地方財政ダッシュボード

熊本県天草市の財政状況(最新・2024年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

共有

主要図表 Excel版

図表ブックをダウンロード

天草市の主要財政図表を、Excelブックとしてまとめています。

対象年度2024年度

出典: 総務省「財政状況資料集」,「統一的な基準による財務書類に関する情報」,
作成:澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」.

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出

総額567億円

性質別歳出

総額567億円

歳入の内訳

総額611億円

財政比較分析表(2024年度)

財政力

人口減少や全国平均を上回る高齢化率(令和2年国勢調査における高齢化率41.17%)に加え、基幹産業である第1次産業の衰退等により自主財源が乏しく、地方交付税に依存した財政状況となっており、類似団体平均を大きく下回っている。今後とも国の動向や社会情勢を踏まえ、主要計画である行政経営改革大綱等に基づき、行政運営のスリム化を進め、行政課題への対応や質の高い行政サービスを効率的に提供していくため、財政基盤の強化に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

特別職の退職により退職金が増加したこと等による人件費の増、労務単価上昇及び物価高騰の影響による物件費の増に伴い経常経費充当一般財源(分子)が増加したこと等により前年度より0.1ポイント上昇した。人口減少などにより市税収入の増加も将来的に期待できない中、今後の財政運営はより一層厳しくなると見込まれるため、事務事業の見直しを更に進めることで義務的経費の削減に努め、持続可能な財政運営基盤の確立に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

公示運賃の引き上げに伴いスクールバスの運行業務委託料が増加したことや、新型コロナワクチンが全額公費負担から定期接種に位置付けられたことが要因で、前年度より11,543円増加した。広大な市域に集落が点在する本市では、類似団体平均より職員数が多い状況にあることや合併により公共施設の保有量が多いことが要因で、類似団体平均を上回っている。今後も職員の定員管理を行うとともに、事務事業等の見直しによる物件費の抑制、公共施設等総合管理計画に基づく施設の統廃合や計画的な維持管理に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

人事院勧告や熊本県の人事委員会勧告等を参考に給与改定を行っており、令和6年度は前年度からの変動はなく、類似団体平均を下回る水準となっている。今後も、人事院勧告や熊本県及び県内他市の職員給与の状況等を参考にしながら、適正な給与水準を維持する。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

令和6年度は、前年度比0.01人の増加となった。これは、人口の減少率が職員数の減少率を上回ったため、増加したもの。今後も、広大な市域の中に集落が点在するといった本市の特徴などを勘案した上で、定員管理に関する計画において必要な職員数を定め、適正な職員数の管理に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

元利償還金が減少したことにより、前年度より0.5ポイント低下した。今後も人口減少等による地方交付税の減少に加え、老朽化した公共施設の改修・更新等による費用の増加が見込まれるため、地方債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

実質公債費比率

将来負担の状況

地方債残高の減少により将来負担額が減少、財政調整基金等の取り崩しにより充当可能財源等も減少したが、将来負担額を充当可能財源等が上回り将来負担比率が算定されなかった。今後も人口減少による地方交付税の減少に加え、老朽化した公共施設の改修・更新等に伴う費用の増加や棚底城跡ガイダンス施設・倉岳支所建設事業が予定されていることから地方債の増発や基金の取り崩しが予測されるため、より一層財政の健全化に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費

行政経営改革大綱に基づいた人員管理の適正化により職員数は減少したが特別職の退職により退職金が増加したことや、報酬月額の増額改定等により、前年度より0.5ポイント上昇した。今後は定年延長の影響により、人件費は横ばいとなる見込みであるが、引き続き事務事業の改善等による行政の効率化を進め、職員数や給与水準の管理を徹底して行い、人件費全体の抑制に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

公示運賃の引き上げに伴いスクールバスの運行業務委託料が増加したことや、新型コロナワクチンが全額公費負担から定期接種に位置付けられたことが要因で、前年度より0.4ポイント上昇した。類似団体平均を下回っているものの上昇傾向であり、今後も事務事業の見直しを行いながら、経常物件費の抑制に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

