地方独立行政法人神戸市民病院機構:西神戸医療センター

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収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

神戸西地域における中核病院として、高度医療・急性期医療・結核医療等を安定的に提供するとともに、地域医療支援病院として、地域の医療機関との連携及び支援に取り組んでいる。また、地域がん連携拠点病院としての役割を担っている。※平成29年4月に旧神戸市地域医療振興財団から移管。

経営の健全性・効率性について

令和3年度決算においては、新型コロナウイルス感染症対応に伴う医療機能の縮小により、医業収支比率は100%を下回ったが、同感染症関連補助金の確保等により、経常収支比率は100%を上回った。診療報酬の特例対応により、入院患者1人1日当たり収益は平均値を上回るも、外来患者1人1日当たり収益は平均値を下回っており、収益確保のためにさらなる向上が必要である。

老朽化の状況について

平成29年4月の移管に伴い、設立団体から病院建物の出資を受けたことで有形固定資産減価償却率は平均値を下回っている。また、移管以降に機器等整備を進めたことから器械備品減価償却率は平均値を下回っている。一方で病院建物については築後28年が経過していることから、維持管理に努めており、今後も建物改修、設備更新を計画的に行っていくこととしている。

全体総括

1.に記載の通り、経常収支比率が100%を上回ったのは新型コロナウイルス感染症関連補助金等によるものが大きく、医業収支比率は100%を下回っている。医業収支比率・経常収支比率を100%以上にするために、新たに算定可能な項目や加算が期待できる項目について積極的に検討を行い医業収益の確保に取り組むとともに、業務委託の内容見直しによる経費の削減や価格交渉による材料費の削減等に取り組んでいるところであり、今後もより一層の経営改善を図っていく。

類似団体【2】

市立旭川病院 総合病院 市立病院 青森市民病院 むつ総合病院 つがる総合病院 大船渡病院 中部病院 総合病院 秋田総合病院 新庄病院 公立置賜総合病院 伊勢崎市民病院 桐生厚生総合病院 越谷市立病院 がんセンター 医療センター 広尾病院 町田市民病院 公立昭和病院 市民病院 うわまち病院 平塚市民病院 市立病院 市立病院 市立病院 がんセンター こども医療センター がんセンター 新発田病院 魚沼基幹病院 高岡市民病院 黒部市民病院 市立砺波総合病院 公立能登総合病院 小浜病院 甲府病院 飯田市立病院 長野市民病院 静岡市立清水病院 島田市民病院 焼津市立総合病院 榛原総合病院 半田病院 西知多総合病院 総合医療センター 桑名市総合医療センター 彦根市立病院 近江八幡市立総合医療センター 大津市民病院 地方独立行政法人公立甲賀病院 京都中部総合医療センタ- 岸和田市民病院 大阪はびきの医療センター 堺市立病院 市立吹田市民病院 西宮病院 淡路医療センター がんセンター 伊丹病院 市立病院 西神戸医療センター 北播磨総合医療センター 市立病院 岡山市立市民病院 中央病院 三豊総合病院 市立宇和島病院 佐賀県医療センター好生館 延岡病院 南部医療センター・こども医療センター 那覇市立病院