静岡県島田市:島田市立総合医療センターの経営状況(最新・2024年度)
静岡県島田市が所管する病院事業「島田市立総合医療センター」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
島田市内唯一の基幹病院として、他の公立病院とも連携し急性期医療を中心に担っている。また、救急告示病院として、救急搬送応需率は99%(令和6年度実績)であり、地域の二次救急に貢献していることに加え、地域医療支援病院として、地域医療を担うかかりつけ医や診療所等と密接な連携を図っている。さらに、静岡空港が立地する医療圏において第二種感染症指定医療機関としての役割も果たしている。また、災害拠点病院としての指定も受けており、DMAT1チームを有し、災害の際の派遣や受け入れに対応するため訓練等を行っている。
経営の健全性・効率性について
新病院開院から毎年度過去最高となる医業収益を計上し続けている状況だが、人事院勧告による人件費の増大、物価高騰の影響による経費の増加等により収支が悪化し、経常収支比率は低下した。累積欠損金比率は類似病院平均値を大幅に上回り、経営状況が非常に厳しい状態である。病床利用率は類似病院平均値を大幅に上回り、入院部門の稼働状況は良好といえる。しかしながら、入院患者1人1日当たり収益が類似病院平均値を下回るため、入院単価の向上が課題である。対照的に、外来1人1日当たり収益は類似病院平均を上回り、外来部門の収益力は良好である。材料費対医業収益比率は昨年度より0.5ポイント減少したものの、類似病院平均値を上回るため、薬品・診療材料等の効率的な使用に努めたい。
老朽化の状況について
令和3年度に移転開院した新病院建設事業に伴い、有形固定資産の減価償却率が低下し、1床当たり有形固定資産の金額も類似病院平均値を上回っている。器械備品減価償却率は、旧病院から継続して使用しているものも多いため増加傾向にある。経常費用として、今後も数年にわたり多額の減価償却費の計上が見込まれるほか、古い医療器械の修繕費用や買い替えの増加も予測される。そのため、施設や医療器械等を可能な限り効率的かつ長期間にわたって運用することで、経営負担の軽減を図りたい。
全体総括
令和6年度は、入院患者数の増加により医業収益が過去最高額となった。外来患者数は減少したものの、1人1日当たり収益は増加し、収益効率化が進んだといえる。しかし、人事院勧告に伴う人件費の増加や物価高騰に伴う経費の増加等により、費用が収入を大きく上回り、収支が悪化した。働き方改革に関しては、勤怠管理システム導入による労働時間の適切な管理や、夜間・休日の当番制導入を通じた時間外労働の削減等、働きやすい環境整備に継続的に取り組み、医師や看護師の安定した人材確保につなげたい。また、市内・近隣郡内の病診連携を一層強化し、志太榛原圏域やその周辺の医療機関との病病連携を継続することで、地域医療体制のさらなる充実を目指していく。今後、数年にわたり新病院建設事業に伴う企業債償還金の負担が増加することが見込まれるため、厳しい経営状態が継続すると予測される。そのため、患者数の増加、病床の有効活用及び適正な診療報酬の確保を通じた医業収益の維持とさらなる費用削減に努め、志太榛原医療圏の基幹病院の一つとして地域医療の貢献に努めたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
島田市立総合医療センターの2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の島田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。