鹿児島県いちき串木野市の財政状況(最新・2024年度)
鹿児島県いちき串木野市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
いちき串木野市
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
漁業集落排水
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
平成25年度以降、財政力指数が横ばいで推移してきた。令和6年度は、普通交付税の再算定等により単年度財政力指数が0.37と低かった令和3年度の影響を受けなくなったため、対前年度0.01ポイントの増となり、改善された。しかしながら、類似団体と比較すると0.04ポイント低くなっているため、今後、行政改革大綱に基づき市税等の徴収率の向上に積極的に努めるとももに、企業誘致を推進し、食のまちづくりを中心とした施策の充実や交流人口の拡大を図り、自主財源の確保に努める方針である。
経常収支比率の分析欄
経常収支比率は対前年度0.1ポイントの増となっている。これは、分母である経常一般財源収入額の中の普通交付税や地方特例交付金が増加したが、それ以上に分子である経常経費充当一般財源の中の人件費や物件費が大きく増加し、経常収支比率が増加したためである。今後は、行政改革大綱・推進計画に基づき、事務事業の見直しに一層取り組み、歳出の抑制を図るとともに、自主財源の安定的な確保に努める方針である。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費・物件費等は前年度と比較し増となっている。これは、人件費が前年度比+122百万円・+4.5%と大きく増となり、人口が前年度比-335人・-1.3%となったためである。決算額が類似団体平均を上回っているが、物件費についてはふるさと納税の推進に係るものが物件費の33.6%を占めるなど、必ずしも抑制が必要ではないものもある。しかし、人件費が清掃センターや消防を単独で運営していることにより類似団体より人口1人当たりの決算額が大きくなっていると推察されるなど、行政改革大綱・推進計画に基づき、経費全体の適正化に取り組む必要がある。
ラスパイレス指数の分析欄
令和6年度は前年度比+0.3ポイントとなっているが、依然として類似団体平均に比し大きく減となっている。これは、職員採用において幅広い人材確保のため、令和4年度より、年齢上限を引き上げ、社会人経験者の採用が増となったことに起因する。今後も、行政改革大綱・推進計画に基づき、人事評価制度も含めた総合的な給与制度の見直しによる効果的な給与制度の確立を目指す方針である。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
これまで横ばいで推移しており、類似団体平均と比較しても同程度となっている。令和6年度は前年度比+0.37ポイントとなっており、これは、第3次定員適正化計画に基づく取組により、平成28~令和2年度までの5年間で12人、新定員管理計画(令和3~7年度)に基づき、令和3~5年度までの3年間で8人の削減を行ったが、令和6年度は新たな保健事業の開始による専門職確保のために1人増加となったことによるものである。今後も、定年延長制度を考慮しながら、会計年度任用職員を含めた定員管理を行い、総人件費の抑制に努める方針である。
実質公債費比率の分析欄
実質公債費比率は前年度比-0.1ポイントであり依然として高い傾向にある。これは、平成26~29年度実施の最終処分場建設に係る合併特例債の償還などにより公債費が高止まりしていることが要因である。公債費の元利償還金は、令和3年度がピークであり、実質公債費比率は改善傾向に向かうものと考えられるが、依然として類似団体平均より高い水準で推移することとなるため、普通建設事業の厳選により起債の抑制に努める必要がある。
将来負担比率の分析欄
将来負担率は、前年度比-8.8ポイントと大幅に改善している。これは、純債務である分子において、令和6年度は設立法人の負担額等負担金が増(+2.0億円)となっているものの地方債現在高の減(-7.5億円)などにより将来負担額が大幅減(-5.6億円)となったことによるものである。当市の将来負担率は類似団体平均を下回っているものの、今後も、減債基金の確保や、普通建設事業の厳選による起債の抑制に努める方針である。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
人件費の経常収支比率は、類似団体平均が増加している一方、当市は前年度と同ポイントとなっている。これは、分子の人件費の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が、会計年度任用職員の報酬の増(+80百万円)などにより増となったものの、分母の経常的収入も増となっているためである。今後も、行政改革大綱・推進計画に基づき、業務の効率化を図るとともに、定年適正化計画に基づき年齢構成の平準化を図る方針である。
