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地方財政ダッシュボード

熊本県宇城市の財政状況(2021年度)

熊本県宇城市の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

類似団体の平均が下がる中、横ばいの状況である。令和3年度は県平均を0.05ポイント上回っているものの、人口減少や高齢化を背景に市税等が乏しく、歳入総額に占める自主財源割合は24.5%と低く、地方交付税に依存しており、全国平均を0.09ポイント、類似団体平均を0.03ポイント下回っている。今後は、滞納整理等の徴収強化により税収確保はもちろんのこと、公営住宅使用料等の債権管理を徹底し、総体的な収納率向上を目指しながら、財政基盤の強化に努めていく。

経常収支比率の分析欄

令和3年度は前年度から4.1ポイント低下し、年々改善してきているが、全国・県・類似団体の平均を上回っており、比較団体よりもやや財政構造の弾力性がない状況である。主な要因として、公債費等の増加により経常経費充当一般財源等が増加(前年度比+150百万円)したが、普通交付税等も増加し、経常一般財源等が増加(前年度比+968百万円)したためである。引き続き社会保障関連経費等の増加が見込まれるため、自主財源の確保と歳出の更なる削減を行い、財源の硬直化抑制に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和3年度は前年度より減少し、全国・県・類似団体の平均を下回っている。主な要因として、人件費は、公立保育園の民営化等の影響により大幅に減少(前年度比-79百万円)し、物件費についても、郵送料の抑制等により減少(前年度比-27百万円)したためである。今後も民間への業務委託やICTの利活用等により業務効率化を図りながら、適正な人員配置を行いながら、低コストで質の高い行政サービスの提供を目指した行財政改革を進めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

令和3年度は前年度と変わりないが、県平均を2.7ポイント、類似団体平均を1.3ポイント上回ることとなった。国の動向に準じて、平成18年度から給与構造の見直しと合併に伴う旧町間の給与格差是正を、また、平成28年度から給与制度の総合的見直しなどに取り組んでいる。令和3年度から人事評価制度を本格的に採用し、年功的な昇給制度から脱却を図り、能力や実績を反映した給与体系に移行している。今後も、国や他団体等の状況を踏まえた給与の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

令和3年度は前年度と職員数に変わりはないが、人口が367人減少したため、千人当たりの数値は0.04人増加したものの、全国・県・類似団体を下回っている。人口減少や少子高齢化に伴う税収減など今後厳しい財政状況が続くと見込まれる中、公共施設の統廃合を含めた適正配置や民営化、事業の民間委託、ICTの利活用などを検討しながら、業務の効率化を図り、住民サービスを低下させることなく適切な定員管理に努めていく。

実質公債費比率の分析欄

令和3年度は前年度から0.4ポイント悪化した。早期健全化基準を下回っているが、全国・県・類似団体の平均を上回っている状況にある。主な要因として、防災拠点センター整備事業等の元金償還が始まったことにより元利償還金が増加(前年度比+246百万円)したためである。今後も本市の建設事業に加え、宇城広域連合の廃棄物処理施設整備事業の公債費負担も重なるため、事業の峻別及び平準化を行い、当該比率を悪化させないように努めていく。

将来負担比率の分析欄

令和3年度は前年度から7.8ポイント悪化し、近年は悪化しているが早期健全化基準の範囲内となっている。主な要因として、教育施設等の建設事業に対し、元金償還額4,082百万円を上回る地方債4,875千円を発行したことにより、地方債現在高が増加(前年度比+793百万円)したためである。今後も教育施設の建設事業が控えており、有利な地方債を活用するとともに、事業の峻別及び平準化による地方債の抑制にも努め、財政健全化の取組みを一層進めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

令和3年度は前年度から1.6ポイント減少し、全国・県・類似団体を下回っている。主な要因として、公立保育園の民営化に伴う保育士報酬が減少したこと等から経常一般人件費総額は3,790百万円(前年度比-79百万円)となった。今後は、公共施設の統廃合を含めた適正配置や民営化、事業の民間委託等を検討しながら、業務の効率化を図り、住民サービスを低下させることなく適切な定員管理に努めていく。

