中央市民病院
西市民病院
西神戸医療センター
アイセンター病院
📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度
地域において担っている役割神戸西地域における中核病院として、高度医療・急性期医療・結核医療等を安定的に提供するとともに、地域医療支援病院として、地域の医療機関との連携及び支援に取り組んでいる。また、地域がん連携拠点病院としての役割を担っている。※平成29年4月に旧神戸市地域医療振興財団から移管。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について令和5年度決算においては、救急の積極的な受入や病床利用率の改善などにより医業収支比率は上がったが、、新型コロナウィルス感染症関連補助金の大幅減により、経常収支比率は100%を下回る結果となった。手術室の効果的な運用等により、入院・外来とも患者1人1日当たり収益は増加した。物価高騰に伴う経費の増もあることから、収益確保のためにさらなる向上が必要である。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成29年4月の移管に伴い、設立団体から病院建物の出資を受けたことで有形固定資産減価償却率は平均値を下回っている。また、移管以降に機器等整備を進めたことから器械備品減価償却率は平均値を下回っているが、増加傾向にあるため、計画的な更新を進めていく必要がある。また、病院建物についても築後29年が経過していることから、維持管理に努めており、今後も建物改修、設備更新を計画的に行っていくこととしている。 |
全体総括新型コロナ感染症対応において5類移行後も市民病院機構として全市の中核的役割を果たしてきた。この間、通常医療の制限を伴いながら感染状況に応じて必要な病床を確保し、地域医療機関からの患者紹介を断らざるを得ない状況が続いた結果、患者紹介ルートが途切れたことにより、令和2年以前よりも入院・外来患者数は減少している。加えて、エネルギー価格の高騰をはじめとする経費の大幅な増加の影響が顕在化したことにより経営状況が急激に悪化。また、新型コロナウイルス感染症関連補助金の大幅減により、経常収支比率は100%を下回った。医業収支比率・経常収支比率を100%以上にするために、新たに算定可能な項目や加算が期待できる項目について積極的に検討を行い医業収益の確保に取り組むとともに、業務委託の内容見直しによる経費の削減や価格交渉による材料費の削減等に取り組んでいるところであり、今後もより一層の経営改善を図っていく。 |
出典:
経営比較分析表
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