物件費の分析欄
物件費の経常収支比率は、前年度比+1.6ポイントとなっている。類似団体平均と比較して低い水準にあるのは、ふるさと寄附金基金繰入金の影響によるものと考えられる。一方で、分母の経常的収入が増(+2.5億円、+2.8%)であるにもかかわらず、経常収支比率が増加しているのは、環境センター管理費や予防接種委託料等の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が増(+0.2億円、+22.8%)となったためである。今後も、ふるさと寄附金による財源確保の不確実性や、公債費が類似団体と比較し高い水準で推移する状況にあることを考慮し、物件費の一層の削減に努める必要がある。
扶助費の分析欄
扶助費の経常収支比率は、前年度比-1.1ポイントとなっている。これは、分子のうち生活保護費の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が減(-41百万円)、児童発達支援事業費の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が減(-16百万円)となったためである。今後も審査の適正化や単独扶助費の見直し等を進めていくことで抑制に努める。
その他の分析欄
その他の経常収支比率は、前年度比+0.3ポイントとなっている。これは、分子の環境センター管理費の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が増(+28百万円)となったことなどによるものである。また、後期高齢者医療特別会計及び介護保険特別会計における繰出金も増となっており、依然類似団体内平均値を上回っている。
補助費等の分析欄
補助費等の経常収支比率は、前年度比+0.6ポイントとなっている。経常収支比率が増加したのは、分子の下水道事業会計補助金が増(+14百万円)となったことなどによるものである。類似団体平均と比較して低い水準にあるのは、消防を市単独で運営しており、広域消防に伴う負担金がないことによるものと考えられる。
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、前年度比-1.3ポイントとなっている。これは、分子のうち公債費が減(-64.5百万円、-3.2%)となったためである。類似団体平均と比較して高い水準にあるのは、合併特例事業債を活用した総合体育館や最終処分場などの大規模事業に係る地方債の元利償還によるものである。公債費の元利償還金は、令和3年度がピークであり、今後は、改善傾向に向かうものと考えられるが、実質公債費比率にもみられるようにフロー面で財政状況を逼迫する状況が続くことを踏まえると、普通建設事業の厳選により地方債の発行を抑制し、地方債残高の逓減に努める必要がある。
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率は、前年度比+1.4ポイントの増となっている。これは、分母の収入(経常的なもののうち一般財源等)が増(+2.5億円、+2.8%)となったものの、分子の公債費以外の決算額(経常的なもののうち一般財源等)が増(+3.1億円、+5.0%)となったためである。類似団体平均と比較して低い水準にあるのは、補助費等によるものと考えられる。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
目的別歳出(住民一人当たりのコスト)の特徴点としては、類似団体平均との比較において、商工費及び公債費が高い点である。これらの要因は以下のとおり。・総務費については、ふるさと納税関連経費を商工費から移行したことによる増(+1791.3百万円)と、会計年度任用職員報酬及び期末勤勉の増(+38.7百万円)などによる増となっている。・商工費については、ふるさと納税関連経費を総務費に移行したことによる減(-1791.3百万円)などによる減となっている。・公債費については、合併特例事業債を活用した総合体育館や最終処分場などの大規模事業に係る地方債の元利償還のピークが到来したためである。今後も、実質公債費比率が高い水準で推移するため、普通建設事業を厳選し、起債の抑制に努める方針である。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
