愛媛県東温市の財政状況(最新・2024年度)
愛媛県東温市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
平成16年9月の2町合併により財政基盤の強化が図られ、令和6年度は全国平均と同じ0.49となっている。近年は、ほぼ横ばいの状況で推移しているが、今後は社会保障関連経費や学校施設などの公共施設の老朽化対策経費のさらなる増加が見込まれるため、実施事業における優先度の見極めやスクラップアンドビルドを徹底し、効果的かつ持続可能な行政運営を図る。あわせて、企業誘致の推進や中小企業振興施策の充実、また市税を中心とした債権管理の強化による徴収率の向上、債券(国債等)による効率的な基金運用の推進など、自主財源のさらなる確保に努めていく。
経常収支比率の分析欄
近年は類似団体平均を上回る状況が続いている。令和6年度は、物価高騰の影響のほか、法人の収入減等による法人税割の減少(-100百万円)や会計年度任用職員の報酬、給料及び期末勤勉手当の増加(+182百万円)等により、経常収支比率が増加した。経常的な経費に充当した一般財源は全体で前年度から381百万円(3.8%)増加し、性質別にみると、人件費で212百万円(7.1%)の増加、物件費で180百万円(10.5%)の増加となっている。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体平均を6,066円下回っているが、全国平均を16,225円上回っている。人件費は類似団体平均・全国平均ともに上回っているが、物件費は類似団体平均・全国平均ともに下回っている。地域おこし協力隊の導入や移住定住施策等の地域振興施策に継続的に取り組んでおり、引き続き一定の費用が必要になるとともに、公共施設については、運営経費や維持補修経費に加え、老朽化対策などの費用の増加が引き続き見込まれるため、事務事業の見直しを行い、歳出削減に努めていく。
ラスパイレス指数の分析欄
令和6年度は、前年度から+0.1ポイントとなり、類似団体平均に近い数値で推移している。今後も国や県の給与に準じた適正な給与制度の運用を継続する。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
職員数については、平成16年の合併以前から一般行政職における新規採用の抑制を図ってきたことにより、類似団体平均を下回っていたが、市町村類型の変更により、令和3年度以降、類似団体平均を上回るようになり、令和6年度は類似団体平均を0.36人上回る結果となっている。多様化・複雑化する住民ニーズに迅速に応え、かつ質の高いサービスを継続していくためには、恒常的な職員数の削減にも限界があるため、再任用職員や会計年度任用職員等も含めて適正な定員管理を継続することとし、あわせて職員の年齢構成等に歪みが生じないよう採用人数の平準化を図る。
実質公債費比率の分析欄
令和6年度は、類似団体平均を1.8ポイント上回っているものの、前年度と比べ0.4ポイント低下した。前年度から減少した主な要因としては、標準税収入額等の増加による標準財政規模の増加が挙げられる。今後も引き続き、企業版ふるさと納税など新たな歳入の確保に取り組むとともに、税収の確保に努めることにより、比率の低下を図る。
将来負担比率の分析欄
令和5年度は類似団体平均を4.9ポイント下回っていたが、令和6年度は前年度から+7.0ポイントとなり、類似団体平均を2.5ポイント上回った。比率増加の要因としては、新規借入額と償還元金の差額による地方債現在高の増加(+716百万円)や財政調整基金等の取崩額が積立額よりも多かったことによる充当可能基金の減少(-524百万円)等が挙げられる。今後も引き続き、企業版ふるさと納税など新たな歳入の確保に取り組むとともに、事務事業の見直しにより充当可能基金の確保など比率の改善に努めていく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
令和元年度までは、類似団体平均に近い数値で推移していたが、令和2年度から類似団体平均を上回る状況となっており、令和6年度は、類似団体平均を5.2ポイント、全国平均を3.9ポイント上回る結果となっている。これは、会計年度任用職員に係る費用(人口1人当たり決算額)が類似団体平均・全国平均ともに上回っていることが理由として挙げられる。今後は、会計年度任用職員の配置数の見直しを進め、人件費の抑制に努めていく。
物件費の分析欄
従来より類似団体平均を上回っており、会計年度任用職員制度の開始に伴い、これらの経費が物件費から人件費に移行したことで令和2年度及び令和3年度は類似団体平均の数値に近づいたが、燃やすごみ収集処理委託料が増加したこと等により、令和4年度以降は、類似団体平均を上回るようになっている。令和6年度は体育施設等指定管理業務委託料や市民ミュージカル開催業務委託料、窓口DX支援業務委託料等の物件費が増加したことにより、前年度から1.6ポイント上昇した。
扶助費の分析欄
