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地方財政ダッシュボード

愛媛県西予市の財政状況(2019年度)

愛媛県西予市の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

西予市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業水道事業簡易水道事業病院事業市立西予市民病院病院事業市立野村病院下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水排水処理事業特定地域生活排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

財政基盤は脆弱で自主財源が乏しく、類似団体平均を大きく下回っている。市内産業の低迷が続く中、市税収入の横ばいが続く一方で、高齢化の進展により社会保障関係経費が増加しており、平成24年度から5年間同数値(0.24ポイント)で推移していたが、平成30年度に0.01ポイント上昇し、令和元年度も同数値(0.25ポイント)となっている。引き続き厳格な枠予算を徹底し、従来の行政評価等の手法の改善、事業の見直し・整理を行い、行政のスリム化、業務の効率化を図ることで、持続可能な財政基盤の確立に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は昨年度から1.9%増となっており、これは分子を構成する経常経費が増額となり、分母である経常一般財源が普通交付税の横ばい等により前年度と同額程度になったためである。類似団体平均値とほぼ同じ値であるが90%超の比率となっており、財政の硬直化が懸念される。今後も引き続き、職員の計画的な採用等により義務的経費の縮減に努めるとともに、当該年度償還金以上の起債の新規発行を行わないなど、公債費の抑制を図る取組みを行う。また公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の集約を図り、固定的経費削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、旧5町の合併により514.34㎢と広範な区域に公共施設を有し、類似団体と比較して職員数が多いためである。前年度は平成30年7月豪雨災害の影響により、時間外勤務手当や災害廃棄物処理等に係る人件費・物件費の経費が大幅に増加したが、令和元年度は災害関係経費が前年度と比べて大幅な減額となった。今後、オフィス改革、窓口改革、小規模多機能自治を推進し、組織のスリム化と業務の効率化を図り、さらなる定員適正化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度と同等の指数であり、類似団体平均値よりも低い値になっている。今後も人事評価制度の運用により、給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

西予市定員管理適正化計画を基本に退職者補充調整や事務事業の抜本的な見直しを行い定員適正化を図り、職員数は旧5町合併後の平成17年4月1日の682人から今年度は532人と、150人減少しているが、現在も類似団体と比較して職員数が大幅に上回っている。今後は組織や機構、業務の見直しを行う西予市オフィス改革及び窓口改革を推進し、公民館を地域づくり活動センターに移行することで小規模多機能自治の推進を図り、引き続き人員の適正配置、民間委託の推進、有能な人材の確保等により適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

前年度から0.9ポイント増加し、類似団体平均を上回った。主な要因は、平成26年度起債事業(朝立会館建設事業、防災行政無線デジタル整備事業、愛媛国体施設整備事業(宇和球場)等)の元金償還開始による元利償還金の増額と、新病院建設費用に伴う平成24年度及び平成25年度病院事業債等の元金償還開始による公営企業繰入金の増額のためである。今後も元利償還額は増加し、実質公債費比率は増加する見込みであるため、引き続き、地方債の発行抑制、基準財政需要額への算入率を重視した起債を選択することで、指標の増加を抑えたい。

将来負担比率の分析欄

前年度から20.3ポイント増となり類似団体平均を上回っている。主な要因は、地方債現在高の大幅な増加(防災行政無線デジタル整備事業、せいよ東学校給食センター建設事業、社会教育複合施設整備事業、明浜支所庁舎建設事業等及び平成30年7月豪雨災害における復旧事業等)と、財政調整基金をはじめ特定目的基金を大幅に取崩したためである。今後も地方債現在高の増加と令和3年度から債務負担行為済額の大幅な増加により、将来負担比率は増加する見込み。引き続き投資的経費の抑制、地方債の計画的管理による残高の抑制を図り、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

人件費は、合併した5町の職員を引き継いでいるため、職員数が類似団体と比較して多くなっており、人口一人当たり決算額が高い数値となっているが、給与等は類似団体の中では低水準である。職員の計画的な採用により、職員数、職員給与費は着実に減少している。今後はさらにオフィス改革、窓口改革を推進するとともに引き続き計画的に、かつ、最も効率的な配置を考慮した上で、定員適正化に努める。

物件費の分析欄

令和元年度決算については、平成30年7月豪雨災害の影響により増額していた前年度より4億5,339万円減額したが、類似団体の平均を1.1ポイント上回っている。職員数の適正化を進める中で、物件費の20%程度を占める事務補助員の賃金が当市の財政を圧迫している。来年度以降の決算については、会計年度任用職員制度の導入により物件費は減額する見込みであるが、正職員削減による臨時職員増加を防止し、職員の業務効率を徹底的に向上させる必要がある。

扶助費の分析欄

類似団体の平均を下回っているが、決算における扶助費の歳出全体に占める割合は、合併当初の7.0%から増加傾向にある。平成30年7月豪雨災害関係の扶助費が増加していたが、今年度については前年度より2億4,262万円減で、構成比率は11.3%となった。今後も高齢化の進展により医療、介護事業等、扶助費の増加が見込まれるため、総合的な対策が必要である。

