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地方財政ダッシュボード

長野県飯田市の財政状況(2023年度)

長野県飯田市の財政状況について、2023年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

飯田市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業病院事業飯田市立病院観光施設事業しらびそ高原施設 天の川駐車場整備事業飯田市営中央駐車場駐車場整備事業飯田市営飯田駅駐車場駐車場整備事業飯田市営飯田駅西駐車場駐車場整備事業飯田市営本町駐車場駐車場整備事業飯田市営扇町駐車場下水道事業公共下水道下水道事業特定環境保全公共下水道下水道事業農業集落排水下水道事業小規模集合排水処理

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2023年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2023年度)

財政力指数の分析欄

令和5年度の財政力指数は0.53となり、0.01ポイント低下した。単年度でみると令和3年度は0.516、令和4年度は0.530、令和5年度は0.541であり前年度に比べ0.011ポイント上昇した。これは下水道費や合併特例事業債の算入額の減少により基準財政需要額が減となったことが主な要因である。全国、長野県及び類似団体平均を上回っているものの、長野県内19市の平均(令和5年度0.55)を下回っており、引き続き財政基盤の強化に努めていく必要がある。

経常収支比率の分析欄

令和5年度の経常収支比率は90.4%となり、前年度対比で2.3ポイント上昇した。普通交付税や臨時財政対策債発行可能額が減少したことにより歳入経常一般財源の総額が減となったことが主な要因である。今後も児童福祉や障がい者福祉の充実のための社会保障関係経費や物価高騰の影響による需用費の増など、経常的経費が増加する想定され、財政構造の硬直化の進行が懸念される。全国及び類似団体の平均を下回っているものの長野県平均を上回っており、行財政改革の取組を継続的に実施し、健全な財政運営に努めていく必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和5年度の人件費・物件費等について、人件費は定年延長制度導入に伴い退職手当が減少したことにより減となり、物件費も新型コロナウイルス感染症簡易検査キット購入費、感染症予防接種委託料、セキュリティ管理システム構築の委託料等が減額したことにより減となったことから、人件費・物件費等合わせると前年度比1.0%の減となった。令和5年度の額は、類似団体平均、全国平均及び長野県平均の全てを下回っているが、今後も物価高騰や人口減少等の影響による増加が想定されることから、職員数の適正管理、行財政改革の取組、当初予算編成での精査などを通して、経常的経費の抑制に努めていく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

令和5年度のラスパイレス指数は96.9となり、前年度と同じであった。類似団体及び全国市平均との比較では低い数値となっている。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

令和3年度から運用している「飯田市行財政改革大綱(2021年度~2024年度)に基づく実行計画」の中で、職員数の総数管理を行っている。令和5年度の普通会計に属する職員数は848人で、前年度から8人の増となった。人口1,000人当たりの職員数は7.67人となり0.22ポイントの増となったが、類似団体平均、全国平均、長野県平均を下回っている。今後も「飯田市行財政改革大綱(2021年度~2024年度)に基づく実行計画」に基づき、職員配置の適正化と職員の能力向上の推進を行っていく。

実質公債費比率の分析欄

令和5年度の実質公債費比率は0.5ポイント上昇した。単年度数値の比較では0.4ポイント上昇している(令和4年度8.4%、令和5年度8.8%)。これは分子となる準元利償還金は減少したものの、分母となる標準財政財政規模は普通交付税や臨時財政対策債発行可能額等が減少し、分母の減少額が分子の減少額を上回ったことが主な要因である。全国及び長野県の平均を上回っていることから、計画的な地方債の発行に努めていく必要がある。

将来負担比率の分析欄

令和5年度の将来負担比率は3.1%となり、5.7ポイント低下した。これは分母となる標準財政規模は普通交付税や臨時財政対策債発行可能額が減少したものの、分子となる将来負担額が地方債の償還が進んだことや債務負担行為の減少等により減となったことが主な要因である。早期健全化基準から見れば健全な状態であるといえるが、今後もリニア関連事業や新文化施設の整備等の大規模な事業が予定されており、将来の負担と財源のバランスに配慮した計画的な財政運営に努めていく必要がある。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2023年度)