令和2年度までは類似団体平均を上回る状況が続いていたが、市町村類型の変更により、令和3年度以降、類似団体平均を下回るようになり、令和6年度は類似団体平均を0.7ポイント下回る結果となっている。扶助費に充当した経常一般財源は、前年度から91百万円(9.6%)増加し、障害福祉サービス費や子ども医療費の増加が要因と考えられる。
その他の分析欄
類似団体平均を3.6ポイント、全国平均を4.3ポイント上回っている。将来的に財政状況の悪化を招くことのないように、保険料や使用料の適正化を図り、特別会計への繰出金を抑えるなど一般会計の財政負担軽減に努めていく。
補助費等の分析欄
類似団体平均を6.5ポイント、全国平均を2.5ポイント下回っている。令和元年度までは6%台で推移していたが、令和2年度からは下水道事業が公営企業会計適用となったことにより、一般会計から下水道事業への繰出しが、繰出金から補助費等に移行したことで増加しており、令和6年度では8.2%となっている。補助費等に充当した一般財源は、前年度から54百万円(5.9%)減少し、0.7ポイント低下した。
公債費の分析欄
公債費に充当された経常一般財源は前年度から71百万円(4.3%)減少し、令和元年度~令和5年度は16%台前半で推移していたが、令和6年度は15.3%となった。過去に借り入れた地方債の償還が順調に進んでいる一方で、今後も学校施設の大規模改修や道路整備や公園整備等に係る地方債の借入れが続くため、数値は増加していくことが見込まれる。地方債残高の増加を抑えるため、引き続き事業の必要性を精査するとともに、企業版ふるさと納税など新たな歳入の確保に努めていく。
公債費以外の分析欄
公債費を除いた経常収支比率は、類似団体平均を5.9ポイント上回り、全国平均を4.8ポイント上回っている。人件費と物件費が、類似団体平均を上回っていることが影響し、比率が高くなる傾向にある。今後も、公共施設の運営経費や維持補修費に加え、老朽化対策などの費用の増加が引き続き見込まれるため、事務事業の見直しを行い、一層の歳出削減に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
前年度から増加した主な項目は、教育費、土木費、民生費、総務費及び消防費となっている。教育費は、小学校及び中学校施設の大規模改修に係る工事請負費の増加等により、対前年度76.7%増の95,538円、土木費は、スマートインターチェンジ整備(繰越分)に係る委託料及び工事請負費の増加等により、対前年度37.4%増の68,679円、民生費は、自立支援事業で障害福祉サービス費が増加したこと等により、対前年度6.2%増の214,649円、総務費は、物価高騰対策生活応援商品券事業や庁舎自家発電改修工事等を実施したこと等により、対前年度18.5%増の70,878円、消防費は、消防ポンプ付水槽車を更新したこと等により、対前年度39.2%増の28,326円となっている。また、減少した主な項目は公債費であり、平成15年度に借り入れた臨時財政対策債の償還が令和5年度中におおかた完了し元金が減少したこと等により、対前年度3.7%減の48,862円となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は住民一人当たり611,912円であり、前年度から増加した主な項目は、普通建設事業費、人件費、補助費等及び積立金となっている。普通建設事業費は、小学校及び中学校施設の大規模改修に係る工事請負費の増加等により、対前年度111.6%増の122,287円、人件費は、会計年度任用職員に係る報酬、給料及び手当の増加等により、対前年度9.0%増の104,271円、補助費等は、物価高騰対策生活応援商品券事業の実施等により、対前年度11.6%増の55,958円、積立金は、田窪第2工業団地特別会計の残金を産業用地等整備基金に積み立てたこと等により、対前年度31.6%増の24,179円となっている。また、減少した主な項目は、公債費及び維持補修費となっており、公債費は、平成15年度に借り入れた臨時財政対策債の償還が令和5年度中におおかた完了し元金が減少したこと等により、対前年度3.7%減の48,862円、維持補修費は、市総合公園のローラースライダーの大規模修繕の皆減(令和5年度の単年度実施)等により、対前年度11.3%減の7,335円となっている。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
普通交付税及び地方債は増加したものの、財源不足に対応するため財政調整基金を11.78億円取り崩したことにより、実質単年度収支は赤字となった。財政調整基金は前年度決算剰余金の積立額よりも取崩額の方が多かったため減少し、標準財政規模比は6.98ポイント低下し27.60%となった。今後も引き続き、経常経費の歳出見直しを進めるとともに、基金の債券運用など効果的な運用に努めていく。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
