山形県大蔵村の財政状況(2015年度)
山形県大蔵村の財政状況について、2015年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
大蔵村
簡易水道事業
簡易水道事業
特定環境保全公共下水道
特定地域生活排水処理
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2015年度)
財政比較分析表(2015年度)
財政力指数の分析欄
人口の減少等や村内に大規模な産業が無いこと等から課税客体が少なく、財政基盤が弱く類似団体平均値を下回っている。歳出削減や事務事業の見直し、また定員管理の適正化を図り行政の効率化を進め、財政の健全化を図る。投資的経費についても、縮減を進めている。
経常収支比率の分析欄
類似団体と比較して、H27は類似団体平均を5.4ポイントと大きく上回っている。その要因は、へき地診療所が普通会計に属しているため人件費が影響するためである。経常収支比率の平成26と平成27の対比は3.2ポイントの減となったのは、一部事務組合に対する補助費の減によるものである。今後は、物件費や繰出金等の抑制に努めるなど更なる経常的支出の削減により経常収支比率の改善に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
平成23以降、人件費・物件費等の状況は類似団体平均を上回っている。上回っている主な要因としては、普通会計にへき地診療所が属していることや、地形的な理由から保育所を3所設置していることなど人件費が増加している要因となっている。今後は、施設の統廃合、コストの低減を図るように努めていく必要がある。
ラスパイレス指数の分析欄
平成23年度及び24年度決算は、ラスパイレス指数が100ポイントを超えた状況になっているが、国家公務員の給与改定特例法による措置が無いとした場合、平成23は96.7、平成24は96.8と推移し大きな変動はない。ラスパイレス指数は、類似団体平均より高い水準にあるため、今後も行財政改革大綱への取組みを通じて、新規採用の抑制による職員数の削減や適正な人事配置等を進めることにより、給与の適正化等に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口1,000人当たり職員数が類似団体より上回っている要因は、へき地診療所の設置や地形的な要因等により類似団体と比較して保育所数が多いことにある。今後は、人員適正化計画に基づく退職者の不補充や更なる行政組織の統廃合を視野に入れ、適正な人員管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
実質公債費比率は同ポイントとなった。公債費や一部事務組合の公債費に充てた負担金の減少、公債費への充当可能基金の増により順調に推移している。辺地対策債や過疎対策債など償還に有利な起債を活用し、極力、投資的経費の抑制を図り更なる実質公債費比率の好転を目指す。
将来負担比率の分析欄
平成23年度以降、将来負担比率は0となっており、健全な財政状況であると言える。今後も健全な財政運営に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)
人件費の分析欄
平成23、平成24は災害等や地域おこしイベントの実施により職員の時間外手当が増加した。平成25から平成27の間で退職者7人に対し新規採用者11人となったが、職員の平均年齢の低下により人件費は抑えられている。類似団体平均を上回っている要因としては、へき地診療所における医師等に係る分や、類似団体と比較して保育所等の施設が多いことにより施設関係職員が多くなっているためである。今後は定員適正化計画に基づき退職者の不補充により人件費抑制を進めていく。
物件費の分析欄
前年度数値と同様だが、要因は保育所保育士、小中学校の教育補助員の採用の増加によるものと考えられる。しかし、類似団体平均値を下回っており、臨時職員の適正配置と勤務条件等の見直しや警備委託をはじめとする業務委託の見直し、前年度に対し特殊な事情を除いた新たな物件費の支出を認めないなどの方策を今後も継続し物件費の抑制に努める。
扶助費の分析欄
類似団体平均値を上回っている。地形的な要因もあり、村内に3つの保育所を設置しているため、児童福祉費に係る扶助費が大きくなっている。今後も、人口減少に歯止めにかける事業の一環として保育所3所体制を維持し、子育てしやすい環境づくりを行う。しかし、経費に関しては最小で最大の効果が得られるよう、節減に努力していく。
その他の分析欄
類似団体平均値を上回っているのは、当村が全国指折りの豪雪地であり除排雪経費を含む維持補修費に多くの費用を要しているからである。H26,H27は比較的降雪量が少ない年であったため除排雪経費が減少した。繰出金については増加傾向にあるためである。また、受益者負担の公正・公平化の観点から料金等の見直しを実施し、繰出金の縮減を図っていく。
補助費等の分析欄
平成26までは類似団体と比較すると平均値を大きく上回っていた。要因としては、最上広域市町村圏事務組合分の普通交付税算入される公債費分が本村へ一括算入されており、その分を負担金として支出しているためであった。平成27はその償還がH26で修了したため類似団体の平均に近づいている。今後は村単独補助等の役割や効果を見極め、見直しを行う。
公債費の分析欄
類似団体平均値を下回っている。要因としては、類似団体と比較して投資的経費の抑制策によるものであるが、平成23年、平成25年には15世帯分の子育て住宅整備事業や、平成26年以降大規模な道路改良事業を実施しているため、今後、公債費は上昇していく。
公債費以外の分析欄