物件費の分析欄

令和3年度は前年度から0.8ポイント減少し、全国・県・類似団体の平均を下回っている。主な要因として、郵便料の抑制に努めたこと等から、経常一般物件費総額は2,046百万円(前年度比-27百万円)となった。今後も経常的経費の削減に努め、低コストで質の高い行政サービスの提供を目指した行財政改革を進めていく。

扶助費の分析欄

令和3年度は前年度から0.1ポイント増加となり、全国や県平均を下回ったが、類似団体平均を上回っている。主な要因として、生活保護対象の高齢化や対象人数の増により医療扶助費が増加したこと等から、経常一般扶助費総額は2,214百万円(前年度比+144百万円)となった。今後も高齢化の進展等により扶助費の増加が予測されることから、資格審査等の適正化や受給者負担等の検討を行っていく。

その他の分析欄

令和3年度は前年度から0.9ポイント減少したが、全国・県・類似団体の平均を上回っている。主な要因として、後期高齢者広域連合療養給付費負担金が新型コロナウイルス感染症の影響により減少したこと等で経常一般繰出金総額が2,118百万円(前年度比-16百万円)となった。今後は高齢化の進展に伴い医療給付費等の増加が見込まれるため、保険料の適正化等に留意し、財政健全化に努めていく。

補助費等の分析欄

令和3年度は前年度から1.1ポイント減少し、類似団体の平均を下回ったが、全国・県の平均を上回っている。主な要因として、宇城広域連合負担金の義務的経費(経常)が減少したこと等により、経常一般補助費総額は1,930百万円(前年度比-94百万円)となった。平成18年度以降、公営企業等に対する補助金の適正化に努めているが、更に執行管理等による経費削減に努めていく。

公債費の分析欄

令和3年度は前年度から0.2ポイント増加となり、全国・県・類似団体の平均を上回っている。主な要因として、防災拠点センター整備事業等の元金償還が始まったことから、経常一般公債費総額は4,187百万円(前年度比+254百万円)となった。今後も教育施設の整備事業が控えており、地方債残高の増加が見込まれるため、事業の峻別及び平準化を行い当該比率を悪化させないように努めていく。

公債費以外の分析欄

令和3年度は前年度から4.3ポイント改善し、全国・県・類似団体の平均を下回っている。主な要因として、新型コロナウイルス感染症の影響による経常的な事業の中止等が挙げられる。しかしながら、経常一般財源の多くを普通交付税が占めている現状のため、歳入面では税収等の債権管理を徹底し財政基盤の強化に努める。歳出面では、事業担当部局がコスト意識を持ち、歳入規模に応じた歳出の見直しを行う必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

「財政調整基金残高」について、令和3年度は歳計剰余金430百万円、利子2百万円を積み立てたことにより0.46ポイント増加した。歳入総額から歳出総額及び形式収支並びに翌年度繰越財源を控除した「実質収支額」は黒字となっている。単年度収支に財政調整基金積立金と地方債繰上償還額を加えた額から財政調整基金取崩額を控除した「実質単年度収支」は、財政調整基金を取り崩さずに積立てたことにより、赤字が解消した。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

実質収支額の標準財政規模に対する割合を示す比率について、令和3年度は全ての会計で黒字の状況である。【一般会計】公営企業会計において赤字補てんのための繰出金が多額になっていることから、一般会計の負担軽減に向けて、経営戦略等に基づく健全化が図られているか注視していく。【介護保険特別会計】基準外繰出金(赤字補てん)や基金繰入による財源調整していないため、介護給付費準備基金は1,289百万(前年度比+244百万円)となった。【水道事業会計】基準外繰出金(赤字補てん)が経常的に発生しており、実質的な財政状況は悪いと言える。【宇城市民病院事業会計】新型コロナウイルス感染症の影響もあり、入院患者の減少などに伴う減収がみられ、財政状況は悪いと言える。【下水道事業会計】基準外繰出金(赤字補てん)に加え、公債費に対する使用料不足分について一般会計からの補助を経常的に支出しているため、実質的な財政状況は悪いと言える。【国民健康保険特別会計】令和元年度は県支出金が見込より少なかったことにより赤字決算となった。近年、財政調整基金の取崩しにより財源調整が行われているため、税率の見直し等の将来を見据えた対応が必要である。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

