愛知県犬山市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
愛知県犬山市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、有収水量の減少や、県営水道料金の値上げによる受水費の上昇及び動力費の増加、水道管の維持管理費等や減価償却費の増加により経常費用が増加したため、前年より減少し100%を下回り単年度収支は赤字を計上したが欠損金はないため、②累積欠損金比率は0%となっている。③流動比率は平均を上回る。経常利益の減少や資本的収支における積極投資により現金は減少しているが、④企業債残高対給水収益比率は企業債残高(借入金)がなく(保有する現金が自己資金)、流動資産は流動負債の4倍を超えており、現在のところは依然として財政状況は健全といえる。⑤料金回収率は、6.21%上昇しているが前年度は物価高騰対策として水道基本料金を8か月間減免し同額を一般会計からの繰入金とした影響で、見かけ上給水収益が減少しており、これを補正した実質の料金回収率は101.57%となり、料金回収率は5.21%の低下となっている。⑥給水原価は平均よりも安く業務の一部民間委託等の経費削減や、⑦施設利用率が平均より高く保有施設を効率的に使用できていることの効果と考えられる一方、①経常収支比率や⑤料金回収率の動向と併せて考えると、今後の水道料金のあり方について見直していく必要がある。⑧有収率は、漏水発生の影響により低下した。まだ発見・修理できていない漏水箇所が存在すると考えられるため、今後は新たな手法(人工衛星を利用した調査)等も取り入れつつ漏水箇所の発見と修理を進めていく。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、資本的収支における積極投資により概ね平均値となった。②管路経年化率は、昭和50年代の開発に伴い集中的に布設した管路が法定耐用年数を迎えて上昇しているが平均よりは低い値を維持している。①②は法定耐用年数よりも長い実耐用年数を踏まえた周期で計画的に更新する関係上、率の上昇は予定の範囲内であるが、他団体を著しく上回る経年化が進まないよう、毎年継続的に更新を行っていく。③管路更新率は、加圧ポンプ所の耐震化や前年に引き続き大口径管の布設に多額の費用がかかった影響で更新施工延長が伸び悩み、前年より減少し平均を下回った。前述のとおり、これらの老朽化については、一定の上昇を許容する計画で進めているものであるが、著しい老朽化を招かないよう、財源の確保を含め計画的な更新投資に努めていく。
全体総括
現状は、保有する資産を効率的に利用して経営できているが、その分施設能力の余裕は少なく、施設の老朽化が進んだ場合の影響が大きい経営状況となっている。投資財源を確保し、適切な更新投資により施設の老朽化を一定の水準に抑制することが必要である。また、令和6年度は県営水道料金の値上げによる受水費の上昇や動力費、工事費等の増加により費用が増大し単年度収支が赤字となった。令和2年度に策定した経営戦略の計画とも乖離が出ているため、経営戦略を改定し、今後の収支の見通しや料金のあり方について検討を進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の犬山市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。