人件費の分析欄

人件費にかかる経常収支比率は20.4%で、前年度比1.0ポイント減となった。類似団体平均、全国平均及び長野県平均のいずれの数値も下回っている。令和5年度は定年延長制度導入に伴う退職手当の減等が数値が低下した主な要因である。、引き続き、職員数の管理や適正な勤務管理等に努める。

物件費の分析欄

物件費にかかる経常収支比率は11.6%で、前年度比0.4ポイント増となったが、類似団体平均、全国平均及び長野県平均のいずれの数値も下回っている。新型コロナウイルス感染症簡易検査キット購入費、感染症予防接種委託料、セキュリティ管理システム構築の委託料等が減額したことにより物件費の決算額は減少したものの、今後も飯田市行財政改革大綱に基づき、新たな行革の取組を検討し実践していく。

扶助費の分析欄

扶助費にかかる経常収支比率は10.2%で、前年度比0.4ポイント増となった。全国平均よりは低いが、類似団体平均及び長野県平均を上回っている。令和5年度に実施した原油価格・物価高騰に対する生活応援に係る給付等が増加し、数値が上昇した。障がい者福祉、高齢者福祉等の社会保障関係経費は増加しており、今後も引き続き増加する見込みである。

その他の分析欄

その他の経費にかかる経常収支比率は15.2%で、前年度比1.3ポイント増となり、類似団体平均、全国平均及び長野県平均のいずれの数値も上回っている。後期高齢者医療広域連合負担金や介護老人保健施設事業特別会計への繰出金等の増が数値上昇の主な要因である。今後も地方公営企業の健全な経営に努めるとともにルールに沿った繰出を行っていく。

補助費等の分析欄

補助費等にかかる経常収支比率は15.1%で、前年度比0.8ポイント増となり、長野県平均は下回ったが、全国平均及び類似団体平均の数値は上回っている。補助費等の決算額は、水道事業会計や病院事業会計等への補助金は増加したものの、プレミアム付き電子商品券事業が終了したことから、前年度比0.5%減となった。補助費等の見直しについては、終期設定や事業の見直しに向けた取組を継続して行っていく。

公債費の分析欄

公債費にかかる経常収支比率は17.9%で、前年度比0.4ポイントの増となった。類似団体平均は下回っているものの、全国平均及び長野県平均の数値を上回っている。公債費の決算額は、令和元年度に借り入れた臨時財政対策債等の元金償還が始まったことなどにより前年度比0.9%増となった。今後も、着実な償還と、長期的視点に立った地方債の発行に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外にかかる経常収支比率は72.5%で、前年度比1.9ポイント増となり、類似団体平均及び全国平均を下回っている。補助費等や「その他」の数値が類似団体平均や全国平均より高いものの、人件費や物件費に係る数値が類似団体平均、全国平均よりも低く、結果として数値が下回っている要因となっている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2023年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2023年度)

分析欄

令和5年度決算は、災害復旧費用や特別会計への繰出金は増となったものの、丘の上結いスクエアや民間保育所の園舎改修など施設の整備や改修等への支援が終了したことから、総額は10億7,200万円の減となった。歳入は、市税が増収となったことから一定の財源確保ができたが、普通交付税、臨時財政対策債発行額の減額や、災害復旧への対応等により財政調整基金を2億円取り崩した。実質収支は7億2,670万円の黒字、実質単年度収支は1億632万円の赤字となった。今後はリニア中央新幹線開通に向けた整備や新文化会館の整備、公共施設等の老朽化に対する経費の増が想定されるため、行財政改革の推進と財政基盤を強化する必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2023年度)

分析欄

各特別会計、企業会計において、実質赤字および資金不足は発生していない。しかし、多くの特別会計では、使用料または利用料、料金収入といった会計独自の収入のみで事業を実施し、収支の均衡を保つことは困難であり、一定のルールに基づき一般会計から支出される繰出金によって運営を行っている状況にある。企業会計においても、ルールに基づき補助金、出資金等を一般会計から支出している。

