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地方財政ダッシュボード

高知県馬路村の財政状況(2010年度)

🏠馬路村

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2010年度)

財政力指数の分析欄

ゆず、林業等地場産業の振興を推し進め、個人、法人の所得向上を図ってはいるが、人口の減少は続いており住民税の減少につながっている。このため、類似団体平均を下回っている。活力ある村づくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

馬路村集中改革プランに基づく、退職者不補充による職員の削減やPDCAサイクルに基づき全ての事務事業の点検・見直しを行っており、類似団体平均を下回った。今後も経常経費の削減を図るよう努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

公共施設の建設地のほとんどが、民間借地であり、物件費を押し上げている。村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が17㎞離れている実情により、役場支所1箇所、村立診療所、村立保育所を2箇所設置し、住民サービスを行っている。このことが人件費、物件費を押し上げている。住民サービスを低下させることなく、さらなる抑制に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

勧奨退職の推進、退職者不補充により、総人件費の抑制に努めているが、職員の経歴や年齢構成から類似団体を上回っている。今後もさらなる抑制に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

本庁、支所、2箇所の診療所、保育所など、地域の実情、住民サービスのための行政施設の多さが職員数を押し上げている。適正な職員数、業務内容等を検討し、適正化に努める

実質公債費比率の分析欄

新発債の抑制や起債償還額の減少により類似団体を下回った。今後も実質公債費比率は減少していく見込みである。

将来負担比率の分析欄

ふるさと納税や寄附金等の基金積立により基金を確保していることにより、類似団体平均を下回った。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費の分析欄

村内の馬路地区、魚梁瀬地区の2地区間が17㎞離れている実情により、役場支所1箇所、村立診療所、村立保育所を2箇所設置し、住民サービスを行っている。このことにより、類似団体平均を上回っている。

物件費の分析欄

公共施設建築用地のほとんどが民間借地であること、馬路地区に本庁、診療所、保育所、魚梁瀬地区に支所、診療所、保育所を設置していることにより、類似団体平均を上回った。

扶助費の分析欄

乳幼児・児童に対する医療費扶助(中学生まで医療費無料)等が金額を押し上げ、類似団体平均を上回った。

その他の分析欄

簡易水道施設の改修工事が開始され、簡易水道特別会計への繰出金が増加したことにより、類似団体平均を上回った。

補助費等の分析欄

産業振興に関する補助を多く行ったことにより、類似団体平均を上回った。

公債費の分析欄

新発債の抑制、起債償還額の減少により、類似団体を下回った。

公債費以外の分析欄

分譲宅地造成、民有林林道事業、公営住宅建築事業、魚梁瀬小中学校屋内運動場新築事業、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業、木製品営業力強化事業委託料等大規模事業を実施したことにより、類似団体平均を上回った。

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

前年度からの繰越事業が多くあり、余裕をもっていた繰越金等不用となった一般財源を積立、また、光をそそぐ交付金事業の新設により、歳入が増加した。これにより、前年度より増加した。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

各会計は補助金の有効活用や基金の取り崩し等を行い、赤字を出していない。今後、大型建築事業が予定されていることから、交付税の動向を注視し、補助金、基金を活用しつつ適切な財政運営を行うよう努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

利子の償還額は減少したが、新たな償還が始まったことにより元金の償還額が増加したため、元利償還金は前年度を上回った。災害復旧事業債を借入れたことにより算入公債費が前年度を上回った。今後、大型建築事業が予定されているが、条件を見極めながら計画的に起債を行うほか補助金の活用や基金の取り崩しを行うなど公債費の上昇を抑えるよう努める。

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

地方債の現在高が増加し将来負担額が増加したが、基金にも繰越事業で不用となった一般財源分等の積立を行ったことにより、充当可能財源が増加した。今後、大型建築事業を予定していることから計画的に起債を行うほか補助金、基金を活用し、将来負担比率を抑えるよう財政運営を行うよう努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,