性質別歳出(住民一人当たりのコスト)の特徴点としては、類似団体平均との比較において、公債費が高い点、補助費等及び普通建設事業費(うち新規整備)が低い点である。これらの要因は以下のとおり。・公債費については、合併特例事業債を活用した総合体育館や最終処分場などの大規模事業に係る地方債の元利償還のピークが到来しているためである。今後も、実質公債費比率が高い水準で推移するため、普通建設事業を厳選し、起債の抑制に努める方針である。・補助費等については、消防を市単独で運営しているため、一部事務組合等への負担金が生じていないことから、一人当たりの補助費等(消防費)※1が類似団体に比べ低くなっている。また、ごみ処理施設も市単独で運営しているため、補助費等(衛生費(清掃費))※2も同様である。・普通建設事業費(うち新規整備)については、公債費の増加を見込み、令和元年度の学校給食センターや防災センターの建設以降、普通建設事業を厳選しているためである。今後も、類似団体と比較し実質公債費比率が高い水準で推移するため、新規整備は基本的に行わない方針である。※1令和5年度決算では、消防費-14,459円の乖離※2令和5年度決算では、衛生費(清掃費)-4,798円の乖離
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
・財政調整基金残高については、適切な財源運営により取崩しを行わなかったこととから18.4億円の残高となっている。標準財政規模は増(+1.6億円、+1.8%)となったことから、標準財政規模に占める割合は前年度比0.35ポイントの減となっている。・実質収支額については、特別交付税が予算比+3.9億円、市税が予算比+2.1億円となるなどし、黒字を維持している。・積立金に大きな増減はないため、前年度と比較し歳入歳出差引額が増加したことにより、黒字となっている。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
令和6年度決算は、全会計において黒字である。主な特徴は以下のとおり。(一般会計)特別交付税が予算比+3.9億円、市税が予算比+2.1億円となり、実質収支額も増(+1.0億円)となったことに伴い、0.99ポイントの増となっている。(水道事業会計)黒字額が増(+69.3百万円、+7.2%)となったことに伴い、0.58ポイント増となっている。(下水道事業会計)一般会計から基準外繰出を行っていることなどにより、黒字基調を維持している。(国民健康保険特別会計)保険給付費は減となっているものの、国民健康保険税及び県支出金の減などにより実質収支額が減(-44.5百万円)となり、0.5ポイントの減となっている。(介護保険特別会計)歳入は横ばいであったが、歳出において諸支出金が増(+2.0億円)となったことなどにより、実質収支額が減(-2.4億円)となり、2.69ポイントの減となっている。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
元利償還金等(A)は、一般会計の元利償還金が令和3年度にピークを迎えたことに伴い減(-66.6百万円)となった。算入公債費等(B)は、合併特例債償還費や臨時財政対策債償還費が減となり、公債費による算入額が減(-36.8百万円)となったことなどにより、53百万円の減となっている。これらの要因により、実質公債費比率(分子)としては12百万円の減となっている。なお、当市の実質公債費比率は今後も高い水準で推移し、フロー面で財政状況を逼迫する状況が続くため、普通建設事業の厳選により地方債の発行を抑制し、地方債残高の逓減に努める方針である。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
将来負担額(A)は、一般会計の地方債現在高については、一般会計の元金償還額が、平成29年借入の最終処分場建設に係る合併特例債の償還が令和3年度から開始されたことなどに伴い依然として高い水準にあり,その残高が大きく減(-746.7百万円)となったことが主な要因となり、全体で555百万円の減となっている。充当可能財源等(B)は、・充当可能基金については、減債基金が増(+234.4百万円)、ふるさと寄附金基金が増(+383.9百万円)となったことに伴い、増(+653.2百万円)となったものの、・基準財政需要額算入見込額については、公債費のうち過疎対策事業償還費が増(+331.5百万円)、合併特例債償還費が減(-476.7百万円)、臨時財政対策債償還費が減(-531.3百万円)となったことなどに伴い、減(-483.4百万円)となった。よって、全体では97.8百万円の増となっている。これらの要因により、将来負担比率(分子)としては654百万円の減となっている。令和3年度になり公債費がピークを迎えたため、今後も純債務は減少していき、将来負担比率は減少基調が続くものと見込まれる。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)基金全体としては、決算剰余金等を減債基金に249.2百万円積み立てたこと(取崩額は19.1百万円)や、ふるさと寄附金をふるさと寄附金基金に883.9百万円積み立てたこと(取崩額は500百万円)が主な要因となり、676百万円の増となっている。(今後の方針)各基金の目的、管理方針に基づき、適正規模の基金運用を行う予定である。