標準財政規模に対する各会計の実質収支額又は資金譲与額の比率を示した標準財政規模比については、水道事業会計、一般会計、その他6会計を含めた全会計において赤字額は発生していない。このうち水道事業会計は、未払金などの流動負債に比べて、現金預金や未収金などの流動資産が11.8億円多い状況となっており、標準財政規模比も令和6年度で16.59%と棒グラフにおいて最も大きな割合を占めている。次いで、一般会計の実質収支黒字が8.2億円で標準財政規模比は7.85%となっている。標準財政規模比の増減について、一般会計では小学校及び中学校施設の大規模改修に係る工事請負費の増加等により標準財政規模比の計算式の分子となる実質収支額が減少し2.5ポイント低下の7.85%、下水道事業会計では公共下水道事業において資本費平準化債を借り入れたことにより流動資産が増加し1.66ポイント上昇の3.28%となっている。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
一般会計の元利償還金は、過去の借入れに対する償還が順調に進んでいること等により、前年度から72百万円(4.3%)の減少となっている。算入公債費等は、臨時財政対策債に係る算入額の減少などにより、前年度から24百万円(1.6%)の減少となっている。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
一般会計の地方債現在高は、合併特例事業債を活用した地域振興基金を造成したH27年度末の155.7億円をピークとして、その後は減少傾向にあったが、総合保健福祉センター建設事業等の大型事業に伴う借入れを行った結果、令和元年度に増加に転じた。令和2年度から再度減少傾向となったが、令和6年度は小・中学校施設の大規模改修の実施に伴う借入れを行った結果、前年度から7.2億円(6.3%)の増加となった。今後も学校施設等の老朽化対策事業などの大型事業が予定されていることから、地方債現在高の大幅な減少は見込めない状況である。組合等負担等見込額は、松山衛生事務組合が借入れた地方債に対する負担部分である。充当可能基金については、平成27年度の68.9億円をピークに減少、令和3年度及び令和4年度は増加したが、令和6年度は、前年度決算剰余金の財政調整基金への積立額の減少等により、前年度から5.2億円(8.1%)減少し59.4億円となっている。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)前年度決算剰余金等5.37億円を財政調整基金に、田窪第2工業団地特別会計の残金等1.41億円を産業用地等整備基金に積み立てた一方、財源不足に対応するため11.78億円を財政調整基金から取り崩した等の理由により、基金全体の残高が5.75億円(7.8%)の減少となった。(今後の方針)特定目的基金について、設置目的に沿った事業の推進を図っていくことから、基金残高は減少していく見込みである。
財政調整基金
(増減理由)前年度決算剰余金等5.37億円を積み立てたが、財源不足に対応するため11.78億円を取り崩したため、前年度から6.41億円(18.2%)の減少となった。(今後の方針)災害への備えなどを考慮し基金残高が標準財政規模の2割を下回ることがないように努めていく。また、国債などの債券による効率的な運用を行っていく。
減債基金
(増減理由)普通交付税で措置された臨時財政対策債償還基金費等0.55億円を積み立て、0.21億円を取り崩したため、前年度から0.34億円(10.8%)の増加となった。(今後の方針)計画的な基金の活用に努めていく。
その他特定目的基金
(基金の使途)産業用地等整備基金:産業用地等の造成等地域振興基金:市民の連帯の強化及び地域振興公共施設等管理基金:公共施設等の改修・維持補修・除却ふるさと基金:潤いと活力に満ちたふるさとづくり農業振興基金:魅力ある地域農業の振興(増減理由)産業用地等整備基金:地区計画道路整備事業に12.6百万円、工業団地整備事業に37.3百万円を充当したが、田窪第2工業団地特別会計の残金等141百万円を積み立てたことにより増加。地域振興基金:コミュニティ振興事業など地域振興に資する事業に35.4百万円を充当したことにより減少。公共施設等管理基金:市営墓地のトイレ改修に2.4百万円を充当したが、土地売払収入等6百万円を積み立てたことにより増加。ふるさと基金:市誕生20周年記念事業の市民ミュージカル開催事業等に11.8百万円を充当したことにより減少。農業振興基金:新規就農研修センター支援事業に49.3百万円を充当したことにより減少。(今後の方針)産業用地等整備基金:産業用地等の造成事業等の財源として活用していく。地域振興基金:合併特例債を活用して造成しているため、元金の償還の完了した範囲内において計画的に活用していく。公共施設等管理基金:公共施設の利便性の向上や維持管理費用の低減に資する事業等の財源として活用していく。ふるさと基金:潤いと活力に満ちたふるさとづくりの財源として活用していく。農業振興基金:将来的な農業の担い手育成や確保を図るため、新規就農研修センターを支援する財源として活用していく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和5年度の有形固定資産減価償却率は54.7%となっており、類似団体平均を下回っている。しかし、現状緩やかな上昇傾向にあるため、公共施設等総合管理計画等に基づいた施設マネジメントを進め、計画的な予防保全を図り、施設の適正管理に努める。
