酒田市:電気事業

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収集されたデータの年度

2021年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の状況について

○収益的収支比率、営業収支比率及びEBITDA風力発電は、風のエネルギーを活用して発電するため、基本的には燃料費や水利使用料等を要しない。そのため、他の発電方式・団体と比較して、運転維持費の割合が低くなり、収益的収支比率、営業収支比率及びEBITDAが大きくなったと考えられる。○供給原価建設費に充てた地方債は、3年間の元金据置期間を設定しているため、令和3年度中の地方債償還金は無かった。そのため、令和3年度の供給原価は小さくなったと考えられる。なお、元金償還は令和4年度以降に順次開始するため。令和4年度以降の供給原価は、上昇していくものと想定している。

経営のリスクについて

○設備利用率東北の日本海側は風況が良く、現時点では稼働率も高いため、設備利用率が他団体よりも高い値になったと考えられる。今後も適切なメンテナンスを行い、現状の設備利用率を維持できるように努める。○修繕費比率保守管理に当たっては、一般的な修繕も含めた包括保守契約を締結しているので、修繕費比率としては低い値になっている。○企業債残高対料金収入比率本市の電気事業の発電所は、酒田市十里塚風力発電所の1箇所のみである。まだ元金据置期間中であるので、他団体よりは高い値になっていると考えられる。○FIT収入割合本市の電気事業の発電所は、酒田市十里塚風力発電所の1箇所のみであるが、FIT制度を活用している。○その他風力発電の特性上、落雷等の自然災害による長期間の運転停止の可能性はある。大規模メンテナンスや事業終了後の解体撤去のために、基金を積み立てていくことはもちろんであるが、発生頻度が低い大きなリスクに対しては、損害保険等を活用して対応する予定である。

全体総括

本市の風力発電事業は、風況が比較的良いため設備利用率が高く、健全な経営が行われていると考えている。今後も、令和3年3月に策定した「酒田市電気事業経営戦略」に基づき、中長期的な視点に立った経営努力を継続していく。

類似団体【】

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