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地方財政ダッシュボード

愛知県犬山市の財政状況(2020年度)

愛知県犬山市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

犬山市水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

近年ほぼ横ばいの数値ではあるが、0.92から0.91へと微減している。類似団体平均と比較すると高い水準にあるが、県内平均と比較すると下回る結果となった。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け市税の減収があったことや、近年続いている福祉関係経費の増加により、今後も数値の低下が見込まれる。このため、不要な財産の売却などによる歳入の確保や、行政の効率化による歳出のさらなる抑制に努めることにより、財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

令和2年度は前年度と比較して3.2ポイント増加し、類似団体内平均及び愛知県平均と比較すると高い比率となった。これは、令和2年度から会計年度任用職員制度が開始したことに伴い、人件費が上昇したことと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により税収が下がったことの影響が挙げられる。今後は、障害福祉サービスの利用者数増加や高齢化などによる扶助費の増加が見込まれるため、事務事業の見直しや事務の効率化を進めることにより経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度より18,258円増加しており、類似団体平均及び県内平均を上回っている。増加の主な要因は、令和2年度から会計年度任用職員制度が開始に伴い期末手当などが増加したことや、新型コロナウイルス感染症対策として実施したプレミアム商品券事業の委託料の増加したことが挙げられる。また、人口が486人(0.66%)減となったことがも影響している。引き続き事務事業の検証・見直しを行うなど、健全な財政運営に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体を上回る原因として、職員の平均年齢が40.3歳と県内でも若い水準にあり(類似団体平均41.7歳)、そのため昇格する年齢が相対的に若くなることや国家公務員と異なる大学卒でない職員が、管理職へ昇格する割合が高いことなどが理由として挙げられる。高い水準にあるため、民間企業の平均給与の状況を踏まえ、給与の適正化に努め、管理職のポストを見直し指数の低下に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定員適正化計画に基づき、従来から業務の外部委託や機構改革による部課の統廃合等を進め、組織・人員のスリム化を図ってきた。しかしながら、景気動向による民間採用の好調を受け、近年は十分な新規職員の採用ができず、令和元年度当初の職員数は前年比で6人減の540人であった。適正な職員配置が困難な職場もあったため、令和元年度より採用者数を増やし、令和3年度の当初の職員数は564人となり、計画上の目標値を達成した。

実質公債費比率の分析欄

近年横ばい状態が続いており、前年度と比較して0.1ポイント減少した。類似団体平均と比較しても低い水準ではあるものの、県内平均は上回っている。今後は、市債元金の償還終了などにより、年度毎の公債費は減少する見込みだが、老朽化した学校の改修などの大規模事業の実施に市債の発行を予定しているため、引き続き起債の適正活用に取り組んでいく必要がある。

将来負担比率の分析欄

前年度と比較して8.1ポイント増加したが、類似団体平均及び県内平均を下回っている。増加の要因は、コロナ禍の景気変動に伴う通常の増減収を超える減収が生じることに対する措置として減収補填債を借り入れたことによる増加や、市内民間病院に対する経営維持資金貸付事業について借り入れたことによる市債残高の増加が挙げられる。今後、老朽化した学校の改修などの大規模事業を進めるために市債の発行を予定していることから、将来負担が増加しないように財政措置のある市債の活用を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

令和2年度は前年度と比較して6.3ポイントの増となり、類似団体平均との乖離が広がった。主な要因としては、令和2年度から会計年度任用職員制度が開始されたことにより、従来物件費(保育所に関するものは扶助費)で計上されていた非正規職員の給与等の性質が人件費へ変更となったことが挙げられる。また、職員数は類似団体平均に比べ少なかったため増員していることも比率が上昇した一因であることから、今後も人件費の適正化に取り組んでいく必要がある。

物件費の分析欄

類似団体平均及び県内平均と比較すると高い水準にあるが、前年度に比べ2.1ポイント減少した。主な減少要因は、従来、物件費で計上されていた非正規職員の給与等が、令和2年度から会計年度任用職員制度が開始したことに伴い、人件費へと性質の変更をしたためである。今後も事業の検証・見直しを継続し、効率化を図る。

扶助費の分析欄

前年度と比較し1.4ポイント減少し、県内平均は下回ったものの、類似団体平均を上回っている。主な減少の要因は、コロナ禍における医療控えの影響などにより福祉医療助成が減少したことや生活保護扶助費の減少したことなどが考えられる。今後は、障害者支援の充実や高齢化による増加が見込まれる一方で、少子化により児童手当等の対象児童が減少しており、コロナ以前のように緩やかに扶助費が増加していくことが見込まれる。

その他の分析欄

前年度と比較すると0.2ポイント増加しており、類似団体平均を上回った。増加の主な要因は、介護保険特別会計繰出金の増加によるものである。これは、被保険者数の増加に伴う要介護認定者数の増加によるものであり、そもそも高齢者の増加に起因しているため、今後も繰出金の増加が見込まれる。