3歳未満児保育料無償化に伴い保育所等給付費に充当する保育料の減少や、障害福祉サービスである介護給付費は利用者の障がい区分の重度化が進んでいることにより給付費が増加したことが要因で、前年度より0.3ポイント上昇した。今後も高齢化の進行や福祉ニーズの多様化により社会保障関係経費は同水準で推移していく見込みであり、社会保障制度に関する国の動向等を注視しながら、より効果的な事業の実施に努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

介護保険特別会計への繰出金及び後期高齢者医療広域連合負担金が減少したことが要因で、前年度より0.2ポイント低下した。類似団体平均より下回っている状況にあるが、特別会計の運営においても普通会計と同様に、更なる経費の削減と合理化を図り、普通会計の負担軽減に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

土地改良区償還金補助事業においては一部令和5年に償還完了したことや、上水道事業会計補助金においては高料金対策及び元利償還金の減少が要因で、前年度より0.5ポイント低下した。類似団体平均を上回っている状況にあり、補助金等が果たしている役割や効果等を改めて検証し、交付基準等の見直しを進める必要がある。

経常収支比率(補助費等)

公債費

新発債はその年度の元金償還額以内に抑制しており、前年度より0.4ポイント低下した。類似団体平均を上回っている状況であり、今後も公共施設の改修・更新等による費用の増加が見込まれるため、計画的な地方債の発行に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

補助費等は減少しているものの、扶助費や物件費の増加により、前年度と比較して0.5ポイント上昇した。今後も徹底した事務事業の見直しにより、業務の効率化を図り、行政コストの削減に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

目的別歳出の分析欄

民生費は、住民一人当たり257,847円となり、構成項目の中で最も高くなっている。定額減税補足給付金給付事業及び物価高騰生活支援給付金給付事業に係る事業費の増加が要因で、前年度より8,587円増加した。災害復旧費は、住民一人当たり3,704円となり、林業施設に係る補助災害復旧事業費の減少が要因で、前年度より6,095円減少した。総務費は、住民一人当たり133,130円となり、基金積立金の減少が要因で、前年度より36,932円減少した。教育費は、住民一人当たり74,090円となり、中学校施設営繕事業に係る事業費の増加が要因で、前年度より11,576円増加した。土木費は、住民一人当たり52,925円となり、道路維持補修事業に係る事業費の増加が要因で、前年度より8,092円増加した。

議会費

類似団体内順位26位/ 46団体

労働費

類似団体内順位43位/ 46団体

消防費

類似団体内順位12位/ 46団体

諸支出金

類似団体内順位7位/ 46団体

総務費

類似団体内順位9位/ 46団体

農林水産業費

類似団体内順位14位/ 46団体

教育費

類似団体内順位14位/ 46団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 46団体

民生費

類似団体内順位4位/ 46団体

商工費

類似団体内順位6位/ 46団体

災害復旧費

類似団体内順位17位/ 46団体

衛生費

類似団体内順位9位/ 46団体

土木費

類似団体内順位24位/ 46団体

公債費

類似団体内順位5位/ 46団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、住民一人当たり788,591円となっている。義務的経費である人件費、扶助費及び公債費は、類似団体平均より高い水準で推移している。このほか、繰出金、補助費等においても類似団体平均より大きく上回っている。これは、合併により広大な市域となり、加えて居住地が点在する地形であるため、効率的なサービスの提供や事務事業の実施が困難な状況であり、急速な人口減少、高齢化の進行が影響している。また、旧団体がフルセット主義に基づき施設を整備してきたことにより、施設の保有量が多い状況にあることも影響している。扶助費は、住民一人当たり174,564円となり、構成項目の中で最も高くなっている。定額減税補足給付金給付事業及び物価高騰生活支援給付金給付事業に係る事業費が要因で、前年度より4,601円増加した。普通建設事業費は、住民一人当たり82,310円となり、恐竜の島博物館整備事業の大型建設事業に係る事業費の減が要因で、前年度より4,816円減少した。物件費は、住民一人当たり109,094円となり、予防接種事業が要因で、前年度より6,096円増加した。

