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地方財政ダッシュボード

北海道厚沢部町の財政状況(2019年度)

🏠厚沢部町

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 農業集落排水 国保病院


収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(2年3月末42.9%)に加え、基幹産業である農業においては農家戸数の減少が進み、その他に町内に中心となる産業がないことから財政基盤が弱く、類似団体平均を僅かに下回っている。これまでどおり歳出の徹底的な見直し図りながら、税及び負担金等の徴収強化(収入未済額:対前年度比減(毎年度)、税徴収率:96%維持)を目標として歳入の確保に努める。(元年度税徴収率:97.5%)

経常収支比率の分析欄

過去から職員数及び給与ともに適正な水準を保っており、人件費の占める割合は類似団体と比較し低い。また、公債費についても、実質公債費比率を10%以内に保つよう財政運営を行っており問題はない。引き続き、義務的経費の削減に努め、現在の水準を維持する。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

過去からの人件費抑制により、類似団体と比較し低い水準である。今後も人員配置、給与制度の適正化を継続し現行水準を維持する。

ラスパイレス指数の分析欄

給与体系は過去から低い水準を維持しており、さらに、国の基準を上回る昇格(わたり)、特別昇給制度も廃止済みであり、独自削減を行わなくとも類似団体平均より低い指数で推移している。今後も人事院勧告を基本とした給与体系とすることで類似団体と同程度の指数で推移することが予測される。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

定年退職者の不補充を行ってきたことにより類似団体平均より低い水準である。ただし、近年は大幅な職員の削減は見込めないため、現行水準を基本とした定員の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

過去からの起債制限(実質公債費比率10%以下)により類似団体平均より低い水準にあり、引き続き水準を抑制する。

将来負担比率の分析欄

充当可能基金が多いこと及び人口当たりの職員数、退職手当負担見込額ともに少なく、将来負担を充当可能基金が上回っている。今後も充当可能財源の確保及び職員数の適正化により将来負担を発生させない取り組みを継続する。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

過去からのラスパイレス指数の抑制、行財政改革による新規採用の抑制、手当の大幅削減(管理職手当、特殊勤務手当)により類似団体と比較し大幅に低い水準を保っている。今後も現行水準を基本とした定員適正化に努める。

物件費の分析欄

類似団体平均程度の数値で推移しているが、平成30年度には3つの中学校を1校に統合、令和元年度には3つの保育所についても認定こども園として統合し、その他町民サービスの低下に繋がらない分野の経費圧縮を図る。

扶助費の分析欄

当町で認定された障害者自立支援の対象者が多いため、その給付費が類似団体より高い指数の要因である。法定のサービス給付であり改善の余地はないが、4分の3が国・道の負担であり、町負担については交付税措置されることから実質の財政負担は少ない。

その他の分析欄

類似団体平均値を下回って推移している。本町は面積が広大で豪雪地帯であることから、その年の降雪量が維持補修費(除雪費)の増減に大きく影響する。また繰出金については農業集落排水事業の加入戸数が伸びず不採算による繰出しが必要な状況である。人口減少、高齢化により大幅な加入戸数増加は見込めないが、今後料金の値上げ等により不採算の圧縮に努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均より比較的高く推移している要因は、各一部事務組合(消防・衛生処理)の負担が大きく全体の8割以上を占めているためである。一部事務組合及びその他補助金等を交付している団体については適正な運営が図られているところであるが、今後も継続して経費の縮減に取り組むよう指導や助言等を行い財政負担を軽減する。

公債費の分析欄

健全な水準を維持しており、現段階では起債の償還が財政を圧迫する状況にない。起債の内容については臨時財政対策債、過疎対策事業債が大半を占めており、財政負担の少ない起債が多く、減債基金残高も確保しており問題ない。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経費は人件費を抑制することにより、類似団体平均を大きく下回っている。今後も人件費の適正化により類似団体平均より低い水準を維持する。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

農林水産業費は住民一人当たり145,284円となっている。平成28年度は林業・木材産業構造改革事業等による普通建設事業費の増加により類似団体平均を一時的に上回ったが、平成29年度からは類似団体平均以下の水準に戻っている。衛生費は住民一人当たり126,558円となっており、平成24年度から毎年、類似団体平均と比べて高い水準で推移している。この要因の一つとして国保病院事業特別会計への赤字補填的な繰出金が多額になっていることが挙げられるが、平成28年度から減少に転じて類似団体平均を下回っている。平成30年度は入院患者の減少により類似団体平均を上回ったため、国保病院改革計画に基づき病院機能の見直しや病院事業経営の改革に総合的に取り組み、一般会計の負担額を減らしていくよう努める。教育費は平成29年度に一時的に増加(住民一人当たり236,428円)しているが、これは総合給食センターを整備したことによるものである。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は、住民一人当たり1,165,085円となっており、主な構成項目である人件費は、住民一人当たり149,558円となっている。ラスパイレス指数の抑制、行財政改革による退職者不補充、手当の大幅削減(管理職手当、特殊勤務手当)により130,000円程度で推移していたが、令和元年度からの会計年度任用職員制度への移行が影響し増となっている。今後も現行水準を基本とした定員適正化に努める。・普通建設事業費(うち新規整備)は、前年度に認定こども園の整備事業が終了したことにより住民一人当たり8,265円となり大幅な減となったが、普通建設事業費全体でみると引き続き類似団体平均とほぼ同水準にある。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、事業の取捨選択を徹底しながら、老朽化した施設の更新や長寿命化工事を適切に実施し事業費の低減を図る。