人件費、扶助費、補助費等の数値が類似団体数値を上回っている。人件費・扶助費については、人口の割りに診療所、保育所関係経費が膨らんでいること、補助費については、一部事務組合分の普通交付税参入される公債費が本村へ一括算入され、その分を負担金として支出していることなどが要因として挙げられる。。平成27はその償還がH26で修了したため類似団体の平均に近づいている。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)
目的別歳出の分析欄
議会費、総務費、民生費、農林水産費、商工費、消防費、教育費、災害復旧費、公債費については、類似団体内順位が65位から123位の間にある。衛生費は、診療所会計が普通会計となっているため類似団体と比較すると住民一人当たりのコストは高く推移している。土木費は、若者定住住宅の建設をH23、H26に実施、暴風雪柵設置工事をH27に実施したことが類似団体内順位を引き上げる要因となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)
性質別歳出の分析欄
維持補修費は、全国でも指折りの豪雪地である当村は、除雪費用に巨額の費用を投じている。積立金は、H27が特に住民一人当たりのコストが上昇しているが、公共施設等整備振興基金に2億2千万円、再生可能エネルギー導入促進事業基金に1億と臨時に積立を行なったためである。投資及び出資金は、H27においてのみ村と民間企業で実施する水力発電事業に出資している。
実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)
分析欄
財政調整基金残高は、過疎対策事業、辺地対策策事業の充当額が減少することと、特にH26以降は景気浮揚対策、再生可能エネルギー利用対策等ににより基金を大きく取り崩したため減少している。現在財政状況は健全であると言えるが、財政力の弱い本村では地方交付税の増減等国の政策に影響を受けやすい面があるため、中長期的な財政計画のもとで堅実な財政運営を進める必要がある。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)
分析欄
一般会計を含めた全会計で黒字となっている。一般会計、国民健康保険特別会計では、H26からH27に標準財政規模に対する割合は減少した。簡易水道事業特別会計、特定環境保全公共下水道事業特別会計、浄化槽整備事業特別会計の公営企業会計は黒字幅も少なく、厳しい経営を迫られている。一般会計から繰出金が増加傾向にあることも今後の村の財政運営上重要な課題となっており、料金の見直しを検討し財源の確保に努めていかなければならない。
実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)
分析欄
元利償還金は、H24の辺地事業対策債(村道折渡平林線道路改良工事等)の元金償還開始によりH27においては前年比8.9%の増となっている。組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等は、広域拠点施設の償還が終了したため前年比52%減の76百万円となっている。また、事業費補正により基準財政需要額に算入された公債費(一部事務組合が拠点施設関係整備により起こした地方債)がH27において前年比59.5%減少した影響により、算入公債費等もH27において前年比14.3%減少した。よって平成27年度の分子は、元利償還金等の増等により平成26年度に比べ増加した。
将来負担比率(分子)の構造(2015年度)
分析欄
平成23年度以降は、将来負担額を充当可能財源等が上回っている状況で財政状況は健全であると言える。組合等負担見込額等の負担額が年々減少していることに加え、充当可能基金が近年大幅に増加してことが大きな要因である。しかし地方債残高は景気対策や施設の長寿命化対策費により増加傾向にあり、投資的経費の抑制し地方債の発行についても精査していく必要がある。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体の中で最も高い比率となっている。庁舎や学校施設、児童館、公民館の資産が古いことが要因となっている。
債務償還可能年数の分析欄
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は充当可能財源等が上回っている状況であるが、有形固定資産減価償却率は施設の老朽化により高い比率となっているため、今後施設の建て替え等が必要となった場合は、将来負担比率に影響を及ぼすことが懸念される。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は充当可能財源等が上回っている状況で、実質公債費比率は年々低くなっているが、ここ2年は同水準であり、投資的経費の抑制を図っていく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して、学校施設や公営住宅、児童館、公民館の減価償却率が高い状況となっている。老朽化している施設が多くなっているため、今後計画的な更新等が必要となってくるが、その検討にあたっては慎重に判断していく必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)
施設情報の分析欄
庁舎の減価償却率は類似団体の中で最も高い比率となっている。今後、庁舎のあり方について、検討していく。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
山形県大蔵村の2015年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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