人件費

類似団体内順位22位/ 46団体

補助費等

類似団体内順位8位/ 46団体

災害復旧事業費

類似団体内順位17位/ 46団体

投資及び出資金

類似団体内順位37位/ 46団体

物件費

類似団体内順位11位/ 46団体

普通建設事業費

類似団体内順位16位/ 46団体

失業対策事業費

類似団体内順位1位/ 46団体

貸付金

類似団体内順位42位/ 46団体

維持補修費

類似団体内順位19位/ 46団体

普通建設事業費(うち新規整備)

類似団体内順位19位/ 46団体

公債費

類似団体内順位5位/ 46団体

繰出金

類似団体内順位1位/ 46団体

普通建設事業費(うち更新整備)

類似団体内順位16位/ 46団体

積立金

類似団体内順位9位/ 46団体

前年度繰上充用金

類似団体内順位1位/ 46団体

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

財政調整基金については、中期的な見通しのもとに,決算剰余金を中心に積み立てるとともに,最低水準の取り崩しに努めている。大型建設事業である恐竜の島博物館整備事業完了等に伴い歳入、歳出ともに減少し、前年度と比較すると実質収支額が約20億円の増、標準財政規模に占める割合では6.48ポイントの増となり、実質単年度収支も標準財政規模に占める割合では4.94ポイントの増となっている。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

一般会計の実質収支は、継続的に黒字を確保しており、令和6年度の黒字額の標準財政規模に対する割合は13.04%で、前年度より6.46ポイント上昇した。また、その他の会計についても、一般会計と同様に黒字を確保しているが、一般会計からの繰出金に依存した状況にある。そのような中にあって、水道事業及び下水道事業においては、料金体系の見直しを目指し、健全経営に向けた取り組みを進めている。今後も、一般会計と特別会計が連携して経費負担の在り方の検討を進め、各会計の経営の健全化を図る。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

元利償還金について、行政経営改革大綱に基づき新発債をその年度の元金償還額以内に抑制しているため、前年度より20百万円減少した。一般会計及び公営企業においても施設の更新時期を迎えており、公債費が増加することが想定されるため、施設の統廃合など計画的かつ効率的な財政運営に努める。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

満期一括償還地方債は利用していない。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

将来負担額については、行政経営改革大綱に基づき新発債の額をその年度の元金償還額以内に抑制していることや公営企業の過去の建設事業に要した地方債の償還が進んだことが要因で、前年度より3,013百万円減少した。充当可能財源等については、財政調整基金等の取り崩しによる充当可能基金の減少及び基準財政需要額算入見込額の減少が要因で、前年度より3,428百万円減少した。今後、人口減少等による普通交付税の減少が見込まれる一方、老朽化した公共施設の改修・更新による費用の増加に伴う地方債の増発や基金の取崩しにより、より一層厳しい財政運営が求められることが予測されるため、引き続き行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金残高合計

(増減理由)決算剰余金等として財政調整基金を1,048百万円、橋梁維持補修事業費(瀬戸歩道橋改修)等に伴う起債償還の財源として減債基金を617百万円、ふるさと応援寄附金の増加によりふるさと応援寄附基金を1,064百万円を積み立てた。一方で、ふるさと応援寄附金を活用した事業の財源としてふるさと応援寄附基金を723百万円、財政調整基金を2,085百万円、コミュニティセンターの指定管理料の財源として地域振興基金を264百万円など取り崩したことにより、基金全体で703百万円の減少となった。(今後の方針)少子高齢化や人口減少に伴う税収及び普通交付税の減収や施設の老朽化に伴う更新費用の増加等に対応するため、決算状況等を踏まえて可能な限り財政調整基金に積み立てる。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)決算剰余金及び運用利息として1,048百万円を積み立てた一方、人件費の増や赤潮被害支援事業等の実施に伴い2,085百万円を取り崩したことにより減少(今後の方針)少子高齢化や人口減少に伴う税収及び普通交付税の減収や施設の老朽化に伴う更新費用の増加等に対応するため、決算状況等を踏まえて可能な限り積み立てを行い、標準財政規模の20%程度を確保するよう努める。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)庁舎及び複合施設建設等に伴う起債償還の財源として295百万円を取り崩した一方、橋梁維持補修事業費(瀬戸歩道橋改修)の元利償還金に係る普通交付税未算入相当額の一部、御所浦診療所建設事業の起債償還の財源とするために受けた県補助金及び運用利息として617百万円を積み立てたことによる増加(今後の方針)庁舎、複合施設及び御所浦診療所建設等の起債償還の財源として取り崩す予定