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は減少が進み、類似団体平均を下回っているが、今後、大型建設事業に伴う地方債の借入額が増加する見込であることから、債務償還比率も増加に転じると考えられる。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を下回っているが、緩やかな増加傾向にあり、老朽化が進んでいる。また、将来負担比率については、前年度までは類似団体平均を上回る状況が続いていたが、地方債の償還が順調に進んだことから、今年度は類似団体平均を下回ることとなった。しかし、今後予定されている大型建設事業の影響により、地方債の借入額の増加が見込まれており、将来負担比率の悪化が懸念される。このため、老朽化が進んだ施設の統廃合など、公共施設の最適化による費用削減を進めることで、健全な財政運営に努める。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率については、地方債の償還額の減少や標準税収入額の増加などから、前年度より低下したが、依然として類似団体平均を上回っている。また、今後予定されている大型建設事業の影響により、地方債の借入額及び償還額の増加が見込まれており、将来負担比率及び実質公債費比率の悪化が懸念されるため、歳出の抑制や事務事業の見直しに取り組むことで、健全な財政運営に努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
施設全体の有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているが、類型別では、【認定こども園・幼稚園・保育所】【公営住宅】【公民館】で類似団体平均を上回っている。【認定こども園・幼稚園・保育所】については、施設の改修を計画的に実施してきたが、類似団体平均より上回っている。今後も老朽化の進んでいる施設の改修を実施するとともに、児童数が少なく休園している施設については、施設の統廃合を検討する必要がある。【公営住宅】については、多くの施設で老朽化が進んでいるため、類似団体平均を上回っているが、今後、耐用年数を超える施設の解体を計画しているため、減価償却率が低下していく見込である。【公民館】については、市内2か所の公民館のどちらも老朽化が進んでおり、類似団体平均を大きく上回っている。今後、施設の改修を検討し、適切な施設管理に努める。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
類型別の有形固定資産減価償却率について、【福祉施設】が類似団体平均を大きく上回っている。施設の老朽化が進んでいるため、長寿命化改修や他施設との統合等を検討し、適切な施設マネジメントを図る。また、一人当たり面積について、【図書館】【保健センター・保健所】が類似団体平均を大きく上回っており、人口に対する施設の規模が大きく、市民一人にかかる行政コストが大きい施設であると考えられる。そのため、同機能の施設を統合するなど、人口規模に見合った施設形成を検討する必要がある。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額は前年度比78百万円の増加となり、負債総額は前年度比934百万円の減少となった。資産増加の要因については、中学校施設大規模改修事業等の実施による資産の取得が、減価償却による資産の減少を上回ったためである。負債減少の要因については、地方債の償還額が借入額を上回り、地方債残高が757百万円減少したためである。特別会計を加えた全体では、資産総額は前年度比672百万円の減少となり、負債総額は前年度比1,751百万円の減少となった。資産総額は、水道管、下水道管等のインフラ資産を計上していることなどにより、一般会計等に比べて29,634百万円多くなるが、負債総額も水道事業に地方債を充当していることなどから、24,924百万円多くなっている。一部事務組合等を加えた連結では、資産総額は前年度比721百万円の減少となり、負債総額は前年度比1,732百万円の減少となった。資産総額は、一部事務組合等の資産を負担割合に応じて計上していることなどにより、一般会計等に比べて31,618百万円多くなるが、負債総額も一部事務組合等の地方債を計上することなどから、26,242百万円多くなっている。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は14,444百万円で前年度比237百万円の増加となった。このうち、社会保障給付は前年度比149百万円の増加となり、高齢者人口の増加に伴い今後も増加していくことが見込まれるため、物件費や人件費等の他の経常経費の削減に努める必要がある。。