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地域において担っている役割基幹病院の1つとして、他の公立病院とも連携し急性期医療を中心に担っている。・救急告示病院として、救急搬送応需率は99%(令和5年度実績)であり、地域の二次救急に貢献している。・地域医療支援病院として、地域医療を担うかかりつけ医や診療所等と密接な連携を図っている。・静岡空港が立地する医療圏における唯一の第二種感染症指定医療機関に指定されており、結核病床4床、感染症病床6床を有している。・災害拠点病院として、DMAT1チームを有し、災害の際の派遣や受け入れに対応するべく訓練等を行い備えている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について昨年度と比べ、経常収支比率等の経営指標は悪化しているが、修正医業収支比率は類似病院平均値を上回った。新病院開院からある程度医師数が確保できており、医業収益は過去最高益を更新してはいるが、新型コロナウイルス感染症関連の補助金の激減と、人事院勧告による給与費、物価高騰や診療の増に伴う材料費等の経費、新病院建設事業に伴う減価償却費などの費用がかさんでいることにより、収支の黒字を見込むのが難しい状況となっている。職員給与費対医業収益比率は微増であるが、材料費対医業収益比率は昨年度より1.2ポイント増加しており、薬品・診療材料等のより効率的な使用に努め、入院患者1人1日あたり収益の増加にもつなげたい。医業外収益による資金確保についても、一般会計との調整や情報収集を進めていく。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について令和3年度に移転開院した新病院建設事業に伴い有形固定資産の減価償却率が低下し1床当たり有形固定資産の額も高くなった状態が続いている。器械備品減価償却率は旧病院から継続して使用しているものも多く徐々に高くなってきている。経常費用として、今後も数年にわたり多額の減価償却費の計上が見込まれ、古い器械の修繕や買い替えも増えてくるが、施設や医療器械等をできる限り長く効率的に運用したい。 |
全体総括令和5年度は新型コロナウイルス感染症が2類から5類になったことにより大きな変化があった。外来患者数は発熱外来の影響で減少したが、1人1日あたり収益は上がり効率化が進んだ。入院患者数は昨年度と比べ多くの受入が可能となり4,877人増加し、医業収益は順調に増加した。しかしながら、費用の増加が収益の増加を大きく上回り、より苦しい経営状況が続いている。引き続き医師や看護師の安定した確保につなげるため、勤怠管理システムによる労働時間の明確な管理や、タスクシフトなど、働きやすい環境を整えたい。また、患者数の増加、病床の有効活用及び適切な診療報酬の確保に加え、市内・近隣郡内の病診連携を一層強化し、志太榛原圏域やその周辺の医療機関との病病連携を継続し、さらなる取り組みを目指したい。以上により医業収益の増加、物価高騰の情勢の中でも費用を抑える努力を行い、経常収支比率等の改善を図り、志太榛原医療圏の基幹病院の一つとして地域医療の貢献に努めたい。 |
出典:
経営比較分析表
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