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと応援寄附基金:ふるさと応援寄附金を活用した魅力的な天草の実現に資することを目的とする事業・地域振興基金:地域住民が自主的、主体的に取り組む創造的な地域づくりを支援する事業・福祉基金:社会福祉の充実発展を図り、住民の福祉増進に資する事業・森林環境贈与税基金:森林の整備の促進に関する事業・新型コロナウイルス感染症対策基金:新型コロナウイルス感染症に関する対策事業(増減理由)・ふるさと応援寄附基金:ふるさと応援寄附金を活用した事業の財源として723百万円を取り崩した一方で、寄付金の増加により1,064百万円を積み立てたことによる増加・地域振興基金:市内53個所のコミュニティセンターの指定管理委託料の財源として264百万円を取り崩したことによる減少・福祉基金:福祉基金を活用した事業の財源として41百万円を取り崩したことによる減少・森林環境譲与税基金:103百万円を積み立てたが、森林整備促進に関する事業の財源として119百万円を取り崩したことによる減少・新型コロナウイルス感染症対策基金:新型コロナウイルス感染症に関する経費の財源として1百万円を取り崩したことによる減少(今後の方針)・ふるさと応援寄附基金については、寄附の状況により増減するが、寄付金を有効に活用するため、基金に必要以上に残らないよう取り崩す予定・地域振興基金については、コミュニティセンターの指定管理委託料の財源として毎年度同規模の額を取り崩す予定・福祉基金については、地域福祉の充実を図るため毎年度同規模の額を取り崩す予定・森林環境譲与税基金については、譲与税を有効に活用するため基金に必要以上に残らないよう取り崩す予定・新型コロナウイルス感染症対策基金については、新型コロナウイルス感染症に関する対策経費の財源に充てるため取り崩す予定

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率

合併により市域が広域になっていることから、資産の保有数も多く、毎年の更新費より減価償却費が上回っているため、類似団体内平均値の比率と比較して高い数値となっている。また更新を迎えている資産も多いため、今後も公共施設等総合管理計画等に基づいた施設管理を進めていく。

有形固定資産減価償却率

類似団体内順位42位/ 45団体

(参考)債務償還比率

過疎対策事業債の増加はあるものの、一般単独事業債や災害復旧事業債、臨時財政対策債などが減少したことにより、地方債の総額は減少している。本市では例年、公債費の元金償還額を超えない範囲で地方債の借入を行うこととしているため、類似団体内平均値と比較して低い数値を維持している。

(参考)債務償還比率

類似団体内順位9位/ 46団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

合併により市域が広域になっていることから、資産の保有数も多く、毎年の更新費より減価償却費が上回っているため、有形固定資産減価償却率は上昇している。また、将来負担比率については、地方債の総額が減少したほか、基金残高が増加したことで令和4年度を境に実質的な負担はない状況となっている。今後の見通しとして、有形固定資産減価償却率については前年と同様の傾向が予想される。将来負担比率については倉岳支所・棚底城ガイダンスセンター建設などの大型事業が控えていることから、基金の取崩しが見込まれるため、将来負担比率は上昇すると考えられる。そのため、総合管理計画に基づいた施設の維持管理を推進していくと共に、地方債の計画的な償還、基金の積立等を進めていく。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については、地方債の総額が減少したほか、基金残高が増加したことで令和4年度を境に実質的な負担はない状況となっている。本市では例年、公債費の元金償還額を超えない範囲で、地方債の借入を行うこととしているため、令和元年度を除き類似団体内平均値と比較して低い数値を維持している。(令和元年度庁舎建替えによる影響)実質公債費比率については、前年度より元金償還額が減少したことにより前年より僅かに下降したと考えられる。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設情報の分析欄