実質公債費比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度の実質公債費比率の分子は、前年度と比較して8,248万円の増となった。元利償還金は、令和元年度借入の臨時財政対策債及び緊急防災・減災事業債に係る元金償還が開始したことなどにより前年度比2,994万円の増となった。また、公債費に係る基準財政需要額は9,683万円の減となった。地方債の償還を着実に進めるとともに、長期的な視点に立った計画的な地方債の発行に努めていく必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2023年度)

分析欄

令和5年度の将来負担比率の分子は、前年度と比較して約13億1,000万円の減となった。将来負担額は、一般会計等の地方債や下水道事業をはじめとする公営企業の地方債の着実な償還等により地方債の現在高及び公営企業債等繰入見込額が減少し、またリニア関連事業の進捗により債務負担行為に基づく支出予定額が減少したことから、全体として611億6,485万円で前年度比約35億8,000万円の減となった。同じく分子を構成し、将来負担額から控除することができる充当可能財源等は、604億5,888万円で前年度比約22億7,000万円の減となった。主な要因は、地方債の償還に伴い交付税に算入される基準財政需要額算入見込額の減である。今後本格化されるリニア中央新幹線開通に向けた整備や新文化会館の整備事業、老朽化する公共施設の更新などのため、引き続き長期的な視点に立った地方債の発行に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2023年度)

基金全体

(増減理由)令和5年度決算における基金残高は126億794万円となり、前年度比2億8,548万円の減となった。財政調整基金は、歳入では市税収入は伸びたものの、普通交付税や臨時財政対策債は減となり、歳出では物価高騰の影響等への負担軽減の給付金や災害復旧費等が増加したことなどから、2億円を取り崩し、利子と合わせ1億9,976万円の減となった。減債基金は、当初予算で予算化した5億5,000万円を取り崩さず、利子積立により361万円の増となった。その他特定目的基金は、森林整備事業などに6,268万円の取り崩しを行った森林経営管理基金、リニア駅周辺整備事業などに5,941万円の取り崩しを行ったリニア中央新幹線飯田駅整備推進基金、移住定住推進事業等に4,869万円の取り崩しを行ったふるさと基金などにより、全体として8,933万円の減となった。(今後の方針)「飯田市の今後10年間の財政見通しと財政運営目標について」では、財政運営目標は、今後10年間の財政見通しを基に、「いいだ未来デザイン2028」の最終年度(令和10年度)末に設定し、下記のとおりとしている。①財政調整目的基金(財政調整基金、減債基金、公共施設等整備基金)の残高を27億円程度(標準財政規模の10%)確保する。②一般会計地方債(臨時財政対策債を除く)を300億円以内に抑制する。長期財政見通しに基づき、財政運営目標に沿って基金の活用を行うとともに、引き続き行財政改革に取り組むことで基金積立額の確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)令和5年度決算における財政調整基金の残高は23億4,226万円となり、前年度比1億9,976万円の減となった。基金残高が減少した要因は、歳入では市税収入は伸びたものの、普通交付税や臨時財政対策債は減となり、歳出では物価高騰の影響等への負担軽減の給付金や災害復旧費等が増加したことなどから、2億円を取り崩したことによる。なお、基金利子収入は24万円の積立てを行った。(今後の方針)当市の財政調整基金の基金残高は長野県内の他市と比較して少ない方となっている。本格化したリニア中央新幹線開通に向けた大規模事業や新文化会館の整備に対応するためには、国県からの補助金や地方債、特目基金といった特定財源を効果的に組み合わせて対応するとともに、行財政改革の取組による財政健全化と財政基盤の強化をさらに推進する必要がある。

