宝塚市:市立病院

地方公共団体

兵庫県 >>> 宝塚市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

「患者の幸せを職員の幸せにつなぎ、地域から信頼される病院になります」という理念のもと、市内唯一の公立病院であり、急性期医療を提供する地域の中核病院として、良質な医療を安定的かつ継続的に提供しています。新型コロナウイルス感染症への対応については、発熱外来、帰国者接触者外来を設置しPCR検査を実施するとともに、重点医療機関として重症を含む入院患者を受け入れました。また、住民へのワクチン集団接種事業に当院医師、看護師、薬剤師が加わり、予防、診断、治療において一定の役割を果たしています。

経営の健全性・効率性について

令和3年度は、新型コロナウイルス感染症専用病棟確保等により病床利用率は7.6ポイント減少しましたが、入院単価が4,985円上昇したため、医業収支比率は1.3ポイント改善しました。また、新型コロナウイルス感染症関連補助金の増加等も影響し、経常収支比率は6.2ポイント改善しました。過去5年間の傾向として、材料費対医療収益比率は逓増し、職員給与費対医療収益比率は類似病院平均値に比べ高い割合で推移しています。改善に向けさらなる増収に取り組み、今後の健全経営につなげます(本項目における比較は、すべて令和2年度と令和3年度との比較)。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、S59年に竣工した病院開設当時の建物の減価償却が進んでいるため、平均よりも高くなっていると考えられます。器械備品減価償却率は、老朽化した器械備品も多いため高くなっていると考えられますが、今後も計画的な更新を図っていく必要があります。1床当たり有形固定資産が平均より高いのは、敷地面積及び床面積が類似病院より大きいこと、また、許可病床が過去の480床から減少していることが要因であると考えられます。

全体総括

地域医療支援病院としての役割を果たし、必要な医師の確保及び計画的に施設・器械備品を更新していくことで、経営の健全性・効率性の改善を目指します。

類似団体【2】

市立旭川病院 総合病院 市立病院 青森市民病院 むつ総合病院 つがる総合病院 大船渡病院 中部病院 総合病院 秋田総合病院 新庄病院 公立置賜総合病院 伊勢崎市民病院 桐生厚生総合病院 越谷市立病院 がんセンター 医療センター 広尾病院 町田市民病院 公立昭和病院 市民病院 うわまち病院 平塚市民病院 市立病院 市立病院 市立病院 がんセンター こども医療センター がんセンター 新発田病院 魚沼基幹病院 高岡市民病院 黒部市民病院 市立砺波総合病院 公立能登総合病院 小浜病院 甲府病院 飯田市立病院 長野市民病院 静岡市立清水病院 島田市民病院 焼津市立総合病院 榛原総合病院 半田病院 西知多総合病院 総合医療センター 桑名市総合医療センター 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 大津市民病院 地方独立行政法人公立甲賀病院 京都中部総合医療センタ- 岸和田市民病院 大阪はびきの医療センター 堺市立病院 市立吹田市民病院 西宮病院 淡路医療センター がんセンター 伊丹病院 市立病院 西神戸医療センター 北播磨総合医療センター 市立病院 岡山市立市民病院 中央病院 三豊総合病院 市立宇和島病院 佐賀県医療センター好生館 延岡病院 南部医療センター・こども医療センター 那覇市立病院