「元利償還金」について、教育施設整備事業等の建設事業を実施しおり、令和2年度から増加している。これに伴い、「実質公債費比率の分子」についても、令和元年度まで減少していたが令和2年度から増加に転じている。今後も引き続き教育施設整備事業等を実施していくことに加え、宇城広域連合で計画している廃棄物処理施設整備事業に係る大型事業の公債費負担要因も重なることから、「実質公債費率の分子」の悪化が懸念される。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

「一般会計等に係る地方債の現在高」は、熊本地震に係る復旧復興事業や教育施設等整備事業の影響により、令和元年度から年々増加している。「公営企業債繰入見込額」についても、下水道事業における分流式下水等に要する経費の繰出しが増加したこと等により、令和3年度は前年度から大幅に増加している。一方、充当可能財源等「充当可能基金」の令和3年度は2年度と同程度であった。これらにより、「将来負担比率の分子」は令和2年度から増加しており、今後も教育施設等整備事業等の建設事業を予定しているため、地方債残高は更に増加する見込みであるが、交付税算入率が有利な合併特例債にも限りがあるため、「将来負担比率の分子」の更なる悪化が懸念される。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)普通交付税の合併算定替えによる特例措置の適用期間終了を見据え、平成27年度まで順調に積み増してきた財政調整基金について、平成28年度は熊本地震に対応するため、1,600百万円取り崩したことにより年度末残高は大幅に減少したが、平成29年度以降は財政調整基金の取崩しに依存することなく財政運営を行ってきたところである。令和3年度は歳計剰余金等を財政調整基金へ432百万円積み立てを行い、また、その他の基金についても、それぞれの目的に応じて必要な積立及び取崩しを行ったことから、基金全体として37百万円(前年度比-0.2%)減少した。(今後の方針)普通交付税の段階的縮減(令和2年度に一本算定)のみならず、災害廃棄物処理に係る災害対策債や公共施設等の災害復旧事業債等の償還開始、さらに防災拠点センター建設や小中学校施設の建替えなどに加え、長期化する新型コロナウイルスへの緊急突発的な支出等、財源調整の対応範囲が拡大され、自主財源の乏しい本市にとって、これまで積み増してきた財政調整基金の取崩しを要することとなる。また、震災後新規で造成した熊本地震復興基金は令和8年度が終期とされているが、令和4年度で全額取崩す予定としており、基金全体として減少を見込んでいる。

財政調整基金

(増減理由)令和3年度は歳計剰余金等を432百万円積み立てを行ったことから、432百万円(前年度比+4.7%)増加した。(今後の方針)歳入に見合った歳出への転換を図りつつ、合併算定替の適用期限終了後の普通交付税や施設の老朽化に伴う更新費用、コロナ禍における財政出動や突発的な災害などに耐え得る残高水準を検討し、決算状況等を踏まえて可能な限り積み立てを行っていく。【財政調整基金残高の推計(令和4年度見込)】R3年度末残高9,557百万円+歳計剰余金・運用益等積立441百万円(予算)-取崩額1,000百万円(予算)=R4年度末残高見込8,998百万円

減債基金

(増減理由)災害対策債の償還に充てるため19百万円を取り崩したことにより、19百万円(前年度比-2.5%)減少した。(今後の方針)災害対策債分で毎年度19百万円を令和9年度まで取崩し、また、過疎対策事業債分で毎年度6百万円を令和14年度まで取崩し、市債の償還に充てることで後年度の財政負担軽減を行う予定としており、基金は減少する見込みである。