財政調整基金
(増減理由)財政調整基金残高は、適切な財源確保と歳出の精査により取崩しを回避できたため、利子積立による2.2百万円の増となっている。(今後の方針)大規模災害や景気後退に備え、各年度の標準財政規模の2割相当の水準を目安として管理していく方針である。
減債基金
(増減理由)減債基金残高は、令和5年度の普通交付税の再算定で、臨時財政対策債償還基金費が算定されたことに伴い積立てた額の、1/2の取り崩し(19.1百万円)を行いつつ、決算剰余金等を249.2百万円積立てたため、234.4百万円の増となっている。(今後の方針)減債基金は、合併特例債と過疎対策事業債の起債残高の3割相当の水準を維持する方針である。そのため、取崩額については、各年度の合併特例債及び過疎対策事業債の償還元金の3割相当の額を取り崩すこととしており、積立額については、今後の過疎対策事業債の活用見込額や財政調整基金の状況等を勘案して、目安を下回らないよう積み立てることとしている。
その他特定目的基金
(基金の使途)ふるさと寄附金基金:かごしま応援寄附金市町村交付金及びふるさと寄附金をもって産業振興・地域活性化に関する事業、健康・福祉の充実に関する事業、教育・文化・スポーツの振興に関する事業、環境・景観の保全に関する事業の財源に充てるため合併まちづくり基金:合併に伴う地域振興・住民の一体感醸成のために行う事業の財源に充てるため公共施設整備等基金:各種公共施設の整備及び老朽化した施設の除却に係る財源に充てるため薩摩スチューデント基金:奨学金返還支援の事業の財源に充てるため地域福祉基金:福祉活動の促進、快適な生活環境の形成等の事業の財源に充てるため(増減理由)合併まちづくり基金を94.0百万円、ふるさと寄附金基金を500.0百万円などその他特定目的基金全体で598.8百万円取り崩したものの、ふるさと寄附金基金を883.9百万円、公共施設整備等基金を120.1百万円積み立てたことなどにより、438.9百万円の増となっている。(今後の方針)ふるさと寄附金基金については、寄附金活用事業の所要財源を取崩しつつ、寄附金の1/2相当額の積み立てを行う方針である。その他の基金については、基金の目的に基づき管理する方針である。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
前年度と比較すると1.3ポイント増加しているが、類似団体平均と比較するとやや低い水準にある。本市は全国平均の約1.9倍の公共施設を保有しているため、今後多くの施設が一斉に更新時期を迎え、多額の更新費用が必要となる。人口減に伴う税収減など厳しい財政状況において、更新費用の全てを負担することは困難なことから、公共施設等総合管理計画(令和5年3月改訂)に基づき、公共施設の適正化に努める必要がある。
債務償還比率の分析欄
前年度と比較すると55.6ポイント減少しているが、これは、臨時財政対策債償還基金費や公債費の減による普通交付税の減や臨時財政対策債発行可能額の減に伴い、分母(経常一般財源等(歳入)等-経常経費充当財源等)が減となっているものの合併特例債の償還による地方債残高の減による将来負担額の大幅な減に伴い、分子(将来負担額-充当可能財源)が減少したことが主な要因である。数値は令和6年度以降も改善する見込みであるが、人口減による税収の減や合併算定替えの終了による普通交付税の減など厳しい財政状況に鑑み、普通建設事業の厳選・抑制により債務を適正な水準まで改善させるとともに、事務事業の見直しにより分母の改善をさせるなど、中長期にわたり財政健全化に取り組む必要がある。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
有形固定資産減価償却率と将来負担比率ともに類似団体平均に比べ低い水準にある。現時点で施設の大規模な更新が必要な状況にはないが、本市が全国平均の約1.9倍の公共施設を保有していることを考慮すると、将来の施設の更新費用は大きな財政負担となることが見込まれるため、公共施設等総合管理計画(令和5年3月改訂)に基づき公共施設等の適正化に取り組み、将来の更新費用を軽減・平準化するとともに、普通建設事業を厳選・抑制し将来負担比率の改善に努め、中長期の資金収支の健全性を保つ必要がある。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率が類似団体平均に比べ低い水準となったものの、実質公債費比率は依然として類似団体平均より高い水準にある。将来負担比率については、令和4年度と比較し改善しており、今後も改善していく見込みである。