宮崎県:延岡病院

団体

45:宮崎県 >>> 宮崎県:延岡病院

地方公営企業の一覧

特定環境保全公共下水道 宮崎病院 延岡病院 日南病院 電気事業 宮崎県営国民宿舎 えびの高原荘 宮崎県営国民宿舎 高千穂荘 工業用水道事業


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

県北地域の中核病院であり、以下の疾病・事業等に係る基幹的な拠点病院及び地域完結型医療の提供を目指す地域医療支援病院としての役割を果たしている。・疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)・事業(救急医療、小児医療、周産期医療、災害医療)・その他(第二種感染症指定医療機関、臨床研修指定病院、地域医療支援病院)
201220132014201520162017201820192020202198%100%102%104%106%108%110%112%経常収支比率
201220132014201520162017201820192020202190%91%92%93%94%95%96%97%98%医業収支比率
20122013201420152016201720182019202020210%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%累積欠損金比率
201220132014201520162017201820192020202164%65%66%67%68%69%70%71%72%73%74%75%病床利用率
20122013201420152016201720182019202020215,400円5,600円5,800円6,000円6,200円6,400円6,600円6,800円7,000円7,200円7,400円7,600円7,800円入院患者1人1日当たり収益
20122013201420152016201720182019202020211,200円1,400円1,600円1,800円2,000円2,200円2,400円2,600円2,800円外来患者1人1日当たり収益
201220132014201520162017201820192020202143%44%45%46%47%48%49%50%51%職員給与費対医業収益比率
201220132014201520162017201820192020202127%28%29%30%31%32%33%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率及び②医業収支比率は平均値を上回っている。③累積欠損金は発生していない。④病床利用率は平均値を若干下回っているため、今後も受入患者の増加を図る必要がある。⑤⑥入院・外来患者の1人1日当たり収益が平均値を上回るとともに、⑦職員給与費対医業収益比率は平均値を下回っており、収益・費用の効率性は良好である。一方で、⑧材料費対医業収益比率は平均値を上回っており、更なる費用削減が必要である。
201220132014201520162017201820192020202156%58%60%62%64%66%68%70%有形固定資産減価償却率
201220132014201520162017201820192020202164%66%68%70%72%74%76%78%器械備品減価償却率
20122013201420152016201720182019202020216,200,000円6,400,000円6,600,000円6,800,000円7,000,000円7,200,000円7,400,000円7,600,000円7,800,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率は、現在の建物が改築から20年以上経過していることから、平均値を上回っている。なお、建物の長寿命化や修繕・更新等経費の平準化を図る個別施設計画を策定し、これに基づいて建物の維持管理を行っていくこととしている。②器械備品減価償却率は平均値を上回っているが、医療器械については、保守点検の実施により現有機器を適切に管理するとともに、計画的な更新を行うこととしている。③1床当たり有形固定資産は平均値を上回っているが、これは、中核病院としての役割を担うために必要な医療器械等を保有しているためである。

全体総括

R03決算は、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響があったものの、経営の健全性・効率性を示す項目の多くが平均値よりも良好となっている。しかし、病床利用率及び材料費対医業収益比率は平均値に達していないため、更なる改善が必要な状況である。このため、収益面では、医療提供体制をさらに充実強化し、受入患者増を図るとともに、費用面では、医薬品や診療材料の共同購入や効率的な使用推進を図り、削減に取り組んでいく。また、医療機器等の更新については、多額の投資となることから、将来の収支状況を見据えながら計画的に実施していく。R03年度に策定した「宮崎県病院事業経営計画2021(R03年度~R07年度)」に基づく経営改善を着実に実行し、県民に高度で良質な医療を安定的に提供できるよう取り組んでいく。


地方財政ダッシュボードについて

本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org))もご記載ください。

収録資料

| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |


© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)