その他特定目的基金

(基金の使途)【地域振興基金】…市の振興及び地域活性化事業の費用に充てる。【社会福祉基金】…高齢者、障がい者及び児童の福祉の向上並びにこれらの者の快適な生活環境の形成等に要する経費の財源に充てる。【奨学基金】…福祉の増進と郷土社会に有用な人材を育成するために要する経費に充てる。【平成28年熊本地震復興基金】…平成28年熊本地震からの早期の復興を図るために要する経費に充てる。【農林水産物直売交流施設整備基金】…農林水産物直売交流施設の将来における改修及び整備促進に必要な経費の財源に充てる。(増減理由)【地域振興基金】:原資であるふるさと応援寄附金を188百万円を積立て、不知火文化プラザ改修事業等の財源として423百万円取り崩したことにより、前年度より235百万円(前年度比-5.7%)減少した。【平成28年熊本地震復興基金】:応急仮設住宅みんなの家移転事業等の財源として252百万円取り崩したことにより、前年度より252百万円(前年度-比72.8%)減少した。【農林水産物直売交流施設整備基金】:9百万円積み立てを行い、道の駅うきの外壁改修の財源として3百万円取り崩したことにより、前年度より6百万円(前年度比+11.3%)増加した。(今後の方針)【地域振興基金】:ふるさと応援寄附金は寄附者が指定した事業の財源とすることが前提であり、その使途を明確化するため、担当課提案制度を確立し、ふるさと応援寄附金事業選考委員会にて応募事業を採択したうえで、基金を活用していく。【平成28年熊本地震復興基金】:応急仮設住宅・みんなの家移転事業に残額94百万円を全額取り崩す予定としている。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

令和3年度の比率は、福祉施設や保育所、体育館・プールなどの老朽化が進み、前年度と比較し0.3ポイント上昇しているが、各平均(類似団体・全国・県)を下回っており、他団体と比較すると施設の老朽化は抑えられている。公共施設等総合管理計画(H27.9策定、R4.3改訂)において、2054年度までに総延床面積を40%程度縮減させる目標を掲げ、将来の人口規模に見合った施設の保有量に向けて、老朽化した施設の複合化や小規模建て替えなどによるコンパクト化を推進していく。

債務償還比率の分析欄

令和3年度の比率は、地方交付税や地方消費税交付金などの増加により、前年度と比較して84.6ポイント低下した。今後は、地方債の元金償還額以上に発行しない方針により、地方債残高を年々減少させていくこととしているため、当該比率は低下していく見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率について、平成29年度から令和元年度までは年々低下していたが、令和2年度は上昇した。令和3年度においても、前年度と比較して7.8ポイント上昇し、類似団体内平均値を上回る結果となった。これは教育施設整備事業に係る地方債発行により、地方債現在高が増加(対前年度比+793百万円)したことなどにより、将来負担比率の上昇に繋がった。有形固定資産減価償却率は、福祉施設や保育所、体育館・プールなどの老朽化が進み、前年度と比較し0.3ポイント上昇した。このようなことから、地方債を活用しながら施設の更新を行っている学校施設などの有形固定資産減価償却率は低下しているものの、その他の施設の老朽化が進み、施設全体としては老朽化が進んでいる。公共施設総合管理計画に掲げた施設保有量の実現と財政措置が高い地方債の活用により、財政負担の軽減を図っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債比率について、類似団体内平均値を各年度いずれも上回っており、平成29年度から令和2年度までは年々減少していたが、令和3年度は上昇に転じた。これは、熊本地震以降、地方債の元金償還額以上に地方債を発行して災害復旧事業や防災拠点センター建設事業などを実施してきたことで、地方債元利償還金が増加(対前年度比+246百万円)していることがことが要因となっている。今後も将来負担比率と実質公債費比率の上昇が懸念されるため、普通建設事業の抑制により地方債現在高の減少に努めていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県宇城市の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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