地域の概況
普通会計の構造(2018年度)
総額20.9億円
総額20.9億円
総額22.3億円
総額20.9億円
総額20.9億円
総額22.3億円
ゆず、林業等の地場産業の振興を推し進め、個人・法人の所得向上を図るとともに、少子化・定住化対策等についての施策も積極的に行っているが、人口減少や高齢化等により、税収の増加には期待できない状況である。近年は地方の小規模自治体に対する交付税の配分が非常に厳しいものとなっているため、類似団体平均を下回っている。活力ある村づくりのための施策を今後も展開するとともに、投資的経費を抑制する等、歳出の見直しを実施する。
PDCAサイクルに基づき事務の点検・見直しを実施し、経常経費の削減を図っている。しかしながら、H27年の国勢調査による人口減及び普通交付税特別枠の廃止の影響を大きく受け、H30年度はH29年度に比べて普通交付税が54百万円の減額となっており、経常収支比率が前年度より上昇している。今後とも、事務事業の見直しを更に進め、物件費等の経常経費の削減を図る必要がある。
公共施設建設地のほとんどが民間借地であり、また、村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が離れている地理的事情により、役場支所1箇所、村立診療所・村立保育所をそれぞれ2箇所設置して行政サービスを行っており、人件費及び物件費を押し上げる要因となっている。人口減少が続く中、行政サービスの質を低下させることなく、人件費・物件費の抑制に努めていく。
類似団体平均値と同程度である。勧奨退職等の推進により、総人件費の抑制に努めている。
人口が減少するなか、本庁・支所、2箇所の診療所・保育所の設置など、地域の実情をふまえ一定の行政サービスを提供するのに必要な行政施設の多さが、職員数を押し上げている。しかしながら、全体の職員数については近年定数を維持することが厳しい状況となっており、一人当たりの業務量が増大しメンタルヘルス等の問題が懸念される。職員数の削減を行うことは行政サービスの質の低下も招く恐れがあるため、行政サービスを下げない形での業務の削減・効率化を図ることも必要である。
基金の取崩しや有利な起債の発行等により不足財源の確保に努めているが、近年は地方債残高が増加傾向にあり、今後も公債費の増加が見込まれる状況である。実質公債費比率についても、現状では類似団体平均値と同水準であるが、今後上昇することが予想されるため、地方債発行額の上限枠の設定などに取組み、引き続き水準を抑える。
村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が離れている地理的事情により、役場支所1箇所、村立診療所・村立保育所をそれぞれ2箇所設置して行政サービスを行っているために、人件費を押し上げ類似団体平均を上回っている。また、地理的条件から、収益性・従業者の確保が難しいため、業務の民間委託が進まない状況である。
前年度に比べて0.3ポイント改善しているが、類似団体内平均と比較すると上回っている状況である。主な要因としては、公共施設建設地のほとんどが民間借地であること、また、村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が離れている地理的事情により、役場支所1箇所、村立診療所・村立保育所をそれぞれ2箇所設置していることが物件費を押し上げる要因となっている。
村の重点施策として行っている、乳幼児・児童に対する医療扶助費(高校卒業まで医療費無料)が主な内訳である。当施策については、財政を圧迫することがないよう引き続き実施していく予定である。
その他の経常経費の内訳は、大半が他会計への繰出金であるが、特別会計での大型事業を行っていないため、類似団体平均を大きく下回っている。
村の基幹産業(柚子・林業)に関する補助事業を多く行っているため、類似団体平均を大きく上回っている。柚子・林業等の産業については村の貴重な雇用の場にもなっており、補助事業の廃止を行うことは難しいが、国・県の補助事業等の活用により村財源の縮減に努めていく。
交付税措置の有利な起債の発行等により不足財源の確保に努めているが、近年は地方債残高が増加傾向にあり、今後公債費の増加が見込まれる状況である。類似団体平均を上回っていることからも、今後、地方債発行額の上限枠の設定など抑制に取組み公債費の削減に努める。
H27年度より数値が増加しているが、主に物件費の増が要因である。H27年度よりふるさと納税返礼事業の開始に伴い、ふるさと納税額の増加に併せて物件費も増加している。行政サービスの質を低下させることがないよう、事務費等の抑制に努めていく。
全体的に類似団体内順位が高くなっているが、これはH27国勢調査で人口減少率が高知県内で1番となってしまうほどの、人口減による分母の低さが一番の要因であると考えられる。昨年度より決算額が大きく増加している要因は、商工費はふるさと納税返礼事業、消防費は消防ポンプ車整備事業によるものである。決算額が減少しているものとしては、農林水産業費では農業関係施設整備に関する補助金や農道等の基盤整備事業の減少、災害復旧費では災害復旧事業が完了したことによるものである。
類似団体内順位9位/ 151団体
類似団体内順位81位/ 151団体
類似団体内順位20位/ 151団体
類似団体内順位16位/ 151団体
類似団体内順位19位/ 151団体
類似団体内順位47位/ 151団体
類似団体内順位56位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位46位/ 151団体
類似団体内順位12位/ 151団体
類似団体内順位11位/ 151団体
類似団体内順位17位/ 151団体