補助費等の分析欄

近年継続して増加傾向にあり、令和2年度は前年度と比較して0.1ポイント増加したが、類似団体や県内平均と比較すると低い水準にある。主な増加の要因は、下水道事業会計への繰出金の増加や、幼保無償化による幼児教育補助の増加によるものである。一方で、広域ごみ処理施設の整備を進めていくために一部事務組合に拠出している負担金が、令和2年度においては減少したことにより、補助費等の比率の増加幅としては小さかった。

公債費の分析欄

前年度と比較して0.2ポイント増加し、県内平均は上回っているものの、類似団体平均は下回っている。前年度に償還終了したものよりも、前年度に借入れた事業の利子や据え置き期間が終了し元金の償還が始まったものの方が多かったことが、公債費増加の要因である。今後も、償還終了により年度毎の公債費は減少する見込みだが、今後の大規模事業の実施に市債の発行を予定しており、引き続き公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

公債費以外の分析欄

前年度と比較すると3.0ポイント増加し、類似団体平均及び県内平均を上回っている。主な要因として、人件費と物件費の経常収支の割合が特に大きいことが挙げられる。今後は、扶助費の増加が見込まれるため、事務事業の検証・見直しによりコスト削減を図るなど健全な財政運営に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

新型コロナウイルス感染症による市税の減収の影響があったものの、見込みよりは減収幅が小さかったことや、医療控えによる扶助費の減少などにより、実質収支額が増加した。また、財政調整基金残高は新広域ごみ処理施設整備のための一部事務組合への負担金や小学校の改修など大規模事業の実施による取崩しで0.6億円減少した。引き続き景気変動や災害発生対応に備え、標準財政規模比10%程度を常時確保できるよう、適切な財源確保及び歳出の精査に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和2年度は、黒字額が全体で増加した。一般会計や下水道事業会計(令和元年度に法適化により、平成30年度以前は「その他会計」に表示)において実質収支が増加していることによる。一般会計の黒字割合は0.81ポイント増加している。この主な要因は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により市税の減収幅が想定より小さかったことや、医療機関受診控えによる扶助費の減少などが挙げられる。また、下水道事業会計においても、黒字割合が0.64ポイント増加しており、一般会計からの繰入金の算定の際に、農業集落排水において減価償却費を新たに対象としたことが主な要因となっている。一方で犬山城費特別会計においては、新型コロナウイルス感染症拡大のに起因する天守閣への登閣者数の減少による事業収益の減少により、黒字額が減少している。新型コロナウイルス感染症の影響が先行き不透明な中で、今後も広域ごみ処理施設の整備や老朽化した学校の改修などの大規模事業の予定があるため、不要な財産の売却やふるさと納税のさらなる推進などにより財源確保に努め、財政の健全運営に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は、前年度と比較すると0.4億円の減少となっている。その主な要因としては、下水道事業債の一部償還終了により公営企業債の元利償還金に対する繰入金が0.5億円減少したことが挙げられる。今後は、元金の償還終了などにより公債費は減少する見込みだが、老朽化した学校の改修など大規模事業の実施に市債の発行を予定しているため、引き続き起債の適正な活用を図る。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

将来負担比率の分子は前年度と比較すると11.21億円増加となった。主な要因としては、一般会計等に係る地方債の現在高が、減収補填債の借入などで7.06億円増額していることや、公共施設等管理基金の活用等などで充当可能基金の残高が減少したことなどによるものである。一方で、下水道事業債の現在高減少により公営企業債等繰入見込額は減少している。今後も引き続き大規模事業の実施に市債の発行を予定しているため、将来負担が過大とならないよう、財政措置のある市債の活用を進めるのとあわせて、財政調整基金残高を標準財政規模比10%以上を常時維持するなど、財源を確保し健全な財政運営に努める。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)「広域ごみ処理施設整備基金」への計画的な積み立てにより残高が0.9億円増加、ふるさと納税の寄附金増加により「ふるさと犬山応援基金」の残高が0.6億円増加した一方で、大規模事業実施のための取り崩しにより「財政調整基金」が0.6億円減少、また、公共施設の解体などに伴う取り崩しにより「公共施設等管理基金」が1.6億円減少したため、基金全体としては1.7億円の減少となった。(今後の方針)短期的には「広域ごみ処理施設整備基金」や「ふるさと犬山応援基金」への積み立てにより増加する見込みだが、各基金で取り崩し予定があるため、長期的には減少する見込みである。主なもの・広域ごみ処理施設整備基金:新広域ごみ処理施設の建設費用として一部事務組合への負担金に充てるため今後取り崩す予定・ふるさと犬山応援基金:ふるさと納税(寄附金)を積み立てた翌年度または翌々年度に寄附者の意向に沿った事業に充てるために取り崩す予定・公共施設等管理基金:公共施設の解体などの事業費に充てる一方で、公有財産の売却益を基金に積み立てる予定