減債基金

(増減理由)令和5年度決算における減債基金の残高は14億9,746万円となり、前年度比361万円の増となった。当初予算で5億5,000円を予算化したが、決算段階で取崩しを行わずに済んだことから、令和5年度の変動は基金利子収入の積立てによる増のみとなった。(今後の方針)当初予算時点では取り崩しの予算化をしをているが、地方債残高は着実な償還と計画的な借入により減少し、公債費支出の増減も平準化してきていることから、近年は取り崩しを行っていない。しかしながら、人口減少による市税の減少や、大規模事業の実施が続いていることによる臨時的な歳出一般財源の増加が課題となっており、貴重な財源として計画的に地方債の償還へ活用するよう検討していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)主な基金と使途は以下の通り(令和5年度末現在高が10億円以上の基金、カッコ内は現在高)・公共施設等整備基金(30億6,538万円)…公共施設等の整備に要する経費の財源に充てる・地域振興基金(22億2,750万円)…地域の一体感を高め、魅力ある地域づくりに資する地域振興事業に充てる・リニア中央新幹線飯田駅整備推進基金(14億6,578万円)…リニア中央新幹線の稼働の早期実現、飯田駅の誘致及び設置並びにそれらに関連する基盤整備に係る財源とする・ふるさと基金(11億2,984万円)…自ら考え自ら行う地域づくり事業の運営に要する費用の財源に充てる(増減理由)令和5年度決算におけるその他特定目的基金の残高は87億6,823万円となり、前年度比8,933万円の減となった。主な要因としては、基金全体欄で記載した森林経営管理基金、リニア中央新幹線飯田駅整備推進基金、ふるさと基金が挙げられる。(今後の方針)各特定目的基金は、設置の際に使途を明確化し、一般財源、寄附金、地方債、交付金等を財源として計画的に積立を行ってきており、必要な時期に対象となる事業に活用することで、事業の安定的、継続的な実施に資するものとなっている。今後も先を見据えた計画的な積立てと取崩しを行い、基金の積替えも検討しつつ、財源の見通しを持って事業を実施することで健全な財政運営を維持していく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は60.0%で、前年度比プラス1.3%となった。類似団体平均、全国平均及び長野県平均いずれの数値も下回っている。平成28年度までに更新整備を完了した市庁舎、国庫補助金を活用して計画的に整備、修繕を進めている道路、橋りょう等が、数値を下げる要因となっている一方で、学校施設、保育施設、高齢者施設、文化的施設、体育施設等では、施設の老朽化が進み数値を上昇させる要因となっている。現在は平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画を基に、長寿命化に向けた計画的な施設改修に向けた取組を進めている。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、395.3%で、類似団体平均、全国平均と比べて低いものの長野県平均より高くなっている。計算上の分子となる将来負担額のうち、地方債残高については、令和10年度末における一般会計地方債(臨時財政対策債を除く)を300億円以内に抑制することを財政運営目標にしており、令和4年度の約208億円から令和5年度は約210億円と約2億円増加しているものの財政運営目標の数値は超えていない状況。今後もリニア中央新幹線関連や老朽資産の長寿命化修繕など大規模事業が続くことから、引き続き地方債の発行額に留意していく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分母となる標準財政規模が普通交付税や臨時財政対策債発行可能額の減により減少したものの、分子の将来負担額が、地方債の着実な償還や、債務負担行為の減により減少し、将来負担比率は3.1%となり、前年度と比較し、5.7ポイント改善した。有形固定資産減価償却率は類似団体よりも低いが上昇傾向となっている。1校を除き築30年を超過している小中学校計27校、民営化・複数園の統合に合わせた施設の建て替えを優先したことによる公立認定こども園16園等の老朽化が進んでいることが主な要因である。各施設の長寿命化に向けた個別施設計画を策定し、老朽化対策を着実に進めていく必要がある。今後もリニア中央新幹線関連等の大規模な事業が予定されているため、将来の負担と財源のバランスに配意した計画的な財政運営に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

令和5年度の実質公債費率は、前年度比で0.5ポイント上昇した。主な要因として分子となる準元利償還金は減少したものの、分母となる標準財政財政規模は普通交付税や臨時財政対策債発行可能額等が減少し、分母の減少額が分子の減少額を上回った結果、実質公債比率の数値が上昇した。令和3年11月に公表した財政運営目標において、令和10年度末までに一般会計地方債(臨時財政対策債を除く)を300億円以内に抑制すると設定しており、今後も引き続き計画的な借入と着実な償還による長期視点に立った地方債の発行に努めていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

長野県飯田市の2023年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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