香取市:香取おみがわ医療センター

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収録データの年度

2021年度 2020年度 2019年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

当医療センターは、令和元年9月1日より旧香取市東庄町病院組合から香取市が事務を承継し、病院事業を開始している。市民並びに近隣自治体住民の健康保持と福祉増進のため、急性期医療から在宅医療を総合的に担う地域の中核病院である。また、公立病院として担うべき救急医療や一般診療と、民間医療機関では限界のある高度で専門的な医療の提供によリ地域医療水準向上の役割を担っている。なお、令和4年4月1日より地方独立行政法人へ移行した。
20192020202196%97%98%99%100%101%102%103%104%105%経常収支比率
20192020202187%88%89%90%91%92%93%94%95%医業収支比率
201920202021-0%0.5%1%1.5%2%2.5%3%3.5%累積欠損金比率
20192020202172%74%76%78%80%82%84%病床利用率
2019202020215,700円5,800円5,900円6,000円6,100円6,200円6,300円6,400円6,500円入院患者1人1日当たり収益
201920202021895円900円905円910円915円920円925円930円935円940円945円950円955円外来患者1人1日当たり収益
20192020202151%52%53%54%55%56%57%58%59%60%職員給与費対医業収益比率
20192020202124.7%24.75%24.8%24.85%24.9%24.95%25%25.05%25.1%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

経営の健全性を示す経常収支比率は99.3%と前年度から2.8ポイント上昇したものの、前年度に引き続き類似病院平均値及び全国平均を下回っている。この要因は令和元年度に供用開始した新病院庁舎や医療機器、情報システム等に係る巨額の減価償却費の計上により損益に大きく影響している。また、病床利用率は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により令和3年11月及び12月を除く10ヶ月間でコロナ病床確保を行った結果、一般病床としての入院患者受入が減少したため、前年度より5.0ポイント低下している。
2019202020210%1%2%3%4%5%6%7%8%9%10%11%有形固定資産減価償却率
2019202020210%5%10%15%20%25%30%器械備品減価償却率
2019202020216,400,000円6,500,000円6,600,000円6,700,000円6,800,000円6,900,000円7,000,000円7,100,000円7,200,000円7,300,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

令和元年9月に新病院庁舎等の取得及び供用を開始しているため、前年度と同様に有形固定資産減価償却率は類似病院平均値を下回っている。

全体総括

経営の健全性については、新病院建設の際に投資した固定資産の減価償却が開始したことで、今後数年は経常損失が見込まれているため、継続的な経営改善が必要な状況にある。なお、損失額を圧縮し経営の健全性を向上させていくためには、安定的な収益確保を行っていく必要があり、近年減少傾向にある常勤医師を確保することが重要となる。また、当地域では今後、人口減少が加速することが見込まれるため、地域のニーズに即した医療提供体制と水準を確保しつつ効率的な事業運営を行い地域への役割を果たしていくことが求められる。


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