類似団体内順位42位/ 151団体
類似団体内順位14位/ 151団体
類似団体と比較して特にコストが高いものは、人件費、物件費、補助費等、普通建設事業費(うち新規整備)、災害復旧事業費となっている。人件費、物件費については、村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が離れている地理的事情により、役場支所1箇所、村立診療所・村立保育所をそれぞれ2箇所設置して行政サービスを行っているためである。補助費等については、村の基幹産業であり雇用の場である農業・林業に対しての補助金である。普通建設事業費(うち新規整備)については、移住者用住宅(64,000千円)を建設したためである。災害復旧事業費については、本村が山間部で降水量が多い地域であるため、台風等の豪雨災害によって村道や林道等の被災が多発しているためである。その他:公債費が上昇傾向にあるので、起債残高に注視し、発行する必要がある。
類似団体内順位4位/ 151団体
類似団体内順位17位/ 151団体
類似団体内順位11位/ 151団体
類似団体内順位51位/ 151団体
類似団体内順位12位/ 151団体
類似団体内順位39位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位68位/ 151団体
類似団体内順位108位/ 151団体
類似団体内順位20位/ 151団体
類似団体内順位14位/ 151団体
類似団体内順位141位/ 151団体
類似団体内順位57位/ 151団体
類似団体内順位26位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
財政調整基金残高、実質収支額ともに数値が上昇している。大きな要因としては、分母である標準財政規模において、普通交付税が大幅に減額されたことによるものである。実質単年度収支額については、前年度と比較して悪化している。単年度収支がマイナス(前年比-12,659千円)となっており、普通交付税を減額されたことにより、財政調整基金等を取り崩しながらの財政運営を余儀なくされている状況となっている。今後も、計画的に事業を実施するとともに、補助事業等の活用により健全な財政運営に努めていく。
小水力発電特別会計を除く特別会計は一般会計からの繰入金が必要となったが、各会計とも赤字を出さずに運営を行っている。今後も、経営戦略の作成等により財政の健全化に努めていく。
現在は、元利償還金及び算入公債費ともに同水準で推移しているが、近年は公共施設の建替え等により地方債残高が増加傾向にある。元利償還金が財政運営・将来負担とならないように、財政的に有利な起債の活用や発行額の抑制に努める。
該当なし
近年、交付税額の減少による不足財源を確保するため、交付税措置の有利な起債の発行等を行っている。公共施設の建替え等の財政需要に伴い、起債残高及び公債費が増加しているため、将来負担比率が高まることが懸念される。今後、事業の見直しや地方債発行額の上限枠の設定などに取組み公債費の削減に努める。
(減少理由)基金全体として84,462千円の減額となった。減額の要因としては、ふるさとづくり基金43,800千円、施設等整備基金14,100千円及び農業振興基金16,400千円を取崩したことによる減少。また、交付税の大幅な減額に伴い財源不足が生じたため、財政調整基金45,000千円を取り崩して対応せざるを得ない状況であった。(今後の方針)昨年に引き続き、普通交付税が大幅に減少し下げ止まっていることでH31年度当初予算で財政調整基金74,073千円と減債基金100,000千円、R2年度当初予算では財政調整基金58,481千円と減債基金100,000千円を取崩ししなければ予算が組めない状況である。財政調整基金と減債基金については、今後の予算編成に支障をきたさないためにも、現状の残高を維持していかなければならない。特定目的基金については、H31・R2年度に公共施設の建替えで施設等整備基金を55,000千円を取り崩す予定をしており、他の特定目的基金については目的に合わせて、財政全体のバランスを見ながら活用する。
(増減理由)普通交付税特別枠の廃止の影響による財源不足を補うため、45,000千円を取崩し。決算余剰金を49,816千円積立て。(今後の方針)今後も地方交付税の見通しが厳しく、財政調整基金の取崩しによって収支均等を図らざるを得ない。
(増減理由)償還のため60,000千円を取崩したことによる減少。(今後の方針)今後、公共施設の建替えやインフラ等の老朽化により財政需要が見込まれ、R6年には公債費がピークを迎えるため、それに備えて計画的に積立てを行う予定。
(基金の使途)施設等整備基金:移住者住宅の建築に基金を充当。ふるさとづくり基金:多様な歴史、伝統、文化、産業等を活かし、独創的、個性的な地域づくりの事業に基金を充当。(増減理由)ふるさと応援基金:ふるさと納税寄附額の増加。(今後の方針)農業振興基金:本村の基幹産業である農業振興に対して、計画的に取り崩しを行う。施設等整備基金:H31・R2年度に実施する公共施設の建替え時に取り崩しを予定。ふるさと応援基金:ふるさと納税時に指定された目的を実現するための事業に対して積極的に活用する。
有形固定資産減価償却率は類似団体より低く、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき施設の維持管理を適切に進めている。
類似団体内順位92位/ 121団体
事業実施にあたり、交付税措置のある有利な地方債を有効に活用しており、債務償還比率は350.6%と類似団体内平均値よりも若干高いものの、債務償還能力は十分にあると考えられる。
類似団体内順位85位/ 151団体