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

令和元年度については、財政調整基金への積立、地方債繰上償還があったため実質単年度収支は黒字となっている。財政健全化の取組を着実に実施したことにより目的基金を含めた基金全体の残高はやや増加しており、実質単年度収支がマイナスとなっても問題はない。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

すべての会計で資金不足は無く、連結実質赤字比率の指標としては問題ない。ただし、国民健康保険病院事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計については、一般会計から毎年度多額の繰出を行っていることから、引き続き経営改善の検討が必要である。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は横ばいからやや増加傾向にある。長期的な視点では、交付税算入率の低い起債が減少するものの、上里ふれあい交流センターや総合給食センター、認定こども園建設等の大型事業に際して地方債発行が増加し、実質公債費比率が上昇することが予測されるが、引き続き適正な水準は確保される見込みであり問題はない。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

将来負担を充当可能財源が上回っており将来負担は発生していない。今後も起債及び職員数の適正管理により将来負担の無い状況を継続する。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金を1億5,000万円取り崩したほか、地方債償還のため減債基金を4,000万円取り崩した一方で、財政調整基金を2億4,000万円、減債基金を8,700万円、公共施設整備基金を1億5,000万円積み立てたことなどにより、基金全体としては2億7,000万円の増となった。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために、財政調整基金を取り崩して個々の特定目的基金、特に公共施設整備基金や減債基金に積み立てていくことを予定しているが、これらの基金は短期的には微増となる予定だが、老朽化施設の更新、地方債償還に充てることから中長期的には減少していく見込み。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金については、本町は財政力指数が0.171と自主財源の割合が低い団体であるため、普通交付税額の変動に備えた積立てを行うことにより増加した。(今後の方針)財政調整基金の残高は、標準財政規模の20%から30%の範囲内を目安として積立・取崩しを行っていくことを予定している。

減債基金

(増減理由)近年大型の整備事業が集中したことから地方債現在高が増加しており、令和4年度に地方債償還のピークを迎えるため、それに備えて積立てを行ってきた。令和元度は8,700万円を積立てたことにより増加。(今後の方針)令和2年度以降は償還のため計画的に取崩しを行うことから減少する予定。(令和12年度まで)

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさとづくり基金:誰もが安全で安心して暮らせる、個性豊かで活力に満ちた『素敵な過疎のまち』を実現するための施策を推進子育て支援事業基金:すべての子どもたちが心身ともに健やかに生まれ育つことのできる環境を整えるための施策を推進(増減理由)公共施設整備基金:今後の公共施設の更新等に備えるため1億4,800万円積み立てたことにより増となった。(今後の方針)公共施設整備基金:老朽化施設の更新事業等に備えて積立を予定していることから令和2年度までは微増となる予定だが、老朽化が進む小中学校や国保病院の改修事業や重点道の駅整備拡充事業などが予定されていることから中長期的には減少傾向にある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当町の有形固定資産減価償却率は、62.2%と類似団体平均を2.7%上回っている。保有する有形固定資産の老朽化が進んでおり、今後も増加が見込まれるが、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づき、公共施設等の適正管理に努める必要がある。

債務償還比率の分析欄

将来負担額を充当可能財源が上回っており、債務償還可能年数は0年となっている。今後も起債制限及び職員数の適正管理等により債務償還可能年数0年を継続できるよう取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担は発生していないが、有形固定資産減価償却率については上昇傾向にあり、類似団体平均より高い水準となっている。今後も公共施設等の老朽化が進み、更新費用等も増えることが予想されるが、公共施設等総合管理計画・個別施設計画に基づき、集約化・長寿命化を計画的に進める必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担を充当可能財源が上回っており将来負担は発生しておらず、実質公債費比率については過去からの起債制限(実質公債費比率10%以下)により、類似団体平均より低い水準にある。今後も起債及び職員数の適正管理により将来負担のない状況を継続し、引き続き水準を抑制する。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

【道路】及び【公営住宅】有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているものの、耐用年数を経過しているものもあるため、今後も適切な維持管理が必要である。【橋梁・トンネル】及び【学校施設】有形固定資産減価償却率は類似団体平均を大幅に上回っている。公共施設等総合管理計画等に基づき、長寿命化や老朽化対策を計画的に行う必要がある。【認定こども園・幼稚園・保育所】平成30年度に町内3保育所を統合し認定こども園を開設したため、有形固定資産減価償却率が大幅に減少している。