2市8町の合併により市域が広域になっており、全体的に施設の老朽化が進んでいる。住民一人当たりの数値も平均よりも高く、施設が充実している一方で一人当たりの更新必要額も多額となっていると考えられる。今後は公共施設等総合管理計画に基づき施設の集約化・複合化を進め、公共施設の適正管理を行っていく必要がある。公民館の一人当たり面積については、平成25年からの公民館再編より各支所内に公民館を設置したことで低い数値となっている。一方で港湾・漁港については、市の主な産業が漁業となっているため他団体と比較して一人当たり有形固定資産(償却資産)額が高い数値となっている。

道路

類似団体内順位31位/ 45団体

橋りょう・トンネル

類似団体内順位15位/ 45団体

公営住宅

類似団体内順位35位/ 45団体

港湾・漁港

類似団体内順位10位/ 14団体

認定こども園・幼稚園・保育所

類似団体内順位34位/ 41団体

学校施設

類似団体内順位18位/ 45団体

児童館

類似団体内順位13位/ 27団体

公民館

類似団体内順位6位/ 36団体

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

施設情報の分析欄

2市8町の合併により市域が広域になっており、全体的に施設の老朽化が進んでいる。住民一人当たりの数値も平均よりも高く、施設が充実している一方で一人当たりの更新必要額も多額となっていると考えられる。今後は公共施設等総合管理計画に基づき施設の集約化・複合化を進め、公共施設の適正管理を行っていく必要がある。図書館の有形固定資産減価償却率について、複合施設の完成に伴い令和2年度に中央図書館の解体を行ったためと考えられる。

図書館

類似団体内順位4位/ 44団体

体育館・プール

類似団体内順位30位/ 45団体

福祉施設

類似団体内順位15位/ 42団体

市民会館

類似団体内順位31位/ 40団体

一般廃棄物処理施設

類似団体内順位31位/ 42団体

保健センター・保健所

類似団体内順位5位/ 42団体

消防施設

類似団体内順位34位/ 43団体

庁舎

類似団体内順位14位/ 45団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2024年度)

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額は226,362百万円となり、前年度から3,253百万円(1.4%)減少した。教育関連施設の空調設備改修やスポーツ拠点施設、道路等の整備を行った一方、減価償却や除却等により有形固定資産が約4,564百万円減少したほか、財政調整基金の取崩し等により基金も減少した。負債総額は52,919百万円となり、前年度から2,709百万円(4.9%)減少した。地方債の発行額が償還額を下回ったことなどにより、地方債残高が減少している。全体では、資産総額は286,571百万円、負債総額は80,905百万円となり、前年度からそれぞれ4,969百万円、3,707百万円減少した。一般会計等に加え、水道・下水道事業会計等でも有形固定資産が減少している。連結では、資産総額は292,883百万円、負債総額は81,834百万円となり、前年度からそれぞれ4,977百万円、3,697百万円減少した。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は51,261百万円となり、前年度から45百万円増加した。委託料等の増加により物件費等が約814百万円増加し、社会保障給付も増加した一方、物価高騰生活支援給付金給付事業等の減少により補助金等は約872百万円減少した。経常収益は1,710百万円となり、純経常行政コストは49,551百万円となった。また、災害復旧事業費等の臨時損失が減少したことから、純行政コストは49,984百万円となり、前年度から623百万円(1.2%)減少した。全体では、純経常行政コストは71,450百万円と前年度とほぼ同水準であったが、臨時損失の減少により、純行政コストは71,936百万円となり、前年度から573百万円(0.8%)減少した。連結では、純経常行政コストは85,178百万円と前年度から17百万円増加した一方、臨時損失が減少し、純行政コストは85,663百万円となり、前年度から519百万円(0.6%)減少した。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、財源49,531百万円が純行政コスト49,984百万円を下回り、本年度差額は△453百万円となった。国県等補助金は物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金等の増加により増加し、税収等も地方交付税や地方特例交付金等の増加により増加した。財源の増加と純行政コストの減少により、前年度と比べ本年度差額のマイナス幅は縮小した。本年度純資産変動額は△544百万円となり、純資産残高は173,443百万円となった。全体では、財源は70,487百万円となったものの純行政コスト71,936百万円を下回り、本年度差額は△1,448百万円、本年度純資産変動額は1,262百万円となった。純資産残高は205,665百万円となった。連結では、財源84,051百万円に対し純行政コストは85,663百万円となり、本年度差額は△1,611百万円、本年度純資産変動額は△1,280百万円となった。純資産残高は211,050百万円となった。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は7,339百万円となり、前年度から2,000百万円増加した。国県等補助金収入や税収等収入の増加が主な要因である。投資活動収支は△2,697百万円となり、公共施設等整備費支出や基金積立金支出の減少、基金取崩収入の増加等により、マイナス幅が前年度から2,969百万円縮小した。財務活動収支は、地方債発行収入が償還支出を下回ったことから△2,599百万円となった。本年度末資金残高は4,346百万円となり、前年度から2,042百万円増加した。全体では、業務活動収支は7,956百万円と前年度とほぼ同水準であった。投資活動収支は△4,382百万円となり、マイナス幅は前年度から縮小した。財務活動収支は△2,983百万円となり、本年度末資金残高は8,945百万円となった。連結では、業務活動収支は8,264百万円、投資活動収支は△5,009百万円、財務活動収支は△2,994百万円となった。本年度末資金残高は9,806百万円となり、前年度から増加した。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2024年度)

