ひだか病院
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地域において担っている役割当院は和歌山県内の地域中核病院の中で五疾病・五事業すべてを病院単体で対応可能な唯一の病院として、当該圏域の医療を守る為、救急・小児・周産期・精神及び災害医療等の部門も担っている。基幹となる病院として、「質の高いがん医療」が受けられるよう和歌山県独自で指定する「がん診療連携推進病院」、若い医師の育成・指導の場として「臨床研修指定病院」、へき地・過疎地域の継続的かつ安定的な医療の確保に貢献する為「へき地医療拠点病院」にそれぞれ指定されている。平成30年度には「救急科」を開設、令和4年度には精神科において県内で2番目となる修正型電気けいれん療法を導入 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について①②③④⑤⑥新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染症が5類へと移行したことでそれに関連する補助金等が減額・廃止となったことで減収し、収支比率が低下する事となった。また入院・外来ともに1人1日当たり収益が長年にわたり平均値よりも大きく下回っている状態である。⑦⑧⑨上記の要因から医業収益が減ったことで、それぞれの比率割合が高くなっている。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について①②有形固定資産・機械備品減価償却率は年々増加しており、平均値を越えている。また有形固定資産減価償却比率に関しては比率が60％を超えておりの老朽化が進んでいると考えられる。③1床当たり有形固定資産は、例年平均値よりも低く推移している。また昨年度までは毎年度微増していたが、今年度は若干下がった。 |
全体総括今年度は新型コロナウイルス感染症に関連した補助金等が減額・廃止となったことや、一般病棟の改修工事による一部病棟の閉鎖期間があったことで収益が減収した。今後は外部からの意見も積極的に取り入れる等、経営改善に向けて収入・費用両面から様々な取り組みを行い、通常診療の中で健全な病院経営を行っていく必要性がある。また、減価償却費は、建物改修工事・医療機器の更新・導入により依然として高額な状況であり、繰越欠損金も多額に残っている状況である。 |
出典：
経営比較分析表
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