実質公債費比率については、平成26年度から平成29年度実施の最終処分場建設事業に係る合併特例債の償還がピークを迎え、今後も高い水準で推移することが想定される。本市の財政状況は当面の間、硬直化の傾向が続くものと見込まれることから、令和2年度に策定した財政改善計画に基づき普通建設事業を厳選・抑制し地方債発行の抑制するなど負債の軽減に取り組み、持続可能な財政基盤を確立する必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率は、認定こども園・幼稚園・保育所、学校施設、公民館が類似団体平均と比較して特に高くなっている。各資産の特徴点等は次のとおり。・認定こども園・幼稚園・保育所:市来幼稚園のみが該当だが、当該幼稚園は建設から34年が経過し老朽化が進行しているため、施設を長期にわたり有効活用するため、計画的に補修などを行う必要がある。・学校施設:建設から平均して51年が経過している。建物系個別施設計画に基づき学校規模適正化委員会の提言や国から示された公立小・中学校の適正化規模・適正配置等に関する手引きを参考に、保護者・地域の意見等を踏まえながら小中学校の再編・整理に取り組みつつ、令和3年度に策定した学校施設長寿命化計画に基づき中長期的な維持管理等に係るトータルコストの縮減・平準化を図る必要がある。・公民館:市来地域公民館は60年、中央公民館は59年経過しており老朽化が著しいため、建物系個別施設管理計画に基づき、適正に管理していく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率は、図書館、保健センター・保健所、消防施設、庁舎が類似団体平均と比較して特に高くなっている。各資産の特徴点等は次のとおり。・図書館:市民文化センターは39年が建設から経過しており老朽化が進行しているため、施設を長期にわたり有効活用するため、計画的に補修工事などを行う必要がある。・保健センター・保健所:市来保健センターは55年、串木野健康増進センターは27年が建設から経過しており老朽化が進行しているため、施設を長期にわたり有効活用するため、計画的に補修工事などを行う必要がある。・消防施設:消防庁舎が建設から39年が経過するなど施設の老朽化が進行しているため、施設を長期にわたり有効活用するため、計画的に補修工事などを行う必要がある。・庁舎:本庁舎は建設から51年、支所は33年が経過するなど施設の老朽化が進行しているため、施設を長期にわたり有効活用するため、計画的に補修などを行う必要がある。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等の資産総額は、前年度末から366百万円の増加(+0.6%)となった。これは主に、投資その他の資産の増(+326百万円、+5.6%)によるものである。負債総額は、前年度末から1,499百万円減少(▲7.2%)しているが、負債の減少額のうち最も金額が大きいものは、地方債の減少(1,433百万円、▲8.0%)である。本市は、実質公債費比率(11.9%)が高い水準にあるため、普通建設事業の厳選による起債の抑制、ひいては負債の減少に努める。全体の資産総額は前年度末から371百万円増加(+0.5%)し、負債総額は前年度末から1,771百万円減少(▲5.8%)している。また、連結の資産総額は前年度末から344百万円増加(+0.4%)し、負債総額は前年度末から1,809百万円減少(▲5.9%)している。全体・連結ともに負債は減少しているものの、将来的な負担は一般会計等にも影響を与えることから、引き続き歳出の適正化等に努める。
2.行政コストの状況
一般会計等行政コスト計算書の経常費用は14,835百万円であり、前年度とほぼ横ばいであるが、科目別に見ると社会保障給付が3,493百万円で、前年度に比べる+207百万円(+6.2%)となっており、割合も引き続き高い水準にあることから、今後も社会保障給付以外の経費削減に取り組むとともに、社会保障給付そのものの抑制を図る必要がある。特別会計を加えた全体では、一般会計等に比べて経常収益が789百万円増加している一方、経常費用が7,672百万円(主に移転費用の6,344百万円)多くなり、最終的な純行政コストは一般会計等と比べて6,885百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて経常収益が1,305百万円増加した一方、経常費用も13,180百万円(主に移転費用11,191百万円)多くなり、最終的な純行政コストは一般会計等と比べて11,876百万円多くなっている。これらのコストは最終的に一般会計からの繰出金・補助金や負担金で賄われることが多いことから、引き続き市全体でコスト削減に取り組む。