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人口の減少や長引く景気低迷、村内に中心となる産業がないことなど、財政基盤が弱く、個人・法人関係の低収などから、類似団体平均を下回っている。大規模事業の見直しにより投資的経費を抑えると共に、更なる徴収業務を強化し税収確保に努める。
地方交付税の対前年度増額交付や臨時財政対策債の増加、地方税の微増により算定分母が大きくなり比率は下がったものの、類似団体平均を上回っているため、更なる経常経費の削減や地方税の確保に努める。
人件費については、新規採用職員1名増や前村長への給与支払いなどにより増加したものの、物件費において委託料や備品購入費の減少により、対前年度から減少し、類似団体平均を下回っている。今後も、経常経費の削減に努める。
相良村総合計画に基づく適量・適切な事業実施により、類似団体平均を若干下回っている。今後も、緊急度・住民ニーズ等的確に把握し、地方債に大きく頼ることが無いよう、財政運営に努める。
昨年度より大幅に減少したが類似団体と比べると大きく上回っている状態である。大規模事業(橋梁や温泉施設等)の財源とした既発債の償還が終了し、また、充当可能基金(財政調整基金等)が増加したことなどが減少の要因となっている。今後も後世への負担を少しでも軽減できるよう、新規事業の実施等について総点検を図り、財政の健全化を図る。
昨年度と比べると下がったが、類似団体平均より大きく上回っている。高い要因として、村内に福祉施設があることや高齢化率が高いこと、小学校就学修了時までの医療費助成などが挙げられる。特に、高齢者のきめ細かな健康管理を行い、制度を必要としないような予防施策の実施を図る。
類似団体平均を大きく上回る要因として、公営企業(簡易水道事業・農業集落排水事業)への繰出金の増加が挙げられ、地方債の償還金のピークが平成24年度であり、しばらくは増加する傾向にある。
既発債の償還終了に加え、事業の見直しや、経済対策による臨時交付金等により新発債を抑制し、類似団体平均を下回った。今後も緊急度・住民ニーズ等的確に把握し、地方債に大きく頼ることがないよう、財政運営に努める。
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