有形固定資産減価償却率は類似団体内平均値より下回っている。しかしながら、過去に建設された公共施設等がこれから大量に更新の時期を迎え、また、公共施設等の運営は人口減少等の要因もあり、利用需用が低下すると予想される。公共施設等の全体状況及び人口推移等を把握しながら、公共施設等総合管理計画に基づき、長期的な視点で更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことで財政負担の軽減・平準化を図る。
実質公債費比率は類似団体内平均値よりも下回っているが、今後の公営住宅や村民会館等の建替事業に伴い、地方債を発行するため上昇することが考えられるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組む必要がある。
類似団体内と比較すると、保育所、学校施設、橋りょう・トンネル及び公営住宅において有形固定資産減価償却率が高くなっているが、使用上の問題はないため、更新は行わず維持修繕で施設を管理している。
類似団体内順位101位/ 119団体
類似団体内順位7位/ 116団体
類似団体内順位42位/ 117団体
類似団体内順位54位/ 110団体
類似団体内順位55位/ 117団体
類似団体内順位5位/ 85団体
類似団体内と比較すると、福祉施設及び庁舎において有形固定資産減価償却率が高くなっているが、使用上の問題はないため、更新は行わず維持修繕で施設を管理している。
類似団体内順位82位/ 101団体
類似団体内順位15位/ 81団体
類似団体内順位33位/ 41団体
類似団体内順位72位/ 96団体
類似団体内順位70位/ 119団体
一般会計等においては、総資産額が前年度末から199百万円の減少(-1.8%)となり、3年間で見ても徐々に減少傾向にある。金額の変動が大きいものは減価償却による有形固定資産および無形固定資産の減少。そのほか、現金預金及び基金の残高合計の減少があるが、主な要因としては近年の普通交付税の大幅な減少による、財政調整基金及び減債基金の取崩しである。
基本的には横ばい傾向だが、一般会計等の純行政コストが減少している。H29→H30については補助金等の減が大きかった。H29には農協の施設整備に126百万円の補助を行っており、H30はそういった大きな補助が少なかったことが要因として挙げられる。
一般会計等のH30年度差額は、-264百万円(前年度比-89百万円)であり、コストに対して財源が下回っている状況にある。本年度差額がマイナスである要因は、主に減価償却費424百万円である。前年度比については、H29には農協への補助事業や災害復旧事業に伴い国庫補助金も多かったが、H30は補助事業も災害も少なかったため、国庫補助金が減少(-284百万円)となった。
業務費用については、前述の補助金事業や災害復旧事業の減により、支出収入ともに減額となっているが、これに加え、税収等収入が前年度比52百万円減となったこともあり、収支に影響している。財務活動収支については、移住者住宅建築事業や優良賃貸住宅整備事業といった事業の実施により、地方債の発行が前年度比70百万円の増となり、収支に影響している。
本村は、人口900人程度であるが、馬路地区と魚梁瀬地区の2地区間が離れており本庁・支所、2箇所の診療所・保育所の設置や多くの村道等のインフラを保有していることから、住民一人当たり資産額は1214.4万円で類似団体平均を大幅に上回っている。有形固定資産減価償却率は、類似団体より少し低い水準にあるものの、施設の老朽化は今後も進んでいくことから、公共施設等総合管理計画に基づき人口の動向等を勘案し、更新・廃止・集約化等を進めていく必要がある。
純資産比率は類似団体平均を少し下回り、将来世代負担比率は類似団体平均を少し上回っている状況にある。これは、負債の大半を占める地方債が要因と考えられる。地方債の主なものは、交付税措置がある過疎債や地方交付税の不足を補うために特例的に発行している臨時財政対策債である。引き続き、地方債残高および将来世代負担比率に注視し、新規発行においては交付税措置が有利な地方債を活用することで、将来世代の負担の減少に努める。
住民一人当たりの行政コストは類似団体平均値を大幅に上回っている。主な要因として、人件費、物件費については、村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が離れている地理的事情により、役場支所1箇所、村立診療所・村立保育所をそれぞれ2箇所設置して行政サービスを行っているためである。補助費等については、村の基幹産業であり雇用の場である農業・林業に対しての補助金である。災害復旧事業費については、本村が山間部で降水量が多い地域であるため、台風等の豪雨災害によって村道や林道等の被災が多発しているためである。
住民一人当たりの負債額は前年度と同程度であるが、類似団体平均を大幅に上回っている。人口は少ないものの、地理的事情により2地区の公共施設を維持・更新をしなければならないため、地方債に依存する形となり負債額が大きくなっている状況である。現状、老朽化している施設もあり、公共施設等総合管理計画に基づき人口の動向等を勘案し、更新・廃止・集約化等を行い、地方債残高の圧縮に努める。
受益者負担比率は、類似団体平均を上回っている状況にある。その要因としては、類似団体と比較して民間の賃貸住宅がなく、多くの公営住宅を有しており、公営住宅の使用料収入や光ネットサービス使用料収入が大きいことが考えられる。
高知県馬路村の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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