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等や国県補助金等からなる財源(15,672百万円)が純行政コスト(14,476百万円)を上回っており、本年度差額は1,196百万円となっているため、純資産残高は最終的に1,865百万円の変動となった。今後も引き続き、定年適正化計画に基づく人件費の抑制などに基づく純行政コストの圧縮や、地方税の徴収業務の強化やふるさと納税制度の活用等による税収等の増加に努める。特別会計を加えた全体では、一般会計等と比べて財源が7,300百万円増加した。ただし、人件費や物件費をはじめとした純行政コストも増加するため、全体純資産変動計算書における本年度差額は1,611百万円となり、純資産残高は最終的に2,142百万円変動した。連結では、一般会計等と比べて財源が7,301百万円増加した。一方で純行政コストも増加するため、連結純資産変動計算書における本年度差額は1,621百万円となり、純資産残高は最終的に2,153百万円変動した。
4.資金収支の状況
一般会計等資金収支計算書における業務活動収支は1,711百万円であったが、投資活動収支については固定資産の整備や基金の積立及び取崩を行った結果▲295百万円となった。財務活動収支は、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから▲1,501百万円となっており、最終的な本年度末資金残高は前年度か85百万円変動し641百万円となった。業務活動収支におけるプラスが、投資活動・財務活動収支のマイナスを補てんする形になっている。全体では、業務活動収支は2,690百万円となっている。投資活動収支は▲598百万円、財務活動収支は▲1,805百万円となり、最終的な本年度末資金残高は前年度から286百万円変動し2,348百万円となった。連結では、業務活動収支は2,723百万円となっている。投資活動収支は▲616百万円となっている。財務活動収支は▲1,816百万円となり、最終的な本年度末資金残高は前年度から292百万円変動し2,678百万円となった。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は前年度末に比べて4.3万円増加しており、類似団体平均を上回っている。これは道路等のインフラ資産の増に伴う固定資産の増に起因するものと考えられる。歳入額対資産比率については、前年度と比較すると0.04年変動し、類似団体を上回ることとなった。資産合計が増加したことが主な要因と考えられる。有形固定資産減価償却率については、類似団体より低い水準にある。施設の老朽化も進みつつあり、将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担の増加が予想されることを踏まえ、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の集約化・複合化を進めるなど、施設保有量の適正化に取り組む。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均よりも低いが、前年度から2.6ポイント増加している。将来世代負担比率は、類似団体平均を上回っているが、前年度より1.9ポイント下落している。普通建設事業の厳選による起債の抑制に努め、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは前年度に比べ1,630万円の減少となった。前年度と比較すると、人件費は減となっている。また、純行政コストのうち24.1%を占める社会保障給付も増加したことに加物件費等も微増となっている。類似団体平均を上回っていることからも、引き続き人件費や物件費の削減に取り組むとともに、社会保障給付の抑制に努める必要がある。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は前年度から4.7万円減少しているものの、類似団体平均を上回っていることから、普通建設事業の厳選による起債の抑制を行うなど、地方債残高を圧縮し、負担の減少に努める。業務・投資活動収支は、基金積立支出及び基金取崩収入を除いた投資活動収支が大幅に増となったことから、2,046百万円となり、類似団体平均を上回ることとなった。基金の取り崩しや起債によらず、税収等の収入により財政運営ができていると考えられることから、この傾向を継続できるようさらなる行財政改革に取り組むとともに、ふるさと寄附金など歳入確保に努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。公共施設等の使用料の見直しを行うなど、受益者負担の適正化に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
鹿児島県いちき串木野市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。