その他の分析欄

当市は海抜0mの臨海部から海抜1,400mの四国山系までの514.34k㎡に及ぶ広範な区域に、旧5町ごとに目的が重複する施設等があり、維持補修費や各種点検委託料等のランニングコストも大きく、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の統廃合を含め全体の見直しを行い、適正な施設運営に努める。また、特別会計及び企業会計への繰出金については、毎年30億円前後を繰出しており、今後は事業の見直しも含め、計画的な繰出となるよう努める。

補助費等の分析欄

類似団体の平均を下回っているが、合併した5町のうち旧三瓶町が、合併前からの常備消防(八幡浜市の一部事務組合)管轄となっており、その負担金が毎年1億5,000万円以上発生していることから大きな負担となっている。当市の財政状況から、今後も同等の補助費を維持することをは難しく、公費負担のあり方について細部に渡り見直しが必要である。

公債費の分析欄

前年度決算と比較して2億34万円増加し、類似団体を上回っている状況である。公債費は令和2年度から40億円を超える償還を見込んでおり、今後も非常に厳しい財政運営となることが予想されることから将来の財政硬直化を避けるためには、償還金以上の起債の新規発行を行わないよう起債の上限枠を設け総額の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外でみると類似団体の平均を下回ってはいるが、人件費の割合は高くなっている。今後は西予市オフィス改革及び窓口改革を推進するとともに職員数の適正管理、臨時職員の必要性・配置について、総務部署と連携を密にし適正化に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

財政調整基金残高は平成30年7月豪雨災害の影響により、災害復旧等の経費増のため、平成30年度と令和元年度に大幅に取り崩し、減額となっている。財政調整基金の取り崩しにより、実質収支は黒字になっているが、実質単年度収支は赤字となっている。令和元年度は前年度に比べると災害復旧等の経費が減となり、実質収支は前年度と比較して約4億9千万円の増、標準財政規模に占める割合では3.28ポイントの増となり、単年度収支は5億6千万円の増、実質単年度収支も標準財政規模に占める割合では7.96ポイントの増となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

全会計において赤字は発生していないが、公営企業に対しては一般会計から繰出しをしており、中には赤字補てん的な繰出を行っている会計も存在する。公営事業経営については、十分な分析・検討を実施したうえで経費負担の適正化に努める。また、将来にわたる収支見通しを明らかにし、一般会計からの財政援助に安易に依存することのないよう健全運営を徹底しつつ、今後も黒字の維持に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

元利償還金が、平成26年度合併特例事業債及び過疎対策事業債等の元金償還が開始となり、償還完了額に対し元金償還額が大幅な増となったことと、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が、新病院建設に伴う平成24年度及び平成25年度病院事業債等の元金償還開始により増額となったため、算定分子の増となった。今後も算定分子は増加する見込みであるため、地方債の発行抑制等で、指標の増加を抑えたい。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

加算要因である将来負担額のうち地方債の現在高について、防災行政無線デジタル整備事業、せいよ東学校給食センター建設事業、社会教育複合施設整備事業、明浜支所庁舎建設事業等及び平成30年7月豪雨災害における復旧事業等に充てた起債により大幅に増加。控除要因である充当可能財源等については、財政調整基金をはじめ特定目的基金を大幅に取崩したことで大幅な減となり、算定分子は大幅な増となった。令和3年度から債務負担行為済額が大幅に増加し、今後も将来負担比率は増加する見込みであるため、引き続き行財政改革を推進し、投資的経費の抑制、地方債の計画管理による残高の抑制を図る。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)平成30年7月豪雨災害への突発的な財政需要等に対応するため、財政調整基金を9.3億円を取り崩したことで前年度末と比較して、-5.1億円の減額(-14.6%の減)となった。また、減債基金については、今後増額傾向である公債費の償還財源として取り崩したことで前年度末と比較して、2億円の減額(-12.3%の減)となった。また、特定目的基金において、災害対策基金については、せいよ東学校給食センター建設事業、社会教育施設(乙亥会館)災害復旧事業の財源として取り崩したことにより-0.8億円の減額(-8.0%の減)となった。また、公共施設整備基金において、明浜支庁舎建設事業の関連経費、三瓶支所空調更新工事の財源として取り崩したことにより、-1.5億円の減額(-14.9%の減)となった。(今後の方針)財政調整基金については、中長期的な財政見通しにおいて、毎年度一定額を取り崩す計画であるため、減少していく見込みである。減債基金については、公債費負担がピークを迎える令和9年度を見据え、今後も毎年度一定額を取り崩す計画であるため、財政規模の圧縮、コスト削減の推進により、積み増しを検討していく。特定目的基金については、地域振興基金、公共施設整備基金、庁舎建築事業基金等において、毎年度一定額を取り崩すことで事業を計画しているため、目的基金全体についても減少していく見込みである。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金の令和元年度末残高は29.6億円であり、前年度末と比較して、-5.1億円の減額(-14.6%の減)となった。この要因として、平成30年7月豪雨災害を受けた、復旧・復興経緯および通常経費にかかる取り崩しを行ったためである。(今後の方針)当市の中長期的な財政見通しにおいて、財政調整基金は毎年度一定額取り崩す計画である。さらに、平成30年7月豪雨災害の復旧・復興予算また新型コロナウイルス感染症対応経費が引き続き見込まれる。このうち、国県支出金・地方債等の特定財源が見込めない部分については、財政調整基金や災害対策基金で対応する必要があることから、基金の積み増しを推進していく必要がある。