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

【体育館・プール】及び【保健センター・保健所】比較的類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が低い状況にある。今後も適切な点検・修繕を行い、長期的に使用していく。【図書館】築35年が経過しており、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を大幅に上回っている。将来的には大規模改修が必要となるが、当面は維持補修を行い管理していく。【一般廃棄物処理施設】及び【消防施設】有形固定資産減価償却率は類似団体平均より高い数値となっている。施設の老朽化は一部事務組合への負担金増にもつながるため、指数の推移には注意する必要がある。【庁舎】平成28年度に実施した長寿命化及び耐震化工事により有形固定資産減価償却率が減少しており、その後は類似団体と同程度を推移している。

財務書類に関する情報①(2019年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、減価償却による資産の減少が取得額を上回ったこと等により、資産総額が前年度末から648百万円減少(▲2.2%)となった。負債総額は、固定負債の地方債、退職手当引当金の減少等により前年度よりも388百万円減少(▲7.1%)となった。簡易水道事業会計、農業集落排水事業会計等を加えた全体では、資産総額は前年度末から872百万円減少(▲2.5%)し、負債総額は前年度末から406百万円減少(▲6.2%)した。資産総額は、上水道管、下水道管等のインフラ資産を計上していること等により、一般会計等に比べて5,376百万円多くなるが、負債総額も農業集落排水施設機能強化対策事業に地方債(固定負債)を充当したこと等から、1,044百万円多くなっている。檜山広域行政組合、北海道後期高齢者医療広域連合党や第三セクターの厚沢部町農業振興公社、素敵な過疎づくり(株)等を加えた連結では、資産総額は一般会計等と比べて7,392百万円多くなるが、負債総額は借入金等が少ないことから1,094百万円多い程度である。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は4,264百万円となり、業務費用の方が移転費用よりも多く、最も金額が大きいのは減価償却費や維持補修費を含む物件費等(2,127百万円)で純行政コストの54.1%を占めている。施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより、経費の縮減に努める。全体では、一般会計等に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が343百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が815百万円多くなり、純行政コストは1,405百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が691百万円多くなっている一方,人件費が610百万円多くなっているなど、経常費使用が3,165百万円多くなり、純行政コストは2,475百万円多くなっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(3,535百万円)が純行政コスト(3,928百万円)を下回ったことから、本年度差額は▲393百万円となり、純資産残高は259百万円の減少となった。全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が409百万円多くなっており、本年度差額は605百万円となり、純資産残高は468百万円の減少となった。連結では、北海道後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから一般会計等と比べて財源が2,224百万円多くなっており、本年度差額は▲644百万円、純資産残高は467百万円の減少となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は575百万円であったが、投資活動収支については、財政調整基金や公共施設等整備基金等への積立てを行ったことから、▲331百万円となっている。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから243百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から前年度から1百万円増加し、84百万円となった。全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等収入に含まれ、水道料金等の使用料及び手数料収入があるものの、人件費や物件費等、補助金等支出が多く、業務活動収支は一般会計等より205百万円少ない370百万円となっている。投資活動収支では、国保事業財政調整基金や簡易水道事業財政調整基金等への積立てを行ったため、▲104百万円となっている。財務活動収支は、地方債償還支出が地方債発行収入を上回ったことから、▲249百万円となり、本年度末資金残高は前年度から16百万円増加し、136百万円となった。連結では、檜山広域行政組合や第三セクター素敵な過疎づくり(株)等の収入が業務収入に含まれるものの、人件費や物件費等、補助金等支出が多く、業務活動収支は一般会計等より189百万円少ない386百万円となっている。投資活動収支及び財務活動収支は全体とほぼ同額となっている。

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は類似団体平均を上回っており、従来から比較的負債が少なく健全な水準を維持している。負債の大半を占めているのは、過疎対策事業債のほか、地方交付税の不足を補うために特例的に発行している臨時財政対策債である。このた止め、臨時財政対策債等の特例的な地方債を除いた地方債残高を分子として、社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体平均を下回る11.1%となっている。なお、仮に臨時財政対策債の残高を負債額から除いた場合、純資産比率は86.7%となる。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは類似団体平均を下回っている。特に、従来から職員数及び給与ともに適正な水準を保っており人件費の抑制を図ってきたことから、類似団体と比較し低い水準になっていると考えられる。今後も人員配置、給与制度の適正化を継続し現行水準を維持する。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は134.4万円となっており、類似団体平均を下回っている。近年の大型事業により増加傾向にはあるが、引き続き適正な水準は確保される見込みであり問題はないと考えている。基礎的財政収支は、基金取崩収入及び基金積立金支出を除いた投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、532百万円の黒字となっており、類似団体平均を上回っている。投資活動収支が赤字となっているのは、地方債を発行して、重点道の駅整備事業等、施設整備を行ったためである。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は8.4%で類似団体平均を上回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的高くなっている。今後も公共施設等の使用料の見直し等を行うとともに、行財政改革により経費の削減に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,