1.資産の状況

分析欄:1.資産の状況①住民一人当たり資産額は314.7万円となり、前年度から2.0万円増加し、類似団体平均値232.2万円を上回っている。本市は広域合併により多くの公共施設を保有している。資産総額は前年度から減少したものの、人口の減少率が資産総額の減少率を上回ったため、一人当たり資産額は増加した。②歳入額対資産比率は3.70年となり、前年度から0.05年低下したものの、類似団体平均値3.46年を上回っている。歳入総額がほぼ横ばいである一方、資産総額が減少したことから、比率は低下した。③有形固定資産減価償却率は72.3%となり、前年度から1.0ポイント上昇し、類似団体平均値65.5%を6.8ポイント上回っている。減価償却費は8,454百万円となっており、有形固定資産は前年度から約4,564百万円減少している。

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

④純資産比率は76.6%となり、前年度から0.8ポイント上昇し、類似団体平均値72.6%を4.0ポイント上回っている。純資産は前年度から減少したものの、資産総額の減少率が純資産の減少率を上回ったため、純資産比率は上昇した。⑤将来世代負担比率は17.0%となり、前年度から0.1ポイント低下し、類似団体平均値21.1%を4.1ポイント下回っている。地方債の償還額が発行額を上回ったことなどにより、特例地方債控除後の地方債残高が減少したことが、比率低下の要因となっている。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

⑥住民一人当たり行政コストは69.5万円となり、前年度から0.6万円増加し、類似団体平均値55.0万円を14.5万円上回っている。純行政コスト総額は前年度から減少したものの、人口の減少率が純行政コストの減少率を上回ったため、一人当たり行政コストは増加した。また、本市は多くの公共施設を保有しており、減価償却費は8,454百万円と、経常費用の約16.5%を占めている。住民一人当たり行政コストは令和4年度以降上昇しており、類似団体平均値を上回る状況が続いている。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

⑦住民一人当たり負債額は73.6万円となり、前年度から2.1万円減少したが、類似団体平均値63.7万円を9.9万円上回っている。地方債の償還額が発行額を上回るなど負債総額が減少し、その減少率が人口の減少率を上回ったため、一人当たり負債額も減少した。⑧業務・投資活動収支は4,112百万円となり、前年度から2,255百万円増加し、類似団体平均値794.8百万円を上回っている。国県等補助金収入や税収等収入の増加による業務活動収支の改善に加え、公共施設等整備費支出の減少等により、前年度から収支が改善した。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

⑨受益者負担比率は3.3%となり、前年度から0.2ポイント上昇し、表示値では類似団体平均値3.3%と同水準となった。経常収益が前年度から約121百万円増加した一方、経常費用の増加は約45百万円にとどまったことから、受益者負担比率は上昇した。経常収益の増加については、「その他」が約103百万円増加したほか、使用料及び手数料も約18百万円増加している。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県天草市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。