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が1,028百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が6,259百万円多くなり、純行政コストは7,267百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、一部事務組合等の事業収益を計上し、経常収益が1,072百万円多くなっている一方、移転費用も10,316百万円多くなっているなど、経常費用が12,796百万円多くなり、純行政コストは11,542百万円多くなっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(15,112百万円)が純行政コスト(14,060百万円)を上回ったことから、本年度差額は1,052百万円となり、純資産残高は前年度比1,012百万円の増加となった。地方税の徴収業務の強化やふるさと納税制度の活用等により税収等の増加に努めていく。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることなどから、一般会計等と比べて財源が7,613百万円多く、本年度差額は1,398百万円となり、純資産残高は前年度比1,079百万円の増加となった。連結では、一部事務組合等への国県等補助金等が財源に含まれることなどから、一般会計等と比べて財源が11,824百万円多くなっており、本年度差額は1,334百万円となり、純資産残高は前年度比1,010百万円の増加となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は2,347百万円であったが、投資活動収支については、中学校施設大規模改修事業等を実施したことなどから、△1,458百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が借入額を上回ったことから、△867百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から22百万円増加し、1,247百万円となった。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから、業務活動収支は一般会計等より385百万円多い2,732百万円となっている。投資活動収支では、水道管等の整備を実施したことなどから、△1,565百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が借入額を上回ったことから、△1,499百万円となり、本年度末資金残高は前年度から332百万円減少し、4,211百万円となった。連結では、一部事務組合等の収入が業務収入に含まれることなどから、業務活動収支は一般会計等より332百万円多い2,679百万円となっている。投資活動収支では、一部事務組合等が所有する施設の整備を実施したことなどから、△1,565百万円となっている。財務活動収支は、地方債の償還額が借入額を上回ったことから、△1,514百万円となり、本年度末資金残高は前年度から400百万円減少し、4,386百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均を上回っており、前年度比1.6ポイントの増加となった。今後も現役世代と将来世代の負担のバランスを考慮しながら、適切な財政運営に努める。将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っている。地方債の償還額が借入額を上回ったことから、地方債残高が減少したため、前年度比0.4ポイントの減少となった。しかし、今後予定している大型建設事業等の影響により、数値の増加が見込まれるため、地方債の発行抑制に取り組み、将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均を下回っているが、社会保障給付が増加した影響から、前年度比3.8万円の増加となった。社会保障給付については、今後も増加していくことが見込まれるため、物件費や人件費等の経常費用の縮減に努める。
4.負債の状況
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は低くなっている。また、前年度比0.2ポイントの減少となっており、特に、経常収益が26百万円減少している。今後、公共施設等の使用料の見直しを進め、受益者負担の適正化に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
愛媛県東温市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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