

収益については、外来患者の単価が平均値よりも低い状況にある。紹介・逆紹介を進め、当院の主たる役割である、急性期病院としての役割を果たせるようにしたい。併せて、当圏域唯一の救命救急センターとして、救急患者さんを積極的に受け入れていく。費用については、引き続き、薬品や材料費等の価格交渉や医療機器保守料の見直し等を行い、経費削減に取り組む。また、施設や機器等の更新計画を随時見直し、より効率的な設備投資を行う。

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