減債基金

(増減理由)減債基金の平成30年度末残高は14.2億円であり、前年度末と比較して、-12.3%の減となった。今後増額傾向である公債費の償還財源として、令和元年度は2億円を取り崩したことが要因である。(今後の方針)当市の公債費については、令和9年度に償還のピークを迎える予定であるうえ、平成30年7月豪雨災害にかかる復旧・復興事業、また、今後想定される各種施設整備事業の財源として借入する地方債残高も今後、増加が見込まれることから、今後、一定額を取り崩していく計画である。そのため、財政規模の圧縮、コスト縮減を推進し、基金の積み増しを検討していく必要がある。

その他特定目的基金

(基金の使途)当市においては、災害対策、公共施設の整備など、特定の目的を計画的に達成するため、各種特定目的基金を設置している。主なものとして、市民の連帯の強化又は地域振興に要する経費の財源に充てる地域振興基金、災害の発生に際し、その復旧に要する経費の財源に充てる災害対策基金、公共施設の整備等に要する経費の財源に充てる公共施設整備基金、学校施設整備基金、庁舎建築事業基金等が挙げられる。(増減理由)特定目的基金全体の平成30年度末残高は66.2億円であり、前年度末と比較して、-2.3億円の減額(-3.3%の減)となった。この要因として、①災害対策基金において、せいよ東学校給食センター建設事業、社会教育施設(乙亥会館)災害復旧事業の財源として0.8億円を取り崩したことによる減額、②公共施設整備基金において、明浜支庁舎建設事業の関連経費、三瓶支所空調更新工事の財源として1.4億円を取り崩したことによる減額等が挙げられる。(今後の方針)特定目的基金については、地域振興基金、公共施設整備基金、学校施設整備基金等において、中長期見通しで、継続的に取り崩していく計画であるため、減額見込みである。その他の目的基金についても、それぞれに目的に応じて適切な活用を図る計画であるため、減額見込みである。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当市は514.34k㎡に及ぶ広範な区域に、旧5町ごとに目的が重複する施設等があり老朽化が著しいため、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、施設の統廃合を検討し、施設の集約化・複合化や除却を進めている。令和元年度は老朽化した施設の除却等により昨年度より有形固定資産減価償却率0.1ポイント改善した。有形固定資産減価償却率は類似団体平均と比較して下回っているが、年々悪化していくことが予想され、今後、個別計画を策定することで適正な施設マネジメントに努める。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は類似団体平均を上回っており、主な要因として当市は、収入のうち特に税収が乏しく財政基盤が脆弱である一方で、将来負担額のうち地方債残高が増加している。特に平成30年7月豪雨災害における復興事業経費等のため財政調整基金等を大幅に取り崩し充当可能財源が大幅な減となった。今後も大型事業等の実施により地方債残高はますます増加の見込みで、今後債務償還比率は上昇することが予想される。このため、行財政改革を推進し、地方債を財源とする投資的経費の抑制に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、類似団体平均を上回っており、令和元年度は特に大幅に増加している。これは、令和元年度に防災行政無線デジタル整備事業等の大型事業及び平成30年7月豪雨災害における復旧事業等に充てた起債により地方債残高が増加し、将来負担額が大幅に増加した一方で、財政調整基金等の取り崩しにより充当可能財源が大幅に減少したためである。今後も地方債現在高増加のため将来負担比率は上昇していく見込みである。有形固定資産減価償却率について類似団体平均を下回っている主な要因としては、児童館が37.2%、図書館が2.3%、一般廃棄物処理施設が33.2%と類似団体平均を下回っていることが挙げられる。しかしながら福祉施設の有形固定資産減価償却率は86.7%、体育館・プールは78.9%と、老朽化が著しく、これら施設は類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が特に上回っており、公共施設等総合管理計画に基づき、除却・更新など老朽化対策に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体平均を上回っており、前年度から0.9ポイント悪化している。今後、大型事業等の過疎対策事業債及び合併特例事業債の元金償還開始、また、新病院建設に係る元金償還が本格化するため、公営企業に対する繰出金も増加を見込んでおり、将来負担比率の増加とともに実質公債費比率も大幅に上昇すると予測している。将来負担比率、実質公債費比率は類似団体平均が減少傾向にある一方で、当市は今後増加の一途をたどる見込みであるため、行財政改革を推進し、投資的経費の抑制、地方債の計画管理による残高の抑制を図り、将来持続可能な財政構造の確立に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛媛県西予市の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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