財政調整基金

(増減理由)積立額が10.4億円取崩額が11.0億円決算剰余額金等を10.4億円積み立てたが、令和2年度当初予算において7.3億、新型コロナウイルス感染症対策に伴う支出の増加に対応などのため複数回にわたり行った補正予算において3.7億円取り崩ししており、残高は0.6億円減少した。(今後の方針)財政調整基金の残高は、災害への備え等のため、標準財政規模の10%(約14億円)を常時確保できるように努めることとしている。

減債基金

(増減理由)利息の積み立てにより微増しているが、百万円単位の増額はない。(今後の方針)平成25年度に1.1億円を取り崩して市債の償還に充てており、近年はその残額の運用収益を積み立てている。市場公募債を発行する場合には使途が限定されたこの基金への積み立てが想定されるが当該市債を発行する予定はない。

その他特定目的基金

(基金の使途)・広域ごみ処理施設整備基金:適正で安全なごみ処理を維持していくため、既存のごみ処理施設の老朽化に伴い新たに一部事務組合により建設準備を進めている広域ごみ処理施設の整備等に充てる。・ふるさと犬山応援基金:ふるさと納税(寄附金)を基金に積み立て、寄附者の意向を反映した事業の推進を図る。・公共施設等管理基金:犬山市の保有する公共施設等(建物、土地その他の公有財産)を適切に管理し、その活用を推進する。・健康市民づくり基金:市民の健康づくりの推進に資するために必要な事業の経費の財源に充てる。・観光事業振興基金:犬山市の観光事業の振興を図るために必要な経費の財源に充てる。(増減理由)・広域ごみ処理施設整備基金:広域ごみ処理施設の整備に向け毎年0.9億円程度を積み立てており、令和2年度も同額積み立てたため0.9億円増加した。・ふるさと犬山応援基金:ふるさと納税(寄附金)が増加しており、前年度までに基金に積み立てた寄附金のうち6.6億円(平成31年1月~令和元年12月分寄附)の取り崩しと令和2年度に新型コロナウイルス感染症対策への使途として寄附された寄附金0.5億円(令和2年5月~令和2年12月分寄附)を即時繰入れをしたが、新たに受けた寄附金7.7億(令和2年4月~令和3年3月分)を積み立てたため0.6億円増加した。・公共施設等管理基金:不要となった公有地の売却益を0.3億円積み立てたが、公共施設の解体費用に充てるため1.9億円(旧福祉会館1.5億円など)の取り崩したため、1.6億円減少した。(今後の方針)・広域ごみ処理施設整備基金:毎年0.9億円程度を積み立て、新広域ごみ処理施設の建設時における一部事務組合への負担金に充当する予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当市では、公共施設等総合管理計画において、全公共建築物の施設量(延床面積)の20%を削減することを目標とし、統廃合等による積極的な施設マネジメントを行うとしており、次世代に引き継ぐものについても、施設の長寿命化を目指し、計画的な修理や改修を行っていく予定である。有形固定資産減価償却率は類似団体より若干高い水準にあるものの、公共施設の集約化に伴う老朽施設の解体等を行っていることから、その伸びは緩やかでありこれまでの取組の効果が表れていると考えられる。

債務償還比率の分析欄

令和2年度決算においては、債務償還比率は類似団体平均を下回っているものの、令和元年度決算と比較すると108.1ポイント増加した。主な要因は、楽田小学校の整備等のために市債を発行し市債残高が増えたことなどにより将来負担額が4億円増加するとともに、楽田小学校体育館等整備基金や公共施設等管理基金(福祉会館解体等に充当)を取り崩したことなどにより充当可能財源が7億円減少したこと等が考えられる。先に挙げた特定目的基金の活用によって財政調整基金残高については6千万円程度の減に抑えられた。今後も財政調整基金残高については標準財政規模比10%以上を常時維持することで充当可能財源の確保に努めていく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体平均値を下回ったものの、有形固定資産減価償却率については上回った。今後、公共施設等総合管理計画において全公共建築物の施設量(延床面積)を20%削減することを目標としており、利用者等との合意形成を図りながら計画的に改修や縮小・複合化を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については、令和元年度と比較して楽田小学校の整備等のために市債を発行し市債残高が増えたことなどにより将来負担額が4億円増加するとともに、楽田小学校体育館等整備基金や公共施設等管理基金(福祉会館解体等に充当)を取り崩したことなどにより充当可能財源が7億円減少したこと等により増加。実質公債費比率については、羽黒中央公園整備事業や防災公園整備事業などの大型事業に係る市債償還により一般会計の地方債残高が令和元年度から増加に転じたため、負担の平準化のために従来10年としていた借入期間を20年にするなどしており、将来負担比率は増加したが、実質公債費比率は減少する形になった。今後も世代間の負担のバランスを考慮しながら健全な財政運営に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

愛知県犬山市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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